黄金の七人 / ロッサナ・ポデスタ
黄金の七人
/マルコ・ビカリオ
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全体の平均評価点: (5点満点)
(30)
解説・ストーリー
ジュネーヴのスイス銀行に眠る7トンの金塊を狙って展開される一大強奪作戦。銀行の真向かいにあるホテルの一室に陣取った“教授”から無線で指示が飛び、6人の仲間が実働部隊として地上に地下に待機。“教授”の傍らには妖しい美女ジョルジアの姿も。そして遂に決行の時が来た! 全編に流れるA・トロヴァヨーリの音楽も美しい、エンタテインメント“泥棒映画”。
ジュネーヴのスイス銀行に眠る7トンの金塊を狙って展開される一大強奪作戦。銀行の真向かいにあるホテルの一室に陣取った“教授”から無線で指示が飛び、6人の仲間が実働部隊として地上に地下に待機。“教授”の傍らには妖しい美女ジョルジアの姿も。そして遂に決行の時が来た! 全編に流れるA・トロヴァヨーリの音楽も美しい、エンタテインメント“泥棒映画”。
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「黄金の七人」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
ジュネーヴのスイス銀行に眠る7トンの金塊を狙って展開される一大強奪作戦。銀行の真向かいにあるホテルの一室に陣取った“教授”から無線で指示が飛び、6人の仲間が実働部隊として地上に地下に待機。“教授”の傍らには妖しい美女ジョルジアの姿も。そして遂に決行の時が来た! 全編に流れるA・トロヴァヨーリの音楽も美しい、エンタテインメント“泥棒映画”。
「黄金の七人」 の作品情報
「黄金の七人」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
最新巻情報
黄金の七人のシリーズ商品
黄金の七人
ジュネーヴのスイス銀行に眠る7トンの金塊を狙って展開される一大強奪作戦。銀行の真向かいにあるホテルの一室に陣取った“教授”から無線で指示が飛び、6人の仲間が実働部隊として地上に地下に待機。“教授”の傍らには妖しい美女ジョルジアの姿も。そして遂に決行の時が来た! 全編に流れるA・トロヴァヨーリの音楽も美しい、エンタテインメント“泥棒映画”。
収録時間: |
字幕: |
音声: |
86分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/モノラル/イタリア語・英語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
IVCF2477 |
2007年06月29日 |
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
5枚 |
0人 |
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黄金の七人 HDニューマスター版
後の犯罪映画に多大な影響を与えた、ユーモアとアクション満載のエンタテインメントムービー。スイス銀行に眠る金塊を盗み出すため、ひとりの教授と謎の美女、そして6人の男たちが騙し騙されの謀略を繰り広げる。TV放映時の日本語吹替音声を収録。
収録時間: |
字幕: |
音声: |
90分 |
日吹 |
1:ドルビーデジタル/モノラル/イタリア語 2:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
OPSDR884 |
2011年02月02日 |
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
10枚 |
0人 |
0人 |
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黄金の七人のシリーズ商品
黄金の七人
作品詳細を開く
- 収録時間:
86分
- 字幕:
日本語
- 音声:
1:ドルビーデジタル/モノラル/イタリア語・英語
- レイティング:
- 記番:
IVCF2477
- レンタル開始日:
2007年06月29日
- 在庫枚数
5枚
- 1位登録者:
0人
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黄金の七人 HDニューマスター版
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- 収録時間:
90分
- 字幕:
日吹
- 音声:
1:ドルビーデジタル/モノラル/イタリア語
2:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
- レイティング:
- 記番:
OPSDR884
- レンタル開始日:
2011年02月02日
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10枚
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ユーザーレビュー:30件
ルパン三世の元ネタ?
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
私の新しい職場には、アニメに詳しい後輩が居て何時も面白さを熱く語ってくれる。この先生は洋画は見ないらしいが、本作には「ビビッ」と反応した(笑)。それは、あの「ルパン三世」の元ネタ!と主張するから・・・「あっ、そうなの!」と思わぬ所で薀蓄を得たが、真贋についてはマニアの方に譲るとして改めて見直すと、大いに納得した。
本作の製作は1965年、しかし「お洒落で」「お気楽で」「お調子者」そんなイタリア映画の良いとこばかりをエッセンスした、とても楽しい映画。その時代を感じさせない、独特のパッションは「オーシャンズ何とか」とは別次元の面白さが堪能できる。前年にハリウッドで作られた「トプカピ」と並んで、後年の「泥棒映画」を確立した本作はシリーズ化されたが、やはり本作がベスト!だ。
因みに本作では犯罪映画ながら「殺人」は一切無い。お子様とも安心してご覧頂きたい。
物語はPhilippe Leroy演じる怪しい(笑)アルべール教授が、毎回各国から集めた6人の手下を率いて、世界を股に掛けて「お宝」を盗むと言うもの。しかし、その手口は「スパイ大作戦」も真っ青の、奇想天外なトリックでまんまと相手を出し抜く様が、とてもニクイ!。「007」並みの秘密兵器や、意外と緻密に計算された計画等、とても40年以上前の風合には見えない。
改めて見直すと、冒頭での「説明」が一切無い。ハリウッドならリーダーが作戦の説明をし、観客にも物語を把握させるシーンが必ず有るが、バッサリ削除する潔さ。これは監督のMarco Vicarioの優れた演出の賜物だ。映像だけで上手に見る側を展開導入させ、その上自分もメンバーに加わってるかの様な臨場感は素晴らしい!。冗長なシーンが一切無い、ダンサブルな展開が本作の小気味良さに直結してる。
本作の出色は助演のRossana Podesta!。この人を見ると「ルパン三世」の峰不二子の元ネタと言うのも頷ける(笑)。ダイナマイトボディ(死語?)を駆使して、教授に取り入るのだが味方なのか敵なのか不確かさが絶妙で、しかも頭も良い。ファッションセンスもバツグンで、シーン毎に服が変わってる?と思える程に観客を楽しませてくれる。よくよく見ると凄い美人と言う訳では無いが、とにかく作品の雰囲気とドンピシャだと思う。
もう一つ素晴らしいのは音楽!。Armando Trovajoliの奏でるメロディは、今で言うならスムースジャズなのだろうが、これも「ルパン三世」に通じる部分も多い。この豪奢で洗練された本作のテーマは実は有名なんですが、これは聞いてからのお楽しみって事で(笑)。
まあ、強いて難点を言えばメンバーの描き込み方が弱い点とラストのオチだろうが、それは本作がイタリア映画って事で私は許せる(笑)。人生の葛藤を描く名作系の多いイタリア映画の中で、本作は徹頭徹尾「娯楽映画」を目指してる。そのセンスの秀逸さとアイデアの独自性を考えれば、欠点は小さな綻びと思う。
好評を下に「続・黄金の七人/レインボー作戦」「新・黄金の七人=7×7」「黄金の7人・1+6/エロチカ大作戦」と続編が多く作られた(キングレコード版のDVD-BOXで鑑賞)。私が許せるのは「新」までだが、本作を見れば必ず続編が見たくなる事は間違いないし、なるほど実写版「ルパン三世」として十分通用する面白さだ。
古い映画が嫌いじゃ無い方には是非見て頂きたい。映画の面白さの原点が味わえると思うし、娯楽映画の真髄が堪能できる、masamune絶賛のお薦めです!。
このレビューは気に入りましたか?
15人の会員が気に入ったと投稿しています
華麗なる泥棒たち
投稿日:2007/08/17
レビュアー:カプチーノ
一世を風靡したイタリア映画。
映画そのものも大ヒットしましたが、アルマンド・トロヴァヨーリの音楽が時代を超えて人気です。
トロヴァヨーリは多才な人で、ジャズ・ミュージシャンでもあり、端正なアルバムがあります。そこからは、確かな音楽的基盤が伺えます。
作曲家として手がけた映画音楽の数は多いですが、特にこの「黄金の七人」は、サントラ・ファンのみならずモンド・ミュージックのファンからの人気も得て、これまでに何度もCD化されています。その人気は衰えません。
小粋なスキャットを一度聴いたら忘れられなくなり、つい口ずさんでしまいます。
イタリア映画を観ていると彼の名前によく出会います。
エンニオ・モリコーネのように哀愁をおびた曲調ではないのですが、おしゃれな感覚が素晴らしく、間違いなく一流の作曲家です。
音楽と同様映画もおしゃれ。
銀行からいかに金塊を盗むか、その顛末が描かれていますが、アナログ時代のよさを生かした巧妙な作戦には驚きました。
この金塊奪取作戦に加わる連中が憎めない人のよさそうな連中で、つい応援してしまいます。
現代の映画であれば、この犯人たちは、もっと世知辛いドロドロした関係になるのでしょう。
出演者で特筆すべきはこの映画の監督の奥方でもあるロッサナ・ポデスタ。
現在は70歳を超えていますが、この頃は妖艶な魅力を放っていて、彼女の奇抜な衣装がなかなかの見物。
現代の感覚から見ると、かえってヒップな感じです。
誰もが楽しめるイタリアン・モンド・ムーヴィの華麗な秀作。
このレビューは気に入りましたか?
8人の会員が気に入ったと投稿しています
どこか懐かしく 「やばっ、グッときた 」 (笑)
ロキュの69日連続レビュー その29
(ネタバレあり)
7月7日なのでパチンコにまつわる映画にしようとも思いましたが、自分自身があまりパチンコするほうじゃないので・・・・
『 セブン 』にしようかと思いましたが、最近重い映画を観続けてたので、ちょっとしんどくなってきました・・・・ということで、この能天気とも言える作品にしました。
みなさんご指摘のとおり、『 ルパン三世 』はこの映画から、かなりいただいてますね。
銀行から、7人の男たち+美女が金塊を盗み出すのですが、暴力的でもスリリングでもなく、展開がおマヌケでほのぼのとしたユーモアがあって明るい。
「お色気」なんてもはや死語でしょうけど、エロさもドギツさもなく、エッチなことにおおらかなユーモアがあって、ロッサナ・ボデスタのセミヌードや露出の多い衣裳で、当時は十分コーフンしていたんですね。
男っていつの時代もバカだなと思います。
教授役のフィリップ・ルロワ。
伊丹十三や岸田森などが演じた、キザなインテリだけどどこかうさんくさい男の典型のような。
どこかで見た顔と思ったら、レオナルド・ダ・ヴィンチを演じたのは彼でしたか。
ではそのレビューは近日。
アドルフ役のガストーネ・モスキンは『 暗殺の森 』に出てましたね。
『昨日・今日・明日』などで知られ90歳を過ぎても現役という、アルマンド・トロヴァヨーリ( ピア・アンジェリの元夫ですか )作曲によるテーマ音楽がいい。
スキャット多用で、はじめ「11PM」を連想していましたが、篠原涼子の顔が浮かんできて、やばっ、グッときてしまいました。
このレビューは気に入りましたか?
7人の会員が気に入ったと投稿しています
わくわく感が止まらない!
8人じゃないか!
と思ったらロッサナ・ポデスタ演じる美女はプラス1なのですね。
司令塔の教授と呼ばれる男+名うての技術者さながらの男たち6人で黄金の7人です。
舞台はスイス、ジュネーブなのに
銀行の人たちも皆一様にイタリア語を話していることには違和感だったけど(笑)
まあ、そこはおおめにみましょう。
1965年の映画とは信じ難いほどに、オシャレで軽快な映画です。
バックに流れる小気味いいスキャットに乗せて
いきなり黄金の7人+美女は綿密に計画された金塊強奪作戦実行中とあいなります。
強奪方法のアイデアは、60年近く前の発想としては実に驚きの方法。
そして作業をする6人のこなれた行動は
なんと鮮やかなことか!
そして見ているこちら側は、彼らの成功を俄然応援しちゃうわけです。
金塊強奪成功した後も、目まぐるしく変わる読めない展開。
物語は二転三転して、ラストのオチへ!
楽しかったです。
モンキー・パンチさんがこの映画を参考にして
『ルパン三世』を描いたというのも納得です。
したたかでちゃっかりなお色気美女はまさに峰不二子!
見えそうで見えない奇抜な衣装は今見ても新鮮でした。
このレビューは気に入りましたか?
6人の会員が気に入ったと投稿しています
サイコー!
投稿日:2008/06/19
レビュアー:武蔵野婦人
癖のある映画が好きで、万人に人気のヒット作が「ちっともおもろくないやんけ」となりがちな武蔵野婦人でありますので、私が「おもろいよー」と感激しているものを見ても「はて?」と思ってしまう人はいるんじゃないかと思うのですよね。
ってか、「自分がおもろいと思うもの」は、世の中のメジャー路線でないってのは十分わかってるつもりなんですが。
しかし。
しかしだね、これは万人に胸を張って言っていいのではないかね。
「サイコー!」と。
この手の、泥棒チームの盗みのあの手この手ってのは
オーシャンズなどにも受け継がれて不滅ですが
でも、なんといってもこの のんき な感じの銀行泥棒の手はずは、文句なしに最高のエンターテイメントだと思います。
こんな警備体制ありえないとか
こんな間抜けな警察があるかいな、とか
そもそも税関を金塊7トン通り抜けるはずないやんけ、とか
そんなヤボなことは言いっこなし。
この のんき さがいいんです。
無理なドキドキやスリルなんて必要ないの。
手に汗握る、、、、なんてのもいらない。
(私、サスペンスやスパイもので必要以上にドキドキと心臓を痛くさせる映画とか、さらにはその先で胸をえぐるような現実を用意する映画とか、結局は苦手なのですもの)
ただただ、「盗み」のロマンに身をゆだねて楽しめる映画って、ほんと貴重だわあと思います。
この世界の中では
裏切り だって、失敗 だって
にこにこ、ほくほく 見ていられる。
ああ、ほっくりしあわせだあ。
全面を通して流れるジャズ。
峰不二子ちゃんのモデルとも言われているロッサナ・ボデスタの最高にいかしたファッションと、エロエロボディ(うちにある峰不二子のフィギュアそのものだー!)。
高級ホテルにいかした車。
最高に楽しい1本でした。
続編も見ようっと!
でもって、ルパン三世も見たくなっちゃったぞ。
黄金の7人万歳!
でもって
しみじみ、ルパン三世も最高!
このレビューは気に入りましたか?
5人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
ルパン三世の元ネタ?
投稿日
2007/06/29
レビュアー
masamune
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
私の新しい職場には、アニメに詳しい後輩が居て何時も面白さを熱く語ってくれる。この先生は洋画は見ないらしいが、本作には「ビビッ」と反応した(笑)。それは、あの「ルパン三世」の元ネタ!と主張するから・・・「あっ、そうなの!」と思わぬ所で薀蓄を得たが、真贋についてはマニアの方に譲るとして改めて見直すと、大いに納得した。
本作の製作は1965年、しかし「お洒落で」「お気楽で」「お調子者」そんなイタリア映画の良いとこばかりをエッセンスした、とても楽しい映画。その時代を感じさせない、独特のパッションは「オーシャンズ何とか」とは別次元の面白さが堪能できる。前年にハリウッドで作られた「トプカピ」と並んで、後年の「泥棒映画」を確立した本作はシリーズ化されたが、やはり本作がベスト!だ。
因みに本作では犯罪映画ながら「殺人」は一切無い。お子様とも安心してご覧頂きたい。
物語はPhilippe Leroy演じる怪しい(笑)アルべール教授が、毎回各国から集めた6人の手下を率いて、世界を股に掛けて「お宝」を盗むと言うもの。しかし、その手口は「スパイ大作戦」も真っ青の、奇想天外なトリックでまんまと相手を出し抜く様が、とてもニクイ!。「007」並みの秘密兵器や、意外と緻密に計算された計画等、とても40年以上前の風合には見えない。
改めて見直すと、冒頭での「説明」が一切無い。ハリウッドならリーダーが作戦の説明をし、観客にも物語を把握させるシーンが必ず有るが、バッサリ削除する潔さ。これは監督のMarco Vicarioの優れた演出の賜物だ。映像だけで上手に見る側を展開導入させ、その上自分もメンバーに加わってるかの様な臨場感は素晴らしい!。冗長なシーンが一切無い、ダンサブルな展開が本作の小気味良さに直結してる。
本作の出色は助演のRossana Podesta!。この人を見ると「ルパン三世」の峰不二子の元ネタと言うのも頷ける(笑)。ダイナマイトボディ(死語?)を駆使して、教授に取り入るのだが味方なのか敵なのか不確かさが絶妙で、しかも頭も良い。ファッションセンスもバツグンで、シーン毎に服が変わってる?と思える程に観客を楽しませてくれる。よくよく見ると凄い美人と言う訳では無いが、とにかく作品の雰囲気とドンピシャだと思う。
もう一つ素晴らしいのは音楽!。Armando Trovajoliの奏でるメロディは、今で言うならスムースジャズなのだろうが、これも「ルパン三世」に通じる部分も多い。この豪奢で洗練された本作のテーマは実は有名なんですが、これは聞いてからのお楽しみって事で(笑)。
まあ、強いて難点を言えばメンバーの描き込み方が弱い点とラストのオチだろうが、それは本作がイタリア映画って事で私は許せる(笑)。人生の葛藤を描く名作系の多いイタリア映画の中で、本作は徹頭徹尾「娯楽映画」を目指してる。そのセンスの秀逸さとアイデアの独自性を考えれば、欠点は小さな綻びと思う。
好評を下に「続・黄金の七人/レインボー作戦」「新・黄金の七人=7×7」「黄金の7人・1+6/エロチカ大作戦」と続編が多く作られた(キングレコード版のDVD-BOXで鑑賞)。私が許せるのは「新」までだが、本作を見れば必ず続編が見たくなる事は間違いないし、なるほど実写版「ルパン三世」として十分通用する面白さだ。
古い映画が嫌いじゃ無い方には是非見て頂きたい。映画の面白さの原点が味わえると思うし、娯楽映画の真髄が堪能できる、masamune絶賛のお薦めです!。
華麗なる泥棒たち
投稿日
2007/08/17
レビュアー
カプチーノ
一世を風靡したイタリア映画。
映画そのものも大ヒットしましたが、アルマンド・トロヴァヨーリの音楽が時代を超えて人気です。
トロヴァヨーリは多才な人で、ジャズ・ミュージシャンでもあり、端正なアルバムがあります。そこからは、確かな音楽的基盤が伺えます。
作曲家として手がけた映画音楽の数は多いですが、特にこの「黄金の七人」は、サントラ・ファンのみならずモンド・ミュージックのファンからの人気も得て、これまでに何度もCD化されています。その人気は衰えません。
小粋なスキャットを一度聴いたら忘れられなくなり、つい口ずさんでしまいます。
イタリア映画を観ていると彼の名前によく出会います。
エンニオ・モリコーネのように哀愁をおびた曲調ではないのですが、おしゃれな感覚が素晴らしく、間違いなく一流の作曲家です。
音楽と同様映画もおしゃれ。
銀行からいかに金塊を盗むか、その顛末が描かれていますが、アナログ時代のよさを生かした巧妙な作戦には驚きました。
この金塊奪取作戦に加わる連中が憎めない人のよさそうな連中で、つい応援してしまいます。
現代の映画であれば、この犯人たちは、もっと世知辛いドロドロした関係になるのでしょう。
出演者で特筆すべきはこの映画の監督の奥方でもあるロッサナ・ポデスタ。
現在は70歳を超えていますが、この頃は妖艶な魅力を放っていて、彼女の奇抜な衣装がなかなかの見物。
現代の感覚から見ると、かえってヒップな感じです。
誰もが楽しめるイタリアン・モンド・ムーヴィの華麗な秀作。
どこか懐かしく 「やばっ、グッときた 」 (笑)
投稿日
2011/07/07
レビュアー
ロキュータス
ロキュの69日連続レビュー その29
(ネタバレあり)
7月7日なのでパチンコにまつわる映画にしようとも思いましたが、自分自身があまりパチンコするほうじゃないので・・・・
『 セブン 』にしようかと思いましたが、最近重い映画を観続けてたので、ちょっとしんどくなってきました・・・・ということで、この能天気とも言える作品にしました。
みなさんご指摘のとおり、『 ルパン三世 』はこの映画から、かなりいただいてますね。
銀行から、7人の男たち+美女が金塊を盗み出すのですが、暴力的でもスリリングでもなく、展開がおマヌケでほのぼのとしたユーモアがあって明るい。
「お色気」なんてもはや死語でしょうけど、エロさもドギツさもなく、エッチなことにおおらかなユーモアがあって、ロッサナ・ボデスタのセミヌードや露出の多い衣裳で、当時は十分コーフンしていたんですね。
男っていつの時代もバカだなと思います。
教授役のフィリップ・ルロワ。
伊丹十三や岸田森などが演じた、キザなインテリだけどどこかうさんくさい男の典型のような。
どこかで見た顔と思ったら、レオナルド・ダ・ヴィンチを演じたのは彼でしたか。
ではそのレビューは近日。
アドルフ役のガストーネ・モスキンは『 暗殺の森 』に出てましたね。
『昨日・今日・明日』などで知られ90歳を過ぎても現役という、アルマンド・トロヴァヨーリ( ピア・アンジェリの元夫ですか )作曲によるテーマ音楽がいい。
スキャット多用で、はじめ「11PM」を連想していましたが、篠原涼子の顔が浮かんできて、やばっ、グッときてしまいました。
わくわく感が止まらない!
投稿日
2022/09/16
レビュアー
飛べない魔女
8人じゃないか!
と思ったらロッサナ・ポデスタ演じる美女はプラス1なのですね。
司令塔の教授と呼ばれる男+名うての技術者さながらの男たち6人で黄金の7人です。
舞台はスイス、ジュネーブなのに
銀行の人たちも皆一様にイタリア語を話していることには違和感だったけど(笑)
まあ、そこはおおめにみましょう。
1965年の映画とは信じ難いほどに、オシャレで軽快な映画です。
バックに流れる小気味いいスキャットに乗せて
いきなり黄金の7人+美女は綿密に計画された金塊強奪作戦実行中とあいなります。
強奪方法のアイデアは、60年近く前の発想としては実に驚きの方法。
そして作業をする6人のこなれた行動は
なんと鮮やかなことか!
そして見ているこちら側は、彼らの成功を俄然応援しちゃうわけです。
金塊強奪成功した後も、目まぐるしく変わる読めない展開。
物語は二転三転して、ラストのオチへ!
楽しかったです。
モンキー・パンチさんがこの映画を参考にして
『ルパン三世』を描いたというのも納得です。
したたかでちゃっかりなお色気美女はまさに峰不二子!
見えそうで見えない奇抜な衣装は今見ても新鮮でした。
サイコー!
投稿日
2008/06/19
レビュアー
武蔵野婦人
癖のある映画が好きで、万人に人気のヒット作が「ちっともおもろくないやんけ」となりがちな武蔵野婦人でありますので、私が「おもろいよー」と感激しているものを見ても「はて?」と思ってしまう人はいるんじゃないかと思うのですよね。
ってか、「自分がおもろいと思うもの」は、世の中のメジャー路線でないってのは十分わかってるつもりなんですが。
しかし。
しかしだね、これは万人に胸を張って言っていいのではないかね。
「サイコー!」と。
この手の、泥棒チームの盗みのあの手この手ってのは
オーシャンズなどにも受け継がれて不滅ですが
でも、なんといってもこの のんき な感じの銀行泥棒の手はずは、文句なしに最高のエンターテイメントだと思います。
こんな警備体制ありえないとか
こんな間抜けな警察があるかいな、とか
そもそも税関を金塊7トン通り抜けるはずないやんけ、とか
そんなヤボなことは言いっこなし。
この のんき さがいいんです。
無理なドキドキやスリルなんて必要ないの。
手に汗握る、、、、なんてのもいらない。
(私、サスペンスやスパイもので必要以上にドキドキと心臓を痛くさせる映画とか、さらにはその先で胸をえぐるような現実を用意する映画とか、結局は苦手なのですもの)
ただただ、「盗み」のロマンに身をゆだねて楽しめる映画って、ほんと貴重だわあと思います。
この世界の中では
裏切り だって、失敗 だって
にこにこ、ほくほく 見ていられる。
ああ、ほっくりしあわせだあ。
全面を通して流れるジャズ。
峰不二子ちゃんのモデルとも言われているロッサナ・ボデスタの最高にいかしたファッションと、エロエロボディ(うちにある峰不二子のフィギュアそのものだー!)。
高級ホテルにいかした車。
最高に楽しい1本でした。
続編も見ようっと!
でもって、ルパン三世も見たくなっちゃったぞ。
黄金の7人万歳!
でもって
しみじみ、ルパン三世も最高!
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