勝利への脱出 / シルベスター・スタローン
勝利への脱出
/ジョン・ヒューストン
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全体の平均評価点: (5点満点)
(18)
解説・ストーリー
元々、スポーツ感覚の多い脱走映画に、サッカーというスポーツを真正面から融合させたアクション映画。英ナショナル・チームの選手率いる連合軍捕虜チームと、ドイツ軍精鋭によるナショナル・チームの試合開催が決定。ドイツ軍の目的はプロパガンダ、そして捕虜チームの目的は脱走。レジスタンスによる脱走の準備が整う中、ついにキックオフの時間が来た……。
元々、スポーツ感覚の多い脱走映画に、サッカーというスポーツを真正面から融合させたアクション映画。英ナショナル・チームの選手率いる連合軍捕虜チームと、ドイツ軍精鋭によるナショナル・チームの試合開催が決定。ドイツ軍の目的はプロパガンダ、そして捕虜チームの目的は脱走。レジスタンスによる脱走の準備が整う中、ついにキックオフの時間が来た……。
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「勝利への脱出」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
元々、スポーツ感覚の多い脱走映画に、サッカーというスポーツを真正面から融合させたアクション映画。英ナショナル・チームの選手率いる連合軍捕虜チームと、ドイツ軍精鋭によるナショナル・チームの試合開催が決定。ドイツ軍の目的はプロパガンダ、そして捕虜チームの目的は脱走。レジスタンスによる脱走の準備が整う中、ついにキックオフの時間が来た……。
「勝利への脱出」 の作品情報
「勝利への脱出」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
勝利への脱出の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
116分 |
日本語・英語 |
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DLR00708 |
2002年10月31日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
10枚
|
0人
|
1人
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勝利への脱出の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
116分 |
日本語・英語 |
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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DLR00708 |
2002年10月31日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
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ユーザーレビュー:18件
・・・・・
しかしドサクサに脱出?サッカー担当のドイツの将校は見て見ぬフリ?あとで処刑確定???
このレビューは気に入りましたか?
5人の会員が気に入ったと投稿しています
反戦映画というよりもスポーツマンシップを称えている
旧知のレビュアーの方からスポーツ好きの私にと薦めていただいた映画。第二次世界大戦中、ドイツの捕虜収容所から脱出しようとした捕虜が無残にも銃殺されるというシーンから始まるので、てっきり戦争の悲惨さを描いた作品なのかと思い違いをしてしまった。この銃殺事件もあって、ジュネーブ条約が守られているかどうか確認のために、赤十字が収容所を視察に訪れる。収容所では捕虜たちが退屈しのぎにサッカーに興じている。自身もサッカー選手の経験のあるドイツ軍のシュタイナー少佐は、捕虜たちのサッカー指導をしているイギリス出身のコルビー(マイケル・ケイン)に声をかける。コルビーもまた高名な元サッカー選手であり、戦争前ふたりは試合を通して顔見知りであった。
ふたりの出会いから、ドイツ軍選抜チームと連合軍捕虜チームとで国際試合をすることが決まる。コルビーは純粋に強いチームを編成して試合に勝利することしか考えていないが、収容所のリーダーであるウォルドロン大佐は、その試合を利用してサッカーチーム全員を脱走させることを計画する。ところが、ドイツ軍側がより派手な宣伝効果を狙って、試合会場をドイツの競技場ではなく、パリのコロンブ・スタジアムに変更してしまったことから、チームを脱出させるためにはパリの地下組織の援助が不可欠になる。
アメリカ出身で元アメリカンフットボール選手のハッチ(シルベスター・スタローン)は、ボールをキープした選手にすぐに突進してタックルしてしまうせいで、サッカー選手には不向きとコルビーに申し渡されるが、トレーナーという名目で何とかチームに加わる。ハッチは、国際試合の開催前に、単独での脱走を画策しており、ウォルドロン大佐はそれを利用して、パリの地下組織との連絡役を彼に依頼する。紆余曲折を経て、コルビーやチームには知らされないまま、脱出計画が練られていくのだが…。(この辺りはなかなか緊迫感があります。)
ところが、綿密に工作されたハーフタイムを利用しての脱出は、結局チームに拒否される。勝てるチャンスがあるのに、途中で試合を放棄して敵前逃亡することは、スポーツマンとしての矜持が許さない。絶対的に不利な状況であっても、あくまでも勝利を目指し最後まで戦うのがスポーツマンシップたる所以なのだ。この映画の最終的な目的は、スポーツマンとしての誇りや尊厳、すべての人の心をひとつにするスポーツの力を描くことにあるのだと、最後になって分かる。それまでの展開は、長い長い助走のようなものだ。本格的な試合のシーンはペレが監修し、特典映像によると、ペレをはじめとして、8人もの各国のナショナルチームの元選手たちが出演しているそうだ。年代を問わず、サッカーファンにはなかなか楽しい映画ではないだろうか。
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
お上品ジョン・ヒューストン
投稿日:2012/11/04
レビュアー:港のマリー
第二次世界大戦下のヨーロッパ。
ここは南ドイツにあるゲンズドルフ捕虜収容所。ドイツもまだ国際条約を尊重する余裕があったのか、連合軍の捕虜たちは虐待はされず、サッカーをして退屈しのぎをしたり、脱走の計画を練ったり、偽パスポート製造に励んだりしていた。
こういう収容所には、良心的なドイツ軍将校が配属されるらしく、元ドイツ代表のサッカー選手だったフォン・シュタイナー少佐(マックス・フォン・シドー)は、サッカーに興じる捕虜のなかに、イングランド代表の名選手コルビー大尉(マイケル・ケイン)を見つけて、胸迫る思いにかられる。
なんやかやで、軍人からなるドイツ代表チームと連合軍捕虜チームとの国際試合をしないかということなり、コルビーも待遇改善と東欧の選手たち(こちらは強制収容所で虐待されていた)を加えることを条件に、承知する。
選手を選抜し、練習に励む日々だったが。
ところが、ドイツ軍上層部は、ささやかな交流試合のはずだったのをナチスのプロパガンダの機会にしようと画策、パリでのものものしい大試合を仕組む。
いっぽう収容所の英国将校たちは、フランスのレジスタンスの力を借りてこの機会に選手たちを脱走させようと、策を練っていた。連絡役は脱走の名人、アメリカ軍のハッチ軍曹(シルベスター・スタローン)。さて、試合の行方は?脱走の首尾は?
ちょっとアルドリッチの「ロンゲストヤード」と「特攻大作戦」を思わせる筋立てですが、アルドリッチとは大違い、何とも上品で悠然とした映画の運びでありました。
のちにサーの称号をもらうマイケル・ケインとイエス様のマックス・フォン・シドーが活躍しているからでもありますが、ペレをはじめ往年の、あるいは現役のサッカー選手たちがたくさん出演しているからでもあるのでしょう。ペレのバイシクルシュートは凄かった。
暴力や破壊はなし、清らかな「サッカー愛」と民衆の「自然な反ナチ感情」を品よく歌い上げております。
そういう点では、いかにもアクションスターといった押し出しの強いシルベスター・スタローンが、ちょっと浮いていましたね。
お育ちのいいアルドリッチがとんでもないアナーキーな映画をつくり、破天荒な私生活を送ったジョン・ヒューストンの映画が案外過不足なく端正にまとまっているのも、不思議な感じがします。
いや、人間なんてそんなものなのかしら。
なお本作の元になった史実は悲劇です。ドイツ占領下にあったウクライナ(当時はソ連か)の名門クラブチーム、ディナモキエフは、ナチスの宣伝のためドイツ空軍チームと「勝つな」と言われて試合をさせられ、でもやっぱりプロの意地か、愛国心か、負けることなどとうていできず、結果、選手たちは強制収容所に送られ多くは処刑されました。
シュタイナー少佐のような人物を登場させハッピーエンドに導く本作は、誇り高い選手たちへの鎮魂であり、平和な時代を慈しむ思いも乗せているのでしょう。
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誇り高きディナモ・キエフのデスマッチ
投稿日:2008/05/11
レビュアー:ひぐらし
ヒューストン監督による、見事なくらいに娯楽映画として卒のない均整を保った作品。
娯楽要素をバランスよく配合しつつ、何だかんだと言いながらもクライマックスの息詰まる戦いにボルテージを一気に収斂していく技はさすが。
実際に1942年に行われた、ナチ選抜チームと、占領下のキエフの名門クラブチーム「ディナモ・キエフ」との悲劇的なプロパガンダ試合をベースにしていますが、映画版は、叶わなかった選手たちの「栄光への脱出」がIFとして描かれており、歴史の悲劇に斃れていった選手たちへの哀悼も込められています。
実際の試合では、もちろんナチによってディナモ選手たちは八百長をするように警告されており、もし勝ったら「処刑」という運命でした。
しかし選手たちはこの屈辱よりも、死して栄光ある勝利を選びました。
本気になったプロのディナモ選手に、所詮アマチュアのナチの軍人チームなんぞがかなうはずはありません。
栄光ある勝利と引き換えに、ディナモの選手たちはナチによって処刑されるという残酷な結末を迎えてしまいました。
そんな彼らの魂を、映画という「IFが可能になる世界」で救済した、と見るのは読み過ぎでしょうかね・・・
まあ、そんな背景の有無はともかく、とにかく面白い!
冷めた目で見れば批判するアラが目立ってくるつくりではありますが、映画は娯楽。最初から冷めて見たらもったいない!
そして「楽しもう」という気持ちで見たら、本作は最高に面白い!
80年代の徹底娯楽映画のスタイルは本当に美しかった、と思える1本です。
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見応えあり。
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最後のどんでん返しにびっくりと同時に少し感動。群衆劇です。個々の俳優さんの演技というより。東欧の捕虜の登場は、内容に厚みを加えるためでしょうか。
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ユーザーレビュー
・・・・・
投稿日
2011/01/28
レビュアー
エロエロ大魔神
しかしドサクサに脱出?サッカー担当のドイツの将校は見て見ぬフリ?あとで処刑確定???
反戦映画というよりもスポーツマンシップを称えている
投稿日
2023/07/16
レビュアー
hinakksk
旧知のレビュアーの方からスポーツ好きの私にと薦めていただいた映画。第二次世界大戦中、ドイツの捕虜収容所から脱出しようとした捕虜が無残にも銃殺されるというシーンから始まるので、てっきり戦争の悲惨さを描いた作品なのかと思い違いをしてしまった。この銃殺事件もあって、ジュネーブ条約が守られているかどうか確認のために、赤十字が収容所を視察に訪れる。収容所では捕虜たちが退屈しのぎにサッカーに興じている。自身もサッカー選手の経験のあるドイツ軍のシュタイナー少佐は、捕虜たちのサッカー指導をしているイギリス出身のコルビー(マイケル・ケイン)に声をかける。コルビーもまた高名な元サッカー選手であり、戦争前ふたりは試合を通して顔見知りであった。
ふたりの出会いから、ドイツ軍選抜チームと連合軍捕虜チームとで国際試合をすることが決まる。コルビーは純粋に強いチームを編成して試合に勝利することしか考えていないが、収容所のリーダーであるウォルドロン大佐は、その試合を利用してサッカーチーム全員を脱走させることを計画する。ところが、ドイツ軍側がより派手な宣伝効果を狙って、試合会場をドイツの競技場ではなく、パリのコロンブ・スタジアムに変更してしまったことから、チームを脱出させるためにはパリの地下組織の援助が不可欠になる。
アメリカ出身で元アメリカンフットボール選手のハッチ(シルベスター・スタローン)は、ボールをキープした選手にすぐに突進してタックルしてしまうせいで、サッカー選手には不向きとコルビーに申し渡されるが、トレーナーという名目で何とかチームに加わる。ハッチは、国際試合の開催前に、単独での脱走を画策しており、ウォルドロン大佐はそれを利用して、パリの地下組織との連絡役を彼に依頼する。紆余曲折を経て、コルビーやチームには知らされないまま、脱出計画が練られていくのだが…。(この辺りはなかなか緊迫感があります。)
ところが、綿密に工作されたハーフタイムを利用しての脱出は、結局チームに拒否される。勝てるチャンスがあるのに、途中で試合を放棄して敵前逃亡することは、スポーツマンとしての矜持が許さない。絶対的に不利な状況であっても、あくまでも勝利を目指し最後まで戦うのがスポーツマンシップたる所以なのだ。この映画の最終的な目的は、スポーツマンとしての誇りや尊厳、すべての人の心をひとつにするスポーツの力を描くことにあるのだと、最後になって分かる。それまでの展開は、長い長い助走のようなものだ。本格的な試合のシーンはペレが監修し、特典映像によると、ペレをはじめとして、8人もの各国のナショナルチームの元選手たちが出演しているそうだ。年代を問わず、サッカーファンにはなかなか楽しい映画ではないだろうか。
お上品ジョン・ヒューストン
投稿日
2012/11/04
レビュアー
港のマリー
第二次世界大戦下のヨーロッパ。
ここは南ドイツにあるゲンズドルフ捕虜収容所。ドイツもまだ国際条約を尊重する余裕があったのか、連合軍の捕虜たちは虐待はされず、サッカーをして退屈しのぎをしたり、脱走の計画を練ったり、偽パスポート製造に励んだりしていた。
こういう収容所には、良心的なドイツ軍将校が配属されるらしく、元ドイツ代表のサッカー選手だったフォン・シュタイナー少佐(マックス・フォン・シドー)は、サッカーに興じる捕虜のなかに、イングランド代表の名選手コルビー大尉(マイケル・ケイン)を見つけて、胸迫る思いにかられる。
なんやかやで、軍人からなるドイツ代表チームと連合軍捕虜チームとの国際試合をしないかということなり、コルビーも待遇改善と東欧の選手たち(こちらは強制収容所で虐待されていた)を加えることを条件に、承知する。
選手を選抜し、練習に励む日々だったが。
ところが、ドイツ軍上層部は、ささやかな交流試合のはずだったのをナチスのプロパガンダの機会にしようと画策、パリでのものものしい大試合を仕組む。
いっぽう収容所の英国将校たちは、フランスのレジスタンスの力を借りてこの機会に選手たちを脱走させようと、策を練っていた。連絡役は脱走の名人、アメリカ軍のハッチ軍曹(シルベスター・スタローン)。さて、試合の行方は?脱走の首尾は?
ちょっとアルドリッチの「ロンゲストヤード」と「特攻大作戦」を思わせる筋立てですが、アルドリッチとは大違い、何とも上品で悠然とした映画の運びでありました。
のちにサーの称号をもらうマイケル・ケインとイエス様のマックス・フォン・シドーが活躍しているからでもありますが、ペレをはじめ往年の、あるいは現役のサッカー選手たちがたくさん出演しているからでもあるのでしょう。ペレのバイシクルシュートは凄かった。
暴力や破壊はなし、清らかな「サッカー愛」と民衆の「自然な反ナチ感情」を品よく歌い上げております。
そういう点では、いかにもアクションスターといった押し出しの強いシルベスター・スタローンが、ちょっと浮いていましたね。
お育ちのいいアルドリッチがとんでもないアナーキーな映画をつくり、破天荒な私生活を送ったジョン・ヒューストンの映画が案外過不足なく端正にまとまっているのも、不思議な感じがします。
いや、人間なんてそんなものなのかしら。
なお本作の元になった史実は悲劇です。ドイツ占領下にあったウクライナ(当時はソ連か)の名門クラブチーム、ディナモキエフは、ナチスの宣伝のためドイツ空軍チームと「勝つな」と言われて試合をさせられ、でもやっぱりプロの意地か、愛国心か、負けることなどとうていできず、結果、選手たちは強制収容所に送られ多くは処刑されました。
シュタイナー少佐のような人物を登場させハッピーエンドに導く本作は、誇り高い選手たちへの鎮魂であり、平和な時代を慈しむ思いも乗せているのでしょう。
誇り高きディナモ・キエフのデスマッチ
投稿日
2008/05/11
レビュアー
ひぐらし
ヒューストン監督による、見事なくらいに娯楽映画として卒のない均整を保った作品。
娯楽要素をバランスよく配合しつつ、何だかんだと言いながらもクライマックスの息詰まる戦いにボルテージを一気に収斂していく技はさすが。
実際に1942年に行われた、ナチ選抜チームと、占領下のキエフの名門クラブチーム「ディナモ・キエフ」との悲劇的なプロパガンダ試合をベースにしていますが、映画版は、叶わなかった選手たちの「栄光への脱出」がIFとして描かれており、歴史の悲劇に斃れていった選手たちへの哀悼も込められています。
実際の試合では、もちろんナチによってディナモ選手たちは八百長をするように警告されており、もし勝ったら「処刑」という運命でした。
しかし選手たちはこの屈辱よりも、死して栄光ある勝利を選びました。
本気になったプロのディナモ選手に、所詮アマチュアのナチの軍人チームなんぞがかなうはずはありません。
栄光ある勝利と引き換えに、ディナモの選手たちはナチによって処刑されるという残酷な結末を迎えてしまいました。
そんな彼らの魂を、映画という「IFが可能になる世界」で救済した、と見るのは読み過ぎでしょうかね・・・
まあ、そんな背景の有無はともかく、とにかく面白い!
冷めた目で見れば批判するアラが目立ってくるつくりではありますが、映画は娯楽。最初から冷めて見たらもったいない!
そして「楽しもう」という気持ちで見たら、本作は最高に面白い!
80年代の徹底娯楽映画のスタイルは本当に美しかった、と思える1本です。
見応えあり。
投稿日
2006/04/12
レビュアー
babycrib
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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最後のどんでん返しにびっくりと同時に少し感動。群衆劇です。個々の俳優さんの演技というより。東欧の捕虜の登場は、内容に厚みを加えるためでしょうか。
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