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看護婦のジェニーは、男には束縛されず子供だけが欲しいという思いから、病院に運び込まれた傷病兵と一方的にセックスする。やがて生まれた子供はガープと名づけられた。思春期を迎えた学生ガープは、所属するレスリング部のコーチの娘へレンに恋をする。だがある日、ジェニーとガープは突然ニューヨークへ経ってしまう。親子は揃って小説家を志すようになり、ジェニーはウーマン・リブのベストセラー作家となる。ガープも作家の才能が開花し、へレンと結婚。子供も授かり、順風満帆な人生を送るかにみえたのだが…。
製作年: |
1982年 |
---|---|
製作国: |
アメリカ |
原題: |
THE WORLD ACCORDING TO GARP |
受賞記録: |
1982年 NY批評家協会賞 助演男優賞
1982年 LA批評家協会賞 助演男優賞 |
監督: |
ジョージ・ロイ・ヒル 、 マイケル・カーティス |
---|---|
製作: |
ジョージ・ロイ・ヒル 、 ロバート・L・クロフォード 、 ハル・B・ウォリス |
出演: |
ロビン・ウィリアムズ 、 メアリー・ベス・ハート 、 グレン・クローズ 、 ジョン・リスゴー 、 ヒューム・クローニン 、 ジェシカ・タンディ 、 アマンダ・プラマー 、 ブランドン・マガード 、 ハンフリー・ボガート 、 イングリッド・バーグマン 、 ポール・ヘンリード 、 クロード・レインズ |
脚本: |
スティーブ・テシック |
原作: |
ジョン・アーヴィング 、 ジョン・アーヴィング 、 マーレイ・バーネット 、 ジョアン・アリソン |
撮影: |
ミロスラフ・オンドリチェク 、 ミロスラフ・オンドリチェク |
音楽: |
デヴィッド・シャイア 、 デヴィッド・シャイア |
看護婦のジェニーは、男には束縛されず子供だけが欲しいという思いから、病院に運び込まれた傷病兵と一方的にセックスする。やがて生まれた子供はガープと名づけられた。思春期を迎えた学生ガープは、所属するレスリング部のコーチの娘へレンに恋をする。だがある日、ジェニーとガープは突然ニューヨークへ経ってしまう。親子は揃って小説家を志すようになり、ジェニーはウーマン・リブのベストセラー作家となる。ガープも作家の才能が開花し、へレンと結婚。子供も授かり、順風満帆な人生を送るかにみえたのだが…。
製作年: |
1982年 |
---|---|
製作国: |
アメリカ |
原題: |
THE WORLD ACCORDING TO GARP |
受賞記録: |
1982年 NY批評家協会賞 助演男優賞
1982年 LA批評家協会賞 助演男優賞 |
監督: |
ジョージ・ロイ・ヒル 、 マイケル・カーティス |
---|---|
製作: |
ジョージ・ロイ・ヒル 、 ロバート・L・クロフォード 、 ハル・B・ウォリス |
出演: |
ロビン・ウィリアムズ 、 メアリー・ベス・ハート 、 グレン・クローズ 、 ジョン・リスゴー 、 ヒューム・クローニン 、 ジェシカ・タンディ 、 アマンダ・プラマー 、 ブランドン・マガード 、 ハンフリー・ボガート 、 イングリッド・バーグマン 、 ポール・ヘンリード 、 クロード・レインズ |
脚本: |
スティーブ・テシック |
---|---|
原作: |
ジョン・アーヴィング 、 ジョン・アーヴィング 、 マーレイ・バーネット 、 ジョアン・アリソン |
撮影: |
ミロスラフ・オンドリチェク 、 ミロスラフ・オンドリチェク |
音楽: |
デヴィッド・シャイア 、 デヴィッド・シャイア |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
137分 | 日本語・英語 | 英:モノラル/日・英字幕 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
DLR11261 | 2002年10月31日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
15枚 | 1人 | 0人 |
収録時間:
137分
字幕:
日本語・英語
音声:
英:モノラル/日・英字幕
レイティング:
記番:
DLR11261
レンタル開始日:
2002年10月31日
在庫枚数
15枚
1位登録者:
1人
2位登録者:
0人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
137分 | 日本語・英語 | 英:モノラル/日・英字幕 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
DLR11261 | 2002年10月31日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
15枚 | 1人 | 0人 |
収録時間:
137分
字幕:
日本語・英語
音声:
英:モノラル/日・英字幕
レイティング:
記番:
DLR11261
レンタル開始日:
2002年10月31日
在庫枚数
15枚
1位登録者:
1人
2位登録者:
0人
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レビューを読んでいて、とても評価が高いので借りたのですが・・・
正直、胸がムカムカすることが多かったのです。実際の人生は決してきれいごとではないし、多種多様な価値観の人々が生活しているのですから、こういう世界観があっても当然なのですが、私には受け入れがたいものがありました。
ジェニー・フィールズは奔放で、魅力的な人物であることは間違いないと思うのですが、そのメンタリティが理解できません。
そもそも私は、ウーマンリブと言う物に嫌悪感を持っています。女性蔑視と言うことではなく、男女同権に反対と言うことでもありません。男と女というもののパーソナリティの違いを大切に思っているのです。
男性には男性の、女性には女性の素晴らしい特質がそれぞれにあります。多くの場合、力仕事においては男性に軍配が上がります。しかし、女性にしかできないこともあるのです。
私は昔、コックでした。その当時は調理師というのは男性の仕事(女性は家事で料理をするのに!)という認識が強くて、職業調理人に女性はあまり居ませんでした。ところが、昭和50年くらいから女性のコックさんが次々と生まれ、あるロシア料理店に女性シェフが誕生したのです。
その方と話したときに、
「私は女だと言うことをハンデに感じたことはありません。男性の方が得意な力仕事は男性にやってもらえばいいのです。私は、女だからこその心配りや、感性を大切にして、お客様をおもてなししたいのです」
と言う言葉に感動したのです。
男女に限らず、私は平等と言う言葉が好きではありません。基本的な人権は別として、すべての人が平等(たいらに等しい)では無いのです。ある能力に長けている人は、それを生かし世の中に貢献すればよいのです。
若い頃には、仕事の能力に差があるのに、給与が同じと言うことには納得できなかったのです。平等ではなく、公平であるべきだと・・。
ジェニー・フィールズは、自信がウーマンリブを提唱したわけではなく、利用されていただけだと思います。その象徴としてのエレン・ジェームシャンたちであり、エンディングのプーの行動なのです。子供の頃も含めてプーの行動は、全く理解できません。
そして、それ以上に、男女の営みを「肉欲の塊」と断じるジェニーには嫌悪感すら覚えるのです。子供がどのような生まれでも、どのような生い立ちでもそこに差別があってはならないと思います。私生児であろうが、片親であろうが幸せになる権利を阻害されるわけはないのです。しかし、愛の結晶と言われるように、本来子供の誕生には、様々な愛情があるべきであろうと思うのです。
愛する人ができ、一生を共にしたいと願い、その結果として愛するわが子が生まれるというのが自然の流れであり、
「子供が欲しいの。夫婦の務めというものに縛られず、精子を入手するチャンスだわ」
と、死にかけている兵士にまたがったというのは、笑い話としてもグロテスクです。それは彼女が「肉欲」と憎悪する事以上の「己の欲望」に他ならないのではないかと思うのです。夫婦の務めにとらわれたくなければ、養子をもらえば良かったのでしょう。
私の妻は、知り合った頃に不妊症でした。私が家庭生活というものには不向きな男で、2度も結婚に失敗していたのですが、こんな私を愛してくれ、私も彼女を愛し、自分たちの子供が欲しいと望みました。一年半に及ぶ不妊治療を経て(とても痛いのだそうです)やっと恵まれた娘に、私たちはいつも、
「おまえは、これ以上無いくらい、世界で一番望まれて生まれてきたんだよ」
と言います。望まれずに産まれた子供が尊くないなどとは言いませんが、それが自然なあり方だと思うのです。
それが人間と動物の違いだと思うのです。ただ、種族保存のための生殖行為であるのならば、犬や猫のように年に1.2回、発情期があって、手近にいる相手と子供を作れば良いのです。ところが人間はそう言う風に出来ていません。ある特定の相手に愛情を感じ、この人の子供を産みたい。この人に自分の子供を産んで欲しいと思うのです。
それを別にすれば、ジェニーの生き方は、ケレン味が無く、すがすがしくも感じられますし、ガープも自分の出生の秘密を知ってもゆがむことなく育ちますし、ヘレンとガープの間も障害を乗り越えて、やり直せそうな空気には安堵しました。その気になれば、やりなおしはできるのです。
ただ、ウォルトが死んだ後に
「私、また赤ちゃんを産むわ」
というのはどうも共感できませんが・・・・。
ジョン・リスゴー演じるロバータも、奇妙でありながら魅力的だし、映画としては素晴らしい出来だと思うのに、心から快哉を叫ぶことが出来なかった私はおかしいですか?
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※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
看護婦ジェニー・フィールズ(グレン・クローズ)は、子供が欲しかったため、病院に送り込まれた動けない傷病兵に、またがって(!)子供を作る。そして、生まれてきたのが主人公ガープ(ロビン・ウィリアムス)だ。ジェニーは実にあっけらかんと言う。私は精子が必要だったの。子供が産みたかったの、と。つまり、ガープの出生そのものが、「婚姻関係」や「父と母の揃った家庭」に対するアンチテーゼなのだ。
しかし、ガープは決して「かわいそうな子供」としては描かれない。だって、そのような出生をしたからって、かわいそうなんて一体誰が決めつけることなの?生を受けた、ただそれだけで人生はすばらしいのだ。ジェニーはガープに「しっかりと自分の人生を生きなさい」と言う。
作家になると言うガープ。じゃあ私も自伝を出すわ、と言って書いた作品が一大ベストセラーに。女性解放運動の気運も高まる時代で、ガープの母ジェニー・フィールズは、一躍時の人となる。実家の邸宅は、女性解放運動の活動家を始め、DVを受けた女性や性同一性障害の人など、さながら女の駆け込み寺になる。
さて、「危険な情事」ですっかり怖い女のレッテルを貼られてしまったグレン・クローズですが、この作品では強く前向きに生きる女をとても素敵に演じている。本当にすがすがしくて好感が持てる。女性解放運動のシンボルになってからは、常にナース姿。これが笑える。今作には、大まじめなんだけど、笑わずにはいられないポイントがたくさんあって、そこがアービングらしさであり、我々がこの作品に深い愛着を感じる大きな所以だ。
その最も象徴的な場面は、妻が愛人と浮気している車にガープの車が追突。妻はアゴを負傷し、妻の愛人はイチモツが食いちぎられる、なんてエピソード。事故の場面の後、ジェニーの家。おもむろに振り返る妻のアゴにはリハビリ用の器具が…。もうね、吹き出してしまいましたよ。何もこんなシチュエーションで事故しなくてもいいのにねえ(笑)。
私は最も気に入ってるのは、ガープと妻がベビーシッターを呼んでふたりで外出するも、車の中から子供たちを眺めるシーン。ガープが一番好きなのは、子供たちを我が家の外から眺めてしみじみと幸福を噛みしめることなのだ。とってもじーん、と来るいいシーンです。
ジェニーは運動のシンボルとなることで、危険な目に遭うし、ガープはガープでジェニーの息子でありながら、女性解放運動を阻むものとしての標的にされてしまう。ふたりの運命は、不穏な様相を見せ始める。しかし、人生は山あり谷あり。いい時もあれば悪い時もある。それも全部ひっくるめて生きることはすばらしいという人間賛歌を徹底して伝え続ける本作品。何があっても、前向きに生きた方が人生楽しいじゃないの。だって、せっかくこの世に生を受けたのだから!と実に晴れ晴れとした気持ちにさせてくれるのだ。
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ユーザーレビュー:57件
投稿日
2008/01/23
レビュアー
こんちゃん※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを読んでいて、とても評価が高いので借りたのですが・・・
正直、胸がムカムカすることが多かったのです。実際の人生は決してきれいごとではないし、多種多様な価値観の人々が生活しているのですから、こういう世界観があっても当然なのですが、私には受け入れがたいものがありました。
ジェニー・フィールズは奔放で、魅力的な人物であることは間違いないと思うのですが、そのメンタリティが理解できません。
そもそも私は、ウーマンリブと言う物に嫌悪感を持っています。女性蔑視と言うことではなく、男女同権に反対と言うことでもありません。男と女というもののパーソナリティの違いを大切に思っているのです。
男性には男性の、女性には女性の素晴らしい特質がそれぞれにあります。多くの場合、力仕事においては男性に軍配が上がります。しかし、女性にしかできないこともあるのです。
私は昔、コックでした。その当時は調理師というのは男性の仕事(女性は家事で料理をするのに!)という認識が強くて、職業調理人に女性はあまり居ませんでした。ところが、昭和50年くらいから女性のコックさんが次々と生まれ、あるロシア料理店に女性シェフが誕生したのです。
その方と話したときに、
「私は女だと言うことをハンデに感じたことはありません。男性の方が得意な力仕事は男性にやってもらえばいいのです。私は、女だからこその心配りや、感性を大切にして、お客様をおもてなししたいのです」
と言う言葉に感動したのです。
男女に限らず、私は平等と言う言葉が好きではありません。基本的な人権は別として、すべての人が平等(たいらに等しい)では無いのです。ある能力に長けている人は、それを生かし世の中に貢献すればよいのです。
若い頃には、仕事の能力に差があるのに、給与が同じと言うことには納得できなかったのです。平等ではなく、公平であるべきだと・・。
ジェニー・フィールズは、自信がウーマンリブを提唱したわけではなく、利用されていただけだと思います。その象徴としてのエレン・ジェームシャンたちであり、エンディングのプーの行動なのです。子供の頃も含めてプーの行動は、全く理解できません。
そして、それ以上に、男女の営みを「肉欲の塊」と断じるジェニーには嫌悪感すら覚えるのです。子供がどのような生まれでも、どのような生い立ちでもそこに差別があってはならないと思います。私生児であろうが、片親であろうが幸せになる権利を阻害されるわけはないのです。しかし、愛の結晶と言われるように、本来子供の誕生には、様々な愛情があるべきであろうと思うのです。
愛する人ができ、一生を共にしたいと願い、その結果として愛するわが子が生まれるというのが自然の流れであり、
「子供が欲しいの。夫婦の務めというものに縛られず、精子を入手するチャンスだわ」
と、死にかけている兵士にまたがったというのは、笑い話としてもグロテスクです。それは彼女が「肉欲」と憎悪する事以上の「己の欲望」に他ならないのではないかと思うのです。夫婦の務めにとらわれたくなければ、養子をもらえば良かったのでしょう。
私の妻は、知り合った頃に不妊症でした。私が家庭生活というものには不向きな男で、2度も結婚に失敗していたのですが、こんな私を愛してくれ、私も彼女を愛し、自分たちの子供が欲しいと望みました。一年半に及ぶ不妊治療を経て(とても痛いのだそうです)やっと恵まれた娘に、私たちはいつも、
「おまえは、これ以上無いくらい、世界で一番望まれて生まれてきたんだよ」
と言います。望まれずに産まれた子供が尊くないなどとは言いませんが、それが自然なあり方だと思うのです。
それが人間と動物の違いだと思うのです。ただ、種族保存のための生殖行為であるのならば、犬や猫のように年に1.2回、発情期があって、手近にいる相手と子供を作れば良いのです。ところが人間はそう言う風に出来ていません。ある特定の相手に愛情を感じ、この人の子供を産みたい。この人に自分の子供を産んで欲しいと思うのです。
それを別にすれば、ジェニーの生き方は、ケレン味が無く、すがすがしくも感じられますし、ガープも自分の出生の秘密を知ってもゆがむことなく育ちますし、ヘレンとガープの間も障害を乗り越えて、やり直せそうな空気には安堵しました。その気になれば、やりなおしはできるのです。
ただ、ウォルトが死んだ後に
「私、また赤ちゃんを産むわ」
というのはどうも共感できませんが・・・・。
ジョン・リスゴー演じるロバータも、奇妙でありながら魅力的だし、映画としては素晴らしい出来だと思うのに、心から快哉を叫ぶことが出来なかった私はおかしいですか?
投稿日
2006/11/27
レビュアー
ガラリーナ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
看護婦ジェニー・フィールズ(グレン・クローズ)は、子供が欲しかったため、病院に送り込まれた動けない傷病兵に、またがって(!)子供を作る。そして、生まれてきたのが主人公ガープ(ロビン・ウィリアムス)だ。ジェニーは実にあっけらかんと言う。私は精子が必要だったの。子供が産みたかったの、と。つまり、ガープの出生そのものが、「婚姻関係」や「父と母の揃った家庭」に対するアンチテーゼなのだ。
しかし、ガープは決して「かわいそうな子供」としては描かれない。だって、そのような出生をしたからって、かわいそうなんて一体誰が決めつけることなの?生を受けた、ただそれだけで人生はすばらしいのだ。ジェニーはガープに「しっかりと自分の人生を生きなさい」と言う。
作家になると言うガープ。じゃあ私も自伝を出すわ、と言って書いた作品が一大ベストセラーに。女性解放運動の気運も高まる時代で、ガープの母ジェニー・フィールズは、一躍時の人となる。実家の邸宅は、女性解放運動の活動家を始め、DVを受けた女性や性同一性障害の人など、さながら女の駆け込み寺になる。
さて、「危険な情事」ですっかり怖い女のレッテルを貼られてしまったグレン・クローズですが、この作品では強く前向きに生きる女をとても素敵に演じている。本当にすがすがしくて好感が持てる。女性解放運動のシンボルになってからは、常にナース姿。これが笑える。今作には、大まじめなんだけど、笑わずにはいられないポイントがたくさんあって、そこがアービングらしさであり、我々がこの作品に深い愛着を感じる大きな所以だ。
その最も象徴的な場面は、妻が愛人と浮気している車にガープの車が追突。妻はアゴを負傷し、妻の愛人はイチモツが食いちぎられる、なんてエピソード。事故の場面の後、ジェニーの家。おもむろに振り返る妻のアゴにはリハビリ用の器具が…。もうね、吹き出してしまいましたよ。何もこんなシチュエーションで事故しなくてもいいのにねえ(笑)。
私は最も気に入ってるのは、ガープと妻がベビーシッターを呼んでふたりで外出するも、車の中から子供たちを眺めるシーン。ガープが一番好きなのは、子供たちを我が家の外から眺めてしみじみと幸福を噛みしめることなのだ。とってもじーん、と来るいいシーンです。
ジェニーは運動のシンボルとなることで、危険な目に遭うし、ガープはガープでジェニーの息子でありながら、女性解放運動を阻むものとしての標的にされてしまう。ふたりの運命は、不穏な様相を見せ始める。しかし、人生は山あり谷あり。いい時もあれば悪い時もある。それも全部ひっくるめて生きることはすばらしいという人間賛歌を徹底して伝え続ける本作品。何があっても、前向きに生きた方が人生楽しいじゃないの。だって、せっかくこの世に生を受けたのだから!と実に晴れ晴れとした気持ちにさせてくれるのだ。
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ガープの世界