ステイン・アライブ

　サタデーナイト・フィーバーよりも、プロ根性のある気合いの入ったダンスが観られます。特にトニーにからむ、性格の違う二人の女性のダンスは、とっても素敵。私は、シンシア・ローズのダンスが好きです

音楽も良かったです。野心に駆り立てられたトニーの陰で悲しい想いをする女心を、ビージーズ、その他ミュージシャン達がみごとに歌い上げています。

騒々しいディスコミュージックは出てきません。その分、音楽は全体をとおして歌い上げていて、完成度が高いと思います。

「金粉ショー」みたいなところもありますが、ダンス好きな人にはお勧めです。

内容は青春映画ですがトラボルタの目がとてもすてきです。
映画をみたらまたファンになってしまいます。
サタディナイトフィーバーの時はディスコダンスの達人でしたが熊谷哲也のバレエダンスみたいに本格派のダンス映画でトラボルタって
ほんとすごいですよ。私はこちらの役の方が好きです。

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たまたまニュースが耳に入りました。
「イリノイ大学の研究者が心肺蘇生のマッサージには
ディスコミュージックがよい。中でもステイン・アライヴ
が最高。」という研究結果を出したそうな。
なんでも、一般人がマッサージするとテンポがのろい事が
多いが、知名度が高いステイン・アライヴならそれに
あわせて蘇生率アップも期待できる・・・ってそれは
いいんだが、そんな緊迫感のある現場であの曲かい！！

今ＣＭやってるせいもあってビージーズの脳内再生が
とまりません。こりゃ観るしかない、と借りましたよ。
しかもスポットで。（とにかく観たかったから）

いやー、サタデーナイトフィーバーのその後、って割には
かなりな駄作！　あまりにすばらしすぎて爆笑ポイントが
随所に見受けられ、その意味では大ヒットです。

　トニーはブルックリン時代に引き続き、追いかける高嶺の
花（ウソ）の趣味が悪い点に呆れましたが、最後はちゃんと
ジャッキーとハッピーエンドでよかった。
と思えるほどスター？の悪女が小気味よいまでにいやな
感じでした。（演出家は悪人かと思ったらフェアだった）

　ジャケ写真のトラボルタが金色パンツに見えたため、
どんなトンデモな装いで登場するのか、今か今かと待って
ましたが、金パンは見間違いだったのか。
　なつかしのスーツで二股かけて振られた挙句に
ママの所に帰って「裸はダメよ」とか言われてマザコン炸裂
してましたが、
劇場に来ていたママは、周りで悪魔？に扮する皆さんの
ドロンジョ様ばりのボンデージや、スター？女の
微妙な全身タイツはＯＫだったんでしょうか。
しかも地獄の業火に焼かれた挙句、円盤リフト？
腹の皮がよじれるってのはこれです。

んで、心臓マッサージの名曲ステイン・アライヴ、
ふっきれたトニーがまた歩き始める場面での使用ってのは
いいですね！（でもジャッキーを楽屋口に置き去りかよ）
トニー、本作ではサタデーナイトよりもさらに空気読まない
アホ男ですが、随所に見せる笑顔がキラーン！という感じで
そこはキュートでした。

ダンスシーンは・・・コメディとしてご覧になるのが
よろしいかと存じます。ぷぷぷ。

トラボルタ　筋肉の宴

さぞ・・・・・・・

面白さ：★★☆☆☆
（一応ラブストーリーが織り込まれていますが、ほとんどが歌とダンス。特に終盤は割と眺めのダンスシーン。ダンスに興味のある人にはよさがわかるのでしょうが・・・。前作の「サタデー・ナイト・フィーバー」を見ておく必要は全くなし）

対象年齢：中学生以上（残酷場面なし。露骨なＨ場面もなし）

食事中に見られるか：大丈夫でしょう