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ボディ・ダブル / クレイグ・ワッスン

ボディ・ダブル /ブライアン・デ・パルマ

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旧作

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解説・ストーリー

ハリウッドの豪邸に住む美女を覗き見していた売れない役者は彼女の周囲に奇怪な男が出没する事を知り助けようとするが、彼には閉所恐怖症というハンデがあった……。ヒッチコック信者として名高いデ・パルマが「裏窓」「めまい」をモチーフにしたばかりか、技術的にもかつてのヒッチコック映画で使われた技法を駆使してとうとう作り上げた個人趣味の集大成的スリラー。

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「ボディ・ダブル」 の解説・あらすじ・ストーリー

解説・ストーリー

ハリウッドの豪邸に住む美女を覗き見していた売れない役者は彼女の周囲に奇怪な男が出没する事を知り助けようとするが、彼には閉所恐怖症というハンデがあった……。ヒッチコック信者として名高いデ・パルマが「裏窓」「めまい」をモチーフにしたばかりか、技術的にもかつてのヒッチコック映画で使われた技法を駆使してとうとう作り上げた個人趣味の集大成的スリラー。

「ボディ・ダブル」 の作品情報

作品情報

製作年:

1984年

製作国:

アメリカ

原題:

BODY DOUBLE

「ボディ・ダブル」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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投稿日:2007/09/22 レビュアー:kuato

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いや〜おもしろかった!デ・パルマ好みの変態世界が大全開の作品。デ・パルマファンとしてはラズベリー風味がプンプン漂うこの娯楽作は好きだね。愛しつつも「ラズベリー賞にノミネートされるのもわかる」という感じ。けなされてもそんなのカンケーねー!とにかく引き込まれるのは間違いないほどのインパクトあり、観終わったあとはなぜかパワーがみなぎってくる。
いやーそれにしても、デ・パルマはやんちゃだね。『スカーフェイス』のトニー並みに映画作りにおいてはやんちゃ。あのトニーが銃を撃ちまくってる感じ。ちょうど前作が『スカーフェイス』なのも納得できるかも。
『殺しのドレス』の刑事役の俳優が出ていたり、もうフェチ範疇のシャワーシーン、人妻の浮気など頗る個人的趣味が反映されている。それにしてもゴージャスな人妻が好きだよな〜デ・パルマは熟女がお好き、だ。
自慰シーンが人気のポルノ女優に若かりし(背中のお肉が少ない)メラニー・グリフィスが出演。実生活のメラニーはあの超フェロモン男のアントニオ・バンデラスを夫にした凄腕の女。この作品の演技で納得がいったし、この手の役に扮していたのは私の中で彼女の株はかなり上がった。夫のために?若作りしようと全身整形したのだっけ?たしか。
一番言いたいのは→「奇怪な男」があまりにも奇怪すぎて笑った。よく探したな、この俳優を。逆にちょっと目立ちすぎて大丈夫?という気も。顔はでかいが腹はメタボリでないのですごく尊敬してみてた。これ見よがしに網シャツ着てたし。この極端な変態人物の演出や音楽の使い方がデ・パルマ風でうれしい。
最後に、あの主人公の俳優は二枚目だけど冴えない、頼りない風貌なので起用されたのだろうが他の作品で見かけないのはちょっと謎。知らないだけかもだがちょっと気になる。

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つまらないと思いながらも・・・ ネタバレ

投稿日:2004/10/27 レビュアー:SKY MESSAGE

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途中の尾行というかストーカーまではつまらなすぎて、途中で見るのを止めようかと思いましたが、後半以降がなかなかサスペンスになってきて楽しめたかな。しかし全体を通して、効果音というか音楽がおおげさでちょっと変ですね。
最後の穴に埋められそうなシーンで、そのまま結局すべてが映画のシーンだったことにすればよかったと思うんだけど。

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完見度:最後まで

投稿日:2004/02/09 レビュアー:aiai

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『めまい』+『裏窓』< ネタバレ

投稿日:2009/09/21 レビュアー:よふかし

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 少し前に『下宿人』というひどいヒチコックの模倣作品を観てしまったので、少なくともリスペクトに溢れたこの作品。
 横浜のタマさんとはちょっと違って、僕は息苦しい『めまい』が大好きなので、『裏窓』も一緒くたにしてこういうことをやってくれるデ・パルマが大好きなわけです。
 それだけでまあ、点が甘くなってしまうのですが、あんまり出来は良くない映画ですね。同じ『めまい』ベースでも、『愛のメモリー』のほうがはるかに素晴らしい。高所恐怖症ならぬ閉所恐怖症が、謎の女への執着心にどう結びついているのかが、デ・パルマはけっこういい加減なんですね。だから、形は借りていますが、魂が入っていないような軽さを感じます。
 それに、あの金属穴あけ機(?)で床ごと貫くというのは、露骨にセクシャルでもありスプラッターが幕を開けた80年代的でもあるのですが、ちょっと演出が粗雑に過ぎるし、やっぱりせっかく『裏窓』をしているんだから、簡単にカメラが向かいの邸宅に入って普通に殺人現場を撮ってはいかんでしょうね。
 フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドの「リラックス」のパートは、もろにMTV。これ実際のPVと連動していたのかな? ちょっと記憶があいまいですが、いずれにしてもこれも80年代的で懐かしかったことは否めません。
 80年代と言えば、エロもどんどん露骨にしないと観客が満足しなくなってくる時期です。下着を買いにいった女性との追いかけっこのシークエンスは、傑作『殺しのドレス』の美術館シークエンスの自己模倣みたいな感じなんですけど、あっちはなかなかエロだったのに、こっちはなんだかバカっぽくみえてしまう(苦笑)。たとえば、女性が脱いだ下着を捨てて、主人公が拾って帰るのですが、主人公の興奮が映像化できていないので、ゲームっぽくておバカっぽいんです。そのあたりは、自由に描けなかった時代のヒチコックのほうが、はるかに男(ジェームズ・スチュアート)の興奮を映像に定着しえているというのは興味深いところです。
 犯人(あのマスクはひどい)がどうしてこんな手間暇をかけたのかとか、よく分からないのですが、そのあたりはもうどうでもいいのでしょうね。物語も適当で、パーツはすべてバラバラのままに終始するんですが、パーツごとは映画のいかがわしさに溢れてもいるので、割合楽しめてしまいます。ですから、デ・パルマはやっぱり偉いんですよ。
 でも『めまい』+『裏窓』って、やっぱり根本的に無理があるんじゃないかな。遠くからちらり眺めていた女性に急にそんな執着心持つのはなんだかねえ、50点。

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古いけどおススメ

投稿日:2007/12/15 レビュアー:pandora21

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ユーザーレビュー:29件

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投稿日

2007/09/22

レビュアー

kuato

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いや〜おもしろかった!デ・パルマ好みの変態世界が大全開の作品。デ・パルマファンとしてはラズベリー風味がプンプン漂うこの娯楽作は好きだね。愛しつつも「ラズベリー賞にノミネートされるのもわかる」という感じ。けなされてもそんなのカンケーねー!とにかく引き込まれるのは間違いないほどのインパクトあり、観終わったあとはなぜかパワーがみなぎってくる。
いやーそれにしても、デ・パルマはやんちゃだね。『スカーフェイス』のトニー並みに映画作りにおいてはやんちゃ。あのトニーが銃を撃ちまくってる感じ。ちょうど前作が『スカーフェイス』なのも納得できるかも。
『殺しのドレス』の刑事役の俳優が出ていたり、もうフェチ範疇のシャワーシーン、人妻の浮気など頗る個人的趣味が反映されている。それにしてもゴージャスな人妻が好きだよな〜デ・パルマは熟女がお好き、だ。
自慰シーンが人気のポルノ女優に若かりし(背中のお肉が少ない)メラニー・グリフィスが出演。実生活のメラニーはあの超フェロモン男のアントニオ・バンデラスを夫にした凄腕の女。この作品の演技で納得がいったし、この手の役に扮していたのは私の中で彼女の株はかなり上がった。夫のために?若作りしようと全身整形したのだっけ?たしか。
一番言いたいのは→「奇怪な男」があまりにも奇怪すぎて笑った。よく探したな、この俳優を。逆にちょっと目立ちすぎて大丈夫?という気も。顔はでかいが腹はメタボリでないのですごく尊敬してみてた。これ見よがしに網シャツ着てたし。この極端な変態人物の演出や音楽の使い方がデ・パルマ風でうれしい。
最後に、あの主人公の俳優は二枚目だけど冴えない、頼りない風貌なので起用されたのだろうが他の作品で見かけないのはちょっと謎。知らないだけかもだがちょっと気になる。

つまらないと思いながらも・・・

投稿日

2004/10/27

レビュアー

SKY MESSAGE

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途中の尾行というかストーカーまではつまらなすぎて、途中で見るのを止めようかと思いましたが、後半以降がなかなかサスペンスになってきて楽しめたかな。しかし全体を通して、効果音というか音楽がおおげさでちょっと変ですね。
最後の穴に埋められそうなシーンで、そのまま結局すべてが映画のシーンだったことにすればよかったと思うんだけど。

完見度:最後まで

投稿日

2004/02/09

レビュアー

aiai

『めまい』+『裏窓』<

投稿日

2009/09/21

レビュアー

よふかし

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 少し前に『下宿人』というひどいヒチコックの模倣作品を観てしまったので、少なくともリスペクトに溢れたこの作品。
 横浜のタマさんとはちょっと違って、僕は息苦しい『めまい』が大好きなので、『裏窓』も一緒くたにしてこういうことをやってくれるデ・パルマが大好きなわけです。
 それだけでまあ、点が甘くなってしまうのですが、あんまり出来は良くない映画ですね。同じ『めまい』ベースでも、『愛のメモリー』のほうがはるかに素晴らしい。高所恐怖症ならぬ閉所恐怖症が、謎の女への執着心にどう結びついているのかが、デ・パルマはけっこういい加減なんですね。だから、形は借りていますが、魂が入っていないような軽さを感じます。
 それに、あの金属穴あけ機(?)で床ごと貫くというのは、露骨にセクシャルでもありスプラッターが幕を開けた80年代的でもあるのですが、ちょっと演出が粗雑に過ぎるし、やっぱりせっかく『裏窓』をしているんだから、簡単にカメラが向かいの邸宅に入って普通に殺人現場を撮ってはいかんでしょうね。
 フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドの「リラックス」のパートは、もろにMTV。これ実際のPVと連動していたのかな? ちょっと記憶があいまいですが、いずれにしてもこれも80年代的で懐かしかったことは否めません。
 80年代と言えば、エロもどんどん露骨にしないと観客が満足しなくなってくる時期です。下着を買いにいった女性との追いかけっこのシークエンスは、傑作『殺しのドレス』の美術館シークエンスの自己模倣みたいな感じなんですけど、あっちはなかなかエロだったのに、こっちはなんだかバカっぽくみえてしまう(苦笑)。たとえば、女性が脱いだ下着を捨てて、主人公が拾って帰るのですが、主人公の興奮が映像化できていないので、ゲームっぽくておバカっぽいんです。そのあたりは、自由に描けなかった時代のヒチコックのほうが、はるかに男(ジェームズ・スチュアート)の興奮を映像に定着しえているというのは興味深いところです。
 犯人(あのマスクはひどい)がどうしてこんな手間暇をかけたのかとか、よく分からないのですが、そのあたりはもうどうでもいいのでしょうね。物語も適当で、パーツはすべてバラバラのままに終始するんですが、パーツごとは映画のいかがわしさに溢れてもいるので、割合楽しめてしまいます。ですから、デ・パルマはやっぱり偉いんですよ。
 でも『めまい』+『裏窓』って、やっぱり根本的に無理があるんじゃないかな。遠くからちらり眺めていた女性に急にそんな執着心持つのはなんだかねえ、50点。

古いけどおススメ

投稿日

2007/12/15

レビュアー

pandora21

1〜 5件 / 全29件

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