スーパーガール

個人的にはスーパーマンとスーパーガールが共演してほしかった！俺は何を期待しているのだろうか！

今、この作品を改めて見るとさすがに時代を感じます。非常に安い制作費で作られているのがわかりますが、制作費そのものの大部分は出演者のギャラに消えていったのが本作品です。とにかく、新人ヘレンの脇を固める役者がフェイダナウェイをはじめ、凄い方たちばかりです。当時はその話題性だけでそこそこの客の入った映画でした。　
この映画の最大のウリは初々しい演技のヘレンが大変魅力的であると言う事に尽きます。バイオハザードのミラ・ジョヴォヴィッチや
トゥームレイダーのアンジェリーナ・ジョリーなど最近の強くて美しいヒロイン像とは全く違う、強いが可憐で女性らしいヒロイン像は今の時代、逆に新鮮でとても魅力的です。
空中をスーパーガールが華麗に舞うシーンは当時まだハリウッドでは珍しかったワイヤーアクションを取り入れています。いまでは珍しくありませんが当時本当に空中を舞っているようで話題になったシーンです。ＣＧ技術のなかった当時にワイヤーを消すのは大変だったろうと想像されます。
所詮はスーパーマンのスピンオフですから過度の期待をせず、肩肘張らず、気楽に見ればそこそこ楽しめる作品です。

配役の女の子がチャーミングという言葉にぴったしカンカン。
美少女やねい♪
スーパーマンのいる世界、地球に来て
「イトコです」という彼女がなかなかに面白い。
印象的なシーンは湖の上を舞うはじめの方のシーン。

まぁ、スーパーマンのサイドストーリーみたいなお話です。
世界征服といいつつも、結局は１人の男を取り合うだけの、ちょっと盛り上がりにかける展開。
相手が闇の力という設定なので、雰囲気は「ゴーストバスターズ」に似てるかもしれない。
でも、スーパーガールのヘレン・スレイターがめちゃめちゃ可愛いので全て帳消しです。
一応「スーパーマン」ファンのために、カーラが潜り込んだ学校の同級生ルーシーがロイス・レーンの妹だとか、ルーシーの恋人がジミー・オルセンだとか、ファントム・ゾーンが出てきたりと、小ネタは随所に盛り込まれてます。
お気に入りのシーンは、スーパーガールが初めて地球に来て、湖の湖畔で初めて空を飛ぶシーンは、とても優美で綺麗な映像です。バックで流れるジェリー・ゴールドスミスの音楽も素晴らしい！

凄く好きな作品。未見の方がいたらお勧めします。
スーパーガール役のヘレンが可愛いのもそうだし、
ストーリーも面白かったです。

アルゴシティに住む少女・カーラはふとしたイタズラからアルゴ・シティの命である、オメガヘドロンを紛失してしまう。
アルゴ・シティから飛び出したオメガヘドロンは地球征服をたくらむセレナに拾われてしまう。
カーラはスーパーガールになり、オメガヘドロンを取り返そうと奮闘する。

アクションあり、恋愛あり、涙ありと、それなりに楽しめました。
カーラがスーパーガールになり、地球へ初めて降り立ったシーンは本当にキレイです。
空を飛べることを発見し、楽しそうに宙を舞う姿は、とても優雅でした。
ファントム・ゾーンのシーンはとても怖かったです。
スーパーガールの力が使えずに、普通の少女に戻ってしまうくだり、
力はないものの、精神的な強さを見ることが出来ました。

スーパーマンを見てちょっと疲れたら（？）見てもいいかも。

・・・・星５つはどこいったｗｗ