ミーン・ストリート

結局最後までこれといった山場もなく
何がおこるわけではなく
次は何か起こるのだろうと期待しながら見たけど
終始短調な話は、なにこれ？
アホでどうしようもない男たちの日常を見せられてるだけ？

何度睡魔に襲われたことか・・
途中完璧眠っちまったわ！

若きデ・ニーロとハーヴェイ・カイテル、二人ともかっこよかったけど
なにせストリーがわけわからん！
スコセッシの描きたいことは、時々わからなくなることがあるけど、
このときから既にそうだったとは・・( ´△｀)

それでも映画ツウな人は、こういう映画に魅力感じちゃったりするのかしらん？

ロバート・デ・ニーロが大好きです。
ロバート・デ・ニーロの出演作品は、これまで４６作品観てきました。
その中でこれは両横綱的に面白くない。
西が「ミッション」なら。
東が「ミーンストリート」。
眠い。
とにかく眠い・・・・
「ミッション」も眠かったけど、こちらも凄い。
ＺＺｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚ・・・・・・
意識が途切れること数回。
大好きなデ・ニーロが出てる作品でこれほど意識が途切れたことは過去に無い。
デにカイテルにスコセッシ。
どうやっても面白くなりそうなもんですけど・・・・
逆にミラクル感じるぐらいにつまらないです。
このテイストでは後に「タクシードライバー」が成功しました。
これはその実験版、プロトタイプって感じかもしれません。
ここから色々反省したものと思われます。
絶えずグッドミュージックが流れているものの。
ストーリーは入ってこない。
といっても全く難しくも無い。
単純に、シンプルに面白くないです。
それだけです。

若き日のハーヴェイ・カイテルはカッコイイですね。
体も引き締まっててステキでした。
そしてデ。
腹立つキャラ演じさせたら、この頃からグンバツだったんですね。
無性に腹立たしい。
かなりイラつく。
そんなイカれたドグサレ男を見事に演じていました。
この映画観てよかった思える点は、そこだけですね。
タイトルもジャケットもカッコイイのに。
ただただ残念。

みなさん1年生だったのか、リアリティに欠ける所があるし、カメラも頑張っているようだが良い効果を生んでいない。
何を伝えたかったのか、何を表現したかったのか、ぼーとしました。
私的には１つ星（人に勧めては、いけない映画）です。

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ロバート・デ・ニーロの名が広く知れ渡ったのが、このマーティン・スコセッシとのコンビ第1作目ではあるが、自分はその前に彼の印象的な作品が２本ある。1本は、おそらく「俺たちに明日はない」の大ヒットに便乗したと思うロジャー・コーマン製作のギャング映画で、この時期デ・ニーロを可愛がって援助していた「ポセイドン・アドベンチャー」の肝っ玉母さん役が素晴らしかったアカデミー女優、シェリー・ウインタース主演で日本未公開、後にDVDにはなった「ブラディ・ママ」(邦題「血まみれギャングママ」)である。標記の評伝にこの頃の描写が載っている。ウインタース「私が出演したから、B級映画に箔がつきコーマンも大金を稼ぐことができた」彼女はデ・ニーロを4人の息子の一人に選んだ。(確か兄弟役でブルース・ダーンがいたと思う)　彼はモルヒネ中毒で中盤死んでしまう役だったが印象に残った。この頃から彼は既にデ・ニーロ・アプローチと呼ばれるやり方で現地の方言を録音して、先に一人でロケ地のアーカンソーに行ってこの役のバックグラウンドを研究をしたそうだ。ウインタース「あの子はビッグ・スターになるわ。彼の舞台を見た時、背筋がゾクッとしたのよ。あの仕草と話し方・・・４０年代にブランドを見て以来の衝撃だったわ」(余談だが、この本でマーロン・ブランドは同じアクターズ・スタジオのジェームス・ディーンの「エデンの東」を見て「奴はオレの去年の服を着て、去年の才能を使っている」と述べたそうだ。アクターズ・スタジオの専売特許、メソッド演技についてハリウッドで既に大スターだったチャールトン・ヘストン「マスターベションみたいなものだよ。楽しめるけど新しい感動は与えられない」) この本によればビーティーは「俺たち」1本で億万長者になって、片やコーマンは「イージー・ライダー」の製作の依頼を断って、ピーター・フォンダとデニス・ホッパーを他の独立系プロデューサーに引き渡してしまって３，５００万ドルの儲けを棒に振ったそうだ)　しかし、この作品は一部で彼の演技は賞賛はされたが、以降もまだ下積み状態は続いた。何本かの小品の映画に出た後に転機が訪れるのは自分が注目する、もう1本の作品、彼がマイナーの野球選手でキャッチャーの役を演じる「バング・ザ・ドラム・スローリー」(邦題「バング・ザ・ドラム」)という作品である。相棒のピッチャー役が映画の主役で、これを、その後程なく姿を消した長身のマイケル・モリアーティが演じた。これは野球版「真夜中のカーボーイ」みたいな男の友情もので、デ・ニーロはちょっとトロい男を演じる。「真夜中」のダスティン・ホフマンと同じで、病で最後逝ってしまう。自分が好きなシーンはクライマックス、モリアーティーの前で、デ・ニーロが好きなガールフレンドに電話するのだが、彼女にボロクソにけなされていて、彼はぐっと堪えて既にもう電話が切られているのに、モリアーティーの前で楽しそうな会話を一人で装うのである。受話器を降ろした後に目の前のいる彼に楽しげに報告するのだが、モリアーティーは会話の雰囲気から、この状況を察知していて、見て見ぬ振りをして黙って聞いているのだ。ここは泣ける。デ・ニーロは不治の病で死んでいく役柄とはいえ、お涙頂戴の紋切り型の演技は避けようと決めていたそうだ。この作品も当時、日本未公開で、ビデオには昔なったので観る事は出来たがDVDで又、観たい作品である。(今、読んでいるアル・パシーノのインタビュー本の中で、彼もこの作品を評価している。アル「「バング・ザ・ドラム」はいつ見てもいい映画だ。オレが野球選手になりたかったから好きなのかもしれないが、どういう訳か、この映画は余り話題にならない」) しかし、この作品でデ・ニーロの認知度はかなり上がってニューヨーク批評家協会助演男優賞を受賞して運気が巡ってきた。こうなる以前の１９７１年のクリスマス、あるクリスマス・パーティにデ・ニーロは招待されて、その招待客の中にマーティン・スコセッシがいたのだそうだ。二人はニューヨークで住む家が近かったので子供の頃は顔を合わせていたそうで、成長してからは疎遠になって、思い出もあいまいになっていた。スコセッシ「ハイ! 君を知っているよ・・・ケンメア・ストリートでギャングとつるんでなかったかい?」デ・ニーロ「ああ・・・その・・・多分ね。でも覚えてないな」スコセッシ「そうかもな。でも私は覚えているよ」この時点でスコセッシはデ・ニーロの映画を観ておらず、彼の演技も知らなかった。デ・ニーロもスコセッシを監督だとは知らなかった。丁度「ミーン・ストリート」の企画が動き出していた頃の話だそうだ。ここから二人の快進撃が始まる。

スコセッシとデニーロによる『タクシードライバー』よりも以前の作品。
話の内容はギャングが借金する映画。
はっきりいって面白くない。
が、デニーロファン、スコセッシファン、マフィア映画ファンは見て損はない…。