夜叉 / 高倉健
全体の平均評価点: (5点満点)
(15)
解説・ストーリー
降旗康男監督による高倉健の魅力の集大成。日本海に面した小さな港町。かつてミナミのヤクザだった修治は、漁師として暮していた。そんなある日、ヤクザに追われた螢子という女がやって来る。
降旗康男監督による高倉健の魅力の集大成。日本海に面した小さな港町。かつてミナミのヤクザだった修治は、漁師として暮していた。そんなある日、ヤクザに追われた螢子という女がやって来る。
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「夜叉」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
降旗康男監督による高倉健の魅力の集大成。日本海に面した小さな港町。かつてミナミのヤクザだった修治は、漁師として暮していた。そんなある日、ヤクザに追われた螢子という女がやって来る。
「夜叉」 の作品情報
「夜叉」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
夜叉の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
127分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
TDV15084R |
2005年03月11日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
15枚
|
0人
|
0人
|
夜叉の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
127分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
TDV15084R |
2005年03月11日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
15枚
|
0人
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ユーザーレビュー:15件
よくある健さんの、過去のある男〜渋い!
今から20年前の映画です。
健さんも若いけど、たけしも若い。いたずらっ子みたいな感じ。
小林念持も若い。
シャブ戦争に嫌気がさして、やくざからあしを洗い、冬子(いしだあゆみ)とともに漁師町に移り、何事もなく過ごしてきた修二(高倉健)。
そこへ、蛍子(田中裕子)という女が『蛍』という飲み屋を開く。
彼女はチンピラやくざ矢島(ビートたけし)と、今度こそ幸せになろうと移り住んできたのだが、矢島は、ふたたびシャブに手を出し、町のものに『栄養剤』と賞してシャブを売りつける。
『蛍』に出入りするうちに惹かれあう、蛍子と修二。。そして。。
『夜叉の修二』と呼ばれたやくざ。足を洗ったつもりがやはり心のそこにくすぶったものがあったのか、、とも思ったが、
修二によって2人の女の『夜叉』が目覚めるって感じのラストでした。
みんなが芸達者なので、いうほど盛り上がりのない映画(降旗監督の映画はそういうのが多い)ですが、見てて飽きないですね。
健さんの魅力満載ですが、でも、あんまり生生しい男っていうのは、なんかちょっといやでしたわ(^^;;)
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12人の会員が気に入ったと投稿しています
田中裕子はほんとうにいい女
投稿日:2008/03/23
レビュアー:港のマリー
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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魔性と母性が同居している女の中の女です。ぞくぞくする色っぽさの中にのぞく純な心。かつて愛したらしい男の子どもを一人で育て慈しみ、今の愛人で救いようのないヤクザ者のビートたけしに惜しみない愛を注ぎ、心と心が呼び合った健さんとは一夜の契り(一夜ではないかもしれませんが、短期間極少数回であることは確か)で静かに身を引いていく。愛をただ与えるだけで何の見返りも求めない、男にとっては菩薩のような存在です。足を洗ったはずの健さんがビートたけしを救いにミナミに戻ったのは、田中裕子の女の心意気に動かされたせいに違いありません。
映画にはそのまま「高倉健写真集」に使えそうなほどかっこよく決まった健さんのシーンが満載されています。ただ「決め場面」の連続だと映画本来の動きの魅力が失われてかえって疲れて退屈するものだと、この映画を見て知りました。そうした単調さを救う意味でも田中裕子の演技は大きいと思います。夜叉の入れ墨を背負った健さんとのラブシーンには、全くそれらしいことはしないのに、大いに興奮しました。高倉健の「淫ら」と表現してもいい微笑を初めて見ましたね。浜を去る最終列車の車内で体調の異変に気づいた時に見せた田中裕子の表情も素晴らしかった。心と心が結ばれた男からの最高の贈り物を貰った喜びに輝いていました。こういうところも女の中の女です。
どうでもいいが、入れ墨の「夜叉」の顔がアニメ風で興ざめ。もう少し何とかならなかったんでしょうか。
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9人の会員が気に入ったと投稿しています
鰤(ブリ)を投げる
投稿日:2007/11/07
レビュアー:よふかし
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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クローネンバーグの『ヒストリー・オブ・バイオレンス』を観たときに、♪ヤクザな昔を心にしまい/ひっそり暮らしていたかった/けれど過去は逃しちゃくれねえ/所詮おいらは極道ものよ♪(以上適当)みたいな話ですから、こりゃ仁侠映画だなあと思ったのです。じゃあ似てるのはなんだろうと考えて、思い出したのが、この『夜叉』でした(まあ他にも相応しいのはあるかもしれませんけれど)。
何となく北海道のような記憶があったのですが(田中邦衛が出ているから?)、若狭湾の漁師町が舞台でした。ヤクザな過去を隠した健さんといしだあゆみの夫婦は漁師たちに溶け込んでいるのですが、そこに田中裕子が小料理屋を開き、その情夫ビートたけしがやってきて、町に覚醒剤を流行らせていく。怒った健さんとたけしが揉み合いになり、背中の夜叉の刺青が露になって、健さんの過去が皆に知られてしまい・・・・。
冒頭間もなく、早朝まだ暗いうちから漁に出てゆく漁船群を捉えた美しいカットなど、ロケ部分は本当に美しく、想像以上に目を楽しませてくれました。健さんの漁船が岸に近づき、田中裕子に取ってきたばかりのブリをぶん投げるところなんて、ほとんど感動しました。
降旗康男監督の映画はたくさんは観ていないのですが、あまり関心することはなくて、でもこれは面白いなあと思っていたら、後半なんだか失速してしまって残念です。大阪でヤクザだったころの回想シーンはあまりにも稚拙だとか、殴り合いであまりにも当たっていない(フリが見え見え)とか、いろいろ原因はあると思いますが、いちばんの要因は、健さんがやはりどこまでも健さんであり、そのキャラクターの上に映画が成り立っているからではないかと思いました。たけしは面白怖くて素晴らしいです。40点。
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9人の会員が気に入ったと投稿しています
超・リアル。これも実際にありえる町の姿。
たけしが恐いです。出刃包丁よりおそろしい男でした。画面の向こうにいるのに恐ろしくて鳥肌が立つような恐怖を感じた役者は初めてです。役者・ビートたけしの才能が存分に味わえました。
ウチの田舎にもいたんですよ。
口論して家を飛び出した奥さんを追いかけ、刃物(そのときはチェーンソーでした!!)を振りかざしながら近隣の家々を奥さんの名前呼びながら探し回るおっさん。それを思い出しました。
しかもこのチェーンソーおっさんも漁師なんですけどあんまり勤勉じゃない人ってところもビートたけしの役どころとおなじでした。
全体的にリアルなんですよね。
いや映画というかもうウチの田舎の生中継ってかんじです。こんな漁師町今も日本のどこかにあると思いますよ。
田舎って「のんびり」してるだとか「おだやかな暮らし」だとか「心が豊か」だとか、そういうイメージで見てる人いますが、それは都会に住む人の過大評価に過ぎないんですよね。
実際は「限定された人間関係」の中で「閉鎖的な暮らし」を繰り返すうち「狭い範囲」でしか物事を考えられなくなったり、都会に暮らす自分の家族とか友達を妬んだり(例えば映画『ゆれる』のお兄さんの心境にも似ています。)自分の力では変えられない環境に結構苦しんでたり。
残忍な殺人事件って案外のどかな田舎で起こることの方が多いようにも思います。
私も遠く離れて気ままに暮らす今だからこそ、この映画を他人事のように楽しんで見れましたが。
中には運の良いことに、こんな「閉鎖的な人間関係」での生活を強いられたことない!って人もきっといると思いますが、そういう人たちにとってこの作品(他『ゆれる』『松ヶ枝乱射事件』など)はどう映るのでしょうか?こういうリアルさのもつ面白さなんかは映像だけでは伝わりにくいかもしれませんね。
とにかく何回見ても飽きない映画です。
このレビューは気に入りましたか?
5人の会員が気に入ったと投稿しています
ロケ地の比類ない美しさと「田中裕子」
この映画の中の「田中裕子」はその魔性、色気、艶っぽさ・・・
彼女にとっても「一世一代の魅力」を醸し出したと、
思います。
そして撮影と映像の美しさ。
木村大作のカメラは神々しいばかりです。
ひょっとしたら映画の内容より、カメラが勝っているのではないか?
ロケ地の漁村は、石川県と有りますが、
最近の「映画ロケ地巡りツアー」では、
福井県の「日向(ひるが)漁港」らしいです。
湾の入江の海岸沿いに広がる住宅地は、
切り立った山のすぐ麓だ。
そして堤防沿いの漁港は、同じく福井県美浜中の「早瀬漁港」です。
ロケ地は、美しい港や住宅そして眼鏡橋など、方々の景色を
ミックスして成りたっています。
「夜叉」は、足を洗ったヤクザもんの修治(高倉健)の背中に、
胸に決して消すことの不可能な刻印のように彫られています。
修治の言動はやはり「堅気」とは異にします。
ビートたけし(シャブ中のヤクザ)の女の蛍子(田中裕子)も、
堅気の女ではありません。
この映画が健さんの映画というより、田中裕子の映画だと、
感じのはラストシーン。
街を出て行く蛍子が、吐き気を催して手洗いに行きます。
そして、自分を鏡に写すと、夜叉の映像が重なります。
蛍子もまた「夜叉」です。
修治の子供か?矢島(ビートたけし)の子供か?分からない子供を
宿して不敵に微笑む姿に、蛍子の煩悩の深さを見ました。
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
よくある健さんの、過去のある男〜渋い!
投稿日
2005/09/05
レビュアー
じゃじゃまる
今から20年前の映画です。
健さんも若いけど、たけしも若い。いたずらっ子みたいな感じ。
小林念持も若い。
シャブ戦争に嫌気がさして、やくざからあしを洗い、冬子(いしだあゆみ)とともに漁師町に移り、何事もなく過ごしてきた修二(高倉健)。
そこへ、蛍子(田中裕子)という女が『蛍』という飲み屋を開く。
彼女はチンピラやくざ矢島(ビートたけし)と、今度こそ幸せになろうと移り住んできたのだが、矢島は、ふたたびシャブに手を出し、町のものに『栄養剤』と賞してシャブを売りつける。
『蛍』に出入りするうちに惹かれあう、蛍子と修二。。そして。。
『夜叉の修二』と呼ばれたやくざ。足を洗ったつもりがやはり心のそこにくすぶったものがあったのか、、とも思ったが、
修二によって2人の女の『夜叉』が目覚めるって感じのラストでした。
みんなが芸達者なので、いうほど盛り上がりのない映画(降旗監督の映画はそういうのが多い)ですが、見てて飽きないですね。
健さんの魅力満載ですが、でも、あんまり生生しい男っていうのは、なんかちょっといやでしたわ(^^;;)
田中裕子はほんとうにいい女
投稿日
2008/03/23
レビュアー
港のマリー
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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魔性と母性が同居している女の中の女です。ぞくぞくする色っぽさの中にのぞく純な心。かつて愛したらしい男の子どもを一人で育て慈しみ、今の愛人で救いようのないヤクザ者のビートたけしに惜しみない愛を注ぎ、心と心が呼び合った健さんとは一夜の契り(一夜ではないかもしれませんが、短期間極少数回であることは確か)で静かに身を引いていく。愛をただ与えるだけで何の見返りも求めない、男にとっては菩薩のような存在です。足を洗ったはずの健さんがビートたけしを救いにミナミに戻ったのは、田中裕子の女の心意気に動かされたせいに違いありません。
映画にはそのまま「高倉健写真集」に使えそうなほどかっこよく決まった健さんのシーンが満載されています。ただ「決め場面」の連続だと映画本来の動きの魅力が失われてかえって疲れて退屈するものだと、この映画を見て知りました。そうした単調さを救う意味でも田中裕子の演技は大きいと思います。夜叉の入れ墨を背負った健さんとのラブシーンには、全くそれらしいことはしないのに、大いに興奮しました。高倉健の「淫ら」と表現してもいい微笑を初めて見ましたね。浜を去る最終列車の車内で体調の異変に気づいた時に見せた田中裕子の表情も素晴らしかった。心と心が結ばれた男からの最高の贈り物を貰った喜びに輝いていました。こういうところも女の中の女です。
どうでもいいが、入れ墨の「夜叉」の顔がアニメ風で興ざめ。もう少し何とかならなかったんでしょうか。
鰤(ブリ)を投げる
投稿日
2007/11/07
レビュアー
よふかし
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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クローネンバーグの『ヒストリー・オブ・バイオレンス』を観たときに、♪ヤクザな昔を心にしまい/ひっそり暮らしていたかった/けれど過去は逃しちゃくれねえ/所詮おいらは極道ものよ♪(以上適当)みたいな話ですから、こりゃ仁侠映画だなあと思ったのです。じゃあ似てるのはなんだろうと考えて、思い出したのが、この『夜叉』でした(まあ他にも相応しいのはあるかもしれませんけれど)。
何となく北海道のような記憶があったのですが(田中邦衛が出ているから?)、若狭湾の漁師町が舞台でした。ヤクザな過去を隠した健さんといしだあゆみの夫婦は漁師たちに溶け込んでいるのですが、そこに田中裕子が小料理屋を開き、その情夫ビートたけしがやってきて、町に覚醒剤を流行らせていく。怒った健さんとたけしが揉み合いになり、背中の夜叉の刺青が露になって、健さんの過去が皆に知られてしまい・・・・。
冒頭間もなく、早朝まだ暗いうちから漁に出てゆく漁船群を捉えた美しいカットなど、ロケ部分は本当に美しく、想像以上に目を楽しませてくれました。健さんの漁船が岸に近づき、田中裕子に取ってきたばかりのブリをぶん投げるところなんて、ほとんど感動しました。
降旗康男監督の映画はたくさんは観ていないのですが、あまり関心することはなくて、でもこれは面白いなあと思っていたら、後半なんだか失速してしまって残念です。大阪でヤクザだったころの回想シーンはあまりにも稚拙だとか、殴り合いであまりにも当たっていない(フリが見え見え)とか、いろいろ原因はあると思いますが、いちばんの要因は、健さんがやはりどこまでも健さんであり、そのキャラクターの上に映画が成り立っているからではないかと思いました。たけしは面白怖くて素晴らしいです。40点。
超・リアル。これも実際にありえる町の姿。
投稿日
2007/09/18
レビュアー
チューブラシカ
たけしが恐いです。出刃包丁よりおそろしい男でした。画面の向こうにいるのに恐ろしくて鳥肌が立つような恐怖を感じた役者は初めてです。役者・ビートたけしの才能が存分に味わえました。
ウチの田舎にもいたんですよ。
口論して家を飛び出した奥さんを追いかけ、刃物(そのときはチェーンソーでした!!)を振りかざしながら近隣の家々を奥さんの名前呼びながら探し回るおっさん。それを思い出しました。
しかもこのチェーンソーおっさんも漁師なんですけどあんまり勤勉じゃない人ってところもビートたけしの役どころとおなじでした。
全体的にリアルなんですよね。
いや映画というかもうウチの田舎の生中継ってかんじです。こんな漁師町今も日本のどこかにあると思いますよ。
田舎って「のんびり」してるだとか「おだやかな暮らし」だとか「心が豊か」だとか、そういうイメージで見てる人いますが、それは都会に住む人の過大評価に過ぎないんですよね。
実際は「限定された人間関係」の中で「閉鎖的な暮らし」を繰り返すうち「狭い範囲」でしか物事を考えられなくなったり、都会に暮らす自分の家族とか友達を妬んだり(例えば映画『ゆれる』のお兄さんの心境にも似ています。)自分の力では変えられない環境に結構苦しんでたり。
残忍な殺人事件って案外のどかな田舎で起こることの方が多いようにも思います。
私も遠く離れて気ままに暮らす今だからこそ、この映画を他人事のように楽しんで見れましたが。
中には運の良いことに、こんな「閉鎖的な人間関係」での生活を強いられたことない!って人もきっといると思いますが、そういう人たちにとってこの作品(他『ゆれる』『松ヶ枝乱射事件』など)はどう映るのでしょうか?こういうリアルさのもつ面白さなんかは映像だけでは伝わりにくいかもしれませんね。
とにかく何回見ても飽きない映画です。
ロケ地の比類ない美しさと「田中裕子」
投稿日
2017/03/30
レビュアー
カマンベール
この映画の中の「田中裕子」はその魔性、色気、艶っぽさ・・・
彼女にとっても「一世一代の魅力」を醸し出したと、
思います。
そして撮影と映像の美しさ。
木村大作のカメラは神々しいばかりです。
ひょっとしたら映画の内容より、カメラが勝っているのではないか?
ロケ地の漁村は、石川県と有りますが、
最近の「映画ロケ地巡りツアー」では、
福井県の「日向(ひるが)漁港」らしいです。
湾の入江の海岸沿いに広がる住宅地は、
切り立った山のすぐ麓だ。
そして堤防沿いの漁港は、同じく福井県美浜中の「早瀬漁港」です。
ロケ地は、美しい港や住宅そして眼鏡橋など、方々の景色を
ミックスして成りたっています。
「夜叉」は、足を洗ったヤクザもんの修治(高倉健)の背中に、
胸に決して消すことの不可能な刻印のように彫られています。
修治の言動はやはり「堅気」とは異にします。
ビートたけし(シャブ中のヤクザ)の女の蛍子(田中裕子)も、
堅気の女ではありません。
この映画が健さんの映画というより、田中裕子の映画だと、
感じのはラストシーン。
街を出て行く蛍子が、吐き気を催して手洗いに行きます。
そして、自分を鏡に写すと、夜叉の映像が重なります。
蛍子もまた「夜叉」です。
修治の子供か?矢島(ビートたけし)の子供か?分からない子供を
宿して不敵に微笑む姿に、蛍子の煩悩の深さを見ました。
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夜叉