シンドバッド 7回目の航海 / カーウィン・マシューズ
シンドバッド 7回目の航海
/ネイザン・ジュラン
平均評価点:
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全体の平均評価点: (5点満点)
(18)
解説・ストーリー
邪悪な魔術師によって縮小化された婚約者の姫を救うために謎の島へ向かうシンドバッド。そこでは一つ眼巨人サイクロプスや双頭の鷲ロック鳥、火を吹くドラゴンが一行を待ち構えていた。製作者チャールズ・H・シニアと人形アニメーターの第一人者レイ・ハリーハウゼンのコンビが描き出した冒険ファンタジーの傑作。
邪悪な魔術師によって縮小化された婚約者の姫を救うために謎の島へ向かうシンドバッド。そこでは一つ眼巨人サイクロプスや双頭の鷲ロック鳥、火を吹くドラゴンが一行を待ち構えていた。製作者チャールズ・H・シニアと人形アニメーターの第一人者レイ・ハリーハウゼンのコンビが描き出した冒険ファンタジーの傑作。
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「シンドバッド 7回目の航海」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
邪悪な魔術師によって縮小化された婚約者の姫を救うために謎の島へ向かうシンドバッド。そこでは一つ眼巨人サイクロプスや双頭の鷲ロック鳥、火を吹くドラゴンが一行を待ち構えていた。製作者チャールズ・H・シニアと人形アニメーターの第一人者レイ・ハリーハウゼンのコンビが描き出した冒険ファンタジーの傑作。
「シンドバッド 7回目の航海」 の作品情報
「シンドバッド 7回目の航海」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
「シンドバッド 7回目の航海」 のシリーズ作品
シンドバッド7回目の航海の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
88分 |
|
1:ドルビーデジタル/モノラル/英語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
RDD10214 |
2004年07月30日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
7枚
|
1人
|
0人
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シンドバッド7回目の航海の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
88分 |
|
1:ドルビーデジタル/モノラル/英語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
RDD10214 |
2004年07月30日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
7枚
|
1人
|
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ユーザーレビュー:18件
これですよこれ!人形のストップモーションアニメ!
投稿日:2006/01/16
レビュアー:頑固煎餅
おぉーー、、、ハリーハウンゼンさんです。まずこういうのはレンタルしてないから、DISCASさん感謝です。(H○Vで買おうかどうしようか迷ったぁ)
よく、なんらかのビデオ資料で見かける、ストップモーションな怪物VS怪物の映像が、全編カラーで見られます。(完全版?だから??これじゃない場合(ビデオとか?)は、一部白黒らしいけど)
展開も速いので飽きないと思われます。ぱっといってずばっと解決。
でも、この映画、もしかしてなんかのシリーズものなのかな?
他にもアルゴ探検隊の大冒険、というのがあるらしい、、。
わかんないけど、いきなりシンドバッドとお姫様が航海から帰ってきて、、、。てとこから始まってる。もしかしたらそうなのかも?、、、、だとしたら、あの”動き”をまた堪能できるぜっ!しめしめ(古い効果音だ、、)
H○Vには、他にも、ハリーハウンゼンさんコーナーに6本くらいあったから、きっとあるかも、だね。
よっしゃ!ハリーハウンゼンだ!ストップモーションな動きがたまらない人にオススメ。
ワタシもたまらない。(笑)
特典、メイキング、インタビュー、脅威のダイナメーション、タレント紹介、当時のポスター、オリジナル劇場予告
p.s.
インタビューには、アルゴ探検〜などのインタビューも。アルゴ見てないからわかんないけど、、、、DISCASには、、、あ!置いてあるっ!
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7人の会員が気に入ったと投稿しています
芸術的人形アニメモンスターの造型が最高
投稿日:2006/08/19
レビュアー:ひまこち
私の生まれる前に作られたとは信じられません。
今見てもハリーハウゼンの人形アニメによって生まれたモンスター達の造型、生き生きとした表情やしぐさ等最高でした。最近のてきとーなCGモンスターよりはるかに魅力的で、命を吹き込むとは正にこのことでしょう。一つ目巨人サイクロップス、ドラゴン、骸骨剣士、子供たちも大興奮でした。
自分がこどもの頃見た時はモンスター達のインパクト強すぎてストーリーや人間の役者の印象がほとんど残っていなかったのですが今見てもやっぱりそうでしたね(笑)主役のシンドバッドほとんど役に立ってないし。
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
今はもう作られることのない、味のある怪物さんたち。
幼い頃にビデオが擦り切れるほど見ました。懐かしいですね〜。それにしても、この映画が自分の生まれる何十年も以前に作られたとは。驚きです。DVD化されていてホントに嬉しいです!
まあ、現代のCGに慣れきってしまった今となっては、子供にすら小馬鹿にされてしまう映像かもしれませんが、クレイアニメのような手法で撮られた怪物さんたちが、本当に独特の味があっていい演技(?)してるんですよ〜。特に、目をつつかれたときのサイクロプス、何かかわいいです。CG技術が発達した今となっては、もう映画であんな怪物さんたちに会うことはできないでしょうね。
内容は、「アラジンと魔法のランプ」や「シンドバットの冒険」をごちゃ混ぜにした感じの単純明快冒険映画です。
大人が真面目に見るにはきついかもしれませんが、家族で見る冒険映画としては楽しいのではないかと思います。
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4人の会員が気に入ったと投稿しています
すべてはアラーの思し召し
投稿日:2023/08/08
レビュアー:趣味は洋画
シンバッド 七回目の航海(1958年・アメリカ、カラー、88分)
いわゆる「シンドバッド三部作」の記念すべき第一作。
ダイナメーションの第一人者、レイ・ハリーハウゼンが手掛けたトリック撮影が全編に効果的に使われており、最近の「CG」には出せない味わいがあります。特に、シンドバッドが骸骨と剣で戦うシーンは映画史に残る名場面と云われています。
チャンドラ王国との平和条約締結交渉を終えたバグダッドのシンドバッド王子(カーウィン・マシューズ)は、チャンドラ王国王女のパリサ姫(キャスリン・グラント)を連れて、船で帰路についた。途中、シンドバッド一行は食料補給のため、海図にない謎の島・コロッサに寄港する。そこでは黒魔術師ソクラ(トリン・サッチャー)が、巨大な一つ目怪物サイクロプスが保持する財宝の中の ‘魔法のランプ’ を奪おうとしていた。結局、ソクラは目的を果たせず、サイクロプスに追われているところをシンドバッドに助けられ、島から一緒に脱出した。バグダッドに戻ったシンドバッドは、パリサ姫と盛大な結婚式を行った。一方、ソクラは ‘魔法のランプ’ 奪還に執着し、再度コロッサ行きをシンドバッドに申し入れるが、危険だとして断られる。するとソクラは、就寝中のパリサ姫に魔法をかけ、親指サイズの小人に変えてしまう。ソクラは、姫を元の姿に戻すには、コロッサ島に生息する双頭の巨大ワシの卵の殻が必要だと言う。シンドバッドはパリサ姫を金の小箱に入れ、部下達を引き連れ、ソクラと共にコロッサ島に向かった。だが、再びサイクロプスに襲撃される。
まるで「アラビアン・ナイト」を彷彿させるエキゾチックな雰囲気が感じられます。
本編中に出てくる ‘魔法のランプ’ には、妖精バーニーという少年が宿っており、次の呪文を唱えると姿を現すのです。
‘はるか遠く彼方の 望みと恐れの消えた国から 現れ出でよジニー’
(因みに妖精バーニーの実名がジニーのようです)
ダイナメーションという新プロセスを使ったトリック撮影は、数多くのシーンで楽しませてくれます。
上述の怪物サイクロプスをはじめ、巨竜ドラゴン、双頭の巨大ワシ「ロック鳥」、そして戦う骸骨など等。
その意味では、パリサ姫が小人に変えられてしまうシーンや、待女がヘビ女になってしまうシーンなども、同じかもしれません。
シンドバッドに扮したカーウィン・マシューズが若く、とてもハンサムです。
彼が出演した他の作品では、スペンサー・トレイシーとフランク・シナトラが共演した「四時の悪魔」(61年)を観ていますが、印象に残っていません。
一方、パリサ姫に扮したキャスリン・グラントは、ビング・クロスビーの二番目の妻として知られていますが、「裏窓」(54年)、「消された証人」(55年)、「或る殺人」(59年)などに脇役として出ていました。
準主役として出演した本作が、彼女の代表作と言えるでしょう。
黒魔術師ソクラを演じたトリン・サッチャーが、実に妖しい雰囲気を漂わせています。
30年代から数多くの名作に出演している名バイプレイヤーです。
又、ランプの妖精バーニーに扮したリチャード・アイアーが可愛く、クレジット3位のキャスティングで大活躍です。
子役として、「必死の逃亡者」(55年)、「友情ある説得」(56年)にも出ていました。
現在は78歳くらいでしょうか。
特典映像では、レイ・ハリーハウゼンが登場、映画界に入るきっかけとなった出来事や作品を紹介しています。
また、主役のカーウィン・マシューズは、骸骨との剣闘シーンにおける裏話(からくり)を語っていて、興味深いです。
本作の大ヒットにより、続編「シンドバッド黄金の航海」(73年)、「シンドバッド虎の目大冒険」(77年)に続きます。
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3人の会員が気に入ったと投稿しています
圧倒的なイマジネーション
私が生まれる前の作品である。それなのに、イマジネーションの豊さは、圧倒的だ。「映画こそファンタジーを表現するのに相応しい」と言うレイ・ハリーハウゼン氏の考えが具現化されている。
――シンドバッドは、6回目の航海を終えて帰る途中、或る島で、サイクロプスに追われる魔術師ソクラを助ける。ソクラは、何故か今一度、島に戻るよう乞うが、シンドバッドは、バグダッドに戻る。
彼は、チャンドラ王国のパリサ姫と結婚を間近に控えていたからだ。しかし、或る夜、何者かの呪いで、姫は手のひらに乗るくらい小さくなってしまう。
ソクラは、例の島にいる怪鳥の卵のカラで呪いを解く薬が作れると言う。
斯くして、シンドバッドは七回目の航海に出ることになる。
……というお話し。
物語は、ヒネリがあるわけではなく、極めてストレート。見所は、特撮が構築する物語世界の豊穣さである。
序盤からサイクロプスが登場してテンションが上がると、そのままラストまで突っ走る。古い作品のわりにはテンポがよく、ダレるところがない。
サイクロプスやドラゴン、怪鳥ロックとそのヒナ鳥、怪物ナーガ、ガイコツ戦士……。
ただ出て来るわけではなく、サイクロプスとドラゴンが取っ組み合いを演じたり、サイクロプスが捕まえた人間をカゴに入れたり、シンドバッドとガイコツ戦士が剣をまじえたり、それはもう、制限がないかの如くやりたい放題。(笑)
人間のキャラクタもダイナメーションで描くことで、自由度が増したのだろう。映像に説得力がある。
R.ハリーハウゼンのダイナメーションは、『アルゴ探検隊の冒険(1963)』で、頂点を迎える。本作品は、その登り坂にあり、充実感に満ち溢れて勢いがある。手をかえ品をかえ、多種多様な映像づくりにチャレンジしているからだ。
一方、オプティカル合成も、他の作品に較べると秀でているように見える。スマホサイズになったお姫さまが出て来るシーンなんか違和感を感じさせない仕上がり具合いだった。
また、婚礼の祝宴で登場する怪物ナーガは大人向けの趣向で、決して子供向けに撮られた作品ではないことがうかがえる。
いわゆる“子供騙し”ではないってことだ。この辺りに、スタッフの気概がうかがえる。
本作品が、後世にどれだけ影響を与えたのか想像に難くない。スピルバーグだのルーカスだの、現代の映画界を支える監督さんたちが、R.ハリーハウゼンの“魔術”を観て夢を膨らませたのだ。つまらないわけがない。(笑)
オープニングのタイトルバックの絵から雰囲気がバッチリだし、バーナード・ハーマンの音楽が、それを盛り上げている。
さて、本作品もリマスタのおかげで発色が格段によくなった。エッジも立っている。既存のDVDと較べると、違いは明らかだ。まるで新品のよう。それだけで観る価値があると思う。
オススメ!
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2人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
これですよこれ!人形のストップモーションアニメ!
投稿日
2006/01/16
レビュアー
頑固煎餅
おぉーー、、、ハリーハウンゼンさんです。まずこういうのはレンタルしてないから、DISCASさん感謝です。(H○Vで買おうかどうしようか迷ったぁ)
よく、なんらかのビデオ資料で見かける、ストップモーションな怪物VS怪物の映像が、全編カラーで見られます。(完全版?だから??これじゃない場合(ビデオとか?)は、一部白黒らしいけど)
展開も速いので飽きないと思われます。ぱっといってずばっと解決。
でも、この映画、もしかしてなんかのシリーズものなのかな?
他にもアルゴ探検隊の大冒険、というのがあるらしい、、。
わかんないけど、いきなりシンドバッドとお姫様が航海から帰ってきて、、、。てとこから始まってる。もしかしたらそうなのかも?、、、、だとしたら、あの”動き”をまた堪能できるぜっ!しめしめ(古い効果音だ、、)
H○Vには、他にも、ハリーハウンゼンさんコーナーに6本くらいあったから、きっとあるかも、だね。
よっしゃ!ハリーハウンゼンだ!ストップモーションな動きがたまらない人にオススメ。
ワタシもたまらない。(笑)
特典、メイキング、インタビュー、脅威のダイナメーション、タレント紹介、当時のポスター、オリジナル劇場予告
p.s.
インタビューには、アルゴ探検〜などのインタビューも。アルゴ見てないからわかんないけど、、、、DISCASには、、、あ!置いてあるっ!
芸術的人形アニメモンスターの造型が最高
投稿日
2006/08/19
レビュアー
ひまこち
私の生まれる前に作られたとは信じられません。
今見てもハリーハウゼンの人形アニメによって生まれたモンスター達の造型、生き生きとした表情やしぐさ等最高でした。最近のてきとーなCGモンスターよりはるかに魅力的で、命を吹き込むとは正にこのことでしょう。一つ目巨人サイクロップス、ドラゴン、骸骨剣士、子供たちも大興奮でした。
自分がこどもの頃見た時はモンスター達のインパクト強すぎてストーリーや人間の役者の印象がほとんど残っていなかったのですが今見てもやっぱりそうでしたね(笑)主役のシンドバッドほとんど役に立ってないし。
今はもう作られることのない、味のある怪物さんたち。
投稿日
2005/02/08
レビュアー
梅吉
幼い頃にビデオが擦り切れるほど見ました。懐かしいですね〜。それにしても、この映画が自分の生まれる何十年も以前に作られたとは。驚きです。DVD化されていてホントに嬉しいです!
まあ、現代のCGに慣れきってしまった今となっては、子供にすら小馬鹿にされてしまう映像かもしれませんが、クレイアニメのような手法で撮られた怪物さんたちが、本当に独特の味があっていい演技(?)してるんですよ〜。特に、目をつつかれたときのサイクロプス、何かかわいいです。CG技術が発達した今となっては、もう映画であんな怪物さんたちに会うことはできないでしょうね。
内容は、「アラジンと魔法のランプ」や「シンドバットの冒険」をごちゃ混ぜにした感じの単純明快冒険映画です。
大人が真面目に見るにはきついかもしれませんが、家族で見る冒険映画としては楽しいのではないかと思います。
すべてはアラーの思し召し
投稿日
2023/08/08
レビュアー
趣味は洋画
シンバッド 七回目の航海(1958年・アメリカ、カラー、88分)
いわゆる「シンドバッド三部作」の記念すべき第一作。
ダイナメーションの第一人者、レイ・ハリーハウゼンが手掛けたトリック撮影が全編に効果的に使われており、最近の「CG」には出せない味わいがあります。特に、シンドバッドが骸骨と剣で戦うシーンは映画史に残る名場面と云われています。
チャンドラ王国との平和条約締結交渉を終えたバグダッドのシンドバッド王子(カーウィン・マシューズ)は、チャンドラ王国王女のパリサ姫(キャスリン・グラント)を連れて、船で帰路についた。途中、シンドバッド一行は食料補給のため、海図にない謎の島・コロッサに寄港する。そこでは黒魔術師ソクラ(トリン・サッチャー)が、巨大な一つ目怪物サイクロプスが保持する財宝の中の ‘魔法のランプ’ を奪おうとしていた。結局、ソクラは目的を果たせず、サイクロプスに追われているところをシンドバッドに助けられ、島から一緒に脱出した。バグダッドに戻ったシンドバッドは、パリサ姫と盛大な結婚式を行った。一方、ソクラは ‘魔法のランプ’ 奪還に執着し、再度コロッサ行きをシンドバッドに申し入れるが、危険だとして断られる。するとソクラは、就寝中のパリサ姫に魔法をかけ、親指サイズの小人に変えてしまう。ソクラは、姫を元の姿に戻すには、コロッサ島に生息する双頭の巨大ワシの卵の殻が必要だと言う。シンドバッドはパリサ姫を金の小箱に入れ、部下達を引き連れ、ソクラと共にコロッサ島に向かった。だが、再びサイクロプスに襲撃される。
まるで「アラビアン・ナイト」を彷彿させるエキゾチックな雰囲気が感じられます。
本編中に出てくる ‘魔法のランプ’ には、妖精バーニーという少年が宿っており、次の呪文を唱えると姿を現すのです。
‘はるか遠く彼方の 望みと恐れの消えた国から 現れ出でよジニー’
(因みに妖精バーニーの実名がジニーのようです)
ダイナメーションという新プロセスを使ったトリック撮影は、数多くのシーンで楽しませてくれます。
上述の怪物サイクロプスをはじめ、巨竜ドラゴン、双頭の巨大ワシ「ロック鳥」、そして戦う骸骨など等。
その意味では、パリサ姫が小人に変えられてしまうシーンや、待女がヘビ女になってしまうシーンなども、同じかもしれません。
シンドバッドに扮したカーウィン・マシューズが若く、とてもハンサムです。
彼が出演した他の作品では、スペンサー・トレイシーとフランク・シナトラが共演した「四時の悪魔」(61年)を観ていますが、印象に残っていません。
一方、パリサ姫に扮したキャスリン・グラントは、ビング・クロスビーの二番目の妻として知られていますが、「裏窓」(54年)、「消された証人」(55年)、「或る殺人」(59年)などに脇役として出ていました。
準主役として出演した本作が、彼女の代表作と言えるでしょう。
黒魔術師ソクラを演じたトリン・サッチャーが、実に妖しい雰囲気を漂わせています。
30年代から数多くの名作に出演している名バイプレイヤーです。
又、ランプの妖精バーニーに扮したリチャード・アイアーが可愛く、クレジット3位のキャスティングで大活躍です。
子役として、「必死の逃亡者」(55年)、「友情ある説得」(56年)にも出ていました。
現在は78歳くらいでしょうか。
特典映像では、レイ・ハリーハウゼンが登場、映画界に入るきっかけとなった出来事や作品を紹介しています。
また、主役のカーウィン・マシューズは、骸骨との剣闘シーンにおける裏話(からくり)を語っていて、興味深いです。
本作の大ヒットにより、続編「シンドバッド黄金の航海」(73年)、「シンドバッド虎の目大冒険」(77年)に続きます。
圧倒的なイマジネーション
投稿日
2015/08/12
レビュアー
みなさん(退会)
私が生まれる前の作品である。それなのに、イマジネーションの豊さは、圧倒的だ。「映画こそファンタジーを表現するのに相応しい」と言うレイ・ハリーハウゼン氏の考えが具現化されている。
――シンドバッドは、6回目の航海を終えて帰る途中、或る島で、サイクロプスに追われる魔術師ソクラを助ける。ソクラは、何故か今一度、島に戻るよう乞うが、シンドバッドは、バグダッドに戻る。
彼は、チャンドラ王国のパリサ姫と結婚を間近に控えていたからだ。しかし、或る夜、何者かの呪いで、姫は手のひらに乗るくらい小さくなってしまう。
ソクラは、例の島にいる怪鳥の卵のカラで呪いを解く薬が作れると言う。
斯くして、シンドバッドは七回目の航海に出ることになる。
……というお話し。
物語は、ヒネリがあるわけではなく、極めてストレート。見所は、特撮が構築する物語世界の豊穣さである。
序盤からサイクロプスが登場してテンションが上がると、そのままラストまで突っ走る。古い作品のわりにはテンポがよく、ダレるところがない。
サイクロプスやドラゴン、怪鳥ロックとそのヒナ鳥、怪物ナーガ、ガイコツ戦士……。
ただ出て来るわけではなく、サイクロプスとドラゴンが取っ組み合いを演じたり、サイクロプスが捕まえた人間をカゴに入れたり、シンドバッドとガイコツ戦士が剣をまじえたり、それはもう、制限がないかの如くやりたい放題。(笑)
人間のキャラクタもダイナメーションで描くことで、自由度が増したのだろう。映像に説得力がある。
R.ハリーハウゼンのダイナメーションは、『アルゴ探検隊の冒険(1963)』で、頂点を迎える。本作品は、その登り坂にあり、充実感に満ち溢れて勢いがある。手をかえ品をかえ、多種多様な映像づくりにチャレンジしているからだ。
一方、オプティカル合成も、他の作品に較べると秀でているように見える。スマホサイズになったお姫さまが出て来るシーンなんか違和感を感じさせない仕上がり具合いだった。
また、婚礼の祝宴で登場する怪物ナーガは大人向けの趣向で、決して子供向けに撮られた作品ではないことがうかがえる。
いわゆる“子供騙し”ではないってことだ。この辺りに、スタッフの気概がうかがえる。
本作品が、後世にどれだけ影響を与えたのか想像に難くない。スピルバーグだのルーカスだの、現代の映画界を支える監督さんたちが、R.ハリーハウゼンの“魔術”を観て夢を膨らませたのだ。つまらないわけがない。(笑)
オープニングのタイトルバックの絵から雰囲気がバッチリだし、バーナード・ハーマンの音楽が、それを盛り上げている。
さて、本作品もリマスタのおかげで発色が格段によくなった。エッジも立っている。既存のDVDと較べると、違いは明らかだ。まるで新品のよう。それだけで観る価値があると思う。
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