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岡本喜八監督の代表作とも言える西部劇タッチの戦争アクションシリーズ第2作。日本軍の独立佐文字小隊は、消えた軍旗の捜索を命じられる。
岡本喜八監督の代表作とも言える西部劇タッチの戦争アクションシリーズ第2作。日本軍の独立佐文字小隊は、消えた軍旗の捜索を命じられる。
製作年: |
1960年 |
---|---|
製作国: |
日本 |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
107分 | 日本語 | 1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
TDV16276R | 2006年11月29日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
5枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
107分
字幕:
日本語
音声:
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
レイティング:
記番:
TDV16276R
レンタル開始日:
2006年11月29日
在庫枚数
5枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
107分 | 日本語 | 1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
TDV16276R | 2006年11月29日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
5枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
107分
字幕:
日本語
音声:
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
レイティング:
記番:
TDV16276R
レンタル開始日:
2006年11月29日
在庫枚数
5枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
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中国戦線で軍旗を持った隊が全滅し、軍旗捜索するはぐれ者部隊の話。
喜八アクション映画らしい日本の戦争映画の湿っぽさは一切なく、カラッとしたアクション映画になっていて悲惨さとかもなく、エンタメアクションとしてそして戦争のバカバカしさや反戦メッセージをしっかりと込められている映画でした。
現代の視点で見ると軍旗1つに何でここまで犠牲を払わらないといけないのかと思ってしまいますが、当時の軍人さんたちのメンツの重要性を見られる作品で、軍旗のために八路軍や更には日本軍の中にも勝手に奪おうとする人が現れて、それの取り合いの面白さをエンタメとしてしっかりと作りこまれていて楽しかったです。
そして敵軍役のフランキー堺さんが全部持って行ってしまう映画でした。
めちゃくちゃ追い込まれているのに常に冗談を言って楽しんで危機を突破していく主人公の左文字隊の個性的なメンバーの描きこみも最高でした
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昨日、越後長岡を発って千葉へ帰ってきました。一旦、お役御免であります。
さて、自宅に戻って、いつでもネットに繋がれることになりました。最初のレビューは娯楽戦争映画の傑作『独立愚連隊西へ』であります。
かなりシリアスな内容だった前作(厳密にいうと本作は登場人物の面からも物語の面からも続編ではないので厳密には前作ではないのですが)とはガラッと方向性を変えた本作ですが、西部劇タッチと上の解説に書かれていますが岡本監督自身、本当に西部劇が好きみたいですから、そのノリで撮ったことは間違いないと思います。
そういえば話は逸れますが、岡本監督のお話を目の前で聞いたことがあります。熊本は杖立温泉であったとあるコンベンションの催し物の一つとして監督のお話を聞き、併せて幻の傑作『殺人狂時代』を16mmで上映するという企画がありました。監督のお話は一つの話題から次の話題へと自由連想のように跳び、その中で「今度、西部劇を撮るんですよ。」という言葉があり、楽しみにしていたら、ほどなく『ジャズ大名』が公開され、なるほどと思ったものです。
閑話休題、そういう意味では確かに本作は西部劇のノリで作られたものでしょう。で、また、話が逸れてしまいますが、本作にインスパイアされたことが明白な小説があります。故景山民夫氏の「野鼠戦線」で、命令を発した指揮官が戦死したために米軍の飛行場近くで留まらざるを得なくなった佐門次少尉率いる総勢4名の”左文字小隊”が馬鹿な味方の部隊を米軍の空襲から救ったり、彼らをライバル視する飛行場守備隊の米軍指揮官とハチャメチャな水上戦を交わしたりという連作短編であります。彼がああいう方向に行かずに存命なら続編が読めたのにと残念でなりません。
また、話を戻して本作ですが、戦争映画にしては人死にが少ないところも明るい娯楽路線といえるでしょう。もっとも西部劇のノリですから敵はバンバン死んじゃいます。インディアンですね。ただ、単なる記号としての敵ではないことは八路軍の指揮官にフランキー堺、協力者の日本軍将校という触れ込みの八路軍情報将校、金山中尉こと金に中丸忠雄が扮して、それぞれにいい見せ場があったりするのも岡本監督らしいところです。
他にも算盤占いが得意な神谷一等兵役の堺佐千夫のコメディリリーフ振りとか、佐藤允の戸川軍曹がニッと笑うその顔の可笑しみと凄みの混ざった不思議な感じとか俳優陣も特徴があって物語を膨らませる要素になっています。
最後に恒例の”趣味の時間”ですが、意外に考証が確かでした。まず、兵士の持つ38式歩兵銃はもちろん、11年式軽機もきちんと造形されております。もちろん、実銃は使えないので電気着火ですが。八路軍の小銃は多分、モーゼルだと思いますがアップの映像が無いので不明です。軽機関銃はチェコ製ZB26を再現しております。これはドイツ軍と同じ7.92mm×57という弾薬を使うので小銃と共用が可能な利点があります。日本軍も「無故障機関銃」と呼んで鹵獲したものを好んで使用したそうです。劇中でも左文字小隊は鹵獲したという設定なのでしょうか、使っております。その他、ゲリラがトンプソンM1928を持っております。拳銃はほとんどが14年式ですが、左文字少尉はブローニングらしき中型拳銃を使用します。
娯楽映画とはいっても、物語の、たかが旗1本を巡って大勢の兵隊が駆け巡るという設定自体が戦争というものの馬鹿さ加減を描いており、劇中での左文字少尉の言動が命あっての物種ということを語っております。そもそも左文字小隊の存在が全員玉砕と記録されたが故の厄介者扱いで危険の多い任務をあてがわれて各地を転戦するという軍隊の(特に旧日本軍の)持つロクデモ無さを浮かび上がらせていると思えます。
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ユーザーレビュー:11件
投稿日
2020/01/06
レビュアー
片山刑事※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
中国戦線で軍旗を持った隊が全滅し、軍旗捜索するはぐれ者部隊の話。
喜八アクション映画らしい日本の戦争映画の湿っぽさは一切なく、カラッとしたアクション映画になっていて悲惨さとかもなく、エンタメアクションとしてそして戦争のバカバカしさや反戦メッセージをしっかりと込められている映画でした。
現代の視点で見ると軍旗1つに何でここまで犠牲を払わらないといけないのかと思ってしまいますが、当時の軍人さんたちのメンツの重要性を見られる作品で、軍旗のために八路軍や更には日本軍の中にも勝手に奪おうとする人が現れて、それの取り合いの面白さをエンタメとしてしっかりと作りこまれていて楽しかったです。
そして敵軍役のフランキー堺さんが全部持って行ってしまう映画でした。
めちゃくちゃ追い込まれているのに常に冗談を言って楽しんで危機を突破していく主人公の左文字隊の個性的なメンバーの描きこみも最高でした
投稿日
2019/03/31
レビュアー
さっちゃん※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
昨日、越後長岡を発って千葉へ帰ってきました。一旦、お役御免であります。
さて、自宅に戻って、いつでもネットに繋がれることになりました。最初のレビューは娯楽戦争映画の傑作『独立愚連隊西へ』であります。
かなりシリアスな内容だった前作(厳密にいうと本作は登場人物の面からも物語の面からも続編ではないので厳密には前作ではないのですが)とはガラッと方向性を変えた本作ですが、西部劇タッチと上の解説に書かれていますが岡本監督自身、本当に西部劇が好きみたいですから、そのノリで撮ったことは間違いないと思います。
そういえば話は逸れますが、岡本監督のお話を目の前で聞いたことがあります。熊本は杖立温泉であったとあるコンベンションの催し物の一つとして監督のお話を聞き、併せて幻の傑作『殺人狂時代』を16mmで上映するという企画がありました。監督のお話は一つの話題から次の話題へと自由連想のように跳び、その中で「今度、西部劇を撮るんですよ。」という言葉があり、楽しみにしていたら、ほどなく『ジャズ大名』が公開され、なるほどと思ったものです。
閑話休題、そういう意味では確かに本作は西部劇のノリで作られたものでしょう。で、また、話が逸れてしまいますが、本作にインスパイアされたことが明白な小説があります。故景山民夫氏の「野鼠戦線」で、命令を発した指揮官が戦死したために米軍の飛行場近くで留まらざるを得なくなった佐門次少尉率いる総勢4名の”左文字小隊”が馬鹿な味方の部隊を米軍の空襲から救ったり、彼らをライバル視する飛行場守備隊の米軍指揮官とハチャメチャな水上戦を交わしたりという連作短編であります。彼がああいう方向に行かずに存命なら続編が読めたのにと残念でなりません。
また、話を戻して本作ですが、戦争映画にしては人死にが少ないところも明るい娯楽路線といえるでしょう。もっとも西部劇のノリですから敵はバンバン死んじゃいます。インディアンですね。ただ、単なる記号としての敵ではないことは八路軍の指揮官にフランキー堺、協力者の日本軍将校という触れ込みの八路軍情報将校、金山中尉こと金に中丸忠雄が扮して、それぞれにいい見せ場があったりするのも岡本監督らしいところです。
他にも算盤占いが得意な神谷一等兵役の堺佐千夫のコメディリリーフ振りとか、佐藤允の戸川軍曹がニッと笑うその顔の可笑しみと凄みの混ざった不思議な感じとか俳優陣も特徴があって物語を膨らませる要素になっています。
最後に恒例の”趣味の時間”ですが、意外に考証が確かでした。まず、兵士の持つ38式歩兵銃はもちろん、11年式軽機もきちんと造形されております。もちろん、実銃は使えないので電気着火ですが。八路軍の小銃は多分、モーゼルだと思いますがアップの映像が無いので不明です。軽機関銃はチェコ製ZB26を再現しております。これはドイツ軍と同じ7.92mm×57という弾薬を使うので小銃と共用が可能な利点があります。日本軍も「無故障機関銃」と呼んで鹵獲したものを好んで使用したそうです。劇中でも左文字小隊は鹵獲したという設定なのでしょうか、使っております。その他、ゲリラがトンプソンM1928を持っております。拳銃はほとんどが14年式ですが、左文字少尉はブローニングらしき中型拳銃を使用します。
娯楽映画とはいっても、物語の、たかが旗1本を巡って大勢の兵隊が駆け巡るという設定自体が戦争というものの馬鹿さ加減を描いており、劇中での左文字少尉の言動が命あっての物種ということを語っております。そもそも左文字小隊の存在が全員玉砕と記録されたが故の厄介者扱いで危険の多い任務をあてがわれて各地を転戦するという軍隊の(特に旧日本軍の)持つロクデモ無さを浮かび上がらせていると思えます。
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