引き裂かれたカーテン / ポール・ニューマン
引き裂かれたカーテン
/アルフレッド・ヒッチコック
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全体の平均評価点: (5点満点)
(27)
解説・ストーリー
東ドイツで新型ミサイルの理論が完成した。そしてその頃、アメリカの物理学者マイケルが、婚約者を伴って東ドイツに亡命してくる。だがそれは、ミサイル理論を盗み出すための、巧妙な作戦だった……。東西冷戦下のスパイ戦を描いたスリラー。
東ドイツで新型ミサイルの理論が完成した。そしてその頃、アメリカの物理学者マイケルが、婚約者を伴って東ドイツに亡命してくる。だがそれは、ミサイル理論を盗み出すための、巧妙な作戦だった……。東西冷戦下のスパイ戦を描いたスリラー。
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「引き裂かれたカーテン」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
東ドイツで新型ミサイルの理論が完成した。そしてその頃、アメリカの物理学者マイケルが、婚約者を伴って東ドイツに亡命してくる。だがそれは、ミサイル理論を盗み出すための、巧妙な作戦だった……。東西冷戦下のスパイ戦を描いたスリラー。
「引き裂かれたカーテン」 の作品情報
「引き裂かれたカーテン」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
引き裂かれたカーテンの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
128分 |
日本語・英語・中国語・スペイン語・ポルトガル語 |
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
UJRD34094 |
2003年05月26日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
4枚
|
0人
|
0人
|
引き裂かれたカーテンの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
128分 |
日本語・英語・中国語・スペイン語・ポルトガル語 |
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
UJRD34094 |
2003年05月26日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
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ユーザーレビュー:27件
過小評価されすぎ
投稿日:2005/03/09
レビュアー:Miles
この映画、スリラーのくせして冒頭の長いキスシーンは、その長さにおいて、かつてはギネスものだったんですよ。じれったいほど、甘ったるいシーンが冒頭にあるんで、これで騙される。一転して後半、とにかく手に汗握ります。この振幅と怖さゆえに、僕のなかでも好きな、いやトラウマになっている作品です。この作品を通して感じる個人的な不気味さというのは、“駅でお金拾って自分のポケットにしまって、まったく別の件で職務質問を警官から受けてしまい、極度のプレッシャーから冷や汗をかき、それを見咎めた警官が、誘導尋問してくるような怖さ”・・に共通します。皆さんも覚えておいてください、グロメクという役。悪役史上、個人的にはこのキャラほどイヤーな印象に残る役はそうないと思っています。ヒッチ作品では、過小評価されすぎです。
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冷戦と数式
1966年アメリカ映画
話そのものより、ジュリー・アンドリュースに違和感を覚えてしまった。
ポール・ニューマンとジュリー・アンドリュースの二人が共演しているというのはいい意味で「一粒で二度美味しい」とも言えるのだろうが、やっぱりジュリー・アンドリュースはミュージカルの女王というイメージがついてまわるせいか、私の中ではポール・ニューマンの婚約者というのがどうもしっくり来ない。個性が強すぎるんだろうか。確か「ビクター・ビクトリア」でJ・ガーナーと共演した時もそんな気がしましたが、あの映画はコメディだったので笑える部分が多くここまでの違和感がなかったかもしれない。
ポール・ニューマンはアームストロングという原子物理学者の役で、学術会議に出席するため、婚約者と共にコペンハーゲンに向かっていた。ここで謎の暗号「Π」が二人を巻き込んで行く。サラにしてみたら、アームストロングに予想外の行動をされたら困惑するだろうし、いきなり帰れ!なんて言われたら憤りを覚えるのは理解できるが、それと同時に一体アームストロングは何をしようとしているのか?と悶々とする時間が長かった。
ただ、農園へ行った後からは結構ハラハラ出来て、最後の最後まで気を抜けない。この後半はなかなかでした。脱走の途中で出会うクチンスカ伯爵夫人(リラ・ケドロヴァ)も何か意味深な雰囲気があり、もっと先があるんじゃないかと、期待をしてしまう私でした。
オープニングやエンディング、バスでの逃走中に流れるミステリアスな音楽は好きでした。
あと、ヒッチコック自身のお決まりのカメオ出演のシーンを探すのも楽しみの一つです。
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8人の会員が気に入ったと投稿しています
引き裂かれたのは 鉄のカーテン
監督:アルフレッド・ヒッチコック(1966年・米・128分・カラー)
原題:TORN CURTAIN
映画のタイトルから、引き裂かれるのは殺人現場のカーテンだと、勝手に思い込んでいた。
『サイコ』とまではいかなくとも、てっきり無残な死体の出るサスペンスだろうと。
おまけに主人公はポール・ニューマン(原子物理学者役)で、ジュリー・アンドリュースが助手で婚約者の役だった。
ヒッチコックとポール・ニューマンとジュリー・アンドリュース。
この組み合わせが、私にはちょっとした驚きで、不安と期待の気持ちで観始めたのだったが、ストーリーの展開の速さに気を取られて直ぐに気にならなくなった。
さて、原子物理学者のマイケル・アームストロングは、助手のサラ・シャーマンを伴って、船でコペンハーゲンに向かっていた。
学術会議に出席するためである。
しかし、彼に届いた電報を見て「これは僕宛てじゃない。人違いだ。」と言い、ホテルに着いてからも態度がおかしい。
ついには、自分はアメリカで中止になった研究を続けるためにこちらに残ると言い出し、サラには「国に帰れ」と言う。
マイケルの態度を不審に思ったサラは、彼の後を追う。
サラには、アメリカを裏切ったと見せかけておいて、実は、彼は東ドイツから“ミサイル理論”の数式を盗み出すのが目的のスパイだったのだ。
東西冷戦時代の東ベルリンを舞台に、ヒッチコックはユーモアを交えながら、諜報活動と脱出劇を繰り広げてみせた。
暗号の「Π」の文字、農家で追っ手に追いつかれ殺してしまうシーンは、ハラハラドキドキ。
路線バスを装っての同志や協力者たちによる連携プレーと逃亡、バレエ観劇の劇場での緊迫、奇妙な協力者が現れるなど、目まぐるしい展開だった。
音楽は、前作の「マーニー」でバーナード・ハーマンと喧嘩別れしたため、ジョン・アディソンが担当した。
ドラマチックなメリハリはなかったが、オープニングのしっとりした曲調も嫌いではなかった。
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まあまあ
投稿日:2006/09/03
レビュアー:ぶぶたん
婚約者に内緒でスパイの仕事をしている教授のお話。
異国の地で婚約者を巻き込みつつスパイ活動するのだが
そんなに面白い〜ってほどのストーリーでなかったような
気がする。
ヒッチコック作品という事で期待しすぎたか・・・。
火事だー!という言葉で観客がパニックになって
しまってるのがなぜか笑えた。
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6人の会員が気に入ったと投稿しています
中盤から一気に盛り上がるサスペンス
投稿日:2019/01/15
レビュアー:趣味は洋画
引き裂かれたカーテン(1966年アメリカ、カラー128分)
東西冷戦下のスパイ戦を描いたサスペンスの傑作だが、ヒッチコックの名作にして一般的に評価が低いとされている。いやいやそんなことはない。中盤からラストにかけてのハラハラ・ドキドキ感は、サスペンスファンを唸らせるに十分な出来栄えである。そのことは声を大にして言いたい。
作品内容については、「ちゅく」さんが2件のレビューで述べられていることに尽きます。
米・宇宙委員会のマイケル・アームストロング教授(ポール・ニューマン)と、彼の秘書であり婚約者でもあるサラ・シャーマン(ジュリー・アンドリュース)は、客船でコペンハーゲンへ向かっていた。科学者国際会議に出席する為である。ところがマイケルのもとへ秘密の連絡文が届いたことから状況は一変、彼は東ベルリン行きの航空機に乗った。重大な案件があることを危惧したサラも、結局同行することに。
空港に着いた2人を、秘密諜報員のグロメク(ウォルフガング・キーリング)が案内、東ベルリン秘密諜報機関長のゲルハルド(ハンスイェルク・フェルミー)に紹介する。実は、マイケルは東ベルリン亡命を装い、米国で開発中の核兵器‘ガンマ5’の完成のため、リント博士(ルドウィッグ・ドナス)の科学的研究知識を入手するのが目的だった...。
冒頭にも書いたとおり、中盤からの展開は‘これぞサスペンス’といった内容。
マイケルが農場に出かけ、農夫に化けた米・諜報員と接触する場面から、一気に盛り上がる。
マイケルを追ってきたグロメクとの一軒家での格闘シーン、美術館での逃亡シーン、バスに乗っての逃亡シーン、劇場でのシーン、それぞれ手に汗握る。
ドイツにもマイケルを支援する組織がある。
それは様々な場面で登場し、偽りの仕事に身を固めている。
路線バスでの逃亡シーンは、乗客全員が組織の人間というから恐れ入った。
組織のメンバーではないが、後半、ポーランド人のクチンスカ伯爵夫人(リラ・ケドロヴァ)が登場する。彼女はアメリカ亡命を望んでおり、結果的にマイケルを助ける役柄だ。
そのリラ・ケドロヴァに再会できたのが実に懐かしく、嬉しい。
ロシア出身の彼女、64年「その男ゾルバ」でマダム・ホーテンスを演じ、アカデミー助演女優賞を受賞した。56年「ヘッドライト」、58年「モンパルナスの灯」といったフランス映画でも輝いていた。
本編中では、いつ登場するのかと心待ちにしていたが、後半になってやっと登場、すぐ彼女と判った。
冷戦下の1966年。とにかくスパイ映画がよく製作されている。
「007は二度死ぬ」(公開は67年)、「続・殺しのライセンス」、「パーマーの危機脱出」、「サイレンサー・沈黙部隊」、「サイレンサー・殺人部隊」、「電撃フリントGO!GO作戦」、「アメリカ上陸作戦」等など。
その中にあって、ヒッチコック監督生活40周年を記念して作られた本作は、スパイ映画という観点で抜きんでている。作品としてはヒッチコック監督50本目という情報が目に付くが、実際のところは60数本目ではないかと推測される。
緊迫したサスペンスの中にも、心地よいユーモアはこの作品にも添えられていた。
さすがヒッチコックである。
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4人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
過小評価されすぎ
投稿日
2005/03/09
レビュアー
Miles
この映画、スリラーのくせして冒頭の長いキスシーンは、その長さにおいて、かつてはギネスものだったんですよ。じれったいほど、甘ったるいシーンが冒頭にあるんで、これで騙される。一転して後半、とにかく手に汗握ります。この振幅と怖さゆえに、僕のなかでも好きな、いやトラウマになっている作品です。この作品を通して感じる個人的な不気味さというのは、“駅でお金拾って自分のポケットにしまって、まったく別の件で職務質問を警官から受けてしまい、極度のプレッシャーから冷や汗をかき、それを見咎めた警官が、誘導尋問してくるような怖さ”・・に共通します。皆さんも覚えておいてください、グロメクという役。悪役史上、個人的にはこのキャラほどイヤーな印象に残る役はそうないと思っています。ヒッチ作品では、過小評価されすぎです。
冷戦と数式
投稿日
2020/07/21
レビュアー
かつ
1966年アメリカ映画
話そのものより、ジュリー・アンドリュースに違和感を覚えてしまった。
ポール・ニューマンとジュリー・アンドリュースの二人が共演しているというのはいい意味で「一粒で二度美味しい」とも言えるのだろうが、やっぱりジュリー・アンドリュースはミュージカルの女王というイメージがついてまわるせいか、私の中ではポール・ニューマンの婚約者というのがどうもしっくり来ない。個性が強すぎるんだろうか。確か「ビクター・ビクトリア」でJ・ガーナーと共演した時もそんな気がしましたが、あの映画はコメディだったので笑える部分が多くここまでの違和感がなかったかもしれない。
ポール・ニューマンはアームストロングという原子物理学者の役で、学術会議に出席するため、婚約者と共にコペンハーゲンに向かっていた。ここで謎の暗号「Π」が二人を巻き込んで行く。サラにしてみたら、アームストロングに予想外の行動をされたら困惑するだろうし、いきなり帰れ!なんて言われたら憤りを覚えるのは理解できるが、それと同時に一体アームストロングは何をしようとしているのか?と悶々とする時間が長かった。
ただ、農園へ行った後からは結構ハラハラ出来て、最後の最後まで気を抜けない。この後半はなかなかでした。脱走の途中で出会うクチンスカ伯爵夫人(リラ・ケドロヴァ)も何か意味深な雰囲気があり、もっと先があるんじゃないかと、期待をしてしまう私でした。
オープニングやエンディング、バスでの逃走中に流れるミステリアスな音楽は好きでした。
あと、ヒッチコック自身のお決まりのカメオ出演のシーンを探すのも楽しみの一つです。
引き裂かれたのは 鉄のカーテン
投稿日
2021/10/05
レビュアー
kazupon
監督:アルフレッド・ヒッチコック(1966年・米・128分・カラー)
原題:TORN CURTAIN
映画のタイトルから、引き裂かれるのは殺人現場のカーテンだと、勝手に思い込んでいた。
『サイコ』とまではいかなくとも、てっきり無残な死体の出るサスペンスだろうと。
おまけに主人公はポール・ニューマン(原子物理学者役)で、ジュリー・アンドリュースが助手で婚約者の役だった。
ヒッチコックとポール・ニューマンとジュリー・アンドリュース。
この組み合わせが、私にはちょっとした驚きで、不安と期待の気持ちで観始めたのだったが、ストーリーの展開の速さに気を取られて直ぐに気にならなくなった。
さて、原子物理学者のマイケル・アームストロングは、助手のサラ・シャーマンを伴って、船でコペンハーゲンに向かっていた。
学術会議に出席するためである。
しかし、彼に届いた電報を見て「これは僕宛てじゃない。人違いだ。」と言い、ホテルに着いてからも態度がおかしい。
ついには、自分はアメリカで中止になった研究を続けるためにこちらに残ると言い出し、サラには「国に帰れ」と言う。
マイケルの態度を不審に思ったサラは、彼の後を追う。
サラには、アメリカを裏切ったと見せかけておいて、実は、彼は東ドイツから“ミサイル理論”の数式を盗み出すのが目的のスパイだったのだ。
東西冷戦時代の東ベルリンを舞台に、ヒッチコックはユーモアを交えながら、諜報活動と脱出劇を繰り広げてみせた。
暗号の「Π」の文字、農家で追っ手に追いつかれ殺してしまうシーンは、ハラハラドキドキ。
路線バスを装っての同志や協力者たちによる連携プレーと逃亡、バレエ観劇の劇場での緊迫、奇妙な協力者が現れるなど、目まぐるしい展開だった。
音楽は、前作の「マーニー」でバーナード・ハーマンと喧嘩別れしたため、ジョン・アディソンが担当した。
ドラマチックなメリハリはなかったが、オープニングのしっとりした曲調も嫌いではなかった。
まあまあ
投稿日
2006/09/03
レビュアー
ぶぶたん
婚約者に内緒でスパイの仕事をしている教授のお話。
異国の地で婚約者を巻き込みつつスパイ活動するのだが
そんなに面白い〜ってほどのストーリーでなかったような
気がする。
ヒッチコック作品という事で期待しすぎたか・・・。
火事だー!という言葉で観客がパニックになって
しまってるのがなぜか笑えた。
中盤から一気に盛り上がるサスペンス
投稿日
2019/01/15
レビュアー
趣味は洋画
引き裂かれたカーテン(1966年アメリカ、カラー128分)
東西冷戦下のスパイ戦を描いたサスペンスの傑作だが、ヒッチコックの名作にして一般的に評価が低いとされている。いやいやそんなことはない。中盤からラストにかけてのハラハラ・ドキドキ感は、サスペンスファンを唸らせるに十分な出来栄えである。そのことは声を大にして言いたい。
作品内容については、「ちゅく」さんが2件のレビューで述べられていることに尽きます。
米・宇宙委員会のマイケル・アームストロング教授(ポール・ニューマン)と、彼の秘書であり婚約者でもあるサラ・シャーマン(ジュリー・アンドリュース)は、客船でコペンハーゲンへ向かっていた。科学者国際会議に出席する為である。ところがマイケルのもとへ秘密の連絡文が届いたことから状況は一変、彼は東ベルリン行きの航空機に乗った。重大な案件があることを危惧したサラも、結局同行することに。
空港に着いた2人を、秘密諜報員のグロメク(ウォルフガング・キーリング)が案内、東ベルリン秘密諜報機関長のゲルハルド(ハンスイェルク・フェルミー)に紹介する。実は、マイケルは東ベルリン亡命を装い、米国で開発中の核兵器‘ガンマ5’の完成のため、リント博士(ルドウィッグ・ドナス)の科学的研究知識を入手するのが目的だった...。
冒頭にも書いたとおり、中盤からの展開は‘これぞサスペンス’といった内容。
マイケルが農場に出かけ、農夫に化けた米・諜報員と接触する場面から、一気に盛り上がる。
マイケルを追ってきたグロメクとの一軒家での格闘シーン、美術館での逃亡シーン、バスに乗っての逃亡シーン、劇場でのシーン、それぞれ手に汗握る。
ドイツにもマイケルを支援する組織がある。
それは様々な場面で登場し、偽りの仕事に身を固めている。
路線バスでの逃亡シーンは、乗客全員が組織の人間というから恐れ入った。
組織のメンバーではないが、後半、ポーランド人のクチンスカ伯爵夫人(リラ・ケドロヴァ)が登場する。彼女はアメリカ亡命を望んでおり、結果的にマイケルを助ける役柄だ。
そのリラ・ケドロヴァに再会できたのが実に懐かしく、嬉しい。
ロシア出身の彼女、64年「その男ゾルバ」でマダム・ホーテンスを演じ、アカデミー助演女優賞を受賞した。56年「ヘッドライト」、58年「モンパルナスの灯」といったフランス映画でも輝いていた。
本編中では、いつ登場するのかと心待ちにしていたが、後半になってやっと登場、すぐ彼女と判った。
冷戦下の1966年。とにかくスパイ映画がよく製作されている。
「007は二度死ぬ」(公開は67年)、「続・殺しのライセンス」、「パーマーの危機脱出」、「サイレンサー・沈黙部隊」、「サイレンサー・殺人部隊」、「電撃フリントGO!GO作戦」、「アメリカ上陸作戦」等など。
その中にあって、ヒッチコック監督生活40周年を記念して作られた本作は、スパイ映画という観点で抜きんでている。作品としてはヒッチコック監督50本目という情報が目に付くが、実際のところは60数本目ではないかと推測される。
緊迫したサスペンスの中にも、心地よいユーモアはこの作品にも添えられていた。
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引き裂かれたカーテン