知りすぎていた男 / ジェームス・スチュワート
知りすぎていた男
/アルフレッド・ヒッチコック
平均評価点:
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全体の平均評価点: (5点満点)
(35 )
解説・ストーリー
ヒッチコックが、イギリス時代の自作「暗殺者の家」をリメイク。あるフランス人の死に立ち会ったベンは、断末魔の男の口から某国の首相暗殺計画を知らされる。やがてベンの口を封じるため、彼の息子が誘拐されてしまう。ベンと妻のジョーは、暗殺者がひそむ教会へと乗り込んでいく……。D・デイの歌う“ケ・セラ・セラ”が非常に効果的に使われるサスペンス・スリラーの傑作。
ヒッチコックが、イギリス時代の自作「暗殺者の家」をリメイク。あるフランス人の死に立ち会ったベンは、断末魔の男の口から某国の首相暗殺計画を知らされる。やがてベンの口を封じるため、彼の息子が誘拐されてしまう。ベンと妻のジョーは、暗殺者がひそむ教会へと乗り込んでいく……。D・デイの歌う“ケ・セラ・セラ”が非常に効果的に使われるサスペンス・スリラーの傑作。
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「知りすぎていた男」 の解説・あらすじ・ストーリー
作品詳細
解説・ストーリー
ヒッチコックが、イギリス時代の自作「暗殺者の家」をリメイク。あるフランス人の死に立ち会ったベンは、断末魔の男の口から某国の首相暗殺計画を知らされる。やがてベンの口を封じるため、彼の息子が誘拐されてしまう。ベンと妻のジョーは、暗殺者がひそむ教会へと乗り込んでいく……。D・デイの歌う“ケ・セラ・セラ”が非常に効果的に使われるサスペンス・スリラーの傑作。
「知りすぎていた男」 の作品情報
「知りすぎていた男」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
知りすぎていた男の詳細
収録時間:
字幕:
音声:
119分
日本語英語スペイン語ポルトガル中国
1:ドルビーデジタル/モノラル/英語 2:ドルビーデジタル/モノラル/スペイン語
レイティング:
記番:
レンタル開始日:
UJRD22337
2003年05月26日
在庫枚数
1位登録者:
2位登録者:
8枚
0人
1人
1:ドルビーデジタル/モノラル/英語 2:ドルビーデジタル/モノラル/スペイン語
知りすぎていた男の詳細
収録時間:
字幕:
音声:
119分
日本語英語スペイン語ポルトガル中国
1:ドルビーデジタル/モノラル/英語 2:ドルビーデジタル/モノラル/スペイン語
レイティング:
記番:
レンタル開始日:
UJRD22337
2003年05月26日
在庫枚数
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0人
1人
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ユーザーレビュー:35件
溜息が出てしまいそうな演出の数々
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
1955年に製作された本作はヒッチコック自身が英国時代に1934年に製作した 「暗殺者の家」のリメイクとのこと。残念ながら「暗殺者の家」は未見なので比較の しようがないがかなり進化したリメイクのようだ。 ちなみに邦題は全く違った印象のタイトルになってますが原題は同じ。 暗殺計画に巻き込まれ、子供を誘拐されてしまう夫婦。 これを軸にして話が進んでいくのだが、その裏にはこの夫婦自体の深層心理的な 危機をも乗り越えるという二重構造になっているようだ。 物理的なものと、目に見えないものを絶妙なバランスで融合している演出はさすが の一言なのだが、さりげない演出はいつもどおり随所にみられる。 圧巻は暗殺シーン。 実はこれよく見ていると(よく見なくてもw)サイレント映画のように仕上げている。 音が全くないわけではなく、オーケストラの演奏は高揚極まりない状態で続けられ ているが、セリフは一切いれられてない。 そしてあの瞬間がやってくる。。。 悲鳴。。。。。。。 。。。見事だ。 得意のユーモアもふんだんに盛り込まれているのは言うまでもないが、間違って 行ってしまった剥製会社(?)ではいつも以上のハメのはずしっぷりに思わず違う 映画をみている気にもさせられた。押したり引いたり、たまにはすかしてみたり。 溜息が出てしまいそうな演出の数々。 ヒッチコックは偉大だ。
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ケ・セラ・セラがいいです。
ドリス・デイの"ケ・セラ・セラ"が素晴らしくて、何年経っても記憶に残ります。改めてじっくり見ても楽しい。モロッコのマラケシュも見れて、スリルも味わえて、歌も聴けて、親子の絆もしっかり伝わってきました。口笛での"ケ・セラ・セラ"は感動します。
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有名なクライマックス
ケセラセラ ―名曲とともに(その3)― 映画音楽とともに映画の名作を訪ねてみよう。と、 自分勝手な計画を実行しています。 先日、ヒッチコックの「間違えられた男」を鑑賞の際、「知りすぎていた男」 と言うのもあると知り、しかも「ケセラセラ」が歌われている作品だと聞いて、さっそく予約リストに入れたのでした。 ドリス・デイが歌う「ケセラセラ」は、作品中2度出てきます。 1度目は、ホテルの部屋で息子と踊りながら。 これは、物語のラスト、つまり、この歌がもう一度歌われるための重要な伏線になっています。 ドリス・デイがピアノを弾きながら、息子の耳に届けとばかりに歌う♪ケセラセラ Whatever Will Be, Will Be♪ その歌声は声量もあり、さすが本物の歌手です。 この映画のために作られたこの曲は、1956年のアカデミー歌曲賞を受賞しているそうです。 さて、物語は、休暇旅行中の医師一家が、バスの中で一人のフランス人の男と知り合ったところから始まります。 人の良さそうな夫ベン・マッケナ医師(ジェームズ・ステュアート)と、慎重な妻ジョー(ドリス・デイ)・ちょっとお喋りな7歳の息子ハンク。 やはり、妻が訝しく思っていた通り、一家は事件に巻き込まれていくのです。 アルバート・ホールでのオーケストラの演奏中に迎えるクライマックス。 ジェームズ・ステュアートとドリス・デイは、なにやら緊迫の面持ちで言葉を交わし、ジェームズ・ステュアートはホールの階段を駆け上って行き、ドリス・デイは不安そうに二階席を見つめたり、オーケストラに目を移したり、彼女の目には涙が溢れていきます。 この間、オーケストラの音響だけで、二人の会話は聞こえてきません。 やがて、パーカッション奏者が大写しになり、ドリス・デイの恐怖の表情と悲鳴。 この作品最大の山場です。 ハラハラドキドキのサスペンスですが、息子の子供らしい台詞、アラビア料理店での席や食事のマナー、メッセージの勘違い、ラストでの「息子を迎えに行ってきたよ」の台詞など、ヒッチコックは緊迫感の中にもユーモアを持たせ、息抜き的な場面をたくさん盛り込んでいます。 初見だと思っていた本作ですが、子供の頃テレビで観た事がありました。 ただ、サスペンスと「ケセラセラ」が結びついていなかったようです。 本作には「暗殺者の家」というオリジナルがあり、ヒッチコックのセルフ・リメイクだった事を知りました。 ディスカスさんに「暗殺者の家」があったので、直ぐに観てみようと予約しました。 ※※※※※ ビル・マーレー主演で『知らなすぎた男 (1998年 / アメリカ ) 』と言うのがあり、原題:THE MAN WHO KNEW TOO LITTLE ですから、絶対に本作をパクったタイトルですよね。 すみません、蛇足でした(笑)
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今、改めて鑑賞すると、大人の邪念が邪魔をする
初めてこの映画を見たのは中学生のころでしょうか。 日曜洋画劇場かなにかでTV放映されたときだったと思います。 あまりのオモシロさに興奮しました。 ヒッチコック監督作品に私が最初に触れた映画だったと記憶しています。 スピーディーな展開に、ハラハラの連続。 元祖巻き込まれ型サスペンスの秀作ですね。 あの頃、ディスカスのレビュー広場があったのなら、間違いなく☆5つ付けていたことでしょう。 で、今相当時がたってから見直してみると・・・ ああ、いやですね、長年生きてきた大人の邪念ってやつが渦巻いちまって(;^_^A 合点のいかない展開と粗が見え隠れしちゃうんですわ。 あの頃のように素直な目で、気持で観ることが出来ない自分が腹立たしくなっちまいました。 それでもやっぱりヒッチコック。 お得意のユーモア―とサスペンスの絶妙なる組み合わせ。 J・スチュアートの長い足の入れどころに困ってしまうレストランシーンだとか 剥製工場でのひと悶着シーンとか 遊び心も忘れていない最後のオチだとか、さすがです。 これを機にヒッチコック作品をまた再鑑賞していきたいと思いました。 あと、ドリス・デイは美人ではないけれど、愛らしい人で、彼女の歌うケ・セラ・セラが大ヒットしたのもうなずけます。 88歳で、今もご健在なんですね!
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ケ・セラ・セラ
こんな傑作、未見だったのは如何にも不覚。 ヒッチコックにはずれ無しです。 国家的陰謀に巻き込まる米国人夫婦の物語。 今昔問わず米国紳士はパワフルで、我が身ひとつで巨大な敵に立ち向かいます。 ヒッチコックが自らの作品をリメイクしたものですが、もし今ハリウッドが再度リメイクすればとんでも無いアクション・ヒーロー大作か、或いは妻をメインに社会派サスペンスと化すのでしょうか。 舞台は中東シリアからロンドンへ、英語・仏語・アラビア語が交錯し只今の世界情勢にもタイムリーな気がします。 でも本作を凌駕するのはとても無理、止めておくのが寛容というものでしょう。 オープニングの暗示の通り、音楽が巧みに使われます。 暗殺になだれ込むアルバート・ホールのコンサートは第一のクライマックス。 台詞全てが大音響にかき消され、まるでサイレント映画の様。 息子を捜して歌い上げる「ケ・セラ・セラ」は第二のクライマックス。 応える口笛と救出までの緊迫感は、半世紀以上前の作品にも関わらず現代ものと何の遜色も無い、むしろ勝っているとも思えます。 作品序盤の母と息子の微笑ましいデュエットは、クライマックスで見事に絆となって昇華する、その演出の素晴らしさに見惚れます。 監督独自のユーモアと共に「どこかで観た様な」展開が各所に観られ、しかしこちらが一日の長、他が模倣という事でしょうか。 ドリス・ディの「ケ・セラ・セラ」、これが聴きたくての一本でもありました。 歌って踊れる彼女ですが、演技も充分魅せられました。 ユーモアとサスペンス、市井の個人に迫る静かな恐怖。 今更ながら目を見張る、ヒッチコックにはずれ無しです。
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はい
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ユーザーレビュー
溜息が出てしまいそうな演出の数々
投稿日
2010/01/26
レビュアー
MonPetit
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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1955年に製作された本作はヒッチコック自身が英国時代に1934年に製作した 「暗殺者の家」のリメイクとのこと。残念ながら「暗殺者の家」は未見なので比較の しようがないがかなり進化したリメイクのようだ。 ちなみに邦題は全く違った印象のタイトルになってますが原題は同じ。 暗殺計画に巻き込まれ、子供を誘拐されてしまう夫婦。 これを軸にして話が進んでいくのだが、その裏にはこの夫婦自体の深層心理的な 危機をも乗り越えるという二重構造になっているようだ。 物理的なものと、目に見えないものを絶妙なバランスで融合している演出はさすが の一言なのだが、さりげない演出はいつもどおり随所にみられる。 圧巻は暗殺シーン。 実はこれよく見ていると(よく見なくてもw)サイレント映画のように仕上げている。 音が全くないわけではなく、オーケストラの演奏は高揚極まりない状態で続けられ ているが、セリフは一切いれられてない。 そしてあの瞬間がやってくる。。。 悲鳴。。。。。。。 。。。見事だ。 得意のユーモアもふんだんに盛り込まれているのは言うまでもないが、間違って 行ってしまった剥製会社(?)ではいつも以上のハメのはずしっぷりに思わず違う 映画をみている気にもさせられた。押したり引いたり、たまにはすかしてみたり。 溜息が出てしまいそうな演出の数々。 ヒッチコックは偉大だ。
ケ・セラ・セラがいいです。
投稿日
2004/04/28
レビュアー
montrachet
ドリス・デイの"ケ・セラ・セラ"が素晴らしくて、何年経っても記憶に残ります。改めてじっくり見ても楽しい。モロッコのマラケシュも見れて、スリルも味わえて、歌も聴けて、親子の絆もしっかり伝わってきました。口笛での"ケ・セラ・セラ"は感動します。
有名なクライマックス
投稿日
2010/06/29
レビュアー
kazupon
ケセラセラ ―名曲とともに(その3)― 映画音楽とともに映画の名作を訪ねてみよう。と、 自分勝手な計画を実行しています。 先日、ヒッチコックの「間違えられた男」を鑑賞の際、「知りすぎていた男」 と言うのもあると知り、しかも「ケセラセラ」が歌われている作品だと聞いて、さっそく予約リストに入れたのでした。 ドリス・デイが歌う「ケセラセラ」は、作品中2度出てきます。 1度目は、ホテルの部屋で息子と踊りながら。 これは、物語のラスト、つまり、この歌がもう一度歌われるための重要な伏線になっています。 ドリス・デイがピアノを弾きながら、息子の耳に届けとばかりに歌う♪ケセラセラ Whatever Will Be, Will Be♪ その歌声は声量もあり、さすが本物の歌手です。 この映画のために作られたこの曲は、1956年のアカデミー歌曲賞を受賞しているそうです。 さて、物語は、休暇旅行中の医師一家が、バスの中で一人のフランス人の男と知り合ったところから始まります。 人の良さそうな夫ベン・マッケナ医師(ジェームズ・ステュアート)と、慎重な妻ジョー(ドリス・デイ)・ちょっとお喋りな7歳の息子ハンク。 やはり、妻が訝しく思っていた通り、一家は事件に巻き込まれていくのです。 アルバート・ホールでのオーケストラの演奏中に迎えるクライマックス。 ジェームズ・ステュアートとドリス・デイは、なにやら緊迫の面持ちで言葉を交わし、ジェームズ・ステュアートはホールの階段を駆け上って行き、ドリス・デイは不安そうに二階席を見つめたり、オーケストラに目を移したり、彼女の目には涙が溢れていきます。 この間、オーケストラの音響だけで、二人の会話は聞こえてきません。 やがて、パーカッション奏者が大写しになり、ドリス・デイの恐怖の表情と悲鳴。 この作品最大の山場です。 ハラハラドキドキのサスペンスですが、息子の子供らしい台詞、アラビア料理店での席や食事のマナー、メッセージの勘違い、ラストでの「息子を迎えに行ってきたよ」の台詞など、ヒッチコックは緊迫感の中にもユーモアを持たせ、息抜き的な場面をたくさん盛り込んでいます。 初見だと思っていた本作ですが、子供の頃テレビで観た事がありました。 ただ、サスペンスと「ケセラセラ」が結びついていなかったようです。 本作には「暗殺者の家」というオリジナルがあり、ヒッチコックのセルフ・リメイクだった事を知りました。 ディスカスさんに「暗殺者の家」があったので、直ぐに観てみようと予約しました。 ※※※※※ ビル・マーレー主演で『知らなすぎた男 (1998年 / アメリカ ) 』と言うのがあり、原題:THE MAN WHO KNEW TOO LITTLE ですから、絶対に本作をパクったタイトルですよね。 すみません、蛇足でした(笑)
今、改めて鑑賞すると、大人の邪念が邪魔をする
投稿日
2012/04/19
レビュアー
飛べない魔女
初めてこの映画を見たのは中学生のころでしょうか。 日曜洋画劇場かなにかでTV放映されたときだったと思います。 あまりのオモシロさに興奮しました。 ヒッチコック監督作品に私が最初に触れた映画だったと記憶しています。 スピーディーな展開に、ハラハラの連続。 元祖巻き込まれ型サスペンスの秀作ですね。 あの頃、ディスカスのレビュー広場があったのなら、間違いなく☆5つ付けていたことでしょう。 で、今相当時がたってから見直してみると・・・ ああ、いやですね、長年生きてきた大人の邪念ってやつが渦巻いちまって(;^_^A 合点のいかない展開と粗が見え隠れしちゃうんですわ。 あの頃のように素直な目で、気持で観ることが出来ない自分が腹立たしくなっちまいました。 それでもやっぱりヒッチコック。 お得意のユーモア―とサスペンスの絶妙なる組み合わせ。 J・スチュアートの長い足の入れどころに困ってしまうレストランシーンだとか 剥製工場でのひと悶着シーンとか 遊び心も忘れていない最後のオチだとか、さすがです。 これを機にヒッチコック作品をまた再鑑賞していきたいと思いました。 あと、ドリス・デイは美人ではないけれど、愛らしい人で、彼女の歌うケ・セラ・セラが大ヒットしたのもうなずけます。 88歳で、今もご健在なんですね!
ケ・セラ・セラ
投稿日
2011/02/03
レビュアー
まりこ
こんな傑作、未見だったのは如何にも不覚。 ヒッチコックにはずれ無しです。 国家的陰謀に巻き込まる米国人夫婦の物語。 今昔問わず米国紳士はパワフルで、我が身ひとつで巨大な敵に立ち向かいます。 ヒッチコックが自らの作品をリメイクしたものですが、もし今ハリウッドが再度リメイクすればとんでも無いアクション・ヒーロー大作か、或いは妻をメインに社会派サスペンスと化すのでしょうか。 舞台は中東シリアからロンドンへ、英語・仏語・アラビア語が交錯し只今の世界情勢にもタイムリーな気がします。 でも本作を凌駕するのはとても無理、止めておくのが寛容というものでしょう。 オープニングの暗示の通り、音楽が巧みに使われます。 暗殺になだれ込むアルバート・ホールのコンサートは第一のクライマックス。 台詞全てが大音響にかき消され、まるでサイレント映画の様。 息子を捜して歌い上げる「ケ・セラ・セラ」は第二のクライマックス。 応える口笛と救出までの緊迫感は、半世紀以上前の作品にも関わらず現代ものと何の遜色も無い、むしろ勝っているとも思えます。 作品序盤の母と息子の微笑ましいデュエットは、クライマックスで見事に絆となって昇華する、その演出の素晴らしさに見惚れます。 監督独自のユーモアと共に「どこかで観た様な」展開が各所に観られ、しかしこちらが一日の長、他が模倣という事でしょうか。 ドリス・ディの「ケ・セラ・セラ」、これが聴きたくての一本でもありました。 歌って踊れる彼女ですが、演技も充分魅せられました。 ユーモアとサスペンス、市井の個人に迫る静かな恐怖。 今更ながら目を見張る、ヒッチコックにはずれ無しです。
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知りすぎていた男