野獣暁に死す / モンゴメリー・フォード
野獣暁に死す
/トニーノ・チェルビィ
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(4)
解説・ストーリー
イタリア映画界の名プロデューサー、トニーノ・チェルビが、ダリオ・アルジェントの脚本を映画化したマカロニウエスタン。模範囚として釈放されたビルは、恋人を殺し無実の罪を着せた男・フェゴーを追い求めて旅に出る。敵役として仲代達矢が出演。
イタリア映画界の名プロデューサー、トニーノ・チェルビが、ダリオ・アルジェントの脚本を映画化したマカロニウエスタン。模範囚として釈放されたビルは、恋人を殺し無実の罪を着せた男・フェゴーを追い求めて旅に出る。敵役として仲代達矢が出演。
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「野獣暁に死す」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
イタリア映画界の名プロデューサー、トニーノ・チェルビが、ダリオ・アルジェントの脚本を映画化したマカロニウエスタン。模範囚として釈放されたビルは、恋人を殺し無実の罪を着せた男・フェゴーを追い求めて旅に出る。敵役として仲代達矢が出演。
「野獣暁に死す」 の作品情報
「野獣暁に死す」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
野獣暁に死す スペシャル・エディションの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
91分 |
イタリア語音声用字幕・英語音声用字幕・吹替音声用字幕 |
1:ドルビーデジタル/モノラル/イタリア語 2:ドルビーデジタル/モノラル/英語 3:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
OPSDR753 |
2007年06月21日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
7枚
|
0人
|
0人
|
イタリア語音声用字幕・英語音声用字幕・吹替音声用字幕
1:ドルビーデジタル/モノラル/イタリア語
2:ドルビーデジタル/モノラル/英語
3:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
野獣暁に死す スペシャル・エディションの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
91分 |
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1:ドルビーデジタル/モノラル/イタリア語 2:ドルビーデジタル/モノラル/英語 3:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
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OPSDR753 |
2007年06月21日
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ユーザーレビュー:4件
野獣暁に死す
投稿日:2020/05/16
レビュアー:片山刑事
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
冤罪で5年刑務所にいた主人公が自分を刑務所に入れて妻を殺したカタキ役を追いかける話。
90分の短さに主人公の出所、仲間集め、カタキ役の紹介、対決とサクサクと進んでいきます。全部が娯楽映画の王道、基本のような展開で楽しかったです。そしてなんといっても日本人として嬉しいのがカタキ役として仲代達矢さんが出てきて、それも結構な割合で出ていて嬉しい気持ちになれるのが1番の映画でした。
ただ話がダイジェスト感いっぱいで、主人公が出所して仲間を集めるために大金を持っていきますが、そのお金がどこから出て何のお金なのかとか一切わからず、仲間集めもこういう映画では1番楽しいシーンだと思いますが、仲間たちの個性もほとんどなくて見分けがつかないまま進んでいっちゃいました。クライマックスの森での戦いも敵を1人また1人とやっつけていきますが、気づいたら仲代達矢さん1人になっているかのような見せ方で全く盛り上がらないクライマックスでした。
そして仲代達矢さんが登場するたびに中国の京劇で流れるようなオリエンタルな音楽が流れるのが楽しかったです。なぜかマチェーテを日本刀のように扱うのとかもよかったです。
90分楽しめるエンタメ映画だったと思います。
このレビューは気に入りましたか?
6人の会員が気に入ったと投稿しています
たのむ!そこで仲代にニホントウを!
投稿日:2019/08/12
レビュアー:ぴよさん
そこそこ観てきたと思ってたけれど、世の中にはまだまだ妙な西部劇があるもんだ。『野獣暁に死す』
“野獣”とは外ならぬ、われらが仲代達矢に捧げられた邦題だ(原題は『いいこともありゃわるいこともある』みたいなボヤけたタイトル)洋装の仲代が、堂々たるガンマンを演じている。『レッドサン』の様な変な、オサムライさん扱いじゃない。
ゴリゴリのマカロニウェスタンに説明もなく東洋人が紛れ込んで、ちゃっかりメキシコ人の悪党を演じているのだが、これが案外、違和感が無い。西部劇の舞台はだいたい陽当たりが強くて、みんな目を細めがちなのに、仲代ったらずっとあのギョロ目、そしてぐるりと空間を見回して不思議な間を作ってからセリフを放つ。それが、何を考えてるか分からない、不気味なヴィラン像を作り出している。
主人公カイオワ(モンゴメリー・フォード)は、信用していた友人のフェゴー(仲代)に裏切られ、妻殺しの濡れ衣を着せられる。5年の刑期を終えたカイオワは、仲間を集め、強盗団の首領となったフェゴーに復讐戦を挑む。
…しかしなんというかこの映画、ツボを押さえているようで、まるきり外しまくっている。これは監督のトニーノ・チェルビィの“お戯れ”のせいだ。
トニーノ・チェルビィことアントニオ・チェルビィ。彼はベルトルッチの『殺し』やフランチェスコ・ロージ『真実の瞬間』など、イタリア・ネオリアリズモ系のプロデューサーとして有名。その一方で『用心棒』や『大菩薩峠』を観て、仲代達矢という俳優に惚れ込んでしまった。そして「ナカダイ主演で西部劇を撮ってみたい!」と猛アプローチをかけた。 で、よせばいいのに本業を忘れて「ナカダイが出てくれるなら、俺が撮る!」と監督をやっちゃったのだ。
この映画の出来の悪さは、プロデューサーが「売らんかな」で作った弊害、例えばカイオワが方々を回って腕利きを集めるシークエンスにも表れている。『七人の侍』に始まるリクルートシーンだが、外枠だけうまく設えてやればいいだろうという、適当さ。しかしここにこそ、無口な男達が一瞬で認め合い、命を預けあうという、その奇跡的な出会いを描写する必要があるのだ。ただ、奇抜なキャラを揃えればいいというものではない。 撃ち合いにだって、理由があり、過程があるもの。そこを構築しないまま、行き当たりばったりで戦わせ、主人公はなぜか都合よく助かるなんて事をやってちゃ、気持ちの入れ込みようがない。
畑違いのプロデューサー監督が「西部劇ってこんなもんでしょ」くらいの気持ちで撮ったら、うまくいくはずがない。
主人公の五人組も凄腕を発揮せず、こっそり木の上からナイフを投げてみたり、そっと背後から飛びついたりと爽快感が無い。これはもしやニンジャを意識してるのか? (脚本に若きダリオ・アルジェントの名がある。それを踏まえると、ちょっとスリラーチックなところはその片鱗だろうか)
不慣れな異国の地で仲代は、無感情な主人公をカバーするかのように奮闘するが、いかんせん舞台がフニャフニャで、足の踏ん張りようも無い。せめてもの見せ場で、仲代がとどめを刺すときにカタナを使うのだが、それがペラペラの山刀でいかにも情けない。ここは、もう考証なんか考えず、日本刀を持たせてあげりゃよかった。そしたら『用心棒』の桑畑三十郎VS卯之助の、武器を違えての再戦になったのに! 仲代ファンのプロデューサーなら、そこまでやって欲しかったなぁ。
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3人の会員が気に入ったと投稿しています
やっぱり仲代達矢が目立ってますね。
投稿日:2019/09/01
レビュアー:さっちゃん
ぴよさんのレビューを読んでからなので監督が仲代達矢に惚れ込んでの製作などの裏話も知っての上でのレビューになります。これは切り口を変えないと何だかなぞりになってしまうような気がします。
まぁ、突っ込もうと思えば突っ込めるところが多々あります。主人公のカイオワが出獄してから知り合いのところで大金を受け取る場面がありますが、あれは何?カイオワの父親の遺産か?(終盤の回想シーンで父親が金持ちというのが出てきたので。)でも最初のやり取りだけでは何だか盗んだ金のようにも見えますからね。
あと、4人の腕利きを雇うのですが、こういった展開だと各人の得意技があって、それを活かした闘い方をするのが見せ場になるものだけれど、本作では、あんまり違いが明確でないのが脚本や演出の手落ちだと思います。
それから仲代達矢の出番になると妙なオリエンタルな音楽が流れるのは監督の勘違いかな?どうもヨーロッパあたりでは(この時代ならなお)中国、朝鮮半島、日本の違いを区分できない描写が多いという例なのかもしれません。
ただ、色んな映画を制作してきただけあって面白くしようとする意欲は買えるかなと思います。クライマックスの強盗団を個別に襲って戦力を徐々に削いでいく作戦とか(その割には打ち合わせがおざなりなのはどうかと思いますが。)、ライフルに布をぐるぐる巻きにしてサイレンサーみたいに銃声を小さくして距離を遠く錯覚させる作戦とか。
まぁ、それなりの形にはなっているんだけれど、ひとつにはあれもこれも詰め込み過ぎた点と主人公の憎悪があまり感じられなかった点が最後まで緊迫感を感じられなかった要素かもしれませんね。
ただ、仲代達矢の演技だけは一見の価値がありますよ。何だかさらっとしたような他の俳優の演技に比べるとクサいくらいのねちっこい顔と眼の演技が目立って全体の中で浮くほどの力が入っておりました。あれじゃ、ぴよさんが「ニホントウを!」と叫びたくなるのも分かります。もっともマチェーテであっても構えが刀のそれでしたが。そこに国籍不明のオリエンタル・ミュージックが被さるのはシュールですよ。
何だか貶してばっかりみたいなレビューで済みませんが出来はそれなりながら仲代達矢という異分子が混ざったことで不思議な魅力が出ております。「俺の時間を返せ〜!」というような時間に余裕のない方にはお薦めしませんが。
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2人の会員が気に入ったと投稿しています
マカロニにしては、のんびり安心して観られます
投稿日:2007/10/22
レビュアー:ミチロー
仲代達矢の7・3の髪型が気になった。
みんなこぎれいだし…悪役はもっと汚いのがいい。
内容も中途半端ゆえに…ほのぼの、各ガンマンの個性が際立っていなかった。
やはり名プロデューサーでも、初監督はどうでしょう。
緊張感や爽快感があまり無い、ちょっとだらだらしたマカロニウエスタンでした。
でも、嫌いじゃないです。
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ユーザーレビュー
野獣暁に死す
投稿日
2020/05/16
レビュアー
片山刑事
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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冤罪で5年刑務所にいた主人公が自分を刑務所に入れて妻を殺したカタキ役を追いかける話。
90分の短さに主人公の出所、仲間集め、カタキ役の紹介、対決とサクサクと進んでいきます。全部が娯楽映画の王道、基本のような展開で楽しかったです。そしてなんといっても日本人として嬉しいのがカタキ役として仲代達矢さんが出てきて、それも結構な割合で出ていて嬉しい気持ちになれるのが1番の映画でした。
ただ話がダイジェスト感いっぱいで、主人公が出所して仲間を集めるために大金を持っていきますが、そのお金がどこから出て何のお金なのかとか一切わからず、仲間集めもこういう映画では1番楽しいシーンだと思いますが、仲間たちの個性もほとんどなくて見分けがつかないまま進んでいっちゃいました。クライマックスの森での戦いも敵を1人また1人とやっつけていきますが、気づいたら仲代達矢さん1人になっているかのような見せ方で全く盛り上がらないクライマックスでした。
そして仲代達矢さんが登場するたびに中国の京劇で流れるようなオリエンタルな音楽が流れるのが楽しかったです。なぜかマチェーテを日本刀のように扱うのとかもよかったです。
90分楽しめるエンタメ映画だったと思います。
たのむ!そこで仲代にニホントウを!
投稿日
2019/08/12
レビュアー
ぴよさん
そこそこ観てきたと思ってたけれど、世の中にはまだまだ妙な西部劇があるもんだ。『野獣暁に死す』
“野獣”とは外ならぬ、われらが仲代達矢に捧げられた邦題だ(原題は『いいこともありゃわるいこともある』みたいなボヤけたタイトル)洋装の仲代が、堂々たるガンマンを演じている。『レッドサン』の様な変な、オサムライさん扱いじゃない。
ゴリゴリのマカロニウェスタンに説明もなく東洋人が紛れ込んで、ちゃっかりメキシコ人の悪党を演じているのだが、これが案外、違和感が無い。西部劇の舞台はだいたい陽当たりが強くて、みんな目を細めがちなのに、仲代ったらずっとあのギョロ目、そしてぐるりと空間を見回して不思議な間を作ってからセリフを放つ。それが、何を考えてるか分からない、不気味なヴィラン像を作り出している。
主人公カイオワ(モンゴメリー・フォード)は、信用していた友人のフェゴー(仲代)に裏切られ、妻殺しの濡れ衣を着せられる。5年の刑期を終えたカイオワは、仲間を集め、強盗団の首領となったフェゴーに復讐戦を挑む。
…しかしなんというかこの映画、ツボを押さえているようで、まるきり外しまくっている。これは監督のトニーノ・チェルビィの“お戯れ”のせいだ。
トニーノ・チェルビィことアントニオ・チェルビィ。彼はベルトルッチの『殺し』やフランチェスコ・ロージ『真実の瞬間』など、イタリア・ネオリアリズモ系のプロデューサーとして有名。その一方で『用心棒』や『大菩薩峠』を観て、仲代達矢という俳優に惚れ込んでしまった。そして「ナカダイ主演で西部劇を撮ってみたい!」と猛アプローチをかけた。 で、よせばいいのに本業を忘れて「ナカダイが出てくれるなら、俺が撮る!」と監督をやっちゃったのだ。
この映画の出来の悪さは、プロデューサーが「売らんかな」で作った弊害、例えばカイオワが方々を回って腕利きを集めるシークエンスにも表れている。『七人の侍』に始まるリクルートシーンだが、外枠だけうまく設えてやればいいだろうという、適当さ。しかしここにこそ、無口な男達が一瞬で認め合い、命を預けあうという、その奇跡的な出会いを描写する必要があるのだ。ただ、奇抜なキャラを揃えればいいというものではない。 撃ち合いにだって、理由があり、過程があるもの。そこを構築しないまま、行き当たりばったりで戦わせ、主人公はなぜか都合よく助かるなんて事をやってちゃ、気持ちの入れ込みようがない。
畑違いのプロデューサー監督が「西部劇ってこんなもんでしょ」くらいの気持ちで撮ったら、うまくいくはずがない。
主人公の五人組も凄腕を発揮せず、こっそり木の上からナイフを投げてみたり、そっと背後から飛びついたりと爽快感が無い。これはもしやニンジャを意識してるのか? (脚本に若きダリオ・アルジェントの名がある。それを踏まえると、ちょっとスリラーチックなところはその片鱗だろうか)
不慣れな異国の地で仲代は、無感情な主人公をカバーするかのように奮闘するが、いかんせん舞台がフニャフニャで、足の踏ん張りようも無い。せめてもの見せ場で、仲代がとどめを刺すときにカタナを使うのだが、それがペラペラの山刀でいかにも情けない。ここは、もう考証なんか考えず、日本刀を持たせてあげりゃよかった。そしたら『用心棒』の桑畑三十郎VS卯之助の、武器を違えての再戦になったのに! 仲代ファンのプロデューサーなら、そこまでやって欲しかったなぁ。
やっぱり仲代達矢が目立ってますね。
投稿日
2019/09/01
レビュアー
さっちゃん
ぴよさんのレビューを読んでからなので監督が仲代達矢に惚れ込んでの製作などの裏話も知っての上でのレビューになります。これは切り口を変えないと何だかなぞりになってしまうような気がします。
まぁ、突っ込もうと思えば突っ込めるところが多々あります。主人公のカイオワが出獄してから知り合いのところで大金を受け取る場面がありますが、あれは何?カイオワの父親の遺産か?(終盤の回想シーンで父親が金持ちというのが出てきたので。)でも最初のやり取りだけでは何だか盗んだ金のようにも見えますからね。
あと、4人の腕利きを雇うのですが、こういった展開だと各人の得意技があって、それを活かした闘い方をするのが見せ場になるものだけれど、本作では、あんまり違いが明確でないのが脚本や演出の手落ちだと思います。
それから仲代達矢の出番になると妙なオリエンタルな音楽が流れるのは監督の勘違いかな?どうもヨーロッパあたりでは(この時代ならなお)中国、朝鮮半島、日本の違いを区分できない描写が多いという例なのかもしれません。
ただ、色んな映画を制作してきただけあって面白くしようとする意欲は買えるかなと思います。クライマックスの強盗団を個別に襲って戦力を徐々に削いでいく作戦とか(その割には打ち合わせがおざなりなのはどうかと思いますが。)、ライフルに布をぐるぐる巻きにしてサイレンサーみたいに銃声を小さくして距離を遠く錯覚させる作戦とか。
まぁ、それなりの形にはなっているんだけれど、ひとつにはあれもこれも詰め込み過ぎた点と主人公の憎悪があまり感じられなかった点が最後まで緊迫感を感じられなかった要素かもしれませんね。
ただ、仲代達矢の演技だけは一見の価値がありますよ。何だかさらっとしたような他の俳優の演技に比べるとクサいくらいのねちっこい顔と眼の演技が目立って全体の中で浮くほどの力が入っておりました。あれじゃ、ぴよさんが「ニホントウを!」と叫びたくなるのも分かります。もっともマチェーテであっても構えが刀のそれでしたが。そこに国籍不明のオリエンタル・ミュージックが被さるのはシュールですよ。
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マカロニにしては、のんびり安心して観られます
投稿日
2007/10/22
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ミチロー
仲代達矢の7・3の髪型が気になった。
みんなこぎれいだし…悪役はもっと汚いのがいい。
内容も中途半端ゆえに…ほのぼの、各ガンマンの個性が際立っていなかった。
やはり名プロデューサーでも、初監督はどうでしょう。
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野獣暁に死す
(C)1968 - Splendid/P.A.C. - Produzioni Atals Cinematografica - Rewind Film S.r.l. All rights reserved ※こちらはイメージ画像になります。