タイム・アフター・タイム / マルコム・マクダウェル
タイム・アフター・タイム
/ニコラス・メイヤー
平均評価点:
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全体の平均評価点: (5点満点)
(21)
解説・ストーリー
H・G・ウェルズがSF小説『タイム・マシン』を発表する以前に発明した本物のタイムマシン。それに乗り時空を超えて逃亡する、犯罪史上最も有名な猟奇連続殺人犯“切り裂きジャック”。責任を感じたウェルズはジャックを追って“未来”へ行くが、そこは“現代”のサンフランシスコだった。タイムマシンの存在を活用して、大胆にもH・G・ウェルズと“切り裂きジャック”を結びつけたアイディアが秀逸のSF作品。
H・G・ウェルズがSF小説『タイム・マシン』を発表する以前に発明した本物のタイムマシン。それに乗り時空を超えて逃亡する、犯罪史上最も有名な猟奇連続殺人犯“切り裂きジャック”。責任を感じたウェルズはジャックを追って“未来”へ行くが、そこは“現代”のサンフランシスコだった。タイムマシンの存在を活用して、大胆にもH・G・ウェルズと“切り裂きジャック”を結びつけたアイディアが秀逸のSF作品。
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「タイム・アフター・タイム」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
H・G・ウェルズがSF小説『タイム・マシン』を発表する以前に発明した本物のタイムマシン。それに乗り時空を超えて逃亡する、犯罪史上最も有名な猟奇連続殺人犯“切り裂きジャック”。責任を感じたウェルズはジャックを追って“未来”へ行くが、そこは“現代”のサンフランシスコだった。タイムマシンの存在を活用して、大胆にもH・G・ウェルズと“切り裂きジャック”を結びつけたアイディアが秀逸のSF作品。
「タイム・アフター・タイム」 の作品情報
「タイム・アフター・タイム」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
タイム・アフター・タイムの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
112分 |
英語・日本語・中国語・インドネシア語・タイ語・ハングル語・音声解説用字幕 |
1:ドルビーデジタル/サラウンド/英語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DLR22031 |
2002年10月31日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
10枚
|
1人
|
0人
|
英語・日本語・中国語・インドネシア語・タイ語・ハングル語・音声解説用字幕
タイム・アフター・タイムの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
112分 |
英語・日本語・中国語・インドネシア語・タイ語・ハングル語・音声解説用字幕 |
1:ドルビーデジタル/サラウンド/英語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DLR22031 |
2002年10月31日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
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1人
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英語・日本語・中国語・インドネシア語・タイ語・ハングル語・音声解説用字幕
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ユーザーレビュー:21件
ウェルズ=ホームズだった!という設定もアリっちゃアリ。
投稿日:2014/09/15
レビュアー:ぴよさん
ニコラス・メイヤーと言えば、どうしても「スタトレの関係者だよね」なんて思ってしまう。脚本家と
して参加した映画版『スタートレックIV 』では、宇宙そっちのけでスタトレメンバーを20世紀にタイム
スリップさせて、遊んでいた。 また世代的には、ホームズ物のパスティーシュ作家としても印象深い。
どちらにせよ古い話だが、初期ニコラス・メイヤーは「遊び心いっぱいの人」だったと言える。
H・G・ウェルズとジャック・ザ・リッパーというキャラクターの組み合わせ。そして、ウェルズが実際に
タイムマシンを発明していて、現代アメリカに二人がタイムリープしてくるという、二つの着想の面白さ。
この作品がフォーマットとなって、亜流の話がその後続出することになった。
以前、『おかしなおかしな訪問者』のレビューでも書いたが、タイムスリップ物にハズレがないのは
「その時代に無いものをあることに出来る」からなのだが、今回のパターンだとそれが無い。過去→現代
パターンは現代の方が優れているという「観客の優越感」がメインにされるからだ。
ウェルズが「殺人者の正体を知っている」ということが唯一有利な知識になるはずが、それも現代では
うまく機能しない。タイムスリップがマイナスになるパターンで、これによって話を作る方が難しいのだ。
その意味で、この作品は案外労作だと思う。
どこか牧歌的なデートシーンは、キャロル・リードの『フォロー・ミー』を思わせるし、『BTTF』の様な
クラシカルSFの風合いも良い。今の時代に観ても、満足感は高かった。
実在の人物を物語に滑り込ませて、パロディ的なリアルを生み出すというワザは、ニコラス・メイヤー
のパスティーシュでもよく見られた。『S・ホームズの素敵な冒険』ではフロイト博士を登場させ、『ウエスト
エンドの恐怖』ではバーナード・ショウやブラム・ストーカーまで登場させて、虚々実々の(いや全部虚々か)
ストーリーを展開させていた。このへんの遊び心をもってすれば、ウェルズ×ジャックという組み合わせは、
何ら難しくない。
取り調べの場面でウェルズがホームズを名乗るのは、ちょっとしたシャレだろうが、実際マルコムのファッ
ションとキャラクターを見て、ホームズを連想しないわけにはいかない。ホームズとジャック・ザ・リッパーの
絡みは正典では描かれていないが、近場であれだけの事件が起こっていてホームズが動かないはずはない
というのが研究者の見解だ。タイミング的には『バスカヴィル家の犬』事件あたりで、ホームズはジャックを
追っていたんじゃないかという説もある。(ジャックは、モリアーティだったという説もあり)
実はウェルズ=ホームズだったなんて設定を持ってきても、案外面白かったかもね。
ただし「タイムマシンがあるなら、ジャックを追って現代になんか飛ばないで、数時間前に戻って犯行を
くいとめればいいのに」というツッコミは無しの方向で(笑)
(ykk1976さんの映画会・第48回)
このレビューは気に入りましたか?
8人の会員が気に入ったと投稿しています
時代が変わっても、人間は変わらない ?
( ネタばれあり )
元々脚本家であるニコラス・メイヤーの監督デビュー作であり、本人が謙遜するように他の監督だったら、もっと映像とか演出でシャープで洗練されたものにできたかもしれない。
いろんな点でツッコミどころ満点な作品だけど、ゆるさというより大らかさ、いい意味でのアマチュアくささがあって、ファンタスティックな愛すべき作品となっていると思います。
まず作品のベースとなる、H.G.ウェルズが切り裂きジャックを追いかけて、タイムマシンで現代( 1970年代 )にやってくるというアイディアが秀逸。
いつもながらヤボの骨頂ですが、念のためいくつか解説めいたことを挙げていくと、
物語の発端となる1893年というのは、エジソンがキネマ・スコープを発明した年。
リュミエール兄弟がそれを改良しスクリーンに映写する現在の映画の原型シネマトグラフを公開するのが、H.G.ウェルズが「タイム・マシン」を発表した1895年。( 日清戦争が1894年 )
つまり本作でのウェルズは映画というものをまだ知らない。
映画館で驚いて伏せてしまうシーンがありますが、これは、映画に初めて触れた観客が駅に入ってくる列車の映写に驚いて後ろに逃げ出した、という伝説を下敷きにしたものと思います。
シャーロック・ホームズは第1作の長編「緋色の研究」(1886年)は大して成功せず、ブレイクして大評判となるのは短編集「シャーロック・ホームズの冒険」(1892,年)続く「シャーロック・ホームズの回想(1893年 )から。
ウェルズにとっては最新の流行だったわけで、まさか1970年代でもだれもが知ってる古典的な作品になるとは思ってなかったという設定でしょう。
切り裂きジャックの本名スティーブンソンというのは「ジキルとハイド」(1886年)の作者 ロバート・ルイス・スティーブンソンを連想させますね。
そしてサンフランシスコの連続殺人犯と言えば、ゾディアック。
時代と場所が変わっても、繰り返される惨事。
H.G.ウェルズは「 タイムマシン 」の後「ドクター・モローの島」「透明人間」「宇宙戦争」「来るべき世界」などを発表。
ジュール・ヴェルヌと並んで19世紀後半に現代のSFの基礎を築いた作家ですが、イギリス労働党の前身母体となるフェビアン協会の有力メンバーの一人でもあり、進歩的な文化人、社会活動家でした。
あくまで楽観的でわくわくどきどきのヴェルヌに対して、文明批評的な作風とはいえ、若い頃基本的には、技術と思想に比例しての人間の知性と良識の進歩には疑いを抱かず、未来には希望を持ち、ユートピア論を唱えていました。
1890年代、まだアメリカの時代ではなく、世界一の大国は大英帝国でした。
アジアやアフリカには侵略や戦争をしていたとはいえ、また労働争議や内乱暴動、散発するテロ事件があっても、1870年の普仏戦争から第一次世界大戦までの時期には、ヨーロパ
では国家間の戦争はなく文明国同士の戦争は過去のものと思われていました。
今と似ていますね。
しかしその後に亡くなるまでには、二度の世界大戦、社会主義の国が出現し、そして文明国でホロコーストのような組織的虐殺行為( 宝石商の男は強制収容所の生き残り )が起こるなど、若き頃には想像だにしなかっただろうこと遭遇します。
飛行機、自動車、テレビとテクノロジーは発展しても、人間の暴力性は変わらなかった。
「 暴力は感染する 」 この映画のテーマですね。
唯一変わったと思われるのが女性で、仕事も求愛も主体的で積極的に変化。
本作の2年前の『 結婚しない女 』などで考えても、作品当時と比べ現代はさらに変わりました。
今の女性を見て、自由恋愛論者、男女同権論者のウェルズはどう感じるでしょうか。
(ykk1976さんの映画会 第48回のレビュー )
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7人の会員が気に入ったと投稿しています
SF作家が主人公のSF
投稿日:2014/09/15
レビュアー:さっちゃん
今回、初めてレヴューを書く前に音声特典を観ました。いや、色々面白かったです。作品の背景を知らないまま、感想などを好き勝手に書くのもいいのですが、ある程度の背景を知って書くのも乙なものです。
脚本もニコラス・メイヤーだったので、彼のオリジナルのアイディアと思っていたのですが、カール・アレクサンダーというメイヤーの大学時代からの知り合いが持ち込んだ小説がベースとのこと。ほー、世の中にはずいぶんと才人がいるものですね。それとニコラス・メイヤーは本作が監督デビューだったのですね。演出の才能もあったのを見出したのはどなただったのか、それも気になるところです。
映画そのものについては、以前に観たときよりも、全体にゆったりとした雰囲気が感じられました。まぁ、アメリカン・ニュー・シネマの洗礼を受けたとはいえ、勘定してみれば、今から35年前。その上、19世紀のイギリス人が主人公だし、監督自身が“切り裂きジャック”を登場人物としても、肉体を切り刻む場面を直接に描かないことを方針としたと言っており、その狙いからも、この雰囲気は当然だと思います。
H・G・ウェルズに扮したマルコム・マクダウェルは、ウェルズ自身に成りきるために音声記録を聞いて、その訛りの強さに、真似るのを諦めて、脚本どおり演じたと言っておりますが、そのあたりの“リアル”の表現というのもフィクションにおいては、大事だと思います。例えば(と、ここでまた横道に逸れますが)『忠臣蔵』の赤穂藩の場面で、登場人物に赤穂訛りをしゃべらせたら、多分、『仁義無き闘い』になってしまうでしょう。私は実際に聞いたことはありませんが、赤穂の言葉というのは、あの映画の広島訛りをもっと強烈にしたような言葉だそうです。
話を元に戻して、外科医スティーブンソン、実は切り裂きジャックを演じたデイヴィッド・ワーナーですが、ロイヤル・シェークスピア劇団の人気俳優だったというのは、特典で知りました。『戦争のはらわた』にも出ていましたが、印象的なバイプレーヤーでしたね。彼の「90年前は凶悪犯だったが、ここではチンンピラだ。」という台詞が殺伐とした現代を皮肉っており、ひるがえって、彼の破壊の哲学とウェルズのより良い方向を目指そうとする哲学との衝突がこの映画のテーマの一つだと思いました。それにしても大柄なワーナーだと、一層怖さが増すような気がします。そして、最後にウェルズと視線を交わし、小さく頷くところなど秀逸でした。
そして、ウェルズと恋に落ち、その結果、切り裂きジャックに狙われることになるヒロイン、エミリー・ロビンス(メアリー・スティーンバージェン)が、こんなに可愛かったとは再発見でした。あのホワホワとした喋り方がたまりません。でも、その雰囲気の中心には70年代らしい自立した女性がいる訳で、そこが男女同権主義を標榜していたウェルズと一致するというのも脚本の妙でしょう。
この映画は、コメディの側面、文明批評的側面(これはウェルズの十八番でした。)、ラブストーリーの側面と、いくつもの顔を持った作品でありますが、最も重要なのはSF映画であるということです(出た。SF者。)。タイムトラベルものとしても、ラストのオチを含めてよく出来ています。あと、冒頭で切り裂きジャックの正体が露見したにも関わらず事件が迷宮入りしたことの辻褄も合っていますし、最初に広げた大風呂敷をきちんと畳んでいるのも好もしいです。あ、タイムマシンの造形もジョージ・パル版とは違ったヴィクトリア朝風な出来で好きでした。
もちろん、ニコラス・メイヤーが、演出が初めてのため、少しだれる箇所があったり、映像的にもたつくところもないではないですが、総体的にうまく纏めているというのが私の感想です。大分、前に一度、観たっきりですが、改めて観て、楽しい映画であることを確認できました。
(ykk1976さんの映画会:第48回)
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6人の会員が気に入ったと投稿しています
軽やかなタッチ
投稿日:2007/11/11
レビュアー:よふかし
たぶんスターウォーズ効果ではないかと思うのですが、70年代後半から80年代前半にはなんだかSF映画が急に市民権を得たようにたくさん作られたような気がして、大作もあればトホホな作品も多いのですが、中には『ある日どこかで』や、それとほぼ同時期でやはりタイムトラベルもののこの作品のようなアイディアに優れた佳品もあります。あまり大きな公開ではなかったのでしょう、名画座を探して観にいった記憶があります。
この映画は皆さん指摘されているように、基本アイディアがとても素晴らしいです。脚本兼監督のニコラス・メイヤーは才人で、シャーロック・ホームズのパスティシュ小説を書いていて、ホームズ派の僕の中学時代の愛読書だったのですが、映画にもなっています(ハーバート・ロス『シャーロック・ホームズの素敵な挑戦』面白いです)。本作ではウェルズと切り裂きジャックという組み合わせを思いついたことが何より素晴らしい。
映画としては、いつも眠たい馬さんの指摘どおり、終盤もう少し何とかしてほしかったなあという気がします。また、造形がウェルズっぽくてなかなか魅力的なタイム・マシンなのですが、本当にジャックを止めるつもりなら違う時代に行けよーと突っ込みを入れてしまいたくなりますし、パラドックスについても何も考慮されていない気配なので、SFの好きな方や、昨今の複雑な時間交錯モノを期待されると、拍子抜けしてしまうかもしれません。
でもまあ、軽やかで心地よいタッチと、珍しく可愛げのあるマルコム・マクダウェル、妙な魅力のあるメアリー・スティーンバーゲンのやりとりもあって、けっこうすいすい愉しんでしまう作品でもあります。60点。
このレビューは気に入りましたか?
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マルコム・マクダウェルって好青年も演れるんだ
マルコム・マクダウェルは『時計じかけのオレンジ』が強烈過ぎて、意識的に敬遠していたきらいがある。
こわいもの見たさの『カリギュラ』は吐き気をもよおし早々の棄権で、観た内には入らない。
(ピーター・オトゥールがなんだってまたこんなもんをOKしたんだろう。)
『透明人間』(以前、映画会のお題になったなぁ)の作者H・G・ウェルズだが、この人の「社会主義思想」と「優生学」が同居する精神構造(←この度ウィキで知った)にもヘンなもやもや感が。
こう書くと、マクダウェル&ウェルズって、微妙にヘビーな組み合わせという事になるのだが……。
な〜んや、面白いやないの♪
なんと言っても「切り裂きジャックとタイムマシン」ってアイデアが秀逸。
(ウェルズは実体験を小説にしたって解釈かな?)
飛んで来たのが「現代」(←公開当時の)アメリカって設定は映画的必然で、舞台としてもピッタリ。
でも欲を言えば、ターゲット(娼婦)は国や時代を問わないんだから、ふたつみっつハシゴさせても楽しかったかも知れない。
ルイ14世時代のベルサイユとか(愛人と娼婦は若干違う気がするが)、江戸吉原とか。
革命後のモスクワに(社会主義=理想郷では存在しない)「娼婦」がウヨウヨなんて図は、ウェルズ青年が卒倒しそうではあるけれど。
ともあれヴィジュアル的にはいたって普通、決して二枚目とは言えないマクダウェルの「好青年ぶり」がすこぶる良い。
時代錯誤なファッションも、21世紀東洋人的には違和感どころか「お洒落」なほどだし。
カルチャーショック(←時代的な「ショック」も含まれる?)にオタオタするのも大袈裟過ぎず、微笑ましいし。
むしろ、初めてのデイトで「寝る」だのなんだのと口走るオンナの方が「ちょっとヘンなんじゃない?」って感じるほど。
「ウーマンリブ」も声高に叫んでるうちは「まだまだ」で、肩いからせてるさまがちょっとイタイのは、同性の意地悪な感じ方かも知れないが。
でもメアリー・スティーンバージェンのアクの無さが幸いしたか、こちらもなかなか好印象だった。
(この人は初めてで、名前も知らなかったし、憶えられない。)
「(殺されたのは)○○だったの。」(←友達の名前、忘れた。)
アッケラカンの台詞には目がテンだったが、ここでひっかかっても仕方が無いかな、とも。
「涙の別れ」なんて選択肢は無く、おんなは堂々と冒険に打って出る。
この時代にウェルズは「役立たず」だし、「その昔」なら彼女はパイオニアになれるかも知れないし。
「後日談」を勝手に想像するのも楽しいじゃないの。
それにしても、この「タイムマシン」、なんて素敵なんだろう!
(ykk1976さんの映画会・第48回)
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ユーザーレビュー
ウェルズ=ホームズだった!という設定もアリっちゃアリ。
投稿日
2014/09/15
レビュアー
ぴよさん
ニコラス・メイヤーと言えば、どうしても「スタトレの関係者だよね」なんて思ってしまう。脚本家と
して参加した映画版『スタートレックIV 』では、宇宙そっちのけでスタトレメンバーを20世紀にタイム
スリップさせて、遊んでいた。 また世代的には、ホームズ物のパスティーシュ作家としても印象深い。
どちらにせよ古い話だが、初期ニコラス・メイヤーは「遊び心いっぱいの人」だったと言える。
H・G・ウェルズとジャック・ザ・リッパーというキャラクターの組み合わせ。そして、ウェルズが実際に
タイムマシンを発明していて、現代アメリカに二人がタイムリープしてくるという、二つの着想の面白さ。
この作品がフォーマットとなって、亜流の話がその後続出することになった。
以前、『おかしなおかしな訪問者』のレビューでも書いたが、タイムスリップ物にハズレがないのは
「その時代に無いものをあることに出来る」からなのだが、今回のパターンだとそれが無い。過去→現代
パターンは現代の方が優れているという「観客の優越感」がメインにされるからだ。
ウェルズが「殺人者の正体を知っている」ということが唯一有利な知識になるはずが、それも現代では
うまく機能しない。タイムスリップがマイナスになるパターンで、これによって話を作る方が難しいのだ。
その意味で、この作品は案外労作だと思う。
どこか牧歌的なデートシーンは、キャロル・リードの『フォロー・ミー』を思わせるし、『BTTF』の様な
クラシカルSFの風合いも良い。今の時代に観ても、満足感は高かった。
実在の人物を物語に滑り込ませて、パロディ的なリアルを生み出すというワザは、ニコラス・メイヤー
のパスティーシュでもよく見られた。『S・ホームズの素敵な冒険』ではフロイト博士を登場させ、『ウエスト
エンドの恐怖』ではバーナード・ショウやブラム・ストーカーまで登場させて、虚々実々の(いや全部虚々か)
ストーリーを展開させていた。このへんの遊び心をもってすれば、ウェルズ×ジャックという組み合わせは、
何ら難しくない。
取り調べの場面でウェルズがホームズを名乗るのは、ちょっとしたシャレだろうが、実際マルコムのファッ
ションとキャラクターを見て、ホームズを連想しないわけにはいかない。ホームズとジャック・ザ・リッパーの
絡みは正典では描かれていないが、近場であれだけの事件が起こっていてホームズが動かないはずはない
というのが研究者の見解だ。タイミング的には『バスカヴィル家の犬』事件あたりで、ホームズはジャックを
追っていたんじゃないかという説もある。(ジャックは、モリアーティだったという説もあり)
実はウェルズ=ホームズだったなんて設定を持ってきても、案外面白かったかもね。
ただし「タイムマシンがあるなら、ジャックを追って現代になんか飛ばないで、数時間前に戻って犯行を
くいとめればいいのに」というツッコミは無しの方向で(笑)
(ykk1976さんの映画会・第48回)
時代が変わっても、人間は変わらない ?
投稿日
2014/09/15
レビュアー
ロキュータス
( ネタばれあり )
元々脚本家であるニコラス・メイヤーの監督デビュー作であり、本人が謙遜するように他の監督だったら、もっと映像とか演出でシャープで洗練されたものにできたかもしれない。
いろんな点でツッコミどころ満点な作品だけど、ゆるさというより大らかさ、いい意味でのアマチュアくささがあって、ファンタスティックな愛すべき作品となっていると思います。
まず作品のベースとなる、H.G.ウェルズが切り裂きジャックを追いかけて、タイムマシンで現代( 1970年代 )にやってくるというアイディアが秀逸。
いつもながらヤボの骨頂ですが、念のためいくつか解説めいたことを挙げていくと、
物語の発端となる1893年というのは、エジソンがキネマ・スコープを発明した年。
リュミエール兄弟がそれを改良しスクリーンに映写する現在の映画の原型シネマトグラフを公開するのが、H.G.ウェルズが「タイム・マシン」を発表した1895年。( 日清戦争が1894年 )
つまり本作でのウェルズは映画というものをまだ知らない。
映画館で驚いて伏せてしまうシーンがありますが、これは、映画に初めて触れた観客が駅に入ってくる列車の映写に驚いて後ろに逃げ出した、という伝説を下敷きにしたものと思います。
シャーロック・ホームズは第1作の長編「緋色の研究」(1886年)は大して成功せず、ブレイクして大評判となるのは短編集「シャーロック・ホームズの冒険」(1892,年)続く「シャーロック・ホームズの回想(1893年 )から。
ウェルズにとっては最新の流行だったわけで、まさか1970年代でもだれもが知ってる古典的な作品になるとは思ってなかったという設定でしょう。
切り裂きジャックの本名スティーブンソンというのは「ジキルとハイド」(1886年)の作者 ロバート・ルイス・スティーブンソンを連想させますね。
そしてサンフランシスコの連続殺人犯と言えば、ゾディアック。
時代と場所が変わっても、繰り返される惨事。
H.G.ウェルズは「 タイムマシン 」の後「ドクター・モローの島」「透明人間」「宇宙戦争」「来るべき世界」などを発表。
ジュール・ヴェルヌと並んで19世紀後半に現代のSFの基礎を築いた作家ですが、イギリス労働党の前身母体となるフェビアン協会の有力メンバーの一人でもあり、進歩的な文化人、社会活動家でした。
あくまで楽観的でわくわくどきどきのヴェルヌに対して、文明批評的な作風とはいえ、若い頃基本的には、技術と思想に比例しての人間の知性と良識の進歩には疑いを抱かず、未来には希望を持ち、ユートピア論を唱えていました。
1890年代、まだアメリカの時代ではなく、世界一の大国は大英帝国でした。
アジアやアフリカには侵略や戦争をしていたとはいえ、また労働争議や内乱暴動、散発するテロ事件があっても、1870年の普仏戦争から第一次世界大戦までの時期には、ヨーロパ
では国家間の戦争はなく文明国同士の戦争は過去のものと思われていました。
今と似ていますね。
しかしその後に亡くなるまでには、二度の世界大戦、社会主義の国が出現し、そして文明国でホロコーストのような組織的虐殺行為( 宝石商の男は強制収容所の生き残り )が起こるなど、若き頃には想像だにしなかっただろうこと遭遇します。
飛行機、自動車、テレビとテクノロジーは発展しても、人間の暴力性は変わらなかった。
「 暴力は感染する 」 この映画のテーマですね。
唯一変わったと思われるのが女性で、仕事も求愛も主体的で積極的に変化。
本作の2年前の『 結婚しない女 』などで考えても、作品当時と比べ現代はさらに変わりました。
今の女性を見て、自由恋愛論者、男女同権論者のウェルズはどう感じるでしょうか。
(ykk1976さんの映画会 第48回のレビュー )
SF作家が主人公のSF
投稿日
2014/09/15
レビュアー
さっちゃん
今回、初めてレヴューを書く前に音声特典を観ました。いや、色々面白かったです。作品の背景を知らないまま、感想などを好き勝手に書くのもいいのですが、ある程度の背景を知って書くのも乙なものです。
脚本もニコラス・メイヤーだったので、彼のオリジナルのアイディアと思っていたのですが、カール・アレクサンダーというメイヤーの大学時代からの知り合いが持ち込んだ小説がベースとのこと。ほー、世の中にはずいぶんと才人がいるものですね。それとニコラス・メイヤーは本作が監督デビューだったのですね。演出の才能もあったのを見出したのはどなただったのか、それも気になるところです。
映画そのものについては、以前に観たときよりも、全体にゆったりとした雰囲気が感じられました。まぁ、アメリカン・ニュー・シネマの洗礼を受けたとはいえ、勘定してみれば、今から35年前。その上、19世紀のイギリス人が主人公だし、監督自身が“切り裂きジャック”を登場人物としても、肉体を切り刻む場面を直接に描かないことを方針としたと言っており、その狙いからも、この雰囲気は当然だと思います。
H・G・ウェルズに扮したマルコム・マクダウェルは、ウェルズ自身に成りきるために音声記録を聞いて、その訛りの強さに、真似るのを諦めて、脚本どおり演じたと言っておりますが、そのあたりの“リアル”の表現というのもフィクションにおいては、大事だと思います。例えば(と、ここでまた横道に逸れますが)『忠臣蔵』の赤穂藩の場面で、登場人物に赤穂訛りをしゃべらせたら、多分、『仁義無き闘い』になってしまうでしょう。私は実際に聞いたことはありませんが、赤穂の言葉というのは、あの映画の広島訛りをもっと強烈にしたような言葉だそうです。
話を元に戻して、外科医スティーブンソン、実は切り裂きジャックを演じたデイヴィッド・ワーナーですが、ロイヤル・シェークスピア劇団の人気俳優だったというのは、特典で知りました。『戦争のはらわた』にも出ていましたが、印象的なバイプレーヤーでしたね。彼の「90年前は凶悪犯だったが、ここではチンンピラだ。」という台詞が殺伐とした現代を皮肉っており、ひるがえって、彼の破壊の哲学とウェルズのより良い方向を目指そうとする哲学との衝突がこの映画のテーマの一つだと思いました。それにしても大柄なワーナーだと、一層怖さが増すような気がします。そして、最後にウェルズと視線を交わし、小さく頷くところなど秀逸でした。
そして、ウェルズと恋に落ち、その結果、切り裂きジャックに狙われることになるヒロイン、エミリー・ロビンス(メアリー・スティーンバージェン)が、こんなに可愛かったとは再発見でした。あのホワホワとした喋り方がたまりません。でも、その雰囲気の中心には70年代らしい自立した女性がいる訳で、そこが男女同権主義を標榜していたウェルズと一致するというのも脚本の妙でしょう。
この映画は、コメディの側面、文明批評的側面(これはウェルズの十八番でした。)、ラブストーリーの側面と、いくつもの顔を持った作品でありますが、最も重要なのはSF映画であるということです(出た。SF者。)。タイムトラベルものとしても、ラストのオチを含めてよく出来ています。あと、冒頭で切り裂きジャックの正体が露見したにも関わらず事件が迷宮入りしたことの辻褄も合っていますし、最初に広げた大風呂敷をきちんと畳んでいるのも好もしいです。あ、タイムマシンの造形もジョージ・パル版とは違ったヴィクトリア朝風な出来で好きでした。
もちろん、ニコラス・メイヤーが、演出が初めてのため、少しだれる箇所があったり、映像的にもたつくところもないではないですが、総体的にうまく纏めているというのが私の感想です。大分、前に一度、観たっきりですが、改めて観て、楽しい映画であることを確認できました。
(ykk1976さんの映画会:第48回)
軽やかなタッチ
投稿日
2007/11/11
レビュアー
よふかし
たぶんスターウォーズ効果ではないかと思うのですが、70年代後半から80年代前半にはなんだかSF映画が急に市民権を得たようにたくさん作られたような気がして、大作もあればトホホな作品も多いのですが、中には『ある日どこかで』や、それとほぼ同時期でやはりタイムトラベルもののこの作品のようなアイディアに優れた佳品もあります。あまり大きな公開ではなかったのでしょう、名画座を探して観にいった記憶があります。
この映画は皆さん指摘されているように、基本アイディアがとても素晴らしいです。脚本兼監督のニコラス・メイヤーは才人で、シャーロック・ホームズのパスティシュ小説を書いていて、ホームズ派の僕の中学時代の愛読書だったのですが、映画にもなっています(ハーバート・ロス『シャーロック・ホームズの素敵な挑戦』面白いです)。本作ではウェルズと切り裂きジャックという組み合わせを思いついたことが何より素晴らしい。
映画としては、いつも眠たい馬さんの指摘どおり、終盤もう少し何とかしてほしかったなあという気がします。また、造形がウェルズっぽくてなかなか魅力的なタイム・マシンなのですが、本当にジャックを止めるつもりなら違う時代に行けよーと突っ込みを入れてしまいたくなりますし、パラドックスについても何も考慮されていない気配なので、SFの好きな方や、昨今の複雑な時間交錯モノを期待されると、拍子抜けしてしまうかもしれません。
でもまあ、軽やかで心地よいタッチと、珍しく可愛げのあるマルコム・マクダウェル、妙な魅力のあるメアリー・スティーンバーゲンのやりとりもあって、けっこうすいすい愉しんでしまう作品でもあります。60点。
マルコム・マクダウェルって好青年も演れるんだ
投稿日
2014/09/15
レビュアー
まりこ
マルコム・マクダウェルは『時計じかけのオレンジ』が強烈過ぎて、意識的に敬遠していたきらいがある。
こわいもの見たさの『カリギュラ』は吐き気をもよおし早々の棄権で、観た内には入らない。
(ピーター・オトゥールがなんだってまたこんなもんをOKしたんだろう。)
『透明人間』(以前、映画会のお題になったなぁ)の作者H・G・ウェルズだが、この人の「社会主義思想」と「優生学」が同居する精神構造(←この度ウィキで知った)にもヘンなもやもや感が。
こう書くと、マクダウェル&ウェルズって、微妙にヘビーな組み合わせという事になるのだが……。
な〜んや、面白いやないの♪
なんと言っても「切り裂きジャックとタイムマシン」ってアイデアが秀逸。
(ウェルズは実体験を小説にしたって解釈かな?)
飛んで来たのが「現代」(←公開当時の)アメリカって設定は映画的必然で、舞台としてもピッタリ。
でも欲を言えば、ターゲット(娼婦)は国や時代を問わないんだから、ふたつみっつハシゴさせても楽しかったかも知れない。
ルイ14世時代のベルサイユとか(愛人と娼婦は若干違う気がするが)、江戸吉原とか。
革命後のモスクワに(社会主義=理想郷では存在しない)「娼婦」がウヨウヨなんて図は、ウェルズ青年が卒倒しそうではあるけれど。
ともあれヴィジュアル的にはいたって普通、決して二枚目とは言えないマクダウェルの「好青年ぶり」がすこぶる良い。
時代錯誤なファッションも、21世紀東洋人的には違和感どころか「お洒落」なほどだし。
カルチャーショック(←時代的な「ショック」も含まれる?)にオタオタするのも大袈裟過ぎず、微笑ましいし。
むしろ、初めてのデイトで「寝る」だのなんだのと口走るオンナの方が「ちょっとヘンなんじゃない?」って感じるほど。
「ウーマンリブ」も声高に叫んでるうちは「まだまだ」で、肩いからせてるさまがちょっとイタイのは、同性の意地悪な感じ方かも知れないが。
でもメアリー・スティーンバージェンのアクの無さが幸いしたか、こちらもなかなか好印象だった。
(この人は初めてで、名前も知らなかったし、憶えられない。)
「(殺されたのは)○○だったの。」(←友達の名前、忘れた。)
アッケラカンの台詞には目がテンだったが、ここでひっかかっても仕方が無いかな、とも。
「涙の別れ」なんて選択肢は無く、おんなは堂々と冒険に打って出る。
この時代にウェルズは「役立たず」だし、「その昔」なら彼女はパイオニアになれるかも知れないし。
「後日談」を勝手に想像するのも楽しいじゃないの。
それにしても、この「タイムマシン」、なんて素敵なんだろう!
(ykk1976さんの映画会・第48回)
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