SF/ボディ・スナッチャー / ドナルド・サザーランド
SF/ボディ・スナッチャー
/フィリップ・カウフマン
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全体の平均評価点: (5点満点)
(18)
解説・ストーリー
劇場未公開ながらも傑作の誉れ高いドン・シーゲル監督の「ボディ・スナッチャー/恐怖の街」(56)のリメイク。D・サザーランド扮する公衆衛生調査官を主人公に、次々と友人や隣人が侵略者と入れ替わっていく恐怖を描く。
劇場未公開ながらも傑作の誉れ高いドン・シーゲル監督の「ボディ・スナッチャー/恐怖の街」(56)のリメイク。D・サザーランド扮する公衆衛生調査官を主人公に、次々と友人や隣人が侵略者と入れ替わっていく恐怖を描く。
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「SF/ボディ・スナッチャー」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
劇場未公開ながらも傑作の誉れ高いドン・シーゲル監督の「ボディ・スナッチャー/恐怖の街」(56)のリメイク。D・サザーランド扮する公衆衛生調査官を主人公に、次々と友人や隣人が侵略者と入れ替わっていく恐怖を描く。
「SF/ボディ・スナッチャー」 の作品情報
「SF/ボディ・スナッチャー」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
SF/ボディ・スナッチャーの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
115分 |
日本語英語 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
GXBR16184 |
2004年12月22日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
5枚
|
0人
|
0人
|
SF/ボディ・スナッチャーの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
115分 |
日本語英語 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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GXBR16184 |
2004年12月22日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
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ユーザーレビュー:18件
ボディ・スナッチャー三題
投稿日:2006/03/29
レビュアー:よふかし
ドン・シーゲル版『ボディ・スナッチャー 恐怖の街』は、DISCASにはありませんが、とても面白い作品です。白黒の陰影濃く、シーゲルらしいメリハリの利いた演出でとても50年前の作品とは思えないほど楽しめます。
ことに、開巻まもなくの、主人公の医者運転の車の前に子供が飛び出すシーン、昼日中ふと人影が絶えた街の広場に、四方八方から既に入れ替わられた者たちがわらわらと集まってくるシーンなど、思わず息を飲みます。ロング、クローズアップの運びも的確で、終盤の追跡劇もとてもサスペンスフルに仕上がっています。というか、怖いです、かなり。
忍び寄る共産主義・・・などという時代色あふれた裏テーマは気にしないようにして、本作はショップでレンタルできると思いますので未見の方はぜひどうぞ(DVD等で着色版という噴飯モノがありますが無視しましょう!)。ペキンパーが端役で出ているとか脚本に噛んだという話もありますが、75点。
さて、これをリメイクしたフィリップ・カウフマンの『SF/ボディ・スナッチャー』もなかなか面白い作品です。邦題にSFとつけたのは、たぶん『SW』公開の頃だからですね。
20年もたつとシーゲル版のようなパワフルでもシンプルな脚本では製作できませんので、オープニングから特撮も少し進化したところも見せ、最後に爆発を含むやや派手なアクションも用意されました。演出にシーゲル作ほどのパンチはありませんが、広角レンズを用いた仰角撮影が街や人々の不安を効果的に表現しているあたり、好感が持てます。
しかしなんといっても本作の見所は、役者でしょう。いい顔が揃っています。サザーランドとゴールドブラムが取っ組み合うところなんて、なんというか唖然としました(笑)。これにニモイが加わり、女性陣もブルック・アダムズとヴェロニカ・カートライトです! カウフマン、いい趣味しています。
ちなみにかなりシーゲル版をリスペクトした内容になっていて、シーンの引用はもちろん、シーゲル版の主人公アンドリュー・マッカーシーやシーゲル本人も端役で登場いたします。悲しいというか気持ち悪いラストは、僕は好きですよ。60点。
もちろん、次はアベル・フェラーラ版です。
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目が釘付けになる・・・・のだけど
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をを! コッテコテの50年代B級SF映画なオープニングね(^^♪。
っで、そのノリを維持するかと思いきや、カウフマン堪え切れなかったのか(^^ゞ、実に緊張感みなぎる作品世界を展開する。
(ほとんどしてませんが、ちょこっとだけネタバレです)
とにかく前半は画面から目を離せない。お話しはみんな知ってる、知らなくっても観てりゃわかる、ごくオーソドックスな侵略モノだけど、いやそれだからこそ、出てくる人、起きる事件、いやいや物音ひとつがぜぇんぶ意味があるように、陰謀に思えちまう。
脚本も人物設定もよく練りこんであるね、少なくとも前半。ドナルド・サザーランドがなんとも嫌味な衛生局のお役人ってのがぴったり。
ちょっとした出来事も映像に効果的に取り込んでいて、たとえばレストランでネズミの糞を見つけちゃった衛生局のサザーランド、嫌がらせで車のフロントガラスにヒビ入れられちゃうんだけど、そのヒビの入ったガラス越しに見る町の情景というのがなんとも不安で落ち着かない。
真夜中だろうがひっきりなしに行きかいゴミを集める回収車のモーター音も、筋を知らずに観ていればただの背景ノイズではあるけれど、その意味を知ってしまうとなんとも不気味な通奏低音。
・・・・いいですねぇ、ホラーの教科書にしたいくらい。
ただ、そう、惜しむらくはホラーのほうに軸足がおいてあるんだよなぁ。
原作「盗まれた街」の、ドン・シーゲルによる最初の映画化では、サスペンス、それもサイコ・サスペンス的な要素も強く、確かに背景には全体主義的共産圏への恐怖もあったのだろうけど、まだ高校生のアチキ(後年自主上映で観ました)には純粋にSFとして楽しめた。
このフィリップ・カウフマン版は、シーゲル版へのオマージュもあるんだろうけど、時代は別として、直接の続編とみてもいい。
舞台は田舎町から都会へ、そしてなにより前作のラストシーンと思しき場面・・・・(そこに登場する前作主演ケビン・マッカーシー!)
さきに「オーソドックスな侵略もの」と書いたけど、そもそもこのアイディアを広めたのが原作とその映画化である前作で、つまりシーゲル版ではアイディアそのものが持つ恐怖というウリもあったんだけど、本作ではそのアイディアは大前提でありその発展形を見せなきゃならないという課題があった。
その課題に対する回答が、みるものすべてを疑いたくなるような緊迫感にあった。
ただね、侵略が進みいよいよ主人公たちが危機一髪ってなってくるとどうも失速する。
じわじわした恐怖はやっぱり相手がはっきりしないからじわじわなんであって、敵の姿が明確になっちゃうとねぇ、スケールの小さなパニックものになっちゃって。
この辺がホラーに軸をおいてしまった限界だ。
それでもあのラストは秀逸だし、そのあと訪れるまったくの無音、エンディングロール・・・・・というのも効果的なんだが。
ホラーとして展開させるにしても、たとえばアイデンティティの喪失という恐怖(カーペンター版「遊星からの物体]」はそこがうまかった)に重きを置くとかすればね、もうチョイ深みが出たと思うんだけど。
ま、全体によかったからないものねだりしちゃうわけです。
その点「インベージョン」はホンと、SFとしてぐっと深みが出ていたはずなんだけどなぁ・・・・ もう一度観直して、どのヘンまでが監督本来の作品なのか見極めてみようかな>「インベージョン」
PS ドン・シーゲルはタクシーの運ちゃん役で出ています。なかなか印象に残る、ちょっと乾いたいい芝居してます。
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7人の会員が気に入ったと投稿しています
植木用音楽
イマジカBSにて再見 冒頭のオフからくるノイズはブランコのきしみ 主人公の歩く前方からバンジョーの演奏
つまり オフの音響・音楽がひっきりなしに鳴っていて そのあとに続く映像とのズレだけで映画を作っている
本物の人間と複製人間のズレのテーマを フィリップカウフマンは過激に映像表現に置換する
後半はそれが弱くなっちゃって残念 このことがわからないと この映画は記憶に残らないのだ
役者たちも みな若くてとても良いです レオナードニモイも あの凡庸な耳男なんかより こっちのが
普通で 恐くていいんだよねえ
これってフクイチの話でもあるよ 放射脳とか言って ウヨとバカは笑っているが 放射能は無敵だ!
「魚が出て来た日」が やってくる ヤアヤアヤア
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地球の友
投稿日:2008/05/25
レビュアー:だっさん
この映画は、劇場に観にいったのかな?公開当時、私が高校生くらいの時に見た記憶が有ります(テレビかな?)。レナード・ニモイが出てたからです。ほぼ30年ぶりくらいに観かえしてみて、こんなおもろい映画やったんか、というのが感想です。普通のホラーの様に、気持ち悪いものが襲ってくるわけでもない、ただ、感情を失った人達が追いかけてきます。それが怖い。足だけ映して、追いかけられる様を表現したり、アメイジング・グレイスが唐突にかかったり、演出がとても上手い。雰囲気で恐怖を現すことに成功しています。70年代の作品ですが、特撮は当時のものとしては秀逸だと思います。
ヴェロニカ・カートライトが無茶苦茶かわいい。彼女のヌードを拝めただけで、この作品は見る価値が有ったと思います。でも、作品のレベルは良いです。
ジェフ・ゴールドプラムは幾つなんでしょうか。私は、自分と同じくらいと思ってましたが、この作品に出てるということは、55とか60歳くらいなんでしょうか。
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指差されないようにご注意を。
名作SF小説「盗まれた街」の2度目の映画化作品。私が見た順番は公開順とは全く逆に「インベージョン」(2007)→「ボディスナッチャーズ」(1993)→本作(1978)と来ました。どれもそれぞれ特徴があっておもしろい。(残念ながら傑作と言われるドン・シーゲル版「ボディスナッチャー/恐怖の街」(1956)はレンタルがないようですね。)
同じ原作でありながら、登場人物や設定、ストーリをはじめ、これほど異なる作品に仕上がるというのも映画のおもしろいところ。本作も原作とはだいぶ異なる設定となっています。しかし、「自分の家族や見知った人間がいつの間にか別人になっている」という恐怖を扱っているところはもちろん共通。日常に潜む普遍的な恐怖を描いているところに原作のよさがあり、そこが繰り返しリメイクされる所以でもあるのでしょう。
本作はつくられた年代もあって、派手なVFX(この時代で言えば特殊効果と言ったほうがしっくりくる?)こそありませんが、サスペンスタッチの展開は観る者をハラハラさせ、本来のテーマである「街が盗まれていく」という過程の描き方としては一番よくできているようにも思えました。いつのまにかじわじわと包囲されていく感覚がコワイ。
ドナルドサザーランドはじめ、この頃はまだ若々しいジェフゴールドブラムやリチャードニモイなど個性派俳優の姿を見られるのも嬉しいところ。ちなみに(私はよくわかりませんでしたが)本作にはドン・シーゲル版の主演男優ケヴィンマッカーシーとドン・シーゲル自身も端役で出演しているとのこと。さらに本作に出演しているヴェロニカ・カートライトは最新作「インベージョン」にも出演しています。何やら「盗まれた街つながり」での俳優起用というのも興味深いところですが、それだけこの原作や映画が愛されているということなのでしょう。
最後に、この3作品でそれぞれ印象に残るシーンを思い浮かべると…「インベージョン」では予告編でも流れてましたが、広場で屋上から「人」が飛び降りるのをニコールが下から見上げるシーン、フェラーラ版では「妻」が逃げる夫を指差して「叫ぶ」シーン、そして本作カウフマン版では、何といってもラストシーンですかね。そんなに指差すなよって。
あっ本作でひとつだけわからなかったのはあの人面○。あれには驚いた。
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5人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
ボディ・スナッチャー三題
投稿日
2006/03/29
レビュアー
よふかし
ドン・シーゲル版『ボディ・スナッチャー 恐怖の街』は、DISCASにはありませんが、とても面白い作品です。白黒の陰影濃く、シーゲルらしいメリハリの利いた演出でとても50年前の作品とは思えないほど楽しめます。
ことに、開巻まもなくの、主人公の医者運転の車の前に子供が飛び出すシーン、昼日中ふと人影が絶えた街の広場に、四方八方から既に入れ替わられた者たちがわらわらと集まってくるシーンなど、思わず息を飲みます。ロング、クローズアップの運びも的確で、終盤の追跡劇もとてもサスペンスフルに仕上がっています。というか、怖いです、かなり。
忍び寄る共産主義・・・などという時代色あふれた裏テーマは気にしないようにして、本作はショップでレンタルできると思いますので未見の方はぜひどうぞ(DVD等で着色版という噴飯モノがありますが無視しましょう!)。ペキンパーが端役で出ているとか脚本に噛んだという話もありますが、75点。
さて、これをリメイクしたフィリップ・カウフマンの『SF/ボディ・スナッチャー』もなかなか面白い作品です。邦題にSFとつけたのは、たぶん『SW』公開の頃だからですね。
20年もたつとシーゲル版のようなパワフルでもシンプルな脚本では製作できませんので、オープニングから特撮も少し進化したところも見せ、最後に爆発を含むやや派手なアクションも用意されました。演出にシーゲル作ほどのパンチはありませんが、広角レンズを用いた仰角撮影が街や人々の不安を効果的に表現しているあたり、好感が持てます。
しかしなんといっても本作の見所は、役者でしょう。いい顔が揃っています。サザーランドとゴールドブラムが取っ組み合うところなんて、なんというか唖然としました(笑)。これにニモイが加わり、女性陣もブルック・アダムズとヴェロニカ・カートライトです! カウフマン、いい趣味しています。
ちなみにかなりシーゲル版をリスペクトした内容になっていて、シーンの引用はもちろん、シーゲル版の主人公アンドリュー・マッカーシーやシーゲル本人も端役で登場いたします。悲しいというか気持ち悪いラストは、僕は好きですよ。60点。
もちろん、次はアベル・フェラーラ版です。
目が釘付けになる・・・・のだけど
投稿日
2008/05/06
レビュアー
べっち
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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をを! コッテコテの50年代B級SF映画なオープニングね(^^♪。
っで、そのノリを維持するかと思いきや、カウフマン堪え切れなかったのか(^^ゞ、実に緊張感みなぎる作品世界を展開する。
(ほとんどしてませんが、ちょこっとだけネタバレです)
とにかく前半は画面から目を離せない。お話しはみんな知ってる、知らなくっても観てりゃわかる、ごくオーソドックスな侵略モノだけど、いやそれだからこそ、出てくる人、起きる事件、いやいや物音ひとつがぜぇんぶ意味があるように、陰謀に思えちまう。
脚本も人物設定もよく練りこんであるね、少なくとも前半。ドナルド・サザーランドがなんとも嫌味な衛生局のお役人ってのがぴったり。
ちょっとした出来事も映像に効果的に取り込んでいて、たとえばレストランでネズミの糞を見つけちゃった衛生局のサザーランド、嫌がらせで車のフロントガラスにヒビ入れられちゃうんだけど、そのヒビの入ったガラス越しに見る町の情景というのがなんとも不安で落ち着かない。
真夜中だろうがひっきりなしに行きかいゴミを集める回収車のモーター音も、筋を知らずに観ていればただの背景ノイズではあるけれど、その意味を知ってしまうとなんとも不気味な通奏低音。
・・・・いいですねぇ、ホラーの教科書にしたいくらい。
ただ、そう、惜しむらくはホラーのほうに軸足がおいてあるんだよなぁ。
原作「盗まれた街」の、ドン・シーゲルによる最初の映画化では、サスペンス、それもサイコ・サスペンス的な要素も強く、確かに背景には全体主義的共産圏への恐怖もあったのだろうけど、まだ高校生のアチキ(後年自主上映で観ました)には純粋にSFとして楽しめた。
このフィリップ・カウフマン版は、シーゲル版へのオマージュもあるんだろうけど、時代は別として、直接の続編とみてもいい。
舞台は田舎町から都会へ、そしてなにより前作のラストシーンと思しき場面・・・・(そこに登場する前作主演ケビン・マッカーシー!)
さきに「オーソドックスな侵略もの」と書いたけど、そもそもこのアイディアを広めたのが原作とその映画化である前作で、つまりシーゲル版ではアイディアそのものが持つ恐怖というウリもあったんだけど、本作ではそのアイディアは大前提でありその発展形を見せなきゃならないという課題があった。
その課題に対する回答が、みるものすべてを疑いたくなるような緊迫感にあった。
ただね、侵略が進みいよいよ主人公たちが危機一髪ってなってくるとどうも失速する。
じわじわした恐怖はやっぱり相手がはっきりしないからじわじわなんであって、敵の姿が明確になっちゃうとねぇ、スケールの小さなパニックものになっちゃって。
この辺がホラーに軸をおいてしまった限界だ。
それでもあのラストは秀逸だし、そのあと訪れるまったくの無音、エンディングロール・・・・・というのも効果的なんだが。
ホラーとして展開させるにしても、たとえばアイデンティティの喪失という恐怖(カーペンター版「遊星からの物体]」はそこがうまかった)に重きを置くとかすればね、もうチョイ深みが出たと思うんだけど。
ま、全体によかったからないものねだりしちゃうわけです。
その点「インベージョン」はホンと、SFとしてぐっと深みが出ていたはずなんだけどなぁ・・・・ もう一度観直して、どのヘンまでが監督本来の作品なのか見極めてみようかな>「インベージョン」
PS ドン・シーゲルはタクシーの運ちゃん役で出ています。なかなか印象に残る、ちょっと乾いたいい芝居してます。
植木用音楽
投稿日
2014/10/12
レビュアー
裸足のラヴァース
イマジカBSにて再見 冒頭のオフからくるノイズはブランコのきしみ 主人公の歩く前方からバンジョーの演奏
つまり オフの音響・音楽がひっきりなしに鳴っていて そのあとに続く映像とのズレだけで映画を作っている
本物の人間と複製人間のズレのテーマを フィリップカウフマンは過激に映像表現に置換する
後半はそれが弱くなっちゃって残念 このことがわからないと この映画は記憶に残らないのだ
役者たちも みな若くてとても良いです レオナードニモイも あの凡庸な耳男なんかより こっちのが
普通で 恐くていいんだよねえ
これってフクイチの話でもあるよ 放射脳とか言って ウヨとバカは笑っているが 放射能は無敵だ!
「魚が出て来た日」が やってくる ヤアヤアヤア
地球の友
投稿日
2008/05/25
レビュアー
だっさん
この映画は、劇場に観にいったのかな?公開当時、私が高校生くらいの時に見た記憶が有ります(テレビかな?)。レナード・ニモイが出てたからです。ほぼ30年ぶりくらいに観かえしてみて、こんなおもろい映画やったんか、というのが感想です。普通のホラーの様に、気持ち悪いものが襲ってくるわけでもない、ただ、感情を失った人達が追いかけてきます。それが怖い。足だけ映して、追いかけられる様を表現したり、アメイジング・グレイスが唐突にかかったり、演出がとても上手い。雰囲気で恐怖を現すことに成功しています。70年代の作品ですが、特撮は当時のものとしては秀逸だと思います。
ヴェロニカ・カートライトが無茶苦茶かわいい。彼女のヌードを拝めただけで、この作品は見る価値が有ったと思います。でも、作品のレベルは良いです。
ジェフ・ゴールドプラムは幾つなんでしょうか。私は、自分と同じくらいと思ってましたが、この作品に出てるということは、55とか60歳くらいなんでしょうか。
指差されないようにご注意を。
投稿日
2008/01/03
レビュアー
spider
名作SF小説「盗まれた街」の2度目の映画化作品。私が見た順番は公開順とは全く逆に「インベージョン」(2007)→「ボディスナッチャーズ」(1993)→本作(1978)と来ました。どれもそれぞれ特徴があっておもしろい。(残念ながら傑作と言われるドン・シーゲル版「ボディスナッチャー/恐怖の街」(1956)はレンタルがないようですね。)
同じ原作でありながら、登場人物や設定、ストーリをはじめ、これほど異なる作品に仕上がるというのも映画のおもしろいところ。本作も原作とはだいぶ異なる設定となっています。しかし、「自分の家族や見知った人間がいつの間にか別人になっている」という恐怖を扱っているところはもちろん共通。日常に潜む普遍的な恐怖を描いているところに原作のよさがあり、そこが繰り返しリメイクされる所以でもあるのでしょう。
本作はつくられた年代もあって、派手なVFX(この時代で言えば特殊効果と言ったほうがしっくりくる?)こそありませんが、サスペンスタッチの展開は観る者をハラハラさせ、本来のテーマである「街が盗まれていく」という過程の描き方としては一番よくできているようにも思えました。いつのまにかじわじわと包囲されていく感覚がコワイ。
ドナルドサザーランドはじめ、この頃はまだ若々しいジェフゴールドブラムやリチャードニモイなど個性派俳優の姿を見られるのも嬉しいところ。ちなみに(私はよくわかりませんでしたが)本作にはドン・シーゲル版の主演男優ケヴィンマッカーシーとドン・シーゲル自身も端役で出演しているとのこと。さらに本作に出演しているヴェロニカ・カートライトは最新作「インベージョン」にも出演しています。何やら「盗まれた街つながり」での俳優起用というのも興味深いところですが、それだけこの原作や映画が愛されているということなのでしょう。
最後に、この3作品でそれぞれ印象に残るシーンを思い浮かべると…「インベージョン」では予告編でも流れてましたが、広場で屋上から「人」が飛び降りるのをニコールが下から見上げるシーン、フェラーラ版では「妻」が逃げる夫を指差して「叫ぶ」シーン、そして本作カウフマン版では、何といってもラストシーンですかね。そんなに指差すなよって。
あっ本作でひとつだけわからなかったのはあの人面○。あれには驚いた。
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