００７／ロシアより愛をこめて

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007/全作マラソン・レビュー、第2作目。驚くべきは前作「ドクター・ノオ」の翌年に公開されてる事！、今じゃ考えられない脅威の製作ペースですね。本作は巷で言われる「シリーズ最高傑作」ですが、その最大の要因は私はタチアナ・ロマノヴァことDaniela Bianchiの存在感に有る様に思います。歴代のボンドガールでも断トツの人気だそうですが、再見してそれも納得です。ある意味それまでの映画のヒロイン像まで変えてしまった感のあるキャラクター設定が素晴らしいと思う。Terence Young監督の演出も前作に較べて「小慣れて」きてるのを体感できた、サスペンス・アクション・ロマンス・ユーモアのバランスが素晴らしく、此方も役に慣れてきた感のあるSean Conneryと合わさって、見ていて最も安定した展開が堪能出来る。もちろんRobert Shawの存在感なしで本作は語れないが、私的にはケリム・ベイ役のPedro Armendarizも忘れられないキャラクターだ。そして007シリーズに欠かせない「異国情緒」も発揮され、Matt Monroの主題歌と共に永遠に忘れる事のできない映画ですね。初公開時の「007/危機一発」の邦題を懐かしく思い出す父の話ですと、本作の影響でアタッシュ・ケースが大流行したそうですが、それも納得のカッコよさです。

本作はそれまでに無かった「大人の寓話」を具現化した点が際立つ映画として、今でも世代を大幅に超えて愛される映画になりましたね。

レビューのタイトルは決して褒め言葉ではありません。

ドクターノオに続く第二段で翌年に公開された作品。
基本的にはドクターノオと全く同じテイストで、コンセプトはそのまま。

第一弾ではボンドカーも秘密兵器もなかったなが今回から遂に出現。
今回は兵器担当官があみ出したというアタッシュケース。
なかなか笑えるもので、ボンドは最初「いらないと」
結局は全ての仕掛けがかなり役にたつことになるんだけど。。。

ドクターノーが素晴らしかっただけに今回は驚きがなくなんとなく見終わって
しまった。面白いといえば面白いけど、全作を見終わったときに確実に印象に
残っていない作品だろう。

公開時の邦題は「００７ 危機一発」

００７シリーズの第２作目で最高傑作です
やっぱり、ジェームス・ボンド役はショーン・コネリーにかぎるのだ
あのなんともいえないスケベったらしさ・・・・
そして、クールで凄味のある悪役のロバート・ショー　おっかなオバハンのロッテ・レーニャ

あのボンドガールはダニエラ・ビアンキ（１９６０年のミス・ローマに選ばれ、ミス・ユニバースでは準ミス）
ああ〜ほんとうに美しかった！！
この映画を観て、好きになったかたは絶対多かったにちがいありません
その後これといった映画に出ず、１９６８年（２６歳）で引退したそうです
中学時代から今でも、その名前「ダニエラ・ギアンキ」だけはしっかりと覚えています

「ロシアより愛をこめて」主題歌はマット・モンロー
当時、小遣いをためそのＥＰレコード（定価３３０円）買っちゃいました
いまだに好きな曲のひとつです

ラスト その主題歌にのってショーン・コネリーとダニエラ・ビアンキがヴェニスの水上で見せるラブシーンは、
数多い映画も中でもきわだって鮮烈な印象をうけます。
フロム〜 ♪ロシャア〜♪ウィズ ラブ〜♪♪アイ フライ ツゥ ユ〜♪♪
魅せられました

この映画は
「ショーン・コネリー」 はもちろん
「ダニエラ・ビアンキ」
「マット・モンローのロシアから愛をこめて」
「ロバート・ショー」　なんです
テープをヴェニスの水中に捨てて さようなら
タップリご堪能くださいニャ！！

ショーン・コネリー版ジェームズ・ボンドの中でも１、２を争う傑作だと思う。個人的には次作「ゴールドフィンガー」の方が最高傑作だと思っている。この作品で００７シリーズのスタンダードが確立され、それを決定的にしたのが「ゴールドフィンガー」だったと思っている。シリーズ第２作目の今作品で初めて秘密兵器らしいものが登場する。“Ｑ”が開発した特殊アタッシュケースがそれだ。今作品以降、ボンドが使う秘密兵器が派手になっていくがこの特殊アタッシュケースが出発点なのである。そして必ず秘密兵器は全ての機能をボンドが使いこなし、敵をやっつけたり、ピンチをしのいだりしていく。その姿が見る者の共感を呼んでいるのである。オープニングクレジットでの女性の体に文字を浮かべるの映像は今や当たり前となっているが既にこの作品でも採用されている。

１作目「ドクター・ノー」に比べ予算が多い為か秘密兵器も出てきたし、スケールもそれに伴い大きくなっていると感じる。今回はソ連ｖｓイギリスの構図にスペクターが両者の間に入りボンドに対する復讐を画策していくというストーリー。ソ連が開発した新型暗号解読機「レクター」をボンドが奪取する事が今回の目的なのである。そんなに複雑なストーリーにはなっていないので誰でも楽しめるだろう。

いきなりオープニングでボンドが殺し屋にやられるシーンにはびっくりした（＾＾ゞ。えっ？もうやられちゃうの？って感じだった（笑）。この作品でとても印象的なのはスペクターの�ｂRクレッブ大佐でしょう。ラストシーンで見せる執念深さは怖さまで感じさせる。

因みに第１作目でスペクターの名が出てきたが正式にはＳ．Ｐ．Ｅ．Ｃ．Ｔ．Ｒ．Ｅ．と書くらしい（笑）。ＳＰＥＣＴＥＲの間違いなのではないかと思ったのだがこれでいいらしい。ＳＰｅｃｉａｌ　Ｅｘｅｃｕｔｉｖｅ　ｆｏｒ　Ｃｒｉｍｅ　Ｔｅｒｒｏｒ，Ｒｅｖｅｎｇｅ　ａｎｄ　Ｅｘｔｏｒｔｉｏｎの略らしい。「情報活動、テロ、復讐、搾取を専門とするエリート組織」とでも訳すのか（＾＾ゞ。間違っていたらごめんなさい（笑）。

私はボンドガールの中でダニエラビアンキが一番好きです。アクションスパイ映画の走りのようなもんだから古めかしいけど、まあそこそこ楽しめるんではないかな。