ジョーズ　３

この作品は他のジョーズシリーズと一線を画す作品になっている。というのも３Ｄ作品だったからだ。確か赤と青のセロファンが張ってあるちゃちいメガネをかけて見た記憶がある（笑）。昔飛び出す絵本と言うのがあったが、飛び出すサメを売りにしていた作品だったはずだ。メガネを外すと映像が赤の線と青の線が二重になって映っていた記憶がある。それをメガネをかけずに普通に見れるようにしたのがこの作品だ。だから３Ｄ映像で飛び出して見えたはずであろうシーンはどことなく大昔の特撮を見るような感じになっているのがこの作品の特徴だ。新しいはずなのにどことなく昔の特撮風の感じがして古くささを感じてしまうのだ。この３Ｄのお陰でこの作品がヒットしたのかどうかは知らないが、アメリカのユニバーサルスタジオでジョーズの３Ｄアトラクションが登場するきっかけになった作品でもある。そのアトラクションも当時結構話題になっていた。当然当時はＵＳＪなんてない時代だけど、沢山の情報番組で取り扱われていた記憶がある。

さて、作品の内容だが舞台は島から海中公園シーワールドに移ったようだ（笑）。その海中公園にブロディ家の長男であるマイケルが勤めている設定だ（ちょっと苦しいよねぇ（笑））。しかもそこへ弟のショーンがやってくると言った話なのだ。しかも彼だけでなくサメも一緒にやってくる始末（笑）。弟は牧場ででも働いているのかロデオで活躍しているといったセリフが登場するのだが、いったいこの兄弟はパート２の後どんな道を歩んできたのか気になる所だ（＾＾ゞ。この海中公園の売りは海中トンネルだ。そこをサメに襲われてしまうのだ。もっと激しいパニックが起こるのかと思いきやたいしたことがなくつまらなかった（笑）。お客さんは全員無事だったからだ。今回サメの犠牲になる人間の数はかなり少ない。スケールもシーワールド内だけと言うこともあって閉塞感があり小さくまとまってしまっている。脚本もあまり捻りをきかせたものになっておらず物足りないので、やはり３Ｄあっての作品と言えるかもしれない。これしかないと言ってもいいかもね（笑）。今となっては当時メガネをかけて同様に立体に見えたのか自分の記憶をたどるしかなく、このＤＶＤを見ただけではわからないのは残念だ。

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　開園したばかりの海洋テーマパークにもはや恐竜くらいでかいサメが襲ってくる話。

　一応、1作目2作目の主人公の息子が今回は主人公になっていて繋がりのあるシリーズでした。ただ時代なのか特撮がちゃちすぎるのと、サメのデカさがもうメガロドンクラスになっているため、特撮怪獣映画のような雰囲気の映画でした。

　サメの襲撃シーンも少なすぎでフラストレーション貯まる作品で、唯一の面白さは人間まる飲みのところでサメの口の中からの見た目とかはあまり見たことのないものでフレッシュな見た目でしたが、ジョーズ映画として見たいとは思わなかったです。
　人間たちが何をしたいのかとかもよくわからず、ホオジロザメを勝手に飼育始めちゃう経営者たちも無茶苦茶だし、10メートルのサメがいるとわかっているのに、普通に潜水を始めちゃう人間たちも無茶苦茶で終始ついていけないキャラクターたちでした。

　イルカちゃんが人間の味方という設定とかにも乗れない映画でした

これは全くの初鑑賞でした。
「１」や「２」は数知れず観てきたのに。
これは一回もない。
金曜ロードショーで放送してなかったのか？
この作品が３Ｄ使用だということも関係があるんでしょうか。
原題は「ジョーズ３Ｄ」。
ＤＶＤやテレビ放送されてるバージョンは当然のように２Ｄなので。
なにも飛び出てはきませんが。
随所に「３Ｄ使用」のシーンがあります。
これがまたチープで・・・
完全に３Ｄが主役って感じで。
物語、その展開で満足させようとは思ってないでしょ！
って、言いたくなるような仕上がりです。
ようするに劇場で３Ｄメガネかねて楽しく観て。
それだけで完結させようとした作品なのではないでしょうか。
後世に語り継がれるような名作を、とか。
ＤＶＤやビデオ化になっても楽しめる、とか。
そういうのは無視して。
全てを「劇場でひと夏楽しませる」のみに集中させたような。
あとはどうとでもなれ的な。
まあ、トホホムービーとしてカルト的人気がでるかもしれませんが。
飛び出すことを最大の売りにしているからなのか。
飛び出さない場面でのジョーズの動きがモサいです。
後ろからのカット多めです。
モタモタしてます。
イラっとします。
これまでの「ジョーズ的面白さ」はなかったですね。
しかもジョーズよりインパクトあるものが。
施設の従業員の水着！
「浪花」の文字が！！！
焼きつく！！
アンビリーバボー！！！

デニス・クエイド。
リー・トンプソン。
若い！
出てることに驚きました。
彼らも出演を後悔してるのではないでしょうか。
リー・トンプソンはカワイイですよ。

それにしてもブロディ一家は「サメに愛されし家族」なんですね。
一方的にサメのほうが「ブロディ萌え」なんですけどね。

今までのシリーズと違って立体映画化としているが、クライマックスぐらいしかなかった。映像的にもあまり迫力がない上にサメの動きもいかにも作り物という感じが見られる場面があった。

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あいかわらずの感じ。
印象的なシーンは水上スキーしている時すぐ後ろをおいかけるジョーズのひれ。
計算上10mもあるというサイズ。
ガラス貼り水中廊下に激突するシーン。
イルカのショー。
イルカの背につかまってジョーズから逃げるシーン。
微妙なCGシーンがなんとも良い感じの作品。