ウエスト・サイド物語

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ウエスト・サイド物語 / ナタリー・ウッド

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映画賞受賞作品

旧作

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「ウエスト・サイド物語」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

ニューヨークのダウンタウン、ウエスト・サイド。移民の多いこの町では、かねてから対立関係にあるベルナルド率いるプエルトリコ移民のシャーク団と、リフ率いるジェット団の2つのグループが、ことある毎に衝突を繰り返してきた。ある日、ベルナルドの妹マリアは、兄たちシャーク団に初めてのダンス・パーティへ連れて行かれる。そこへジェット団のメンバーも現われ2つのグループは競うように踊り始めた。そんな中、マリアはジェット団の元リーダー、トニーに出会い、互いに心を奪われる。だが、それは許されない恋の始まりだった…。

「ウエスト・サイド物語」 の作品情報

作品情報

製作年:

1961年

製作国:

アメリカ

原題:

WEST SIDE STORY

受賞記録:

1961年 アカデミー賞 作品賞
1961年 ゴールデン・グローブ 作品賞(ミュージカル)
1961年 NY批評家協会賞 作品賞

「ウエスト・サイド物語」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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1〜 5件 / 全69件

カッコ良さの原点

投稿日:2008/07/04 レビュアー:黒猫と白猫

プロフィール欄に「好きな映画」の項目があって、はてさて自分の好きな映画は何だろうと考えたら、やっぱり『ウエスト・サイド物語』だろうか。「好きなミュージカル」と言われたら、『シェルブールの雨傘』とも答えるだろうけれど。映画全体の中では一押しの作品。

TVの洋画劇場を食い入るように見て、お小遣いを貯めてカセットテープを買って何度も何度も聞いた。

現在夜の11時半。猫たちや黒さんがグーグー寝ている中で、ごそごそと収納棚を探してみると、、在った!懐かしい〜

あの頃は「AMERICA」「JET SONG」「COOL」などのハッキリした曲が好きで、「MARIA」とか「TONIGHT」「I FEEL PRETTY」は甘ったるくてあんまり好きじゃなかったけれど、今はその良さが理解できるくらいに、、大人になったってことだね。恋愛もしたしね。

舞台はウエスト・サイド、テーマは社会問題―プエルトリコの少年たちとアメリカ人でも最下層のポーランド系アメリカ人の少年たちの対立の中で起る悲劇。(カセットテープについていた解説より抜粋)

ジョージ・チャキリスのカッコ良さは半端じゃなくて真似をしてみたけれど全然似ていなかった。(笑)似てたら今頃劇団四季に入っているよね。

昔タモリが道端で突然踊りだしたりしてミュージカルなんて変だと言っていたが(確かに一般人が急に道端で踊りだすのは変だが)、良いミュージカルとはそんな事は感じさせないものなのだ。

まだ観てない人は是非御覧ください。

DISCASさんへ、『シェルブールの雨傘』観たいんですけど。よろしく。

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神様ありがとうって感じ ネタバレ

投稿日:2005/01/27 レビュアー:iuiu

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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いまだにいちばん好きな映画音楽というと「TONIGHT」だ。小学生の頃、父親が持っていた映画音楽のレコードでこの曲に出会って、「ウエストサイド物語」の存在もストーリーも知らないうちに魅了された。それから現在に至るまで数回舞台を見た。
ウエストサイドの作曲中、レナード・バーンスタインには神が降臨していたという。だれがいつ言った言葉なのか忘れてしまったが、いずれいっしょに仕事をしていた仲間であろう。バーンスタインはもともと優れた音楽家ではあったが、「神が舞い降りた」と評されるほどのメロディを次々に生み出した。その名曲の数々が何度聴いても胸を熱くする。「AMERICA」「MARIA」そして「TONIGHT」。ミュージカルだからこそ出せるドラマティックなメロディライン(普通の映画音楽でこれをやったら邪魔くさい)に手足の先までしびれるような陶酔を味わう。
ふと思う。神がバーンスタインを愛したおかげで私はこんなにも幸せな想いを味わうことができる。ということは?つまり私も神に愛されたと同じことではないだろうか。

(ここからネタバレ)
元がミュージカルだけにストーリーは単純だが、深遠なテーマを含んでもいる。
自分の領域(愛する家族、仲間なども含む)を侵されると相手を憎み、報復したくなる。しかしいったん報復の連鎖にとらわれると抜け出せなくなる。現在の世界情勢にも通じるものがある。
不良たちは多くのものを失ったあとでそのことに気づき、戦うのをやめた。トニーの遺体を運ぶのにシャーク団が手を貸し、座り込むマリアにショールをかけてやるのはジェット団の男である。だれかが先に復讐をやめなければ永遠に終わらない。

エンディングクレジットなどは50年前の作品とは思えないほどカッコイイ。おなじみの黒バックのクレジットは見やすいことではいちばんだが、「ウエストサイド物語」にはやはりこうでなきゃ。ジェローム・ロビンスの品格ある振付もいまだにすこしも古びていない。

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今あたらめて鑑賞すると見えてくる深いテーマ

投稿日:2022/01/24 レビュアー:飛べない魔女

スピルバーグがリメイク作品を作ったということで
復習のつもりで本作を30年ぶりぐらいに再鑑賞しました。
昔見たときは、ダンスシーンは素晴らしいけど
ストーリーは陳腐だな、そんなにいい映画かな?と
思っていました。
いやはや、若気の至りですね(笑)
今、改めて鑑賞してみると
単なる『ロミオとジュリエット』の現代版ということではなく
この作品に込められているしっかりしたメッセージが
あったのだということを改めて感じました。

今も昔も根が深いアメリカにおける人種差別問題。
同じ街に住みながら人種の違いから敵対する若者たち。
歌とダンスで敵対する感情を爆発させます。
この子供じみた諍いが、やがて大きな悲劇となります。

冒頭のダンスシーンから魅了されます。
どうしてもジョージ・チャキリスにばかり目がいきます(笑)
よくよく観てみると、主役の二人・マリア(ナタリー・ウッド)とトニー(リチャード・ベイマ―)が踊るシーンはほとんどありません。
歌も吹き替えです。
踊るのは、わき役陣です。
洗練されたダンスシーンは、今見ても遜色のない圧巻のシーンです。
何といってもこの作品はジョージ・チャキリスとリタ・モレノの
ダンスの上手さです。
何と、現在90歳のリタ・モレノは
リメイクされた『ウェストサイドストーリー』にもキャスティングされています!
近所の小さな映画館でも上映される予定なので
時間が許せば、あとコロナの第6波が多少治まるのならば
観に行きたいと思っています。

ドクは言いました。
『喧嘩なんかしないでバスケットの試合でもすればいい』
ほんとにその通りだと思いました。

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何回見ても何か発見がある 大好きな映画です

投稿日:2007/07/08 レビュアー:キャビア

 振付のジェローム・ロビンスは、アメリカを代表するバレエ団のひとつ、アメリカンバレエシアター(ABT)出身のディレクターであり、ドビュッシーの「牧神の午後」だのストラヴィンスキーだのの曲にも振付けているバリバリのクラシックバレエ畑の人です。
 このウエストサイドストーリーのダンスシーンは、そんなバレエ畑の人が産み出したとは思えない、コンテンポラリーな動きが多々あります。この時代にこの振付は賛否両論あったのではないでしょうか。とくに「COOL」は技術点も高めのように思います。現代のダンサーは非常に身体能力が高いので、同じ振りをやれと言われれば軽くこなしてしまうと思いますが、なんてったって、これは半世紀前の作品です。それを思うとすごい。

 ロビンスはほかに「王様とわたし」「ピーターパン」「バイオリン弾き」なども担当。このラインナップを見るだけでも、ミュージカル史上に残る振付家だったのだなぁということがわかりますね!
 この人が振付したミュージカルをもっと見てみたいです。たとえば「パシャマゲーム」。あのボブ・フォッシーと組んだミュージカルだそうなのですが、どんなのなんだろう・・・・DVD化を激しく希望!

 ちなみに歌は、主役二人とアニタは吹き替えです。ジョージ・チャキリス(マリアのおにいさん)のみ本人だそう。
 

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アメリカは人種のるつぼだと小学校では教わったが、実際は違う

投稿日:2009/02/22 レビュアー:bokensdorf

レビュアー「キャビア」さんが【ディスカスさんで借りられるダンスが楽しいミュージカル映画ベストテン】の第一位にこれを挙げていたので、また観てみる事にした。

12歳ぐらいのときにテレビで観たが、チキンレースをして相手が死んじゃうのと、ロスアンジェルスの天文台でロケーションしている映画とごちゃ混ぜになっていたが、それは「理由なき反抗(1955)」だった。

この映画はあまり好きな映画ではない。不良が出てくるのと、人が死んじゃうのはミュージカルのテーマにそぐわないと思うからだ。ロミオとジュリエットはオペラにはなってもミュージカルにはならないだろう、と思う。

とにかく、観てみよう。新しい感想が出て来るかも知れない。

音楽は全曲バーンスタインが書いているんだね。知らなかった。この映画の音楽は、非常に難しい音楽なんだと初めて気がついた。リズムが変則的なのである。シンコペーションを多用して、小節の頭とメロディーの頭が合わない。これによって躍動感を出しているわけだが、この曲を指揮するのは大変だ。これはマーラーが得意だったバーンスタインならではだ。

あと、ダンス。ダンスなんて、人間である限り誰でも練習すればできる、と12歳の私は思っていたが、この映画のダンスを観ると、わたしが今真似できるのは一つもなさそうだ。振り付けの事は分からないが、練度が無茶苦茶高そうなのは分かる。

それから、どうして二つの不良グループがあるのか覚えていなかったが、人種対立なんだね。金髪ばかりのシャーク団と浅黒い肌に黒い髪のジェット団。アメリカは人種のるつぼだと小学校では教わったが、実際は違う。人種が混ざり溶け合っている国ではなく、人種ごとに群れて互いに交じり合わない国だ。それは今も昔も変わらないということがこの映画から分かる。

ストーリーは特に感動するようなものじゃなかった。これはダンスと音楽(歌)を楽しむ映画なのだと思う。

驚いたのはナタリー・ウッドの背が低いということ。もっとすらっとしたお姉さんの印象があったが、1m52cmしかないそうだ。調べていてついでに分かってしまった事だが、ナタリー・ウッドは1981年11月29日に43歳で溺死してしまったそうだ。知らなかった。ナタリー・ウッドはマリアとしていつまでも人の記憶に残るだろう。

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ウエスト・サイド物語

ユーザーレビュー

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カッコ良さの原点

投稿日

2008/07/04

レビュアー

黒猫と白猫

プロフィール欄に「好きな映画」の項目があって、はてさて自分の好きな映画は何だろうと考えたら、やっぱり『ウエスト・サイド物語』だろうか。「好きなミュージカル」と言われたら、『シェルブールの雨傘』とも答えるだろうけれど。映画全体の中では一押しの作品。

TVの洋画劇場を食い入るように見て、お小遣いを貯めてカセットテープを買って何度も何度も聞いた。

現在夜の11時半。猫たちや黒さんがグーグー寝ている中で、ごそごそと収納棚を探してみると、、在った!懐かしい〜

あの頃は「AMERICA」「JET SONG」「COOL」などのハッキリした曲が好きで、「MARIA」とか「TONIGHT」「I FEEL PRETTY」は甘ったるくてあんまり好きじゃなかったけれど、今はその良さが理解できるくらいに、、大人になったってことだね。恋愛もしたしね。

舞台はウエスト・サイド、テーマは社会問題―プエルトリコの少年たちとアメリカ人でも最下層のポーランド系アメリカ人の少年たちの対立の中で起る悲劇。(カセットテープについていた解説より抜粋)

ジョージ・チャキリスのカッコ良さは半端じゃなくて真似をしてみたけれど全然似ていなかった。(笑)似てたら今頃劇団四季に入っているよね。

昔タモリが道端で突然踊りだしたりしてミュージカルなんて変だと言っていたが(確かに一般人が急に道端で踊りだすのは変だが)、良いミュージカルとはそんな事は感じさせないものなのだ。

まだ観てない人は是非御覧ください。

DISCASさんへ、『シェルブールの雨傘』観たいんですけど。よろしく。

神様ありがとうって感じ

投稿日

2005/01/27

レビュアー

iuiu

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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いまだにいちばん好きな映画音楽というと「TONIGHT」だ。小学生の頃、父親が持っていた映画音楽のレコードでこの曲に出会って、「ウエストサイド物語」の存在もストーリーも知らないうちに魅了された。それから現在に至るまで数回舞台を見た。
ウエストサイドの作曲中、レナード・バーンスタインには神が降臨していたという。だれがいつ言った言葉なのか忘れてしまったが、いずれいっしょに仕事をしていた仲間であろう。バーンスタインはもともと優れた音楽家ではあったが、「神が舞い降りた」と評されるほどのメロディを次々に生み出した。その名曲の数々が何度聴いても胸を熱くする。「AMERICA」「MARIA」そして「TONIGHT」。ミュージカルだからこそ出せるドラマティックなメロディライン(普通の映画音楽でこれをやったら邪魔くさい)に手足の先までしびれるような陶酔を味わう。
ふと思う。神がバーンスタインを愛したおかげで私はこんなにも幸せな想いを味わうことができる。ということは?つまり私も神に愛されたと同じことではないだろうか。

(ここからネタバレ)
元がミュージカルだけにストーリーは単純だが、深遠なテーマを含んでもいる。
自分の領域(愛する家族、仲間なども含む)を侵されると相手を憎み、報復したくなる。しかしいったん報復の連鎖にとらわれると抜け出せなくなる。現在の世界情勢にも通じるものがある。
不良たちは多くのものを失ったあとでそのことに気づき、戦うのをやめた。トニーの遺体を運ぶのにシャーク団が手を貸し、座り込むマリアにショールをかけてやるのはジェット団の男である。だれかが先に復讐をやめなければ永遠に終わらない。

エンディングクレジットなどは50年前の作品とは思えないほどカッコイイ。おなじみの黒バックのクレジットは見やすいことではいちばんだが、「ウエストサイド物語」にはやはりこうでなきゃ。ジェローム・ロビンスの品格ある振付もいまだにすこしも古びていない。

今あたらめて鑑賞すると見えてくる深いテーマ

投稿日

2022/01/24

レビュアー

飛べない魔女

スピルバーグがリメイク作品を作ったということで
復習のつもりで本作を30年ぶりぐらいに再鑑賞しました。
昔見たときは、ダンスシーンは素晴らしいけど
ストーリーは陳腐だな、そんなにいい映画かな?と
思っていました。
いやはや、若気の至りですね(笑)
今、改めて鑑賞してみると
単なる『ロミオとジュリエット』の現代版ということではなく
この作品に込められているしっかりしたメッセージが
あったのだということを改めて感じました。

今も昔も根が深いアメリカにおける人種差別問題。
同じ街に住みながら人種の違いから敵対する若者たち。
歌とダンスで敵対する感情を爆発させます。
この子供じみた諍いが、やがて大きな悲劇となります。

冒頭のダンスシーンから魅了されます。
どうしてもジョージ・チャキリスにばかり目がいきます(笑)
よくよく観てみると、主役の二人・マリア(ナタリー・ウッド)とトニー(リチャード・ベイマ―)が踊るシーンはほとんどありません。
歌も吹き替えです。
踊るのは、わき役陣です。
洗練されたダンスシーンは、今見ても遜色のない圧巻のシーンです。
何といってもこの作品はジョージ・チャキリスとリタ・モレノの
ダンスの上手さです。
何と、現在90歳のリタ・モレノは
リメイクされた『ウェストサイドストーリー』にもキャスティングされています!
近所の小さな映画館でも上映される予定なので
時間が許せば、あとコロナの第6波が多少治まるのならば
観に行きたいと思っています。

ドクは言いました。
『喧嘩なんかしないでバスケットの試合でもすればいい』
ほんとにその通りだと思いました。

何回見ても何か発見がある 大好きな映画です

投稿日

2007/07/08

レビュアー

キャビア

 振付のジェローム・ロビンスは、アメリカを代表するバレエ団のひとつ、アメリカンバレエシアター(ABT)出身のディレクターであり、ドビュッシーの「牧神の午後」だのストラヴィンスキーだのの曲にも振付けているバリバリのクラシックバレエ畑の人です。
 このウエストサイドストーリーのダンスシーンは、そんなバレエ畑の人が産み出したとは思えない、コンテンポラリーな動きが多々あります。この時代にこの振付は賛否両論あったのではないでしょうか。とくに「COOL」は技術点も高めのように思います。現代のダンサーは非常に身体能力が高いので、同じ振りをやれと言われれば軽くこなしてしまうと思いますが、なんてったって、これは半世紀前の作品です。それを思うとすごい。

 ロビンスはほかに「王様とわたし」「ピーターパン」「バイオリン弾き」なども担当。このラインナップを見るだけでも、ミュージカル史上に残る振付家だったのだなぁということがわかりますね!
 この人が振付したミュージカルをもっと見てみたいです。たとえば「パシャマゲーム」。あのボブ・フォッシーと組んだミュージカルだそうなのですが、どんなのなんだろう・・・・DVD化を激しく希望!

 ちなみに歌は、主役二人とアニタは吹き替えです。ジョージ・チャキリス(マリアのおにいさん)のみ本人だそう。
 

アメリカは人種のるつぼだと小学校では教わったが、実際は違う

投稿日

2009/02/22

レビュアー

bokensdorf

レビュアー「キャビア」さんが【ディスカスさんで借りられるダンスが楽しいミュージカル映画ベストテン】の第一位にこれを挙げていたので、また観てみる事にした。

12歳ぐらいのときにテレビで観たが、チキンレースをして相手が死んじゃうのと、ロスアンジェルスの天文台でロケーションしている映画とごちゃ混ぜになっていたが、それは「理由なき反抗(1955)」だった。

この映画はあまり好きな映画ではない。不良が出てくるのと、人が死んじゃうのはミュージカルのテーマにそぐわないと思うからだ。ロミオとジュリエットはオペラにはなってもミュージカルにはならないだろう、と思う。

とにかく、観てみよう。新しい感想が出て来るかも知れない。

音楽は全曲バーンスタインが書いているんだね。知らなかった。この映画の音楽は、非常に難しい音楽なんだと初めて気がついた。リズムが変則的なのである。シンコペーションを多用して、小節の頭とメロディーの頭が合わない。これによって躍動感を出しているわけだが、この曲を指揮するのは大変だ。これはマーラーが得意だったバーンスタインならではだ。

あと、ダンス。ダンスなんて、人間である限り誰でも練習すればできる、と12歳の私は思っていたが、この映画のダンスを観ると、わたしが今真似できるのは一つもなさそうだ。振り付けの事は分からないが、練度が無茶苦茶高そうなのは分かる。

それから、どうして二つの不良グループがあるのか覚えていなかったが、人種対立なんだね。金髪ばかりのシャーク団と浅黒い肌に黒い髪のジェット団。アメリカは人種のるつぼだと小学校では教わったが、実際は違う。人種が混ざり溶け合っている国ではなく、人種ごとに群れて互いに交じり合わない国だ。それは今も昔も変わらないということがこの映画から分かる。

ストーリーは特に感動するようなものじゃなかった。これはダンスと音楽(歌)を楽しむ映画なのだと思う。

驚いたのはナタリー・ウッドの背が低いということ。もっとすらっとしたお姉さんの印象があったが、1m52cmしかないそうだ。調べていてついでに分かってしまった事だが、ナタリー・ウッドは1981年11月29日に43歳で溺死してしまったそうだ。知らなかった。ナタリー・ウッドはマリアとしていつまでも人の記憶に残るだろう。

1〜 5件 / 全69件