トランザム７０００

　公開時は小学生でその年のベストテンに入れるほど好きだった作品です。二本立てなのに居座って二回見ました。
　それから、えー、約３０年ぶりですか。
　まあ他愛なく楽しめました。記憶の中では、もっとテンポがよく笑いのセンスもあった映画でしたけれども。
　ぐっと面白くなるのは、やはりサリー・フィールドの逃げ出した花嫁が出て来てからです。物語では２８歳という設定でしたが、キュートです。『ノーマ・レイ』以前の彼女は可愛い子ちゃん扱いされていて、本人はきっと不満だったのでしょうけど、この作品の彼女はとっても可愛い。実生活でもバート・レイノルズと付き合っていたんでしたよね。
　しかしスレンダーで非ブロンド、こういう映画を好むアメリカ人男性に好かれそうとも思えませんが、そんな彼女をヒロインにしたところにセンスの良さを感じます。くどいレイノルズの毒消しになっていると感じるのは、日本人だからでしょうか。
　この作品はスタントマン出身のハル・ニーダム監督の第一作でなかったかと思いますが、カントリーのリズムも心地よい、気持ちのよいアクション・コメディを作りました。トラック同士の無線の生かし方なんてペキンパー『コンボイ』よりうまくいってるんじゃないでしょうか。
　彼のベストはこの後の『グレート・スタントマン』でしょう。続いてメガホンをとった本作の続編『激突パトカー軍団』は、ローティーンの僕も「なんだかなあ」というゆるゆるの出来でしたし、『メガフォース』なんて怪作もあったような・・・。
　この『トランザム７０００』、パート３までもあるのですね。サリー・フィールドは出ず、レイノルズはちょっぴり、ジェリー・リードが主人公となった『トレマーズ』状態だそうですが、いつか挑戦してみたいとは思っています。５０点。

やっぱ、たまにはバート・レイノルズを観んとね！っつーことで（←え？）、ハル・ニーダム監督の『トランザム7000』を観ました♪

うーん、ナツカシー♪たまにはこーゆー単純なカーアクションもええもんやねー＾＿＾

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ずーっとずーっと追いかけっこっす♪

バート・レイノルズがルパン3世で、ジャッキー・グリーンが銭形警部の関係性・・・追いかけられる側は飄々と楽々と逃げてて、追いかける側がボロボロになっていくパターン（´艸｀）

定番やけどオモロイよねー！本物のカースタントアクションの迫力とキャラクターの面白さで、最後まで飽きずに楽しめたっすー♪

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カーアクションに関しては、"今となっては・・・"つーのが常につきまとうけど、コレはキャラクターにも魅力があるんで最後まで案外楽しめるっす（°∀°）b

オススメ！とは言わんけど、深夜にＴＶでやってたら観てもええよ！っつーぐらいの面白さはあるかなー（´艸｀）

個人的満足度　67点！！！

面白さ：★★★☆☆
（ストーリーと言える程のストーリーはありません。カーアクションを笑いながら見る作品です。気楽に見ましょう）

対象年齢：小学校高学年以上（字幕ですから。残酷な場面やＨ場面はありません）

食事中に見られるか：大丈夫でしょう

これはカーアクションと笑いか゜程よく盛り込まれていて、アメリカ映画の良さを堪能出来る映画だ。スタントマン出身のハル・ニーダム監督が絶好調。下手に深いドラマにしようとせずに、スカッとするアクション映画を作ることに徹底したのが良いのだ。今じゃ、脇役になってしまったバート・レイノルズは、この頃はアメリカじゃ人気スターだったのだ。クリント・イーストウッドと２大スター共演というふれこみの映画もあったわけだし。それにサリー・フィールドも美人じゃないのに、この作品じゃ可愛いの。後年の人生を考えさせるドラマに出るようになるけれど、こっちの方が柄に合っているよ。

気持ちよく爆走してますなぁ！　レイノルズはパッカ〜ンって突き抜けた大らかなEROい感じが如何にもアメリカ的で　こういったビッグパワーの爆走活劇にはモッテコイなのであります。　
うっしゃぁ〜！　全開ばりばりでイッタレェーーーッ！！