それから

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それから / 松田優作
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「それから」 の解説・あらすじ・ストーリー

明治後期の東京を舞台に、親友の妻への愛に悩む主人公の姿を描いた夏目漱石の同名小説を、森田芳光監督が映画化。明治後期の東京。裕福な家庭に育った長井大助は30歳になっても定職を持たず、読書や思索にふける気ままな毎日を送る。そんなある日、親友の平岡が会社を辞め、妻・三千代とともに3年ぶりに東京へ帰ってきた。大助はかつて三千代に恋心を抱いていたものの、同じく三千代に惹かれる平岡のために自ら身を引いたのだった。数年の間に3人の心は微妙な変化を見せていた……。

「それから」 の作品情報

製作年: 1985年
製作国: 日本

「それから」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

それからの詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
130分 1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
レイティング: 記番: レンタル開始日:
DRTD02499 2006年01月13日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
8枚 13人 6人

それからの詳細

再生可能機器: 再生時間: 字幕:
TV 02:09:41
音声: レイティング: 視聴制限:
日本語(ステレオ) 購入:無期限
レンタル:初回再生から48時間
購入期限:
購入:2030年12月31日 23:59
レンタル:2030年12月31日 23:59

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ユーザーレビュー:22件

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触れ合わない愛の描き方がこんなに濃密になりえるなんて…。ネタバレ

投稿日:2006/02/01 レビュアー:アッシュ2

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ワタクシが学生時代に読み耽った文豪、夏目漱石の小説。内容はほとんど忘れてしまっていますが、「こころ」にしても「それから」も然り、男性にも恋愛に対して過去への苦しみ、男としての情念、そして哀しみ、この感情が女性となんら変わらなくあるものだと思って読み進めて行った記憶があります。夏目漱石の描く恋愛は主人公の男性が知性と理性を持合わせた人物として描かれているので、感情に走って自分を失うその対比が面白く個人的には好みです。あと、当時の高等遊民と呼ばれた身分にも憧れを抱きました。

さて、肝心な内容ですが…。小説として大作、それも時代は明治と言うことでどうなるかな…、とは思ったのですが、登場人物一人一人の気風が良く外連味の無い安定感のある演技に好感が持てる。亡くなった松田優作さん、彼が生きていれば今頃どんな活躍をされていたのだろうか…と、改めて悔やまれる。思索に耽り毎日を目的無しに過ごしているかと思えば昔の想いを断ち切れず「三千代さんをくれないか…」と平岡に頼み込むシーン。女性であれば一度はこんな風に愛されてみたいと思うのでは?小林薫さんも長井に裏切られる友人役を力演している。

演出もレトロ調の雰囲気を裏切る事無いし、小道具の「百合の花」が綺麗なこと綺麗なこと…。そして長井と三千代が想いを寄せ合っていても他人行儀に会話をし、続いて隣に座ってラムネを飲みながら「何だって、まだ奥さんを貰いにならないの?」と茶目っ気たっぷりに三千代が聞けば長井が思わず…を胸の奥底に仕舞いこむ。そしてついには向かい合って座りお互いの想いを語り合う。その現実的で最小限の再燃の愛の描き方が良いです。奥床しくて触れ合わない愛の交わし方がこんなに濃密になりえるなんて…こんな恋愛が出来る日本人に生まれてよかったなあ、と印象を残す。

ラスト、三千代への想いを貫いた長井は全てを失ってしまう。だが、長井と三千代はまた出会いお互いの愛を全うして生きて貰いたいものだ。

現実にあってはならないと思うけれどもこの様な恋愛に惹かれる自分が居る。ただ一点。三千代役の藤谷美和子さんは愛らしい女性なのだけれどもセリフ回しに違和感。それとパッケージに偽り有り。このパッケージではハードボイルド系の映画を想像してしまいます。あくまでも私的評価ですが映画は★5つです。

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明治の煌きネタバレ

投稿日:2012/02/20 レビュアー:まみもぉ

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原作の中にあるあの時代独特の煌きや、
忠実でなければならないところは、しっかりと押さえ込まれておられて
その当時の森田監督の突進する才気を感じました。
カメラが、開いたページの文字をなぞっているような固定アングル。
そこに浮き上がるごとくの登場人物。
ほのかに想像していたその立ち居振る舞いが目の前の画の中にあって
不思議な感動でした。

「それから」の主人公は三千代。
夏目漱石が三千代のために彼女の存在を露わにするために、
書かれた小説、そんな第一印象は読んだ当初から変わりません。
その三千代を生身の女性が演じるなんて不可能と思っていましたので、
タイトルが同じだけ、別物とスルーして20余年。
悲しいきっかけではありましたが、観ることができてよかったです。

三千代の揺らめくような存在感や、
奥底から引力に抗いながら立ち上ってくる熱い情、
藤谷美和子さん、なりきられていました。
弱々し中の潔さと包容力、それが少々足りないように思いましたが、
それは刺し込んでくるような音楽がカバーしてくれていました。

棒読みのような抑えた台詞回し、三千代の両脇の代助(松田優作)と平岡(小林薫)。
柔らかく受けて砕いて突き返す…小林薫さん、上手すぎて恐ろしかったです。

人として”遊民”が、生きていく事ができた、それを許した時代。
自国であって異国のような魅惑的な時代の初々しさが、色に音に織り込まれていて眩しく新鮮でした。
代助の乗る市電のいくつかのイメージシーンは特に、素晴らしかったです。

作家が文字にせず行間に潜めていた登場人物の心象を、
違う分野の作家がその表現方法で読者に見せてくることも、原作に”忠実”ということだと思います。
映画のラストは原作とは違います。

「それから」、最後の一行。
≫代助は自分の頭が焼け尽きる迄電車に乗つて行かうと決心した。

この時、すでに焼け尽きてしまっていただろう代助の心象。
夕焼けのように
花火のように
満月に向かって並ぶ白いソフト帽のように…。




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傑作

投稿日:2006/01/14 レビュアー:勝王

「家族ゲーム」の森田芳光と松田優作が何と夏目漱石の小説を作るというので、公開当時、どうなるのかと思っておりましたが、原作の雰囲気を見事に生かしているのに驚きました。これは間違いなく名作であると思います。松田優作も「家族ゲーム」ではまだ怪優といった感じでしたが、この映画で名優になったのだと思います。優作のやや過剰な演技を真っ向から受ける藤谷美和子や小林薫も素晴らしいです。森田監督の作品中でも一番の傑作です。

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Mプランの自分

投稿日:2007/11/13 レビュアー:休会中

 在庫増やしてください。パイレーツオブカリビア・ワールドエンドは5000枚なのに・・・。お願いします。

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凛冽たり近代なお生彩あり明治人

投稿日:2007/03/25 レビュアー:横浜のタマ

このことばは「坊ちゃんの時代」関川夏央原作、谷口ジロー画の腰巻のものと記憶していましたが調べてみたられっきとした副題でした。
関川は明治からこの100年日本人は変わっていないといっているのですが本作を観ていてそんなことを思い出し、それにつられて以前読んでまったく忘れていた「坊ちゃんの時代」のこのことばも思い出しました。
そうなんです、明治の世を背景にしながら登場人物皆なまめかしいのです。職業を決めあぐねている長井、リストラされた平岡
株で儲けた長井の兄、内心の恋心に忠実であろうとあっけなく決心する三千代、卑近ともいえる人物たちだからこそいきいきとなまめかしいのでしょう。皆すてきな演技でした。
小林薫は少し中村伸郎が入っているけど立派だったし、藤谷美和子はむかし観た時にはへたくそと思ったのだけどとんでもないたっぷりと情感があってよろしいし、松田優作はいうことない、せりふを話していてせりふなんかじゃないせりふを超えてしまっている本物が伝わってくるのです。あぁ....優作。
長井と三千代の間に置かれたきれいな白百合を勝手に濃厚な香りのカサブランカと決めてその香りにむせながら優作の、ちがうって長井の、いややっぱり優作の告白をよだれを流さんばかりにして聴きました。

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