ある愛の詩 / アリ・マッグロー
ある愛の詩
/アーサー・ヒラー
平均評価点:
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全体の平均評価点: (5点満点)
(36 )
解説・ストーリー
名家の四世、オリバーとイタリア移民の娘、ジェニーという余りにも身の上の違う2人の切ないロマンスを描いた不朽の恋愛映画。彼らは次第に惹かれ合い父の反対を押し切ったオリバーは、ハーバードの法律学校へ入る少し前にジェニーと結婚。送金は中止されるが、学費や生活費の為にジェニーは働き、貧しいながらも幸せな日々を送っていた。そしてオリバーは優秀な成績で卒業し、法律事務所へ勤めるため2人はニューヨークへ移るのだったが……。
名家の四世、オリバーとイタリア移民の娘、ジェニーという余りにも身の上の違う2人の切ないロマンスを描いた不朽の恋愛映画。彼らは次第に惹かれ合い父の反対を押し切ったオリバーは、ハーバードの法律学校へ入る少し前にジェニーと結婚。送金は中止されるが、学費や生活費の為にジェニーは働き、貧しいながらも幸せな日々を送っていた。そしてオリバーは優秀な成績で卒業し、法律事務所へ勤めるため2人はニューヨークへ移るのだったが……。
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「ある愛の詩」 の解説・あらすじ・ストーリー
作品詳細
解説・ストーリー
名家の四世、オリバーとイタリア移民の娘、ジェニーという余りにも身の上の違う2人の切ないロマンスを描いた不朽の恋愛映画。彼らは次第に惹かれ合い父の反対を押し切ったオリバーは、ハーバードの法律学校へ入る少し前にジェニーと結婚。送金は中止されるが、学費や生活費の為にジェニーは働き、貧しいながらも幸せな日々を送っていた。そしてオリバーは優秀な成績で卒業し、法律事務所へ勤めるため2人はニューヨークへ移るのだったが……。
「ある愛の詩」 の作品情報
「ある愛の詩」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
ある愛の詩の詳細
収録時間:
字幕:
音声:
100分
日本語英語日解英解
1:ドルビーデジタル/モノラル/英語 2:ドルビーデジタル/モノラル/英(解説)
レイティング:
記番:
レンタル開始日:
PDSV86
2003年05月16日
在庫枚数
1位登録者:
2位登録者:
18枚
0人
0人
1:ドルビーデジタル/モノラル/英語 2:ドルビーデジタル/モノラル/英(解説)
ある愛の詩の詳細
収録時間:
字幕:
音声:
100分
日本語英語日解英解
1:ドルビーデジタル/モノラル/英語 2:ドルビーデジタル/モノラル/英(解説)
レイティング:
記番:
レンタル開始日:
PDSV86
2003年05月16日
在庫枚数
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ユーザーレビュー:36件
不朽の名作ゆえに、再び観ることに勇気が必要な映画
この映画も↑そのひとつ。 思春期の多感な頃、山口百恵と三浦友和の吹替え版をTVで観たのが最初。 (号泣したと思う) その時の感動(感受性)を失いたくない映画のため、再び観ることを心のどこかで避けていた映画。 でも、観てみました。 今、観ると確かにシンプル過ぎるくらいシンプル。 ひねりもなにもないベタで典型的な難病恋愛物語。 原題そのまま、どこかで観たことのある、愛の物語。 なんの救いも描かれていない…。 それでも号泣ではありませんが、私、泣けました。 この映画公開後も純愛ブーム、韓流ブーム、そんな時代の流れ中、同類テーマや設定の映画が数多く作られていますね。 実は、この映画を再度観ようと思ったきっかけは『頭の中の消しゴム』を観た後、ラストでチョン・ウソンと同じく一筋の涙がホロっと頬を伝わったから…。 私の中で難病恋愛映画No.1は、この『ある愛の詩』。 自分も人生の経験を積み、映画の観方も変わった。 さらに映画自体のつくりも技術も進歩している。 だから、観終わった後、脚本がどうの、ひねりがない、テーマ安易、現実感乏しい、難病恋愛映画は食傷気味…等々のマイナス感想を簡単に口にしてしまう。 あの頃のように素直に映画を楽しむ気持ちを忘れているのでは? (そこが怖い…) 映画史上に残るセリフ。 「愛とは決して後悔しないこと」 (観る側の感受性で、意味が異なるセリフ) 自分もこの年齢(どの年齢?)、後悔だらけの「愛」ばかり。 そんな、人生を現実に体験してきた(今も味わっているかも…(笑))けれど、基本的にこの映画に描かれている映像を信じたい気持ちに変わりはない。 そんな自分でいたいとも思う。 だから、若い時にこそ観て欲しい映画です。 (思春期にさしかかった子供に観せても良い) 映画史上に残る名曲とともに、素直に泣いてください。 <ネタバレ> はじまりのシーン。 屋外スケートリンクの観覧席に座っているオリバー(ライアン・オニール)の語りから。 アイスホッケー、雪の中ではしゃぎまわる2人、父親のコネを拒否し自立、学生結婚、ソファーで寝そべって勉強する2人…。 (多感な時に観た時のアメリカの大学生。新鮮だったシーン。覚えていました) 貧しい中の2人のがんばり、困難を乗り越えてハーバード法科を優秀な成績で卒業、ニューヨークの法律事務所へ勤めはじめ、さぁこれからの2人… (結末知っているが、2人に感情移入できました) クリスマスまでもたないベットでの添い寝のシーン。 病室を出た後のジェニーの父との会話。 病院を出た所で、見舞いに来たオリバーの父と再会、その父の言葉をさえぎり、 「亡くなった」(えっ、死んだの?そうだ、こんな唐突だった) ジェニー(アリ・マッグロー)のセリフをオリバーが父に繰り返す 「愛とは決して後悔しないこと」 (病気でもがき苦しむリアルさも、『セカチュウ』の剃髪もなかった) ジェニーとの思い出、冒頭のスケートリンクのシーンに戻る。 誰もが聴いたことあるフランシス・レイの切ないスタンダードナンバー。 (タ タタタターン タタタ タタタタ タタタタターン…♪) オリバーの後ろ姿を映したままカメラが遠くにパン。 唐突な「亡くなった」のセリフで一瞬、観客を突き放しておいてからのはじめのシーンに戻りフランシス・レイの名曲。 悲しみを倍増する演出。 父との和解もなかった。 (父となった私の想像力にゆだねられる) ハリウッド映画なのに無駄な語りがない。 ハリウッド映画なのに救いがない。 やはり、今、観ても見事だと思う。 低予算のアメリカンニューシネマが台頭し、ハッピーエンドを求めない時代だから…。 そんな時代の背景も意識することなく観ていたあの頃。 大丈夫でした。勇気を持って、クラシック名画を、もう一度観よう。 繰り返します、若い人も観てね!
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はい
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一世を風靡した、純愛ものの代表的作品。
( ネタばれあり ) 一世を風靡した、純愛ものの代表的作品。 と、言っても、アメリカ公開が1970年12月、日本公開が1971年3月で50年前。 1977年にテレビ放送の際の吹替が山口百恵、三浦友和だが、山口百恵が引退したのが1980年10月で40年前だから、二世代は知らなくても、むしろ当然。 僕は当時中学二年生で、こういう恋にすなおにあこがれる男子でした。 まあ、その後非モテで恋などとおよそ縁のない残念な人生を過ごしてきましたから、純愛ものの映画は苦手となり、「 愛を叫ぶ私たちが世界の中心 」などと皮肉を言うイヤなオヤジになってしまいました。 ただ僕個人の性格のゆがみは別にしても、少なからず時代の変化で作品の見え方が変わったことを感じてしまう。 ジェニーは「 Goddamn 」と言ったりするので「 女性なのに言葉づかいが悪い」と親の世代からはたしなめられそうですが、この時代以降の世代からすれば等身大の女の子。 アリ・マッグローはクレジット序列トップだし、「Love means never having to say you’re sorry ( 愛とは決して後悔しないこと )というセリフがこの映画のキーフレーズなので、女性映画のように見えます。 ですが、僕は本作の視点は「 Boy meets Girl 」「 Boy lost Girl 」であり、男性目線の恋物語と思います。 出会いの頃のかけひきでジェニーは「 ツンデレ 」だし、誘われるのを待つ女でなく、自分から「 あざとい 」誘い方をしています。 でも関係ができてからは、家を出て苦学する夫に尽くす糟糠の妻となり、健気で従順な妻になりますね。 そのことに迷いがない。 男の僕としてはジェニーのような女は愛おしく思いますが、現代の女性は「 なんか違うでしょ」と違和感を抱くかもしれませんね。 さて、このレビューを書いたのは『 続・ある愛の詩 』のレビューのネタふりでして、 比較のため、30年以上ぶりに本作を観ました。
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はい
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アリ・マックグローの魅力は永遠に!
公開時に観た。 まだ愛というものを知らなかった。愛の物語というものがどういうものか知りたくて観に行った。 うーん、それは無理だった。 アリ・マックグローが雪の上でカエル泳ぎするシーンが強烈に残った。 ・・・アメリカ人の女って、あんなことするのか・・・と。 あと、愛とは決して後悔しないこと、て、どうしてそういう訳になるのかとても疑問だった。 二人が最後に歩くあの雪のセントラルパークのシーンが綺麗で、いつか行って見たいと思った。 今観たらあのとき分からなかったことが分かるかと思って観ることにした。 いやあ、何もかも分かるね。なぜ二人は惹かれあったのか。アリ・マックグローのどこがいいのか。父親の気持ちと何故息子が反発するのか。生活費を稼ぐのがどんなにしんどい事か。Love means...のセリフの本当の意味。 こんな分かりやすいストーリーなら、今の私なら書けるんじゃないの?ニューヨークにも行ったし。 いや、絶対書けないものがひとつある。それはジェニファーのセリフ。あれは簡単には書けない。 冒頭からジェニファーは脳みそが高速で回転している。 「どうして君は賢いと言えるんだ」 「あなたに誘われてもコーヒーなんか飲まないからよ」 「誘う気なんかないと言ったら?」 「あなたが間抜けな証拠よ」 初対面でこんな誘い方できますか?頭の良さに圧倒される。 全編を通じて、ジェニファーはオリバーより賢い。最期まで賢い。 「今夜は君とレストランに行こう」 「OKバレット、彼女は誰?名前はなに?」 浮気を疑っても自分を失わない。泣いたり叫んだり興奮したりしない。そしてこう言う。 「If you have to take your wife out to dinner in the middle of the week, you must be screwing somebody.」 これは映画史に残る名セリフだと思うね。この女、いいなぁと思う。可愛い!そして間違いなくオレより賢い! ここでオリバーは「浮気がばれたという方がよっぽどましさ」という表情をします。いい演技です。 オリバーがパリ行きのチケットを買ってきてジェニファーに言う。 「いいことがあるんだ、何だと思う?」 「クビになった?」 ここで泣けないやつは字幕が読めないか英語が分からないかハートが無いかまだ子供だからかしかありません。 ジェニファーはこのときもう自分が長く生きられないことを知っています。 普通なら落ち込んでベッドで寝てます。 病気で死ぬ恋愛物語はたくさんあるけれど、この作品を他のものから際立たせているのはこういうキャラクターの女性を死なせていることにあると思う。逆に言うと、ジェニファーに魅力を感じない人にはただのクサイ映画なのかもしれない。 アリ・マックグロー、いいね。美人じゃないけど綺麗だ。あんなに足が細くて長くてきれいな人だとは知らなかった。海辺で子供たちとゲームしているシーンで足が見える。素足が見えるチャンスはここだけ。 オリバーのファッションは今じゃ古く見えるけど、ジェニファーのファッションは今見ても素敵だね。帽子が可愛い。結婚式の白いミニのスカートが素敵だ。 肌の色は白くない。ブロンドでも無い。それでも綺麗な女優だった。 彼女はまだ生きています。70歳です。ジェニファーを演じてくれて有難う、あなたにしかそれはできませんでした。 ジェニファーが亡くなってから38年たちました。私はジェニファーが生きられなかったその年月を、一日も無駄にすることなく生きてきましたとは決して言えません。今日この映画を観て、明日からの人生を考え直そうと思いました。ジェニファーの冥福を祈ります。
このレビューは気に入りましたか?
はい
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昔とは真逆の感想です
1970年 アメリカ映画 原題:LOVE STORY 原作者:エリック・シーガル 先月「ゲッタウェイ」を観て、アリ・マッグローを見比べたくなって再鑑賞しました。 初めて観た時は「なんて素敵な純愛なの!」とえらく感動したものです。 元々ベタなラブストーリーより、アクションやサスペンスが絡んだ方が好きですが、それにしても時を経て観たら、なんともツッコミどころ満載な映画です。ここまで昔の自分と感想が違うという事に驚いています。こういう映画はまだ若く純真無垢な心を持っている内に観るに限りますネ。オバサンになってからでは色々な部分が歪んで見えて仕方ありませんでした。アリ・マッグローとライアン・オニールの愛の物語ですが、アリ・マッグローは31歳でこの大学生の役を演じていたんですね。ライアン・オニールは29歳。確かに年下という感じでした。しかもお金に困らないわがままなお坊ちゃまぶりが半端じゃないです。そもそもライアン・オニールは好みじゃないというのもありますが、まだこの映画より「ペーパー・ムーン」のティータム・オニールとの親子共演の方が好感持てました。 とにかくこのオリバー、自己中過ぎじゃないですか!途中で怒りすら湧いてきましたが、最後まで頑張って観ました。 ジェニーと交際するようになって程なくしてジェニーが留学すると聞いた時の怒りようったら・・・。いくら好きだからと言ったってジェニーが来年はパリに留学すると言うと「それでお別れか?一緒で幸福なのに」と言い出し、強引に結婚してしまう。本当に彼女を想うなら一歩引いて彼女の才能を伸ばしてあげようとするのが愛じゃないの?まるで駄々をこねてるガキだよね。 絶縁になった父親との和解を促したジェニーに対して八つ当たりして「余計な事を言うな」と怒鳴りまくる。これではジェニーが可哀想過ぎます。自分の夢を断熱しオリバーと結婚し、献身的に支えるジェニーが理不尽で見てられない。病魔に侵されていると知ってやっと大人しくなるオリバー。でも絶縁した父親(レイ・ミランド)にお金を借りに会いに行くシーンがありますが、もっと早い段階で父親に頭を下げて専門医に連れて行くという選択肢は無かったのだろうか。 マッグロー目当ての筈なのに何故かこのライアン・オニールのわがままっぷりが気になって仕方なかった。マッグローは結婚式での清楚なミニスカートと耳を出して後ろに束ねた髪型と数々のファッションは素敵でした。オリバーの家に行く時の真っ赤なワンピースもよく似合っていました。1972年の「ゲッタウェイ」ではにマックイーンと共演していますが、本作のたった2年後とは思いませんでした。相手次第で雰囲気が変わる事を再認識しました。若き日のトミーリー・ジョーンズがオリバーのルームメイトとして出演しているのも意外でした。切ない音楽は心に染みましたが、いやはや当時は感動した筈なんだけど、時が経って色々経験すると、こんな風にみえるって怖いわぁ。これって今の若い世代に受け入れないかもしれませんね。 続編があるようですが、まだ観る気になれません。ともあれライアン・オニールは79歳、アリ・マッグローは81歳、ご健在のご様子です。
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はい
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古典的で正統派の純愛映画
投稿日:2013/04/30
レビュアー:趣味は洋画
環境のまったく異なった世界に育った男と女の、古典的で正統派の純愛映画の名作。 かつて2人で遊んだ、誰もいないスケートリンクをオリバー(R・オニール)が一人で見つめているオープニング、そのスケートリンクで無邪気に遊ぶ2人の笑顔、喧嘩して家を飛び出したジェニー(A・マッグロー)が見つからず、戻ってきたオリバーに‘鍵がないの...’と涙を浮かべて笑いかけるシーン、そして彼女の亡くなった病院を後に、反対していた父(L・ミランド)に向かい‘愛とは決して後悔しないこと’と言う名セリフ...そのどれもが胸に染みる名シーンであり、それらを叙情溢れるタッチ、フランシス・レイの素晴らしい音楽で描いた本作は、まさに不朽の恋愛映画と呼ぶに相応しい名作である。 今をときめくT・リー・ジョーンズが主人公のルームメート役で出演していたのを知る人は少ないのでは?
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ユーザーレビュー
不朽の名作ゆえに、再び観ることに勇気が必要な映画
投稿日
2007/01/09
レビュアー
ひらり
この映画も↑そのひとつ。 思春期の多感な頃、山口百恵と三浦友和の吹替え版をTVで観たのが最初。 (号泣したと思う) その時の感動(感受性)を失いたくない映画のため、再び観ることを心のどこかで避けていた映画。 でも、観てみました。 今、観ると確かにシンプル過ぎるくらいシンプル。 ひねりもなにもないベタで典型的な難病恋愛物語。 原題そのまま、どこかで観たことのある、愛の物語。 なんの救いも描かれていない…。 それでも号泣ではありませんが、私、泣けました。 この映画公開後も純愛ブーム、韓流ブーム、そんな時代の流れ中、同類テーマや設定の映画が数多く作られていますね。 実は、この映画を再度観ようと思ったきっかけは『頭の中の消しゴム』を観た後、ラストでチョン・ウソンと同じく一筋の涙がホロっと頬を伝わったから…。 私の中で難病恋愛映画No.1は、この『ある愛の詩』。 自分も人生の経験を積み、映画の観方も変わった。 さらに映画自体のつくりも技術も進歩している。 だから、観終わった後、脚本がどうの、ひねりがない、テーマ安易、現実感乏しい、難病恋愛映画は食傷気味…等々のマイナス感想を簡単に口にしてしまう。 あの頃のように素直に映画を楽しむ気持ちを忘れているのでは? (そこが怖い…) 映画史上に残るセリフ。 「愛とは決して後悔しないこと」 (観る側の感受性で、意味が異なるセリフ) 自分もこの年齢(どの年齢?)、後悔だらけの「愛」ばかり。 そんな、人生を現実に体験してきた(今も味わっているかも…(笑))けれど、基本的にこの映画に描かれている映像を信じたい気持ちに変わりはない。 そんな自分でいたいとも思う。 だから、若い時にこそ観て欲しい映画です。 (思春期にさしかかった子供に観せても良い) 映画史上に残る名曲とともに、素直に泣いてください。 <ネタバレ> はじまりのシーン。 屋外スケートリンクの観覧席に座っているオリバー(ライアン・オニール)の語りから。 アイスホッケー、雪の中ではしゃぎまわる2人、父親のコネを拒否し自立、学生結婚、ソファーで寝そべって勉強する2人…。 (多感な時に観た時のアメリカの大学生。新鮮だったシーン。覚えていました) 貧しい中の2人のがんばり、困難を乗り越えてハーバード法科を優秀な成績で卒業、ニューヨークの法律事務所へ勤めはじめ、さぁこれからの2人… (結末知っているが、2人に感情移入できました) クリスマスまでもたないベットでの添い寝のシーン。 病室を出た後のジェニーの父との会話。 病院を出た所で、見舞いに来たオリバーの父と再会、その父の言葉をさえぎり、 「亡くなった」(えっ、死んだの?そうだ、こんな唐突だった) ジェニー(アリ・マッグロー)のセリフをオリバーが父に繰り返す 「愛とは決して後悔しないこと」 (病気でもがき苦しむリアルさも、『セカチュウ』の剃髪もなかった) ジェニーとの思い出、冒頭のスケートリンクのシーンに戻る。 誰もが聴いたことあるフランシス・レイの切ないスタンダードナンバー。 (タ タタタターン タタタ タタタタ タタタタターン…♪) オリバーの後ろ姿を映したままカメラが遠くにパン。 唐突な「亡くなった」のセリフで一瞬、観客を突き放しておいてからのはじめのシーンに戻りフランシス・レイの名曲。 悲しみを倍増する演出。 父との和解もなかった。 (父となった私の想像力にゆだねられる) ハリウッド映画なのに無駄な語りがない。 ハリウッド映画なのに救いがない。 やはり、今、観ても見事だと思う。 低予算のアメリカンニューシネマが台頭し、ハッピーエンドを求めない時代だから…。 そんな時代の背景も意識することなく観ていたあの頃。 大丈夫でした。勇気を持って、クラシック名画を、もう一度観よう。 繰り返します、若い人も観てね!
一世を風靡した、純愛ものの代表的作品。
投稿日
2021/10/26
レビュアー
ロキュータス
( ネタばれあり ) 一世を風靡した、純愛ものの代表的作品。 と、言っても、アメリカ公開が1970年12月、日本公開が1971年3月で50年前。 1977年にテレビ放送の際の吹替が山口百恵、三浦友和だが、山口百恵が引退したのが1980年10月で40年前だから、二世代は知らなくても、むしろ当然。 僕は当時中学二年生で、こういう恋にすなおにあこがれる男子でした。 まあ、その後非モテで恋などとおよそ縁のない残念な人生を過ごしてきましたから、純愛ものの映画は苦手となり、「 愛を叫ぶ私たちが世界の中心 」などと皮肉を言うイヤなオヤジになってしまいました。 ただ僕個人の性格のゆがみは別にしても、少なからず時代の変化で作品の見え方が変わったことを感じてしまう。 ジェニーは「 Goddamn 」と言ったりするので「 女性なのに言葉づかいが悪い」と親の世代からはたしなめられそうですが、この時代以降の世代からすれば等身大の女の子。 アリ・マッグローはクレジット序列トップだし、「Love means never having to say you’re sorry ( 愛とは決して後悔しないこと )というセリフがこの映画のキーフレーズなので、女性映画のように見えます。 ですが、僕は本作の視点は「 Boy meets Girl 」「 Boy lost Girl 」であり、男性目線の恋物語と思います。 出会いの頃のかけひきでジェニーは「 ツンデレ 」だし、誘われるのを待つ女でなく、自分から「 あざとい 」誘い方をしています。 でも関係ができてからは、家を出て苦学する夫に尽くす糟糠の妻となり、健気で従順な妻になりますね。 そのことに迷いがない。 男の僕としてはジェニーのような女は愛おしく思いますが、現代の女性は「 なんか違うでしょ」と違和感を抱くかもしれませんね。 さて、このレビューを書いたのは『 続・ある愛の詩 』のレビューのネタふりでして、 比較のため、30年以上ぶりに本作を観ました。
アリ・マックグローの魅力は永遠に!
投稿日
2008/05/26
レビュアー
bokensdorf
公開時に観た。 まだ愛というものを知らなかった。愛の物語というものがどういうものか知りたくて観に行った。 うーん、それは無理だった。 アリ・マックグローが雪の上でカエル泳ぎするシーンが強烈に残った。 ・・・アメリカ人の女って、あんなことするのか・・・と。 あと、愛とは決して後悔しないこと、て、どうしてそういう訳になるのかとても疑問だった。 二人が最後に歩くあの雪のセントラルパークのシーンが綺麗で、いつか行って見たいと思った。 今観たらあのとき分からなかったことが分かるかと思って観ることにした。 いやあ、何もかも分かるね。なぜ二人は惹かれあったのか。アリ・マックグローのどこがいいのか。父親の気持ちと何故息子が反発するのか。生活費を稼ぐのがどんなにしんどい事か。Love means...のセリフの本当の意味。 こんな分かりやすいストーリーなら、今の私なら書けるんじゃないの?ニューヨークにも行ったし。 いや、絶対書けないものがひとつある。それはジェニファーのセリフ。あれは簡単には書けない。 冒頭からジェニファーは脳みそが高速で回転している。 「どうして君は賢いと言えるんだ」 「あなたに誘われてもコーヒーなんか飲まないからよ」 「誘う気なんかないと言ったら?」 「あなたが間抜けな証拠よ」 初対面でこんな誘い方できますか?頭の良さに圧倒される。 全編を通じて、ジェニファーはオリバーより賢い。最期まで賢い。 「今夜は君とレストランに行こう」 「OKバレット、彼女は誰?名前はなに?」 浮気を疑っても自分を失わない。泣いたり叫んだり興奮したりしない。そしてこう言う。 「If you have to take your wife out to dinner in the middle of the week, you must be screwing somebody.」 これは映画史に残る名セリフだと思うね。この女、いいなぁと思う。可愛い!そして間違いなくオレより賢い! ここでオリバーは「浮気がばれたという方がよっぽどましさ」という表情をします。いい演技です。 オリバーがパリ行きのチケットを買ってきてジェニファーに言う。 「いいことがあるんだ、何だと思う?」 「クビになった?」 ここで泣けないやつは字幕が読めないか英語が分からないかハートが無いかまだ子供だからかしかありません。 ジェニファーはこのときもう自分が長く生きられないことを知っています。 普通なら落ち込んでベッドで寝てます。 病気で死ぬ恋愛物語はたくさんあるけれど、この作品を他のものから際立たせているのはこういうキャラクターの女性を死なせていることにあると思う。逆に言うと、ジェニファーに魅力を感じない人にはただのクサイ映画なのかもしれない。 アリ・マックグロー、いいね。美人じゃないけど綺麗だ。あんなに足が細くて長くてきれいな人だとは知らなかった。海辺で子供たちとゲームしているシーンで足が見える。素足が見えるチャンスはここだけ。 オリバーのファッションは今じゃ古く見えるけど、ジェニファーのファッションは今見ても素敵だね。帽子が可愛い。結婚式の白いミニのスカートが素敵だ。 肌の色は白くない。ブロンドでも無い。それでも綺麗な女優だった。 彼女はまだ生きています。70歳です。ジェニファーを演じてくれて有難う、あなたにしかそれはできませんでした。 ジェニファーが亡くなってから38年たちました。私はジェニファーが生きられなかったその年月を、一日も無駄にすることなく生きてきましたとは決して言えません。今日この映画を観て、明日からの人生を考え直そうと思いました。ジェニファーの冥福を祈ります。
昔とは真逆の感想です
投稿日
2020/08/05
レビュアー
かつ
1970年 アメリカ映画 原題:LOVE STORY 原作者:エリック・シーガル 先月「ゲッタウェイ」を観て、アリ・マッグローを見比べたくなって再鑑賞しました。 初めて観た時は「なんて素敵な純愛なの!」とえらく感動したものです。 元々ベタなラブストーリーより、アクションやサスペンスが絡んだ方が好きですが、それにしても時を経て観たら、なんともツッコミどころ満載な映画です。ここまで昔の自分と感想が違うという事に驚いています。こういう映画はまだ若く純真無垢な心を持っている内に観るに限りますネ。オバサンになってからでは色々な部分が歪んで見えて仕方ありませんでした。アリ・マッグローとライアン・オニールの愛の物語ですが、アリ・マッグローは31歳でこの大学生の役を演じていたんですね。ライアン・オニールは29歳。確かに年下という感じでした。しかもお金に困らないわがままなお坊ちゃまぶりが半端じゃないです。そもそもライアン・オニールは好みじゃないというのもありますが、まだこの映画より「ペーパー・ムーン」のティータム・オニールとの親子共演の方が好感持てました。 とにかくこのオリバー、自己中過ぎじゃないですか!途中で怒りすら湧いてきましたが、最後まで頑張って観ました。 ジェニーと交際するようになって程なくしてジェニーが留学すると聞いた時の怒りようったら・・・。いくら好きだからと言ったってジェニーが来年はパリに留学すると言うと「それでお別れか?一緒で幸福なのに」と言い出し、強引に結婚してしまう。本当に彼女を想うなら一歩引いて彼女の才能を伸ばしてあげようとするのが愛じゃないの?まるで駄々をこねてるガキだよね。 絶縁になった父親との和解を促したジェニーに対して八つ当たりして「余計な事を言うな」と怒鳴りまくる。これではジェニーが可哀想過ぎます。自分の夢を断熱しオリバーと結婚し、献身的に支えるジェニーが理不尽で見てられない。病魔に侵されていると知ってやっと大人しくなるオリバー。でも絶縁した父親(レイ・ミランド)にお金を借りに会いに行くシーンがありますが、もっと早い段階で父親に頭を下げて専門医に連れて行くという選択肢は無かったのだろうか。 マッグロー目当ての筈なのに何故かこのライアン・オニールのわがままっぷりが気になって仕方なかった。マッグローは結婚式での清楚なミニスカートと耳を出して後ろに束ねた髪型と数々のファッションは素敵でした。オリバーの家に行く時の真っ赤なワンピースもよく似合っていました。1972年の「ゲッタウェイ」ではにマックイーンと共演していますが、本作のたった2年後とは思いませんでした。相手次第で雰囲気が変わる事を再認識しました。若き日のトミーリー・ジョーンズがオリバーのルームメイトとして出演しているのも意外でした。切ない音楽は心に染みましたが、いやはや当時は感動した筈なんだけど、時が経って色々経験すると、こんな風にみえるって怖いわぁ。これって今の若い世代に受け入れないかもしれませんね。 続編があるようですが、まだ観る気になれません。ともあれライアン・オニールは79歳、アリ・マッグローは81歳、ご健在のご様子です。
古典的で正統派の純愛映画
投稿日
2013/04/30
レビュアー
趣味は洋画
環境のまったく異なった世界に育った男と女の、古典的で正統派の純愛映画の名作。 かつて2人で遊んだ、誰もいないスケートリンクをオリバー(R・オニール)が一人で見つめているオープニング、そのスケートリンクで無邪気に遊ぶ2人の笑顔、喧嘩して家を飛び出したジェニー(A・マッグロー)が見つからず、戻ってきたオリバーに‘鍵がないの...’と涙を浮かべて笑いかけるシーン、そして彼女の亡くなった病院を後に、反対していた父(L・ミランド)に向かい‘愛とは決して後悔しないこと’と言う名セリフ...そのどれもが胸に染みる名シーンであり、それらを叙情溢れるタッチ、フランシス・レイの素晴らしい音楽で描いた本作は、まさに不朽の恋愛映画と呼ぶに相応しい名作である。 今をときめくT・リー・ジョーンズが主人公のルームメート役で出演していたのを知る人は少ないのでは?
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※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
@「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
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※1 無料お試し期間中の「新作」レンタルは対象外です。
※2 借り放題はDVD「旧作」、CD「新作・準新作・旧作」が対象です。
ある愛の詩