スーパーマン　２　冒険篇

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『リターンズ』のレビューを書く前に、前作にあたるこの冒険篇とのつながりを確認したくて、でも早送りでいいやと思ったら、やっぱりそのまま最後まで見てしまいました。公開当時に観たきりなので、いろいろ新鮮なのです。

（以下、『リターンズ』の中身にも少し触れます。未見の方はご注意です）
　まず、ジーン・ハックマン＝ルーサーが最初にクレジットに登場で、意外（主役はもちろんスーパーマンのクリストファー・リーブで、もう二作目なのに）。当時はまだまだハックマンのほうが格上なんですね。いかにも子分らしいネッド・ビーティ（好きだなあ）とのドタバタ刑務所脱走劇の後、ひたすら北を目指してあっさりスーパーマンの北極の隠れ家を発見。後半ではテレンス・スタンプら三悪人を案内して再訪することになりますが、結局はスーパーマンにやられてしまいます。『リターンズ』でケヴィン・スペイシーのルーサーが、やっぱり連れている女に「ここ、以前来たことがあるの？」と聞かれて微妙な顔をするのは、これを受けているということのようです。
　さてクリストファー・リーブ演じるクラーク・ケントは、いかにも肉体美がきつきつのスーツに隠されていて、動きももっさりドン臭い感じ。そこが『リターンズ』とは違うところで、あちらは普段もスマートな感じですね。しかし、そのもっさりしたケントが、スーパーマンになると別人のような自信たっぷりの格好良さを見せ、ロイス・レーンとの関係も逆転する、まさに「変身」が本作の面白いところです（走りながらタイを外しシャツの前を開く形の変身シーンも格好良いなあ）。
　とはいうものの、リーブの肩から首にかけての筋肉の盛り上がりがどうにも僕には息苦しく、当時からあまり思い入れはなく（むしろ『ある日どこかで』『デストラップ』あたりの彼のほうが好きだった）、新作の人のほうがいい。マーゴット・キダーのロイス・レーンもあまり可愛く思えず、「ピュリッツァー賞取る！」と騒いでいる割には、ジャーナリストらしさは微塵も感じさせません。それが『リターンズ』では、あんな記事で受賞している！
　その他ここでは書けませんが、例の『リターンズ』の最大の秘密も、きちんと本作を受けていることが分かりました。ロイスの記憶の問題など微妙に齟齬があるのはご愛嬌というもの、『リターンズ』の後に観るのもお勧めです。６５点。

やっぱクリストファーリーブはカッコいい！

「リターンズ」もみたよ。
映像的にはすごいけど、
やっぱり初代スーパーマンの方がしっくりくる。

古臭さや稚拙な特殊効果も含めて
スーパーマンらしいのは旧シリーズだと思う。

賛成の方は清き一票を！！

リターンズがもう直ぐ上映！ですね。
子供に最初の頃のスーパーマンを見せて復習させようと借りては見たものの・・・
期待を外された・・・
私はいいのですが子供はムリ・・・
日本語吹き替えがないんです。
だから、子供のために借りたけどダメでした・・・

「リターンズ」に大変感激したのと、今度「ハリウッドランド」とかいうディズニーランドみたいなタイトルのクリストファー・リーヴじゃなくてリーヴズの死をテーマにした映画が来るというので、テレビでやってたのを久しぶりに見たんですが、監督がリチャード・ドナーじゃなくてレスターだったのにビックリ。すっかりドナーだと思いこんでました。スーパーマンシリーズって、確か「１」と「２」は同時並行的に作ったんじゃなかったんでしたっけ。だからドナーだよな、とか勝手に間違ってました。「�V」だけ特殊な内容なのはドナーからレスターに監督が代わったせいだと思ってたんですけど、全然違ったんですね。封切りから２０数年、「冒険編」の監督を間違えていたわけで、気付いて良かったです。
　内容は大変面白いです。今見るとチャチィ特撮ではありますが、空を飛ぶ感じはマントのはためきでちゃんと出ています。若き（今見るとあんまり綺麗じゃない）マーゴット・キダーとの恋愛がとてもロマンチックだし、悪党三人組が面白い。子どものころって、悪党の女に結構エロを感じたりして、ここに出てくる白塗りの宇宙人のお姉さんとか足が綺麗なバカ女という役どころのバレリー・ペリンとかが奇妙に魅力的なのでした。
　話が変だとかいろいろ文句を付けられがちな映画ですが、スーパーマン対三人組のビルを壊しながらの闘いとか、今見ても素晴らしいです。ヒーローより女を選ぶというところも最近の（ニコラス・ハモンド主演じゃない）「スパイダーマン」と共通していて面白いですね。封切時に見たときはホントに感激したものです。今はコミカルな面がちょっと目立ってしまいますが。
　それにしても、なぜスーパーマン関連はみんな名前が同じなんでしょうか。クリストファー・リーヴズとクリストファー・リーヴ。リチャード・ドナーとリチャード・レスター。これは偶然でしょうか。まあ偶然なんでしょうね。「ハリウッドランド」のＣＭなんかではリーヴズとリーヴが両方とも不幸になったのは何故か云々とか言ってましたけど、自殺と事故を一緒にするのはいくら何でもヒドイと思いました。リーヴに対する思いやりがないですよね。
　まあそうも言っていられないのは、同じ時期にリーヴが監督した野球のアニメをやるので商売敵ということでしょうか。スーパーマンが監督する野球のアニメ！あんまりにもアメリカンで、頭の中が星でいっぱいになりそうです。

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出来のよさでは1にかなり劣る作品。
ヒーローものというよりもコメディーに近い。
でも子供の頃は強い敵が3人も出てくるこっちの方が
大好きだったんです。なんか不思議。
そういえば「ロッキー」も3とか4が好きだったけど
オッサン化した今ではダントツで1がいいです。
今回観てもまだ分からないのが、
恋人のために普通の人間になるため
一度捨てたはずのスーパー能力を
どうやって取り戻したのかという謎。
緑のクリスタルが光ってたのがヒントなんでしょうけど
やっぱり分かりません。
誰かご存知の方いましたら教えて下さい。