ベニスに死すの画像・ジャケット写真

ベニスに死す / ダーク・ボガード

ベニスに死す /ルキノ・ヴィスコンティ

平均評価点: 

予告編を検索

全体の平均評価点: (5点満点)

63

DVD

映画賞受賞作品

旧作

お届け率:100%

解説・ストーリー

T・マンの短編小説の映画化。原作ではギリシア神にも喩えられる少年タジオ役を探すため、ヴィスコンティ監督自ら何度もオーディションを重ねたといわれる。静養のため訪れたベニスで、老作曲家は、ふと出会った少年に理想の美を見出す。以来作曲家は、浜に続く回廊を少年を求めてさまよう。疫病に罹ってもなお、死化粧をその顔に施させ、ヴェニスの町を徘徊し、やがて疲れた体を海辺のデッキチェアに横たえる。波光がきらめく。満足の笑みを浮かべつつ涙し、化粧は醜く落ちていく……。

DVD

映画賞受賞作品

旧作

お届け率:100%

ジャンル :

新規ご登録はこちら

新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を

14日間無料お試し!
  • ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
  • @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
  • A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
  • B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
  • 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
  • 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。

「ベニスに死す」 の解説・あらすじ・ストーリー

解説・ストーリー

T・マンの短編小説の映画化。原作ではギリシア神にも喩えられる少年タジオ役を探すため、ヴィスコンティ監督自ら何度もオーディションを重ねたといわれる。静養のため訪れたベニスで、老作曲家は、ふと出会った少年に理想の美を見出す。以来作曲家は、浜に続く回廊を少年を求めてさまよう。疫病に罹ってもなお、死化粧をその顔に施させ、ヴェニスの町を徘徊し、やがて疲れた体を海辺のデッキチェアに横たえる。波光がきらめく。満足の笑みを浮かべつつ涙し、化粧は醜く落ちていく……。

「ベニスに死す」 の作品情報

作品情報

製作年:

1971年

製作国:

イタリア/フランス

原題:

MORTE A VENEZIA/DEATH IN VENICE

受賞記録:

1971年 カンヌ国際映画祭 25周年記念賞

「ベニスに死す」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

TSUTAYAだから可能な圧倒的作品数!!

TSUTAYAだから可能な圧倒的作品数!!

洋画・邦画

35,500
タイトル以上

国内ドラマも一部含まれております

国内・海外ドラマ

5,400
タイトル以上

アニメ

9,200
タイトル以上

R-18

210,000
タイトル以上

CD

250,000
タイトル以上

※2022年2月 現在のタイトル数

新規ご登録はこちら

新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を

14日間無料お試し!
  • ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
  • @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
  • A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
  • B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
  • 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
  • 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。

関連作品

関連作品

銃殺

甘い追憶

イノセント

キャバレー

唇からナイフ

ユーザーレビュー:63件

入力内容に誤りがあります。

内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。

  • 入力内容に誤りがあります。

この作品に関するあなたの感想や意見を書いてみませんか?

1〜 5件 / 全63件

危ない美しさ

投稿日:2012/03/12 レビュアー:ミルクチョコ

このレビューは気に入りましたか? 24人の会員が気に入ったと投稿しています

年を経て改めての名作

投稿日:2006/11/28 レビュアー:武蔵野婦人

このレビューは気に入りましたか? 18人の会員が気に入ったと投稿しています

或は自分が求め続けてついに得られなかった美を完璧な形で持っていた

投稿日:2008/09/16 レビュアー:bokensdorf

このレビューは気に入りましたか? 13人の会員が気に入ったと投稿しています

おいもとめること ネタバレ

投稿日:2007/09/27 レビュアー:アンブロシア

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

冒頭からマーラーの5番が流れてきて、まだ青いバックに字しかでてきてないのに胸がぐっと詰まる。
もう一回再生しなおして音楽に浸っているとその青いバックがベニスの夕闇の空に変わってゆく。船からたなびいた煙が水平にはしって、カメラはその煙を追いかけながら船上へズームしてゆく。
惚れぼれするような、出だし。

何故だか私は美しい少年と老いた作曲家の恋と裏切りの話だとおおきく勘違いしていたのだけれど、もっと深遠な、芸術とはなにか、美とは?老いとは?というようなことが胸に湧き上がり、迫る映画だった。


ヴィスコンティはとにかく絢爛な舞台装置のひと、という印象が強かったのだけれど、舞台となったこのホテルはこの撮影のために建てられたものだそう。なんて、贅沢な。
調度品や衣装も時代に寄せて作られたらしい。
特に海辺にたたずむ婦人たちの、顔隠しのレースのついた帽子や、母親役のシルヴァーナ・マンガノの淡いグレーピンクのドレスとか、とても綺麗だった。
なにかでもともとヴィスコンティは衣装に携わっていたことを知って、あのこだわりにも納得。

「美とは努力の末に創りだすもの」という信念を持ち、その上に自分の存在意義を見出そうとするグスタフ(グスタフってやっぱりこのモデルはマーラー?)。
だけどこのホテルで「ただそこに存在する美」である少年に出会ってしまう。
自分の追い求めていたものが覆されるその衝撃よりも、グスタフはその美しさに魅了されてしまう。

追い求めるってこういうことだなあ、と思う。
構築して構築して、だけどあっというまにそれを上回るなにかに打ち崩されてしまう。
でもそのときの喜びったら、ないような気がする。
たぶんグスタフが少年を執拗なまでに追い求めたのは単なる恋心のようなものではなくて、長年こころを寄せ、尽くし、ゆだねてきた芸術(ということばにするとなんだかなあ、だけど)とか生きてきた意味、みたいなものをすべて、この少年の美しさが凌駕してしまったからなのではないかな。
少年の微笑みはちょっと誘うようでもあるんだけど、でも否定的な冷たさじゃない。
凌駕だけど否定じゃない。
だからグスタフは今までの自分の音楽へのあり方について、考えることになるんじゃないかな。

グスタフがかなしいまでに執拗に追い続けたのはかたちとしては少年だけど、自分が追い求めてきたなにかなんだと思う。
最後の方はもうはじめの渋いグスタフは影を完全にひそめて、見ている私が、そんなんじゃ美少年くんに嫌われちゃうよ、とはらはらさせられるくらいの風貌と行動だった。
でもそれでもおいかけたかった。

最後のシーン、あんまりうつくしくて、苦しいぐらいだった。
グスタフはぜんぜんうつくしくない。でも、グスタフがみてるものは比類なくうつくしいもので、最期のさいごに彼がそこに手を伸ばせたということが、ほんとうによかった。


ビョルン・アンドレセンはとても綺麗だった。
天使が間違って成長してしまったみたい。
だけど手を後ろに組んで歩く姿は、グスタフの頑なさに通ずるのではないかな、とちょっと感じた。
絵のように綺麗な顔だけれど体つきは子供でも大人でもない不完全さで、それは美しい不完全さともまた違ったように私は感じた。頼りないような、青すぎるような。
多分一瞬のその時間をグスタフが愛したのは分かるような気がする。

シルヴァーノ・マンガノは『アポロンの地獄』で彫刻のように綺麗なひとだ、と思っていたけれど、やっぱり人間離れした雰囲気を持っている。
このお母さんと少年と家族はポーランド人という設定だったらしいんだけど、どういうわけかこのひとたちの会話には字幕が付いていなくて、それがよけいに触れられないなにかを醸しだしていてよかった。
ただ実際はこの映画を見たヨーロッパのひとたちはポーランド語がわかるひとも多いのだろうから、また違う楽しみ方ができるんだろうな。

ダーク・ボガードの微妙な表情の変化もよかった。
ベネチアに帰らざるを得なくなった、あのときのにやけ顔は、可愛らしかった。


私は、伝染病がこの街に蔓延している、というのは死期を間近にしたグスタフの妄想かと思っていた。
心臓が弱かったというのと、美を追い求めるために燃やしすぎて命を落としたのだろうと思っていたけれど、どうやら、本当に伝染病にかかってしまったという話だったみたい。
いや、でも私の中では伝染病は妄想だということにしておこう。
少年がそこから逃れると知ったとき、老いた自分はその病のなかに置き去りにされ、手折られる。

このレビューは気に入りましたか? 13人の会員が気に入ったと投稿しています

少年の美にはまると・・・・

投稿日:2004/06/16 レビュアー:オタエドン

このレビューは気に入りましたか? 12人の会員が気に入ったと投稿しています

1〜 5件 / 全63件

ユーザーレビュー

入力内容に誤りがあります。

内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。

  • 入力内容に誤りがあります。

ユーザーレビュー:63件

危ない美しさ

投稿日

2012/03/12

レビュアー

ミルクチョコ

年を経て改めての名作

投稿日

2006/11/28

レビュアー

武蔵野婦人

或は自分が求め続けてついに得られなかった美を完璧な形で持っていた

投稿日

2008/09/16

レビュアー

bokensdorf

おいもとめること

投稿日

2007/09/27

レビュアー

アンブロシア

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

冒頭からマーラーの5番が流れてきて、まだ青いバックに字しかでてきてないのに胸がぐっと詰まる。
もう一回再生しなおして音楽に浸っているとその青いバックがベニスの夕闇の空に変わってゆく。船からたなびいた煙が水平にはしって、カメラはその煙を追いかけながら船上へズームしてゆく。
惚れぼれするような、出だし。

何故だか私は美しい少年と老いた作曲家の恋と裏切りの話だとおおきく勘違いしていたのだけれど、もっと深遠な、芸術とはなにか、美とは?老いとは?というようなことが胸に湧き上がり、迫る映画だった。


ヴィスコンティはとにかく絢爛な舞台装置のひと、という印象が強かったのだけれど、舞台となったこのホテルはこの撮影のために建てられたものだそう。なんて、贅沢な。
調度品や衣装も時代に寄せて作られたらしい。
特に海辺にたたずむ婦人たちの、顔隠しのレースのついた帽子や、母親役のシルヴァーナ・マンガノの淡いグレーピンクのドレスとか、とても綺麗だった。
なにかでもともとヴィスコンティは衣装に携わっていたことを知って、あのこだわりにも納得。

「美とは努力の末に創りだすもの」という信念を持ち、その上に自分の存在意義を見出そうとするグスタフ(グスタフってやっぱりこのモデルはマーラー?)。
だけどこのホテルで「ただそこに存在する美」である少年に出会ってしまう。
自分の追い求めていたものが覆されるその衝撃よりも、グスタフはその美しさに魅了されてしまう。

追い求めるってこういうことだなあ、と思う。
構築して構築して、だけどあっというまにそれを上回るなにかに打ち崩されてしまう。
でもそのときの喜びったら、ないような気がする。
たぶんグスタフが少年を執拗なまでに追い求めたのは単なる恋心のようなものではなくて、長年こころを寄せ、尽くし、ゆだねてきた芸術(ということばにするとなんだかなあ、だけど)とか生きてきた意味、みたいなものをすべて、この少年の美しさが凌駕してしまったからなのではないかな。
少年の微笑みはちょっと誘うようでもあるんだけど、でも否定的な冷たさじゃない。
凌駕だけど否定じゃない。
だからグスタフは今までの自分の音楽へのあり方について、考えることになるんじゃないかな。

グスタフがかなしいまでに執拗に追い続けたのはかたちとしては少年だけど、自分が追い求めてきたなにかなんだと思う。
最後の方はもうはじめの渋いグスタフは影を完全にひそめて、見ている私が、そんなんじゃ美少年くんに嫌われちゃうよ、とはらはらさせられるくらいの風貌と行動だった。
でもそれでもおいかけたかった。

最後のシーン、あんまりうつくしくて、苦しいぐらいだった。
グスタフはぜんぜんうつくしくない。でも、グスタフがみてるものは比類なくうつくしいもので、最期のさいごに彼がそこに手を伸ばせたということが、ほんとうによかった。


ビョルン・アンドレセンはとても綺麗だった。
天使が間違って成長してしまったみたい。
だけど手を後ろに組んで歩く姿は、グスタフの頑なさに通ずるのではないかな、とちょっと感じた。
絵のように綺麗な顔だけれど体つきは子供でも大人でもない不完全さで、それは美しい不完全さともまた違ったように私は感じた。頼りないような、青すぎるような。
多分一瞬のその時間をグスタフが愛したのは分かるような気がする。

シルヴァーノ・マンガノは『アポロンの地獄』で彫刻のように綺麗なひとだ、と思っていたけれど、やっぱり人間離れした雰囲気を持っている。
このお母さんと少年と家族はポーランド人という設定だったらしいんだけど、どういうわけかこのひとたちの会話には字幕が付いていなくて、それがよけいに触れられないなにかを醸しだしていてよかった。
ただ実際はこの映画を見たヨーロッパのひとたちはポーランド語がわかるひとも多いのだろうから、また違う楽しみ方ができるんだろうな。

ダーク・ボガードの微妙な表情の変化もよかった。
ベネチアに帰らざるを得なくなった、あのときのにやけ顔は、可愛らしかった。


私は、伝染病がこの街に蔓延している、というのは死期を間近にしたグスタフの妄想かと思っていた。
心臓が弱かったというのと、美を追い求めるために燃やしすぎて命を落としたのだろうと思っていたけれど、どうやら、本当に伝染病にかかってしまったという話だったみたい。
いや、でも私の中では伝染病は妄想だということにしておこう。
少年がそこから逃れると知ったとき、老いた自分はその病のなかに置き去りにされ、手折られる。

少年の美にはまると・・・・

投稿日

2004/06/16

レビュアー

オタエドン

1〜 5件 / 全63件

新規ご登録はこちら

新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を

14日間無料お試し!
  • ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
  • @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
  • A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
  • B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
  • 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
  • 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。

ご利用の流れ

ご利用の流れ

@ 会員登録

申し込みフォームへ記入

申し込みフォームへ記入したら登録完了!

A 作品をレンタル

作品をレンタル

借りたい作品をリストアップするだけ!
発送可能な商品を自宅にお届けします。

B ポストに返却

ポストに返却

商品をポストに投函すればOK!

よくあるご質問

よくあるご質問

もちろん無料お試し期間中に退会することも可能です。 また、その場合は料金は一切かかりません。

無料お試し中も、都度レンタルは、有料でご利用いただくことができます。
また、無料お試し中に解約され、何らかの理由でレンタル商品を期日までにご返却いただけなかった場合に、追加料金が発生する場合がございます。

定額プランは1つの封筒に2枚入り、お届けいたします。
届いた往復封筒でポストへご投函いただき、当社配送センターにてご返却を確認できましたら次の封筒を発送致します。繰り返しでご登録のプラン枚数までご利用いただけます。

各プランはこちら

各プランはこちら

  • 宅配レンタル 定額8プラン
    月額2,052円税込
    • 「新作・準新作」が定額で月8枚レンタルできる!※1借り放題付き※2
    新規登録する
  • 宅配レンタル 定額4プラン
    月額1,026円税込
    • DVD/CDが定額で月4枚レンタルできる!※1
    新規登録する
  • 都度課金 プラン
    無料会員 月額0円税込 ※都度レンタル時の費用は発生します
    • 月額無料で単品レンタルを楽しみたい方におすすめ!
    新規登録する

※1 無料お試し期間中の「新作」レンタルは対象外です。

※2 借り放題はDVD「旧作」、CD「新作・準新作・旧作」が対象です。

ベニスに死す