宇宙戦艦ヤマト　新たなる旅立ち

今度、宇宙戦艦ヤマトが実写版で作られる？キムタクが古代進？
雪は・・・・・？

第1作目と同様、この作品までは、楽しんでみることができました。十分、大人が見ても、せりふが現実的で、とても楽しむことができました。

これ以降のヤマトや、戦闘アニメは、視聴者の年齢層を低く設定し、共感を得ることを期待してか、とにかく、よくしゃべります。しゃべりすぎます。

この作品は、大人が見ても楽しめると思います。
ガミラスに帰ったデスラーは、無断で掘削されたのを見て、「母なる大地を傷つけるのは許せん」と発言します。後は、「全艦、密集隊形で続け！」とのみ指示します。
これだけで、デスラーの怒りは良く理解でき、後は戦闘シーンを見るだけで十分楽しめます。

イスカンダル星がワープを開始した際、タラン将軍は、やみくもに後を追うのは危険と、デスラーに進言します。デスラーは、ここまできて、どうしろというのかと一蹴します。

デスラーはなかなか、指導力があるではありませんか。現代のサラリーマンの部長連中は、仕事の失敗を人のせいにしたり、リスクを回避するため、何も指示しないのが大半です。

デスラーは、大人が見ても人物に厚みがあり、言葉が少なくても、映像を見ながら、とても共感することができます。
デスラーが上司だった場合、嫌われたら大変なことになりますが、気に入っていただければ、政敵等を撃破し、大帝国を建設してくれる最高の人物ではないでしょうか。

テレビ版『ヤマト2』の終了後、テレビ特番として制作された長編第三作。のちに劇場公開もされた。

ヤマトシリーズ中異色なのは、地球に危機が訪れないこと。この作品の主人公はむしろデスラー総統で、ヤマトはデスラーとイスカンダルの危機を救いに行くという形になっている。

スターシャの娘・サーシャの登場や、新たなる敵となる暗黒星団帝国、宇宙戦士訓練学校を卒業した新乗組員など、『ヤマトよ永遠に』の序章となっている。が、新キャラのほとんどは配置転換されたのか、この作品以降には出演しないなど、不整合がある。この場当たり的な作りもヤマト批判の種になった。

それでも、従来のヤマトのパターンと違うことや、パート 1 でおなじみのキャラが再登場するなど、ファンとしてはかなり楽しめる作りだと思う。

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移動要塞ゴルバにすべての武器が効かないとさとったデスラーは、その砲門へ自分の戦艦を突っ込ませて、古代に自分ごと波動砲を打てと叫ぶ。いやいやムチャクチャ(ほめ言葉）だ。

それにしてもデスラーの部下たちは、母星の復活のためどころか、女一人にトチ狂った総統に、命をかけて従い続けているのだから、すごいです。

ヤマトのシリーズの中では評価の低い作品ですが、思ったよりは楽しめました。
ＴＶシリーズのＰＡＲＴ１と雰囲気が似ていて、デスラー総統が大活躍（かわいそう？）です。
私が借りたものには特典映像として、未公開カットがたくさん入っていて新しい発見がありました。

詳細情報に特典映像の内容の記述があるとうれしいです。