大地震

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大地震 / チャールトン・ヘストン

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映画賞受賞作品

旧作

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「大地震」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

タイトルが全てを語る好見本のパニック映画。水増し的なメロドラマは退屈なので、主眼はひたすら地震による災害シーンになる。ただしアカデミーを受賞した特撮も、劇場では立体音響センサラウンドとの相乗効果でかなりの物だった。酒場の酔っ払いでウォルター・マッソーがゲスト出演している事は有名。

「大地震」 の作品情報

作品情報

製作年:

1974年

製作国:

アメリカ

原題:

EARTHQUAKE

受賞記録:

1974年 アカデミー賞 特別業績賞(視覚効果)

「大地震」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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分裂した映画の典型作 ネタバレ

投稿日:2006/10/04 レビュアー:masamune

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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「だいじしん」or「おおじしん」どう読むのか子供の頃に意見が分かれた記憶の有る映画。同じ年に大作「タワーリング・インフェルノ」が有ったにも関わらずOscar視覚効果賞と音響賞をゲット!。視覚効果担当のAlbert Whitlockは、あの「2001年宇宙の旅」でも有名な匠だがこの人なくして本作は有り得ない。「日本沈没」を参考にした噂の真偽は定かでは無いが、ハリウッドで未だに地震を扱った映画で本作を超える作品は出てない事は事実だと思う。特撮シーンは文句なし!。音響については今思えば「ハッタリ」でご自慢のセンサラウンド方式もUniversalが独断で開発したシステム故に普及しなかった、まあ後のDolbyシステムの前段として貢献は有ったと思う。問題はドラマ部分、なんじゃこりゃですよホントに。パニック映画にメロドラマなんて、ラーメンにアイスをトッピングする位のミスマッチ。これは監督がダメと言うよりも製作のJennings Langの功罪が大きい。監督のMark RobsonはB級映画ばかり撮ってた人で、本作が唯一の大作。つまり何でも言う事聞く監督を据えたプロデューサーに始めから問題が有ったのだ。Langと言えばOscar作品賞を惜しくも逃した「大空港」の生みの親として有名だが、その後「ポセイドン・アドベンチャー」と「タワーリング・インフェルノ」を製作したIrwin Allenにライバル心剥き出しで「パニック映画の本家はオレだ!」と言わんばかりに製作したのが本作、更に同時進行で「エアポート'75」も製作。勿論Charlton Hestonが両方に出てるのは偶然では無い。まあ、どちらが勝ったかは皆さんご存知の通りですが、氏の場合はこの後頼んでもいないのに「エア・ポート」シリーズを作り続け、それは今でも擬似作品が後を絶たないが、あの「スティング」を続編した作品も意外と良かったので、晩節を汚したとは言えないと思う。まとめると、特撮を担当した第二班は最高の仕事をしてOscar受賞、肝心の監督は商売第一の製作者とギャラばかり高くて仕事しない俳優達に振り回され凡作に終わった、あまり例の無い二層構造な大作になってしまった。監督は自分も財産をつぎ込んだだけに無念だったと思うなぁ・・・。

その監督が恨んでたかどうかは定かでは無いが、本作は元々公開予定だった「飛行場」の地震シーンがバッサリとカットされてる(笑)。怒ったLangは本作のTV放映時にそれを追加編集した物を製作し放送するねちっこさ。私の記憶が確かなら日本のTV放送版も同じなので、DVD版とは違うハズ。録画してる方は今一度見て見ては?

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パニック映画のちょっと傑作

投稿日:2015/03/02 レビュアー:みなさん(退会)

日本では1974〜75年のお正月映画として公開された。立体音響センサラウンド方式がウリだった。テアトル東京のシネラマで観たが、どれほど音響に違いがあるのか、私には判らなかった。(汗)
ユニバーサルとしては力を入れたんだろうけど、この後、『ミッドウェイ』くらいでしか採用されず、ほとんど普及しなかった。設備に費用がかかるからだろうなぁ。(笑)

さて、本作品はロサンゼルスを大地震が襲うお話し。タイトルがすべてを語っている。(笑)

主人公である建築技術士のスチュワート・グラフを演じるのは、チャールトン・ヘストン。
建築会社の副社長という役柄。実は社長の娘婿なのだが、それが妻との仲が上手くいかない理由になっている。
自分の力を信じ、自分の力でのし上がって来た男なだけに、「娘婿だから副社長なんだ」とか「社長だ」とか言われたくない。
しかし、世間の目は、そう見てしまう。それが我慢ならない。その鬱屈した感情が、無意識に妻に向いてしまう……。

子供向けの作品でないことは、主人公の性格設定からも判る。公開当時、中学生だった私には、彼の気持ちは全く理解出来なかった。
最後に彼が下した決断は、若くて美しい女性か、年老いてヒステリックに自殺を繰り返す古女房か、どちらも選べず、めんどくさくなって手すりから手を離して濁流にのみ込まれたようにしか見えなかった。
だから、終映後の第一声は「何じゃコリャ!?」だった。(笑)

けれど、人生の折り返し地点を過ぎて、どう甘く見積もっても、あと二十年現役でいられるかどうかという歳になると、主人公の気持ちが痛いほど解る。今回、久しぶりに観てみて、そう思った。
メロドラマみたいな序盤は退屈だが、彼の老いに対する焦りを身近に感じると、ひと味違ったドラマに見えて来る。
やはり、脚本のマリオ・プーゾは異能の人だ。

妻のレミーを演じるのは、エバ・ガードナー。『北京の55日』でヘストンと共演している。
本作品では、夫の愛が冷めて、孤独の海に溺れそうになっている女性を見事に演じていた。
大女優がこういう役を演じるのは、プロデューサが信頼されていたからだろう。

製作のジェニングス・ラングは、20世紀フォックスの『ポセイドン・アドベンチャー(1972)』に刺激を受けて、本作品に取り組んだ。当時はユニバーサルの副社長だった。
先に“海”を征されたのが面白くなかったのか、陸海空の“陸”と“空”を抑えようと、同じ時期に『エアポート75』を撮っている。主要キャストにC.ヘストンとジョージ・ケネディという顔ぶれも同じ。安上がりだ。(笑)

一方、これに対抗するように、フォックスはワーナーと組んで『タワーリング・インフェルノ(1975)』を撮ることになる。あの頃の製作競争は熱かったなぁ。

本作品は、原作があるわけではないので、『ゴッドファーザー』の原作・脚本のマリオ・プーゾを担ぎ出す。ジョージ・フォックスの脚本を劇場大作向けに仕上げるためだ。
けれど、ストーリーとしては薄っぺら。M.プーゾの手をもってしても、厚みをもたらすことは出来なかった。

メインは、グラフを巡る三角関係。未亡人のデニースを演じるのは、『1000日のアン』のジュヌビエーブ・ビジョルド。
グラフは、工事で彼女の夫が亡くなったことに責任を感じて面倒をみているうちに一線を超えてしまう。
まるで昼メロみたいだ。(笑)

彼らを取り巻く人間模様として、組織の壁にぶつかって公務に嫌気がさしている警察官やバイクの曲乗りのチーム、州兵の狂信的な男などが登場する。
その中でも、ジョージ・ケネディが演じるルー巡査が使命を思い出して大活躍。パトローニ役も善いが、この警察官役もなかなかだ。
人柄のいい方のようで、当時、大スターだったヘストンに向かって銃をむけるシーンで、彼は「震えた」と語っている。

そして、パニック映画の最大の見せ場は、スペクタクル・シーン。
オプティカル合成の出来映えは良くないが、大規模なセットを使った特撮は見事としか言いようがない。ミニチュアの出来もいい。映像を歪ませたり、あらゆる手法で地震の“揺れ”を表現しようとしている。そのおかげでオスカーを受賞。

バーののんだくれ役にウォルター・マッソーがカメオ出演している。わずか数カット。でも、その場をさらってしまっている。ホント、いい役者さんだ。

オススメ!

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2007年のまいキーワードその1・・・ 音

投稿日:2007/01/09 レビュアー:aiai

サラウンドヘッドフォンの効果を体感できる映画はないかと探したところ、それらしいものがこれだったのですが、本格的な地震が始まる前に止めてしまった。というのも、パニック映画にしてはあまりにドラマティックじゃないし、え?このまま地震に突入しても気持ちが盛り上がってないよという感じで。
ちょっとゆれの前兆シーンがあったのだけど、まいヘッドフォンでは体感できず。

今年はもっといい音響効果の映画を探すぞ。

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センサラウンドを体感するには…

投稿日:2006/07/06 レビュアー:ロートルマニア

話の内容については書きません。
公開当時、センサラウンドという方式が話題になりました。
技術的には、スクリーン下の舞台左右に重低音専用の巨大なウーハーを設置し、地震の場面に対応してフィルムにセンシングテープを取り付けておいて、映写機のセンサーがそれを感知すると、ウーハーに信号を流し、重低音だけを最大音量で再生するというものでした。現在の5.1chのご先祖ですね。
しかし、再生される低音は一本調子で、音というよりボコボコした振動に近く、昨今の切れの良い重低音とは全く別物。
銀座の(今はない)有楽座で上映した時は、上の階にある芸術座まで振動が伝わって、芝居を見ていたお客から苦情が出たほどです。
これ以降、センサラウンドを採用した作品は数えるほどしかなく、「ミッドウエイ」「ジェット・ローラー・コースター」「宇宙空母ギャラクティカ」程度で、すぐに飽きられてしまいました。
※センサラウンドは謳っていませんでしたが「エクソシスト2」もクライマックスでは相当な重低音を鳴り響かせていました。
面白かったのは、当時発売されたサウンドトラック盤(アナログ)で、音楽が始まる前に20秒近く重低音だけを収録してあり、盤上の溝が見た目にもハッキリと波打っているのが判ったものです。
試しに自室で大音量で再生してみたら、家族が何ごとかと飛び込んできました。
DVDのデジタルサウンドは、当時のサウンドトラックには不可能だった重低音もかなりの領域まで収録出来るので、良質なスーパーウーハーを使用すれば、センサラウンドもどきを体感出来ます。
以上、年寄りのうんちく話でした。

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みなさんが指摘している通り このラストはどうよ?

投稿日:2008/07/29 レビュアー:徒然蜜柑白書

これでもかと押し寄せる危機の連続、パニック映画の古典です。

主演に 正義感が強いが夫婦関係は破綻している天才建築家スチュアートに名優Charlton Hestonを筆頭に親の七光りでなんとか関係を維持している嫉妬深い婦人にAva Gardner、これまた正義感は強いが人間関係が下手な警官ルー(George Kennedy)、名脇役の酔っ払い(Walter Matthau)、魅力的なフランス娘デニース(Geneviève Bujold)など演技が上手!

CG技術が未熟な手作り特撮時代ですから 模型ミエミエのシーンなどちょっとシラッとする場面はありますが キャストの演技がいいと流石に緊迫感があります。 

脚本が『ゴッドファーザー』のMario Puzoですから 彼らしく“諸行無常”みたいなエンディングなんでしょうけど、もうちょっとあってもいいんじゃないでしょうか? 
 

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大地震

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分裂した映画の典型作

投稿日

2006/10/04

レビュアー

masamune

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「だいじしん」or「おおじしん」どう読むのか子供の頃に意見が分かれた記憶の有る映画。同じ年に大作「タワーリング・インフェルノ」が有ったにも関わらずOscar視覚効果賞と音響賞をゲット!。視覚効果担当のAlbert Whitlockは、あの「2001年宇宙の旅」でも有名な匠だがこの人なくして本作は有り得ない。「日本沈没」を参考にした噂の真偽は定かでは無いが、ハリウッドで未だに地震を扱った映画で本作を超える作品は出てない事は事実だと思う。特撮シーンは文句なし!。音響については今思えば「ハッタリ」でご自慢のセンサラウンド方式もUniversalが独断で開発したシステム故に普及しなかった、まあ後のDolbyシステムの前段として貢献は有ったと思う。問題はドラマ部分、なんじゃこりゃですよホントに。パニック映画にメロドラマなんて、ラーメンにアイスをトッピングする位のミスマッチ。これは監督がダメと言うよりも製作のJennings Langの功罪が大きい。監督のMark RobsonはB級映画ばかり撮ってた人で、本作が唯一の大作。つまり何でも言う事聞く監督を据えたプロデューサーに始めから問題が有ったのだ。Langと言えばOscar作品賞を惜しくも逃した「大空港」の生みの親として有名だが、その後「ポセイドン・アドベンチャー」と「タワーリング・インフェルノ」を製作したIrwin Allenにライバル心剥き出しで「パニック映画の本家はオレだ!」と言わんばかりに製作したのが本作、更に同時進行で「エアポート'75」も製作。勿論Charlton Hestonが両方に出てるのは偶然では無い。まあ、どちらが勝ったかは皆さんご存知の通りですが、氏の場合はこの後頼んでもいないのに「エア・ポート」シリーズを作り続け、それは今でも擬似作品が後を絶たないが、あの「スティング」を続編した作品も意外と良かったので、晩節を汚したとは言えないと思う。まとめると、特撮を担当した第二班は最高の仕事をしてOscar受賞、肝心の監督は商売第一の製作者とギャラばかり高くて仕事しない俳優達に振り回され凡作に終わった、あまり例の無い二層構造な大作になってしまった。監督は自分も財産をつぎ込んだだけに無念だったと思うなぁ・・・。

その監督が恨んでたかどうかは定かでは無いが、本作は元々公開予定だった「飛行場」の地震シーンがバッサリとカットされてる(笑)。怒ったLangは本作のTV放映時にそれを追加編集した物を製作し放送するねちっこさ。私の記憶が確かなら日本のTV放送版も同じなので、DVD版とは違うハズ。録画してる方は今一度見て見ては?

パニック映画のちょっと傑作

投稿日

2015/03/02

レビュアー

みなさん(退会)

日本では1974〜75年のお正月映画として公開された。立体音響センサラウンド方式がウリだった。テアトル東京のシネラマで観たが、どれほど音響に違いがあるのか、私には判らなかった。(汗)
ユニバーサルとしては力を入れたんだろうけど、この後、『ミッドウェイ』くらいでしか採用されず、ほとんど普及しなかった。設備に費用がかかるからだろうなぁ。(笑)

さて、本作品はロサンゼルスを大地震が襲うお話し。タイトルがすべてを語っている。(笑)

主人公である建築技術士のスチュワート・グラフを演じるのは、チャールトン・ヘストン。
建築会社の副社長という役柄。実は社長の娘婿なのだが、それが妻との仲が上手くいかない理由になっている。
自分の力を信じ、自分の力でのし上がって来た男なだけに、「娘婿だから副社長なんだ」とか「社長だ」とか言われたくない。
しかし、世間の目は、そう見てしまう。それが我慢ならない。その鬱屈した感情が、無意識に妻に向いてしまう……。

子供向けの作品でないことは、主人公の性格設定からも判る。公開当時、中学生だった私には、彼の気持ちは全く理解出来なかった。
最後に彼が下した決断は、若くて美しい女性か、年老いてヒステリックに自殺を繰り返す古女房か、どちらも選べず、めんどくさくなって手すりから手を離して濁流にのみ込まれたようにしか見えなかった。
だから、終映後の第一声は「何じゃコリャ!?」だった。(笑)

けれど、人生の折り返し地点を過ぎて、どう甘く見積もっても、あと二十年現役でいられるかどうかという歳になると、主人公の気持ちが痛いほど解る。今回、久しぶりに観てみて、そう思った。
メロドラマみたいな序盤は退屈だが、彼の老いに対する焦りを身近に感じると、ひと味違ったドラマに見えて来る。
やはり、脚本のマリオ・プーゾは異能の人だ。

妻のレミーを演じるのは、エバ・ガードナー。『北京の55日』でヘストンと共演している。
本作品では、夫の愛が冷めて、孤独の海に溺れそうになっている女性を見事に演じていた。
大女優がこういう役を演じるのは、プロデューサが信頼されていたからだろう。

製作のジェニングス・ラングは、20世紀フォックスの『ポセイドン・アドベンチャー(1972)』に刺激を受けて、本作品に取り組んだ。当時はユニバーサルの副社長だった。
先に“海”を征されたのが面白くなかったのか、陸海空の“陸”と“空”を抑えようと、同じ時期に『エアポート75』を撮っている。主要キャストにC.ヘストンとジョージ・ケネディという顔ぶれも同じ。安上がりだ。(笑)

一方、これに対抗するように、フォックスはワーナーと組んで『タワーリング・インフェルノ(1975)』を撮ることになる。あの頃の製作競争は熱かったなぁ。

本作品は、原作があるわけではないので、『ゴッドファーザー』の原作・脚本のマリオ・プーゾを担ぎ出す。ジョージ・フォックスの脚本を劇場大作向けに仕上げるためだ。
けれど、ストーリーとしては薄っぺら。M.プーゾの手をもってしても、厚みをもたらすことは出来なかった。

メインは、グラフを巡る三角関係。未亡人のデニースを演じるのは、『1000日のアン』のジュヌビエーブ・ビジョルド。
グラフは、工事で彼女の夫が亡くなったことに責任を感じて面倒をみているうちに一線を超えてしまう。
まるで昼メロみたいだ。(笑)

彼らを取り巻く人間模様として、組織の壁にぶつかって公務に嫌気がさしている警察官やバイクの曲乗りのチーム、州兵の狂信的な男などが登場する。
その中でも、ジョージ・ケネディが演じるルー巡査が使命を思い出して大活躍。パトローニ役も善いが、この警察官役もなかなかだ。
人柄のいい方のようで、当時、大スターだったヘストンに向かって銃をむけるシーンで、彼は「震えた」と語っている。

そして、パニック映画の最大の見せ場は、スペクタクル・シーン。
オプティカル合成の出来映えは良くないが、大規模なセットを使った特撮は見事としか言いようがない。ミニチュアの出来もいい。映像を歪ませたり、あらゆる手法で地震の“揺れ”を表現しようとしている。そのおかげでオスカーを受賞。

バーののんだくれ役にウォルター・マッソーがカメオ出演している。わずか数カット。でも、その場をさらってしまっている。ホント、いい役者さんだ。

オススメ!

2007年のまいキーワードその1・・・ 音

投稿日

2007/01/09

レビュアー

aiai

サラウンドヘッドフォンの効果を体感できる映画はないかと探したところ、それらしいものがこれだったのですが、本格的な地震が始まる前に止めてしまった。というのも、パニック映画にしてはあまりにドラマティックじゃないし、え?このまま地震に突入しても気持ちが盛り上がってないよという感じで。
ちょっとゆれの前兆シーンがあったのだけど、まいヘッドフォンでは体感できず。

今年はもっといい音響効果の映画を探すぞ。

センサラウンドを体感するには…

投稿日

2006/07/06

レビュアー

ロートルマニア

話の内容については書きません。
公開当時、センサラウンドという方式が話題になりました。
技術的には、スクリーン下の舞台左右に重低音専用の巨大なウーハーを設置し、地震の場面に対応してフィルムにセンシングテープを取り付けておいて、映写機のセンサーがそれを感知すると、ウーハーに信号を流し、重低音だけを最大音量で再生するというものでした。現在の5.1chのご先祖ですね。
しかし、再生される低音は一本調子で、音というよりボコボコした振動に近く、昨今の切れの良い重低音とは全く別物。
銀座の(今はない)有楽座で上映した時は、上の階にある芸術座まで振動が伝わって、芝居を見ていたお客から苦情が出たほどです。
これ以降、センサラウンドを採用した作品は数えるほどしかなく、「ミッドウエイ」「ジェット・ローラー・コースター」「宇宙空母ギャラクティカ」程度で、すぐに飽きられてしまいました。
※センサラウンドは謳っていませんでしたが「エクソシスト2」もクライマックスでは相当な重低音を鳴り響かせていました。
面白かったのは、当時発売されたサウンドトラック盤(アナログ)で、音楽が始まる前に20秒近く重低音だけを収録してあり、盤上の溝が見た目にもハッキリと波打っているのが判ったものです。
試しに自室で大音量で再生してみたら、家族が何ごとかと飛び込んできました。
DVDのデジタルサウンドは、当時のサウンドトラックには不可能だった重低音もかなりの領域まで収録出来るので、良質なスーパーウーハーを使用すれば、センサラウンドもどきを体感出来ます。
以上、年寄りのうんちく話でした。

みなさんが指摘している通り このラストはどうよ?

投稿日

2008/07/29

レビュアー

徒然蜜柑白書

これでもかと押し寄せる危機の連続、パニック映画の古典です。

主演に 正義感が強いが夫婦関係は破綻している天才建築家スチュアートに名優Charlton Hestonを筆頭に親の七光りでなんとか関係を維持している嫉妬深い婦人にAva Gardner、これまた正義感は強いが人間関係が下手な警官ルー(George Kennedy)、名脇役の酔っ払い(Walter Matthau)、魅力的なフランス娘デニース(Geneviève Bujold)など演技が上手!

CG技術が未熟な手作り特撮時代ですから 模型ミエミエのシーンなどちょっとシラッとする場面はありますが キャストの演技がいいと流石に緊迫感があります。 

脚本が『ゴッドファーザー』のMario Puzoですから 彼らしく“諸行無常”みたいなエンディングなんでしょうけど、もうちょっとあってもいいんじゃないでしょうか? 
 

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