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アントニオーニ監督がじらじらと映し出す“愛の不毛”。 世界の映画作りを根こそぎ変えた衝撃作。
製作年: |
1957年 |
---|---|
製作国: |
イタリア |
原題: |
IL GRIDO |
監督: |
ミケランジェロ・アントニオーニ |
---|---|
出演: |
スティーブ・コクラン 、 アリダ・ヴァリ 、 ベッツィ・ブレア 、 ドリアングレイ 、 ベッツィ・ブレア 、 リン・ショウ |
脚本: |
エンニオ・デ・コンチーニ 、 エリオ・バルトリーニ 、 ミケランジェロ・アントニオーニ |
撮影: |
ジャンニ・ディ・ヴェナンツォ |
音楽: |
ジョバンニ・フスコ |
アントニオーニ監督がじらじらと映し出す“愛の不毛”。 世界の映画作りを根こそぎ変えた衝撃作。
製作年: |
1957年 |
---|---|
製作国: |
イタリア |
原題: |
IL GRIDO |
監督: |
ミケランジェロ・アントニオーニ |
---|---|
出演: |
スティーブ・コクラン 、 アリダ・ヴァリ 、 ベッツィ・ブレア 、 ドリアングレイ 、 ベッツィ・ブレア 、 リン・ショウ |
脚本: |
エンニオ・デ・コンチーニ 、 エリオ・バルトリーニ 、 ミケランジェロ・アントニオーニ |
---|---|
撮影: |
ジャンニ・ディ・ヴェナンツォ |
音楽: |
ジョバンニ・フスコ |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
111分 | 日本語 | 1:ドルビーデジタル/モノラル/イタリア語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
IVCF5014 | 2006年11月22日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
9枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
111分
字幕:
日本語
音声:
1:ドルビーデジタル/モノラル/イタリア語
レイティング:
記番:
IVCF5014
レンタル開始日:
2006年11月22日
在庫枚数
9枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
111分 | 日本語 | 1:ドルビーデジタル/モノラル/イタリア語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
IVCF5014 | 2006年11月22日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
9枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
111分
字幕:
日本語
音声:
1:ドルビーデジタル/モノラル/イタリア語
レイティング:
記番:
IVCF5014
レンタル開始日:
2006年11月22日
在庫枚数
9枚
1位登録者:
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0人
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アントニオーニ監督の作品って「欲望」と「太陽はひとりぼっち」ぐらいしか観てないので、もうちょっと観ておかないと!ってことで「さすらい」を観てみました♪
ほー!これが1957年の作品ってびっくりやねー♪今観てもぜんぜん面白いし、全く古さを感じひんっすね〜♪(いや、多少は感じるかw)
□■□■□■□■□
世界の映画作りのどこをどう根こそぎ変えたのかは全くわからないんすけど、今観た感じでは非常に観易くて解りやすいんで、この映画以前に無くてこの映画以降の映画作りに定着した何かがあるんやろね(°∀°)b
"愛"を失った男が、"愛"を取り戻そうともがき、"愛"を求め彷徨う・・・
一応ロードムービーの形態はとってるんやけど、通常のロードムービーが様々な人々に触れることで何かを得て成長していくのに反し、この作品は結局何も変わらずにより空虚さだけが増していくっつー展開になるのがおもろいっすね^_^
当時がどうやったかはわからんけど、自分には"ロードムービー=成長の旅"っつーイメージが刷り込まれてるんで、そういう意味で後半の予想を裏切られる展開が心地よくて引き込まれてもーたっす♪
□■□■□■□■□
まぁ、絶対に観ないといけないっつー作品でも無いような作品やけど、個人的にはかなり好みの作品で楽しめました♪
個人的満足度 80点!!! オススメ度 70点
このレビューは気に入りましたか? 9人の会員が気に入ったと投稿しています
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と大きくは思うのですが、昔のなかなか見れなかった時代を思ったり、安いDVD化を考えると、なんだかありがたみが薄れてきたような・・・ま、でも、びんぼー人にはやはりありがたい世の中になったようです。頭の良くない人間には非常にありがたいです。だって、わかんないところ巻き戻して見れるもんね。DVD。
で、アントニオー二の本作ですが、「情事」のあの場面やらの印象でラストがもっとトートツでショッキングと勝手に思っていたので、最初の方やラストが長くてイライラして、そんなに長回ししてどーするアントニオー二と思っちゃいました。ちょっと安易な自殺とも思いました。後半から主人公の気持ちがどーもわからんで困りました。
アントニオーニ作品、見た順に感想書いときます。
「情事」。若いとき見て最初数分以外は眠くて苦痛な映画でした。この映画を否定した裕次郎の「銀座の恋の物語」に感動しました。
「太陽はひとりぼっち」。この映画には感心しました。方法論に。ほー、ほー、と驚きました。
「欲望」。前半のサスペンスでびっくり。すげーいいぞいいぞで、後半の芸術で、テメー!アントニオーニせっかくの傑作をそんなにテメーは芸術家ぶりたいのかーボケー!と思いました。似たようにデビッド・リンチの「マルホランド・ドライブ」でもいいぞいいぞ。ボケーッ!と怒鳴りまくりました。
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アントニオー二作品、初めてなのですが、「ヌーヴェルバーグの押し寄せるはるか以前に映画の常識を根底から覆す作品を作った鬼才」、なんて身構える必要はなかった。端正でもの静かないい映画でした。
イタリア北部ポー河流域の寂れた町、戦後の傷跡残る50年代、地元の製糖工場で働く男は「内縁」の妻との間に娘を授かり幸せな7年間を過ごしていた。
ある冬の日、妻の元夫が出稼ぎ先の外国で死んだとの知らせが届き、事情は一変する。これで晴れて夫婦になれると喜ぶ男に、女は突然別れを切り出す。それも新しい恋人が出来たとの告白つきで。
傷心の男は娘を連れて故郷を離れ、川沿いの村々を転々とさすらう。かつての婚約者をはじめ、何人かの女に出会い、生活をともにする時期もあったのだか、やはり去った妻、イルマが忘れられない。娘を故郷に帰し、やがて自分もかつての町に帰還する。そこでの妻の新しい暮らしぶりを窓越しに目にして絶望のあまり…。
二人のなれそめ、妻の変身の理由、男の放浪の旅に出るいきさつ、そういうものは一切説明されない。突然の別れ、突然の放浪生活。男、アルドの背中をカメラは静かに追うだけ。起承転結で納得させようとする意思もなく、ドラマチックに盛り上げようとする意図などさらにない。
しかし、ゴダールのような実験的観念映画というと全然そうではないのである。
何よりも画面に広がるポー河流域の平原の風景とそこに生きる人々のリアルな描写がいい。いつだって女性たちの靴は泥にまみれている。川岸に小屋がけする労働者も娼婦も、ガソリンスタンドの未亡人も、皆たくましく生きている。最後は滑走路建設に反対する住民集会を持ってくるなんてさすが元イタリア共産党員のことはある。社会主義リアリズムの手法がもの凄く洗練されて生かされており、それが主人公の心情を浮き立たせ、表現しがたい詩情が生んでいる。下部構造あっての上部構造の見本というわけではあるまいが、地に足の着いた落ち着いたたたずまいに品があった。
そして、テーマ。「愛の不毛」はちょっと違うんではないかと、私は思った。アルドの心は不変なのだ。彼、確かにカラダの操をすぐ棄てるが、こころの操は決して揺らがないのである。ガソリンスタンドの未亡人はずいぶん魅力的、経済的にもと、思ったが、肝心の相手の心が接近しようとすると、「イルマ…」と別れた妻の名が口をついてしまう。愛の放浪をいくら重ねても忘れられない最愛の女。すばらしい純情中年ぶり。愛に憧れ愛を求めて命までも捧げようとの熱烈さだ。不毛というのは愛を最初から信じず求めもしないことを言うのである。寒々しい風景の中でも男の心は熱い。
もしかしたらこの映画は何かの寓話なのかもしれない。一度は背を向けても結局はそこに帰り着いてしまうものがある。しかしいくら熱烈に求めてもそれは応えてくれない。神だったりして?
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ユーザーレビュー:12件
投稿日
2010/03/06
レビュアー
KASPAR※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
アントニオーニ監督の作品って「欲望」と「太陽はひとりぼっち」ぐらいしか観てないので、もうちょっと観ておかないと!ってことで「さすらい」を観てみました♪
ほー!これが1957年の作品ってびっくりやねー♪今観てもぜんぜん面白いし、全く古さを感じひんっすね〜♪(いや、多少は感じるかw)
□■□■□■□■□
世界の映画作りのどこをどう根こそぎ変えたのかは全くわからないんすけど、今観た感じでは非常に観易くて解りやすいんで、この映画以前に無くてこの映画以降の映画作りに定着した何かがあるんやろね(°∀°)b
"愛"を失った男が、"愛"を取り戻そうともがき、"愛"を求め彷徨う・・・
一応ロードムービーの形態はとってるんやけど、通常のロードムービーが様々な人々に触れることで何かを得て成長していくのに反し、この作品は結局何も変わらずにより空虚さだけが増していくっつー展開になるのがおもろいっすね^_^
当時がどうやったかはわからんけど、自分には"ロードムービー=成長の旅"っつーイメージが刷り込まれてるんで、そういう意味で後半の予想を裏切られる展開が心地よくて引き込まれてもーたっす♪
□■□■□■□■□
まぁ、絶対に観ないといけないっつー作品でも無いような作品やけど、個人的にはかなり好みの作品で楽しめました♪
個人的満足度 80点!!! オススメ度 70点
投稿日
2008/02/01
レビュアー
シニソーヤ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
と大きくは思うのですが、昔のなかなか見れなかった時代を思ったり、安いDVD化を考えると、なんだかありがたみが薄れてきたような・・・ま、でも、びんぼー人にはやはりありがたい世の中になったようです。頭の良くない人間には非常にありがたいです。だって、わかんないところ巻き戻して見れるもんね。DVD。
で、アントニオー二の本作ですが、「情事」のあの場面やらの印象でラストがもっとトートツでショッキングと勝手に思っていたので、最初の方やラストが長くてイライラして、そんなに長回ししてどーするアントニオー二と思っちゃいました。ちょっと安易な自殺とも思いました。後半から主人公の気持ちがどーもわからんで困りました。
アントニオーニ作品、見た順に感想書いときます。
「情事」。若いとき見て最初数分以外は眠くて苦痛な映画でした。この映画を否定した裕次郎の「銀座の恋の物語」に感動しました。
「太陽はひとりぼっち」。この映画には感心しました。方法論に。ほー、ほー、と驚きました。
「欲望」。前半のサスペンスでびっくり。すげーいいぞいいぞで、後半の芸術で、テメー!アントニオーニせっかくの傑作をそんなにテメーは芸術家ぶりたいのかーボケー!と思いました。似たようにデビッド・リンチの「マルホランド・ドライブ」でもいいぞいいぞ。ボケーッ!と怒鳴りまくりました。
投稿日
2009/05/12
レビュアー
港のマリー※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
アントニオー二作品、初めてなのですが、「ヌーヴェルバーグの押し寄せるはるか以前に映画の常識を根底から覆す作品を作った鬼才」、なんて身構える必要はなかった。端正でもの静かないい映画でした。
イタリア北部ポー河流域の寂れた町、戦後の傷跡残る50年代、地元の製糖工場で働く男は「内縁」の妻との間に娘を授かり幸せな7年間を過ごしていた。
ある冬の日、妻の元夫が出稼ぎ先の外国で死んだとの知らせが届き、事情は一変する。これで晴れて夫婦になれると喜ぶ男に、女は突然別れを切り出す。それも新しい恋人が出来たとの告白つきで。
傷心の男は娘を連れて故郷を離れ、川沿いの村々を転々とさすらう。かつての婚約者をはじめ、何人かの女に出会い、生活をともにする時期もあったのだか、やはり去った妻、イルマが忘れられない。娘を故郷に帰し、やがて自分もかつての町に帰還する。そこでの妻の新しい暮らしぶりを窓越しに目にして絶望のあまり…。
二人のなれそめ、妻の変身の理由、男の放浪の旅に出るいきさつ、そういうものは一切説明されない。突然の別れ、突然の放浪生活。男、アルドの背中をカメラは静かに追うだけ。起承転結で納得させようとする意思もなく、ドラマチックに盛り上げようとする意図などさらにない。
しかし、ゴダールのような実験的観念映画というと全然そうではないのである。
何よりも画面に広がるポー河流域の平原の風景とそこに生きる人々のリアルな描写がいい。いつだって女性たちの靴は泥にまみれている。川岸に小屋がけする労働者も娼婦も、ガソリンスタンドの未亡人も、皆たくましく生きている。最後は滑走路建設に反対する住民集会を持ってくるなんてさすが元イタリア共産党員のことはある。社会主義リアリズムの手法がもの凄く洗練されて生かされており、それが主人公の心情を浮き立たせ、表現しがたい詩情が生んでいる。下部構造あっての上部構造の見本というわけではあるまいが、地に足の着いた落ち着いたたたずまいに品があった。
そして、テーマ。「愛の不毛」はちょっと違うんではないかと、私は思った。アルドの心は不変なのだ。彼、確かにカラダの操をすぐ棄てるが、こころの操は決して揺らがないのである。ガソリンスタンドの未亡人はずいぶん魅力的、経済的にもと、思ったが、肝心の相手の心が接近しようとすると、「イルマ…」と別れた妻の名が口をついてしまう。愛の放浪をいくら重ねても忘れられない最愛の女。すばらしい純情中年ぶり。愛に憧れ愛を求めて命までも捧げようとの熱烈さだ。不毛というのは愛を最初から信じず求めもしないことを言うのである。寒々しい風景の中でも男の心は熱い。
もしかしたらこの映画は何かの寓話なのかもしれない。一度は背を向けても結局はそこに帰り着いてしまうものがある。しかしいくら熱烈に求めてもそれは応えてくれない。神だったりして?
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