ビルマの竪琴(中井貴一) / 中井貴一
ビルマの竪琴(中井貴一)
/市川崑
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全体の平均評価点: (5点満点)
(21)
解説・ストーリー
1956年に一度映画化された竹山道雄の同名小説を同じ市川崑監督で再映画化。日本兵の霊を慰めるため、僧侶となってひとりビルマの地に残る兵士の姿を描く。1945年夏。ビルマ戦線の日本軍はタイ国へと苦難の撤退を続けたていた。そんな逃避行の最中、井上小隊長率いる部隊は、みな音楽好きで水島上等兵の弾く竪琴の音に合わせ力強く合唱していた。やがて終戦を知った彼らは投降し、ムドンに護送されることになったが、水島だけは未だ抵抗を続ける日本軍に降伏を勧めるため隊を離れるのだが……。
1956年に一度映画化された竹山道雄の同名小説を同じ市川崑監督で再映画化。日本兵の霊を慰めるため、僧侶となってひとりビルマの地に残る兵士の姿を描く。1945年夏。ビルマ戦線の日本軍はタイ国へと苦難の撤退を続けたていた。そんな逃避行の最中、井上小隊長率いる部隊は、みな音楽好きで水島上等兵の弾く竪琴の音に合わせ力強く合唱していた。やがて終戦を知った彼らは投降し、ムドンに護送されることになったが、水島だけは未だ抵抗を続ける日本軍に降伏を勧めるため隊を離れるのだが……。
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「ビルマの竪琴(中井貴一)」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
1956年に一度映画化された竹山道雄の同名小説を同じ市川崑監督で再映画化。日本兵の霊を慰めるため、僧侶となってひとりビルマの地に残る兵士の姿を描く。1945年夏。ビルマ戦線の日本軍はタイ国へと苦難の撤退を続けたていた。そんな逃避行の最中、井上小隊長率いる部隊は、みな音楽好きで水島上等兵の弾く竪琴の音に合わせ力強く合唱していた。やがて終戦を知った彼らは投降し、ムドンに護送されることになったが、水島だけは未だ抵抗を続ける日本軍に降伏を勧めるため隊を離れるのだが……。
「ビルマの竪琴(中井貴一)」 の作品情報
「ビルマの竪琴(中井貴一)」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
ビルマの竪琴の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
133分 |
日本語 |
日:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
PCBC70119 |
2003年06月16日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
4枚
|
2人
|
1人
|
ビルマの竪琴の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
133分 |
日本語 |
日:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
PCBC70119 |
2003年06月16日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
4枚
|
2人
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ユーザーレビュー:21件
アア、ワタシハヤッパリカエレナイ・・・何で?
投稿日:2007/10/02
レビュアー:こんちゃん
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
市川昆監督は、よくよくリメイクが好きな人なんですね。これは、私が最初の結婚をしていたとき(何回してるんだ?どんだけぇ〜?)当時のかみさんが映画好きだった物で、一緒に観に行ったんですね。でも、あんまり印象に残ってないんです。で、先日CSでやっていたので録画して見たのですが・・・・
どうして、この作品が当時、邦画では興行収入一位で、日本中を感動の渦に巻き込んだのかなと思ってしまいました。
水島上等兵の、行動の根底にある動機がわからんのですよ・・・。
当時も、(リメイク時)かなり戦争物の映画が洋の東西を問わず公開されていたと思うのですが、戦闘シーンの描写がリアルでその残酷さは画面を直視できないほどだったような気がします。(実際の戦場ではもっとひどいものだったのでしょうが・・・)
「ビルマの竪琴」は言ってみれば作り物(全くのフィクションだそうですね)で、残酷な戦闘シーンも無く、穏やかなビルマの風景と歌声、それと対比される無残な死体の山・・・その描写がじわじわと戦争の悲惨さを訴えます。
戦争映画の多くは、戦禍による直接的な被害を描いているものが多いと思いますが、本作は、精神的なものに訴えかける点で異質な気がします。ちょっと精神論に傾きすぎているきらいはありますけど、声高に反戦を叫ばないところが、かえって非戦を訴える反戦映画の秀作なのかもしれませんが、不朽の感動作とまではいかないと、私は思うのです。
ちなみにあの僧侶の衣装はビルマのものではないし、(ビルマの僧侶は一切、装飾品は身につけないそうです)歌や、楽器にさわることも禁じられているんだそうです。子供に竪琴を教えるなんてあり得ないんだそうですよ。まあ、日本人向けの作品ですから、細かいことはいいと思いますけどね。
映画のなかで歌われる「埴生の宿」(ホーム・スイート・ホーム)はイングランド民謡なんですね。英国軍が停戦を呼びかけるため、日本軍の歌に合わせて英語で合唱するシーンはフィクションとはいえ(いや、フィクションだからこそ)映画史に残る美しいシーンだと思います。
56年のオリジナルは観ていませんが、配役だけでみると、オリジナルの方が重厚な作品ではないかと思いますね。そのうち借りてみようっと。
北林谷栄さんは、私が役者を目指していた頃、我が尊敬する宇野重吉氏と共に、劇団民芸の顔とも言える人でした。当時、もう60過ぎでしたが(85年の本作時点では74才かな?)30代の頃に、あまりに老け役ばかりがキャステキングされるもので、
「じゃあ、それを売りにしてしまいましょう」
と、歯をすべて抜いて、総入れ歯にしてしまったという話を聞きました。恐ろしい女優根性ですね。
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15人の会員が気に入ったと投稿しています
おーい、水島!一緒に日本へ帰ろう!
文部省推奨のような映画ではありますが、公開当時どうしても映画館で見たくて、見たくないと言い張っていた当時付き合っていた元だんなを無理やり連れて行ってみました。
当時は今よりもずっとずっと感動屋だったので、最初から最後までハンカチぐしょぐしょになるくらい泣き通しで、”なんで?”って隣でつまらなそうに見ていた元だんなに呆れられました。あー、こいつとは一生付き合えない!とそのとき感じたことは間違いなかったようで。。。
家にビデオがあったので、今改めて見直してみても、あの死体の山に一人たたずむ水島隊員の絶句する場面は衝撃的。
なんで又見ようと思ったかというと、先日”ジャーヘッド”でも似たような場面があって、この映画を思い出したからです。
敵も味方もなく一緒に歌う”埴生の宿”が感動的。
56年のは見たことがないのですが、市川昆監督としては、リメークすることで戦争の無念さを改めて訴えたかったのだと思います。
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何を思ってのリメイクだったのか?
投稿日:2007/01/20
レビュアー:ケチケチ
オリジナル版に比べると兵隊たちのくたびれ度合いはすっかり薄れてしまっています。演技というよりも、俳優たちの実生活がにじみ出たものであろうし、戦後40年が経過した映画としては、戦後11年の1956年度版と比較するのは酷な話なのかもしれません。
そのためか、市川崑演出がオリジナル版で主眼を置いていた兵隊たちの目を捉える鋭いアップショットは影を潜めていますし、アップの切り込みを生かしているのは兵隊よりもビルマの人々を捉えるショットです。オリジナル版に登場しなかった聾唖の少女を登場させ、屍の山から彼女のアップに繋いで見せたりするところから併せて考えると、兵隊や戦争というものから距離を置き、一般的なヒューマニズムからアプローチして表現しようとするものではないかと思います。
戦後11年のオリジナル版公開当時、まだまだ戦争が実体験として観客の中にあった時代です。そのため戦争の悲惨さなどは語るに及ばずといったところで、戦争の中の美談を提示するだけで十分であったと思います。埴生の宿を歌う焦点を失った兵隊たちの目が望郷の念を語り、その表情が水島上等兵の葛藤を物語っていたはずです。しかし、戦後40年が経過したこの作品においては、それだけでは不足と考えたのかもしれません。
作品的には、兵隊へのアップショットの切り込みや構図を重視したショットが生きているオリジナル版の方が数段上だと思います。国境を越えたヒューマニズムに主眼を置いてみても、やはり根本的なストーリーの流れからは本質では無いわけですし、お茶を濁した程度にしか感じられません。
確かにオリジナル版と比較すると、かみ砕いた表現でエンタメ性というものは向上しているのかもしれませんし、繰り返す事による反戦の叫びというのもあるのかもしれませんが、市川崑監督は何を思ってリメイクしたのか、、、作品的には本質に切り込むシャープさが薄れた凡庸な作品に成り下がっていると思います。
「バルトの楽園」なんかは戦争の中の美談が全く上滑りしているとしか感じられません。「ビルマの竪琴」もこのリメイク版ですら20年以上の年月が経過しているわけですし、今現在から見ればオリジナル版の表現では不足だとしたら、、、こういった種類の戦争映画は今どう作るべきなのか非常に考えさせられたりもします。
ちなみに、みっちさんやタラちゃんが注目されている北林谷栄は、「老婆は北林」といわれたほどの女優さんで、30台から老婆を演じ続けてきた女優さんです。この当時で70才前後でしょうか?オリジナル版当時は40台かな?
両作品において、国境を越えた人間の触れ合いを表現する上で、コミカルさ、またそのほのぼのした雰囲気を醸しだし、作品を支えるいい演技をされていると思います。
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望郷
投稿日:2004/07/10
レビュアー:かんぬき
ビルマの竪琴で奏でられる、日本のメロディ。遠い異国の地で聞く、故郷の歌。兵士たちの望郷の念を表現するのに、これほど絶妙で美しい手法はありませんでした。イギリス兵が英語で歌を合わせてくるシーンなど、鳥肌が立つほどです。敵国の兵士も同じ望郷の念を抱えて戦場に赴くのですね。
おそらく反戦映画の部類に入るのでしょうが、戦争を露骨に批判して点を稼ぐような安直さはありません。何よりも物語そのものを大切にしています。それがまた好感度アップ。オウムをメッセンジャーにするなど、小道具の使い方にもゾクゾクしました。
日本人なら、必ず分かる「美」です。ぜひ一度ご覧ください。
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良かった!
公開された頃、新婚だった夫と見ました。
その頃に確か、その前に映画化された モノクロの方も
TVで放映された記憶があります。
あっさりと描かれた第1作に比べ、本作は美しい映像で丁寧に描かれており
20年振りに見ても、とても感動しました。
それにしても、北林谷栄さんは すごい。
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ユーザーレビュー
アア、ワタシハヤッパリカエレナイ・・・何で?
投稿日
2007/10/02
レビュアー
こんちゃん
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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市川昆監督は、よくよくリメイクが好きな人なんですね。これは、私が最初の結婚をしていたとき(何回してるんだ?どんだけぇ〜?)当時のかみさんが映画好きだった物で、一緒に観に行ったんですね。でも、あんまり印象に残ってないんです。で、先日CSでやっていたので録画して見たのですが・・・・
どうして、この作品が当時、邦画では興行収入一位で、日本中を感動の渦に巻き込んだのかなと思ってしまいました。
水島上等兵の、行動の根底にある動機がわからんのですよ・・・。
当時も、(リメイク時)かなり戦争物の映画が洋の東西を問わず公開されていたと思うのですが、戦闘シーンの描写がリアルでその残酷さは画面を直視できないほどだったような気がします。(実際の戦場ではもっとひどいものだったのでしょうが・・・)
「ビルマの竪琴」は言ってみれば作り物(全くのフィクションだそうですね)で、残酷な戦闘シーンも無く、穏やかなビルマの風景と歌声、それと対比される無残な死体の山・・・その描写がじわじわと戦争の悲惨さを訴えます。
戦争映画の多くは、戦禍による直接的な被害を描いているものが多いと思いますが、本作は、精神的なものに訴えかける点で異質な気がします。ちょっと精神論に傾きすぎているきらいはありますけど、声高に反戦を叫ばないところが、かえって非戦を訴える反戦映画の秀作なのかもしれませんが、不朽の感動作とまではいかないと、私は思うのです。
ちなみにあの僧侶の衣装はビルマのものではないし、(ビルマの僧侶は一切、装飾品は身につけないそうです)歌や、楽器にさわることも禁じられているんだそうです。子供に竪琴を教えるなんてあり得ないんだそうですよ。まあ、日本人向けの作品ですから、細かいことはいいと思いますけどね。
映画のなかで歌われる「埴生の宿」(ホーム・スイート・ホーム)はイングランド民謡なんですね。英国軍が停戦を呼びかけるため、日本軍の歌に合わせて英語で合唱するシーンはフィクションとはいえ(いや、フィクションだからこそ)映画史に残る美しいシーンだと思います。
56年のオリジナルは観ていませんが、配役だけでみると、オリジナルの方が重厚な作品ではないかと思いますね。そのうち借りてみようっと。
北林谷栄さんは、私が役者を目指していた頃、我が尊敬する宇野重吉氏と共に、劇団民芸の顔とも言える人でした。当時、もう60過ぎでしたが(85年の本作時点では74才かな?)30代の頃に、あまりに老け役ばかりがキャステキングされるもので、
「じゃあ、それを売りにしてしまいましょう」
と、歯をすべて抜いて、総入れ歯にしてしまったという話を聞きました。恐ろしい女優根性ですね。
おーい、水島!一緒に日本へ帰ろう!
投稿日
2007/02/15
レビュアー
飛べない魔女
文部省推奨のような映画ではありますが、公開当時どうしても映画館で見たくて、見たくないと言い張っていた当時付き合っていた元だんなを無理やり連れて行ってみました。
当時は今よりもずっとずっと感動屋だったので、最初から最後までハンカチぐしょぐしょになるくらい泣き通しで、”なんで?”って隣でつまらなそうに見ていた元だんなに呆れられました。あー、こいつとは一生付き合えない!とそのとき感じたことは間違いなかったようで。。。
家にビデオがあったので、今改めて見直してみても、あの死体の山に一人たたずむ水島隊員の絶句する場面は衝撃的。
なんで又見ようと思ったかというと、先日”ジャーヘッド”でも似たような場面があって、この映画を思い出したからです。
敵も味方もなく一緒に歌う”埴生の宿”が感動的。
56年のは見たことがないのですが、市川昆監督としては、リメークすることで戦争の無念さを改めて訴えたかったのだと思います。
何を思ってのリメイクだったのか?
投稿日
2007/01/20
レビュアー
ケチケチ
オリジナル版に比べると兵隊たちのくたびれ度合いはすっかり薄れてしまっています。演技というよりも、俳優たちの実生活がにじみ出たものであろうし、戦後40年が経過した映画としては、戦後11年の1956年度版と比較するのは酷な話なのかもしれません。
そのためか、市川崑演出がオリジナル版で主眼を置いていた兵隊たちの目を捉える鋭いアップショットは影を潜めていますし、アップの切り込みを生かしているのは兵隊よりもビルマの人々を捉えるショットです。オリジナル版に登場しなかった聾唖の少女を登場させ、屍の山から彼女のアップに繋いで見せたりするところから併せて考えると、兵隊や戦争というものから距離を置き、一般的なヒューマニズムからアプローチして表現しようとするものではないかと思います。
戦後11年のオリジナル版公開当時、まだまだ戦争が実体験として観客の中にあった時代です。そのため戦争の悲惨さなどは語るに及ばずといったところで、戦争の中の美談を提示するだけで十分であったと思います。埴生の宿を歌う焦点を失った兵隊たちの目が望郷の念を語り、その表情が水島上等兵の葛藤を物語っていたはずです。しかし、戦後40年が経過したこの作品においては、それだけでは不足と考えたのかもしれません。
作品的には、兵隊へのアップショットの切り込みや構図を重視したショットが生きているオリジナル版の方が数段上だと思います。国境を越えたヒューマニズムに主眼を置いてみても、やはり根本的なストーリーの流れからは本質では無いわけですし、お茶を濁した程度にしか感じられません。
確かにオリジナル版と比較すると、かみ砕いた表現でエンタメ性というものは向上しているのかもしれませんし、繰り返す事による反戦の叫びというのもあるのかもしれませんが、市川崑監督は何を思ってリメイクしたのか、、、作品的には本質に切り込むシャープさが薄れた凡庸な作品に成り下がっていると思います。
「バルトの楽園」なんかは戦争の中の美談が全く上滑りしているとしか感じられません。「ビルマの竪琴」もこのリメイク版ですら20年以上の年月が経過しているわけですし、今現在から見ればオリジナル版の表現では不足だとしたら、、、こういった種類の戦争映画は今どう作るべきなのか非常に考えさせられたりもします。
ちなみに、みっちさんやタラちゃんが注目されている北林谷栄は、「老婆は北林」といわれたほどの女優さんで、30台から老婆を演じ続けてきた女優さんです。この当時で70才前後でしょうか?オリジナル版当時は40台かな?
両作品において、国境を越えた人間の触れ合いを表現する上で、コミカルさ、またそのほのぼのした雰囲気を醸しだし、作品を支えるいい演技をされていると思います。
望郷
投稿日
2004/07/10
レビュアー
かんぬき
ビルマの竪琴で奏でられる、日本のメロディ。遠い異国の地で聞く、故郷の歌。兵士たちの望郷の念を表現するのに、これほど絶妙で美しい手法はありませんでした。イギリス兵が英語で歌を合わせてくるシーンなど、鳥肌が立つほどです。敵国の兵士も同じ望郷の念を抱えて戦場に赴くのですね。
おそらく反戦映画の部類に入るのでしょうが、戦争を露骨に批判して点を稼ぐような安直さはありません。何よりも物語そのものを大切にしています。それがまた好感度アップ。オウムをメッセンジャーにするなど、小道具の使い方にもゾクゾクしました。
日本人なら、必ず分かる「美」です。ぜひ一度ご覧ください。
良かった!
投稿日
2004/10/25
レビュアー
みっち
公開された頃、新婚だった夫と見ました。
その頃に確か、その前に映画化された モノクロの方も
TVで放映された記憶があります。
あっさりと描かれた第1作に比べ、本作は美しい映像で丁寧に描かれており
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ビルマの竪琴(中井貴一)