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巨衝・ワイラーが異常心理サスペンスに挑んだ傑作。蝶の収集を生きがいとする若い銀行員フレディ。ある日、フットボールの賭で大金を手に入れた彼は、もっと美しいものを収集しようと企て、人里離れた一軒屋を手に入れる。はたして彼の目的は、若く美しい女ミランダだった。麻酔をかがされてその別荘に閉じ込められたミランダ。フレディは彼女に何をする訳でもなくただじっと観察を続けるのだが……。
製作年: |
1965年 |
---|---|
製作国: |
アメリカ |
原題: |
THE COLLECTOR |
受賞記録: |
1965年 カンヌ国際映画祭 男優賞
1965年 ゴールデン・グローブ 女優賞(ドラマ) |
監督: |
ウィリアム・ワイラー |
---|---|
製作: |
ジョン・コーン 、 ジャド・キンバーグ |
出演: |
テレンス・スタンプ 、 サマンサ・エッガー 、 モナ・ウォッシュボーン 、 モーリス・バリモア 、 モーリス・ダリモア 、 モーリス・バリモア |
脚本: |
スタンリー・マン 、 ジョン・コーン 、 スタンリー・マン 、 ジョン・コーン |
原作: |
ジョン・ファウルズ 、 ジョン・ファウルズ |
撮影: |
ロバート・サーティース 、 ロバート・クラスカー |
音楽: |
モーリス・ジャール |
巨衝・ワイラーが異常心理サスペンスに挑んだ傑作。蝶の収集を生きがいとする若い銀行員フレディ。ある日、フットボールの賭で大金を手に入れた彼は、もっと美しいものを収集しようと企て、人里離れた一軒屋を手に入れる。はたして彼の目的は、若く美しい女ミランダだった。麻酔をかがされてその別荘に閉じ込められたミランダ。フレディは彼女に何をする訳でもなくただじっと観察を続けるのだが……。
製作年: |
1965年 |
---|---|
製作国: |
アメリカ |
原題: |
THE COLLECTOR |
受賞記録: |
1965年 カンヌ国際映画祭 男優賞
1965年 ゴールデン・グローブ 女優賞(ドラマ) |
監督: |
ウィリアム・ワイラー |
---|---|
製作: |
ジョン・コーン 、 ジャド・キンバーグ |
出演: |
テレンス・スタンプ 、 サマンサ・エッガー 、 モナ・ウォッシュボーン 、 モーリス・バリモア 、 モーリス・ダリモア 、 モーリス・バリモア |
脚本: |
スタンリー・マン 、 ジョン・コーン 、 スタンリー・マン 、 ジョン・コーン |
---|---|
原作: |
ジョン・ファウルズ 、 ジョン・ファウルズ |
撮影: |
ロバート・サーティース 、 ロバート・クラスカー |
音楽: |
モーリス・ジャール |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
119分 | 日本語・英語 | 1:ドルビーデジタル/モノラル/英語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
RDD10025 | 2003年05月26日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
8枚 | 1人 | 0人 |
収録時間:
119分
字幕:
日本語・英語
音声:
1:ドルビーデジタル/モノラル/英語
レイティング:
記番:
RDD10025
レンタル開始日:
2003年05月26日
在庫枚数
8枚
1位登録者:
1人
2位登録者:
0人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
119分 | 日本語・英語 | 1:ドルビーデジタル/モノラル/英語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
RDD10025 | 2003年05月26日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
8枚 | 1人 | 0人 |
収録時間:
119分
字幕:
日本語・英語
音声:
1:ドルビーデジタル/モノラル/英語
レイティング:
記番:
RDD10025
レンタル開始日:
2003年05月26日
在庫枚数
8枚
1位登録者:
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2位登録者:
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「コレクター」といえば、もちろん本作です。
子供の頃からテレビで何度も見ました。これこそが異常な愛です。
蝶の収集のシーンが不気味なシナリオを暗示してます。同じように気に入った女性をフレディは、計画的に誘拐して監禁してしまう。粗末な部屋ではなく、ミランダ好みの調度品を準備する。大切に大切に保存するかのごとく・・・虐待することもない、ただ自分を愛して欲しいだけ・・・
なんとか逃走を試みるミランダ。男も馬鹿ではない。嘘を見抜かれ、ことごとく失敗。次第に衰弱していくミランダ。彼女の死にボーゼンとするが・・・
ミランダは頭が良すぎた。次は頭の悪い娘がいいと・・・また町を車で徘徊し女性たちを物色するフレディ。収集はつづく・・・
全然!!懲りてねぇー でもサスペンスの傑作です。
このレビューは気に入りましたか? 8人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
さすが巨匠 William Wyler と唸うらせられる異常心理映画です。当然、John Fowles の原作(共同脚本にも参加)が佳いのですが、舞台が英国であるところからして異常心理モノの香りがプンプンしますね。
映画冒頭、広々とした芝生の景色、と思う間に捕虫網を持つ男 Freddie Clegg (演じるは Terence Stamp)が画面横から現れ、蝶をつかまえるや殺虫壜に入れてコルク栓で閉じ込めるシーンへと続きます。ジャム壜程度のその底には白い脱脂綿が敷き詰められていますから、そこに殺虫液を染みこませているのでしょう。
囚われた蝶は、それでもすぐに死ぬこともなくパタパタと動いていますが、これがのちに同じ男に捕らわれることになるヒロインの美術学校生 Miranda Grey(演じるは Samantha Eggar)のイメージにつながります。男は自然の中で蝶を愛でる人格ではなく、さらには採集観察を行うレベルで満足する人格でもない。美しいものを捕らえて生命を奪い、人工的防腐を施して標本化することが最初からの目的なのですね。
この映画の主演二人に賞を与えたところはさすがカンヌ、さすがフランスだと思いますが、今から40数年も前ですとこの映画のテーマは当時の観客にとってかなりショッキングなものだったでしょう。わが国の異常監禁・殺人事件を振返っても、女子高校生監禁コンクリート詰め殺人事件、宮ア勤の東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事、オウム真理教による各種監禁殺人、神戸の酒鬼薔薇聖斗による小学生惨殺事件、桶川ストーカー等々、みな80年代から90年代にかけてのものですからね。
映画では異常精神の主人公 Freddie は憧れている女学生を結局は「監禁してしまう」のですが、その最終手段に至るまでの彼の心理と行動はいわゆる今で言う「ストーカー」のものです。Starker:忍び寄るもの、という言葉が社会的問題の用語として使われるようになったのは合衆国でも80年代からであり、カリフォルニア州で規制法案が施行されたのがやっと90年から。わが国はかなり遅れて95年あたりから社会的に認知されるようになり、2000年11月24日にストーカー規制法が施行されるまでには埼玉県の桶川女子大生の尊い命が異常者によって奪われるという痛ましい犠牲を経なければなりませんでした。
近年発生した北海道・東京連続少女監禁事件でも、犯人は青森県五所川原市の資産家の家庭に生まれ、元警察署長を祖父に持つ異常性格の男だったわけですが、自分を王子様とか呼ばせていたこの馬鹿が、輪をかけて馬鹿な親から与えられた金で自由気ままに使えるマンションの部屋を手に入れて他人の人生を弄んで好き放題していたわけですが、映画の主人公 Freddie もフットボールの賭博で大金を手に入れたことで妄想に現実世界を突破させる拍車をかけてしまいました。異常者に金を持たすとロクなことにならないのは古今東西世界共通事項ですなぁ。
実はストーカーになりやすい人格は溺愛されて育てられた子に芽生えることもあるそうですが、その逆の「虐待を受け、愛情を与えられずに育った場合に、独りになる恐怖感や劣等感から、誰かと一緒にいないと自分を保てなくなり、その結果、対象者を失うときにパニック状態になり、ストーカーとなっていく」ケースがあるそうで、本作品の主人公は後者のパターンでしょうね。普段から性別を超えて職場でも浮いた存在であったのは彼のコミュニケーション能力の無さが原因でしょうし、「君に乱暴はしない」とかいいながら普通の人間にとって空気のような自由を奪うということがどれほど強烈な暴力であるかを全然理解できてないし、終盤なんとか外界へ出るために体をはるMirandaに対して「女ならロンドンに行けば好きなときに抱ける、尊敬していたのに娼婦と同じだ。目的のためならなんでもする!」と逆切れするところなどは、この自己中心男の恐ろしさを際立たせます。Wyler監督はこの作品で訴えたかったのは「男と女の根本的な違い」だとか「異常な男に独占欲が宿ったときの怖さ」でしょうか。いずれにせよ、 Freddie が振りかざしているものは愛でも何でもないのですよ、ということでしょうね。
防犯コラムのサイト情報によると、ストーカーの特徴とは、
・拒絶・拒否を受け入れる事ができない、自己中心的
・自分の弱点や劣等感を感じていても、自分で認めようとしない
・大人になりきれない幼児性
・一度怒る止まらない・短気
・最初は、優しくて場合によっては魅力的
のようなものだそうですから、女性は「優しそうな外見に騙されないように」して頂きたいものですね。もちろん「男性」も!
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ユーザーレビュー:24件
投稿日
2010/06/14
レビュアー
エコエコアザラク※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
「コレクター」といえば、もちろん本作です。
子供の頃からテレビで何度も見ました。これこそが異常な愛です。
蝶の収集のシーンが不気味なシナリオを暗示してます。同じように気に入った女性をフレディは、計画的に誘拐して監禁してしまう。粗末な部屋ではなく、ミランダ好みの調度品を準備する。大切に大切に保存するかのごとく・・・虐待することもない、ただ自分を愛して欲しいだけ・・・
なんとか逃走を試みるミランダ。男も馬鹿ではない。嘘を見抜かれ、ことごとく失敗。次第に衰弱していくミランダ。彼女の死にボーゼンとするが・・・
ミランダは頭が良すぎた。次は頭の悪い娘がいいと・・・また町を車で徘徊し女性たちを物色するフレディ。収集はつづく・・・
全然!!懲りてねぇー でもサスペンスの傑作です。
投稿日
2007/07/18
レビュアー
KUBOCHIN※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
さすが巨匠 William Wyler と唸うらせられる異常心理映画です。当然、John Fowles の原作(共同脚本にも参加)が佳いのですが、舞台が英国であるところからして異常心理モノの香りがプンプンしますね。
映画冒頭、広々とした芝生の景色、と思う間に捕虫網を持つ男 Freddie Clegg (演じるは Terence Stamp)が画面横から現れ、蝶をつかまえるや殺虫壜に入れてコルク栓で閉じ込めるシーンへと続きます。ジャム壜程度のその底には白い脱脂綿が敷き詰められていますから、そこに殺虫液を染みこませているのでしょう。
囚われた蝶は、それでもすぐに死ぬこともなくパタパタと動いていますが、これがのちに同じ男に捕らわれることになるヒロインの美術学校生 Miranda Grey(演じるは Samantha Eggar)のイメージにつながります。男は自然の中で蝶を愛でる人格ではなく、さらには採集観察を行うレベルで満足する人格でもない。美しいものを捕らえて生命を奪い、人工的防腐を施して標本化することが最初からの目的なのですね。
この映画の主演二人に賞を与えたところはさすがカンヌ、さすがフランスだと思いますが、今から40数年も前ですとこの映画のテーマは当時の観客にとってかなりショッキングなものだったでしょう。わが国の異常監禁・殺人事件を振返っても、女子高校生監禁コンクリート詰め殺人事件、宮ア勤の東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事、オウム真理教による各種監禁殺人、神戸の酒鬼薔薇聖斗による小学生惨殺事件、桶川ストーカー等々、みな80年代から90年代にかけてのものですからね。
映画では異常精神の主人公 Freddie は憧れている女学生を結局は「監禁してしまう」のですが、その最終手段に至るまでの彼の心理と行動はいわゆる今で言う「ストーカー」のものです。Starker:忍び寄るもの、という言葉が社会的問題の用語として使われるようになったのは合衆国でも80年代からであり、カリフォルニア州で規制法案が施行されたのがやっと90年から。わが国はかなり遅れて95年あたりから社会的に認知されるようになり、2000年11月24日にストーカー規制法が施行されるまでには埼玉県の桶川女子大生の尊い命が異常者によって奪われるという痛ましい犠牲を経なければなりませんでした。
近年発生した北海道・東京連続少女監禁事件でも、犯人は青森県五所川原市の資産家の家庭に生まれ、元警察署長を祖父に持つ異常性格の男だったわけですが、自分を王子様とか呼ばせていたこの馬鹿が、輪をかけて馬鹿な親から与えられた金で自由気ままに使えるマンションの部屋を手に入れて他人の人生を弄んで好き放題していたわけですが、映画の主人公 Freddie もフットボールの賭博で大金を手に入れたことで妄想に現実世界を突破させる拍車をかけてしまいました。異常者に金を持たすとロクなことにならないのは古今東西世界共通事項ですなぁ。
実はストーカーになりやすい人格は溺愛されて育てられた子に芽生えることもあるそうですが、その逆の「虐待を受け、愛情を与えられずに育った場合に、独りになる恐怖感や劣等感から、誰かと一緒にいないと自分を保てなくなり、その結果、対象者を失うときにパニック状態になり、ストーカーとなっていく」ケースがあるそうで、本作品の主人公は後者のパターンでしょうね。普段から性別を超えて職場でも浮いた存在であったのは彼のコミュニケーション能力の無さが原因でしょうし、「君に乱暴はしない」とかいいながら普通の人間にとって空気のような自由を奪うということがどれほど強烈な暴力であるかを全然理解できてないし、終盤なんとか外界へ出るために体をはるMirandaに対して「女ならロンドンに行けば好きなときに抱ける、尊敬していたのに娼婦と同じだ。目的のためならなんでもする!」と逆切れするところなどは、この自己中心男の恐ろしさを際立たせます。Wyler監督はこの作品で訴えたかったのは「男と女の根本的な違い」だとか「異常な男に独占欲が宿ったときの怖さ」でしょうか。いずれにせよ、 Freddie が振りかざしているものは愛でも何でもないのですよ、ということでしょうね。
防犯コラムのサイト情報によると、ストーカーの特徴とは、
・拒絶・拒否を受け入れる事ができない、自己中心的
・自分の弱点や劣等感を感じていても、自分で認めようとしない
・大人になりきれない幼児性
・一度怒る止まらない・短気
・最初は、優しくて場合によっては魅力的
のようなものだそうですから、女性は「優しそうな外見に騙されないように」して頂きたいものですね。もちろん「男性」も!
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