幻魔大戦 / 古谷徹
幻魔大戦
/平井和正/石ノ森章太郎
平均評価点:
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全体の平均評価点: (5点満点)
(21)
解説・ストーリー
原作=平井和正、石ノ森章太郎、アニメキャラクターデザイン=大友克洋、音楽監督=キース・エマーソン、監督=りんたろうというそうそうたる顔ぶれで製作された、超能力バトル・アクション。角川映画劇場用アニメ第1回製作作品でもある。大宇宙の破壊者“幻魔”が地球に接近しつつあった。宇宙の意識体“フロイ”のメッセージを受け取った、トランシルバニアの王女にしてエスパーの“ルナ”は、やはり幻魔と戦っているというサイボーグ兵“ベガ”と共に地球を守る戦いを開始する。ルナは全世界のサイオニクサー(超能力者)を集め、幻魔に対抗しようと考える。そのうちのひとり、高校生の東丈は自分の能力にまったく気付いていなかったが、ベガの挑発によって超能力を開花させる。しかし、精神的に幼い彼は、宇宙を守る戦いに参加するよう説得するルナに対して心を閉ざしてしまう。そんな彼の元にも敵は容赦なく現れ…。
原作=平井和正、石ノ森章太郎、アニメキャラクターデザイン=大友克洋、音楽監督=キース・エマーソン、監督=りんたろうというそうそうたる顔ぶれで製作された、超能力バトル・アクション。角川映画劇場用アニメ第1回製作作品でもある。大宇宙の破壊者“幻魔”が地球に接近しつつあった。宇宙の意識体“フロイ”のメッセージを受け取った、トランシルバニアの王女にしてエスパーの“ルナ”は、やはり幻魔と戦っているというサイボーグ兵“ベガ”と共に地球を守る戦いを開始する。ルナは全世界のサイオニクサー(超能力者)を集め、幻魔に対抗しようと考える。そのうちのひとり、高校生の東丈は自分の能力にまったく気付いていなかったが、ベガの挑発によって超能力を開花させる。しかし、精神的に幼い彼は、宇宙を守る戦いに参加するよう説得するルナに対して心を閉ざしてしまう。そんな彼の元にも敵は容赦なく現れ…。
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「幻魔大戦」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
原作=平井和正、石ノ森章太郎、アニメキャラクターデザイン=大友克洋、音楽監督=キース・エマーソン、監督=りんたろうというそうそうたる顔ぶれで製作された、超能力バトル・アクション。角川映画劇場用アニメ第1回製作作品でもある。大宇宙の破壊者“幻魔”が地球に接近しつつあった。宇宙の意識体“フロイ”のメッセージを受け取った、トランシルバニアの王女にしてエスパーの“ルナ”は、やはり幻魔と戦っているというサイボーグ兵“ベガ”と共に地球を守る戦いを開始する。ルナは全世界のサイオニクサー(超能力者)を集め、幻魔に対抗しようと考える。そのうちのひとり、高校生の東丈は自分の能力にまったく気付いていなかったが、ベガの挑発によって超能力を開花させる。しかし、精神的に幼い彼は、宇宙を守る戦いに参加するよう説得するルナに対して心を閉ざしてしまう。そんな彼の元にも敵は容赦なく現れ…。
「幻魔大戦」 の作品情報
「幻魔大戦」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
幻魔大戦の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
131分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語 2:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語 3:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DABR0170 |
2007年03月04日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
7枚
|
5人
|
1人
|
1:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語
2:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語
3:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語
幻魔大戦の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
131分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語 2:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語 3:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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DABR0170 |
2007年03月04日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
7枚
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5人
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1人
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1:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語
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ユーザーレビュー:21件
原作ファンにはおそらく不評でしょう。
投稿日:2006/09/22
レビュアー:JUCE
公開当時この作品を見た時、正直なところ私のイメージの「幻魔大戦」とのギャップが激しくとても失望した。ご存知の方も多いだろうが原作は「少年マガジン」平井和正と石森章太郎共作漫画に始まり、その後平井和正がライフワーク作品として様々なシリーズを展開しながら小説を書き続け、現在もまだ未完の壮大な物語である。この映画はその小説群のかなの「幻魔大戦」のプロローグ付近に当たる部分を映画化したものと言える。この部分はどちらかというとかなり超能力などのエンターテイメントになりやすい部分が描かれており、物語も分かりやすく映画化しやすかったのだろう。
しかし原作の「幻魔大戦」はエスパーと魔物との戦いがメインのテーマでは無く、救世主の誕生やその苦悩、そして救世主をめぐる人々の反応、そして救世主を取り巻く人々(団体)の変質など、救世主伝説と実際の新興宗教に見られる諸問題がまざまざと描かれている、かなり社会派なSFなのである。そうした原作の本質はこの映画ではまったくといっていいほど触れられることは無い。
実際にキリスト教の映画「最後の誘惑」の原作は「幻魔大戦」ですと言われてもなるほどと思うくらい、救世主の受難の物語と告知している。
この頃平井和正はある信仰宗教へ傾倒していたらしく、もう一つの代表作「ウルフガイシリーズ」も途中から宗教色を強めていた。ただ教祖の死去による組織の内紛などで離脱、その時の経験が両作品群に影響を与えている。
作品としては、当時ではかなり画期的なアニメーションだったが今見るとさすがに古臭い。ただ大友克洋が「幻魔大戦」への参加がきっかけとなり、その後もアニメーション制作に関わって行きその後の「AKIRA」などが出来たことを考えれば、ジャパニメーションのマイルストーン的な価値は高いのかも知れない。ただそれは史料価値という意味で作品の面白さ云々とはまた別の話だ。
この原作は「デューン」に匹敵する一大叙事詩だと私自身は思っている。続編というカタチでもかまわないし、実写版でもかまわないが是非原作の魅力を活かした映像化が行われることを期待している。
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サイオニクス戦士・全身から出るオーラ!なつかしぃ〜(笑)
投稿日:2005/03/04
レビュアー:RUSH
僕が高校最後の年に確か公開になった作品です。今見るとさすがに古くささを感じますが、当時はアニメーションの最新鋭技術を取り入れて制作された作品です。そして角川映画初のアニメ作品だったはずです。初のアニメという事で角川春樹が大盛り上がりしていた記憶が残っています(笑)。原作は石森章太郎(その後、石ノ森章太郎に改名)と平井和正です。個人的には平井氏の小説の方がお馴染みなのですが、そもそもこの「幻魔大戦」は少年マガジンに連載されていた漫画でした。このアニメはその連載されていた漫画の部分をアニメ化したものなのです。
小説では第1巻〜第3巻(文庫本)にあたります。その後、平井氏は小説でその続きを書き上げ初め、「幻魔大戦」18巻(文庫)、「真幻魔大戦」8巻(文庫)を執筆されました。当時、僕は大学受験が終わって高校へ暇つぶしに出かけて授業中、「幻魔大戦」を夢中で読みまくっていた記憶が蘇ってきます。当時僕のバイブルでした。小説は4巻以降、哲学書のような内容に変化します。姿形が決まっていない幻魔と東丈を中心とした超能力者の戦いが続いていくのです。本来の幻魔大戦の良さは実はこの作品にあるのではなくこの作品の後を描いている原作の4巻以降にあるのです。
そしてなんと言ってもキャラクターデザインを「童夢」「AKIRA」「スチームボーイ」でお馴染みの大友克洋が担当している事も話題になっていました。東丈を見れば大友克洋のデザインだとすぐにわかります。そして当時のアニメとしてはその背景描写が非情に細かい事が話題にあがっていました。ネオン街の様子やポルノ映画館の看板など妙にリアルに細部に渡って精巧に描かれているからです。実際に絵を見てみれば良くわかると思います。今ではさすがに驚きはしませんがこの作品の5年後に登場した「AKIRA」と見比べても背景描写の細かさは負けていません。また、音楽はキース・エマーソンを起用しとても素晴らしいサウンドトラックに仕上がっています。主題歌は「汚れた英雄」でもお馴染みのローズマリー・バトラーです。
当時、「サイオニクサー」とか「オーラ」という言葉がこの作品によって流行っていました(ちょっと自信ないけど(^^ゞ)。角川春樹も「オーラが見える!」と結構大騒ぎしていました(笑)。僕には青春時代の思い出の残る作品となっています。
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12人の会員が気に入ったと投稿しています
いわゆる、“角川アニメ第一弾”です
角川アニメ第一弾。
大友克洋がはじめてアニメ製作(といってもキャラデザイン)に関わった作品でもあります。
原作自体ははっきり言って、小説だからこそ成り立つようなストーリーなので、これを映画化する試みっていうのは今思うにちょっと無謀だったかなとも思います。
とはいえ、映画前半、主人公東丈が超能力者として覚醒するくだりはかなりいい。ベガのデザインも好きだ。
そして怒涛のクライマックスはまさに“エスパー戦隊ハルマゲドン”。どのへんが幻魔大戦なんだか・・・。これはこれで楽しんで観れるんですけど。
余談ですが、このクライマックスでのエスパーたちが飛び回る場面が、飛ぶというより画面に貼り付いているようにしか見えないことに、大友克洋が腹を立てて、あの傑作「童夢」を描いたというまことしやかな話を聞いたことがあります。ことの真偽はじっさいどうなのかわかりませんが、妙に納得してしまえるところが何ともいえません。
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7人の会員が気に入ったと投稿しています
検索でヒットしたのが・・・・・
「帝都大戦」と検索したがヒットせず!もう20年も前の映画だからしかたがないのか?ちなみに本編と関係ないが、帝都大戦で野沢直子がバカなセリフをいってから撃たれて即死!思わず笑ってしまいました!
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6人の会員が気に入ったと投稿しています
記念すべき?角川アニメの第一作
投稿日:2009/07/23
レビュアー:まーらん
当時日本映画界を席巻していた「角川映画」が製作し、大ヒットした角川アニメ第一作です。
原作は「平井和正」の長編小説ですが、どだいそれを131分に纏めるのは不可能なので、超能力によるバトルシーン中心に(て、言うかほぼ「それのみ」)作られた作品なので、原作ファンの方はおそらく不満の残る作品でしょう。
しかし、原作を読んだ事もない人であれば楽しめると思います。
スタッフも監督に「銀河鉄道999シリーズ」を成功させた「りんたろう」、キャラクターデザインに当時新進気鋭の漫画家として注目を集め始めていた「大友克洋」、音楽もシンセサイザーを使って斬新な楽曲を発表していた「キース・エマーソン」、そして主題歌は同じ角川映画の「汚れた英雄」でもパンチのある歌声を披露していた「ローズマリー・バトラー」。
正に当時の角川映画の勢いを現す豪華な布陣です。
そして声優陣も古谷徹、 小山茉美、 池田昌子 、潘恵子等一流の人達を起用しており、(本職ではないが、三輪明宏、江守徹も素晴らしいの一言。原田知世は「あれれ?」でしたが)正に当時考えうる「最高の声優陣」で製作されております。
映像も原色を多用したバトルシーン、細部まで描写された商店街等の町並・・・当時としてはとても新鮮に感じました。
特に、サイオニクサー達から立ち上るオーラの演出は秀逸です。この作品以降、この手法はアニメのみならず漫画でも多用される事になります。
確かにストーリーは前述のように「壮大な原作の一部分を抽出した」為にキャラクターそれぞれのバックボーンを描ききれてなく、少々薄っぺらい感じは否めませんし、ラストに向かっての演出はちょっと急ぎすぎの印象ですが、時間的な制限がある映画ではそれは仕方ないでしょう。
今回の評価
キャスト(声優):★★★★☆
演出:★★★☆☆
脚本:★★★☆☆
尺:★★★☆☆
映像:★★★★★
総合:★★★★☆
この作品のヒットに味をしめたせいか?この後も「少年ケニヤ」「時空の旅人」「迷宮物語」等、製作される事になりますが、いずれも今作品のようなヒットはせず、次第に実写映画でも角川作品は「左前」の状態になって行きます。
その意味でも「ノスタルジー」を感じる作品ですね。
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4人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
原作ファンにはおそらく不評でしょう。
投稿日
2006/09/22
レビュアー
JUCE
公開当時この作品を見た時、正直なところ私のイメージの「幻魔大戦」とのギャップが激しくとても失望した。ご存知の方も多いだろうが原作は「少年マガジン」平井和正と石森章太郎共作漫画に始まり、その後平井和正がライフワーク作品として様々なシリーズを展開しながら小説を書き続け、現在もまだ未完の壮大な物語である。この映画はその小説群のかなの「幻魔大戦」のプロローグ付近に当たる部分を映画化したものと言える。この部分はどちらかというとかなり超能力などのエンターテイメントになりやすい部分が描かれており、物語も分かりやすく映画化しやすかったのだろう。
しかし原作の「幻魔大戦」はエスパーと魔物との戦いがメインのテーマでは無く、救世主の誕生やその苦悩、そして救世主をめぐる人々の反応、そして救世主を取り巻く人々(団体)の変質など、救世主伝説と実際の新興宗教に見られる諸問題がまざまざと描かれている、かなり社会派なSFなのである。そうした原作の本質はこの映画ではまったくといっていいほど触れられることは無い。
実際にキリスト教の映画「最後の誘惑」の原作は「幻魔大戦」ですと言われてもなるほどと思うくらい、救世主の受難の物語と告知している。
この頃平井和正はある信仰宗教へ傾倒していたらしく、もう一つの代表作「ウルフガイシリーズ」も途中から宗教色を強めていた。ただ教祖の死去による組織の内紛などで離脱、その時の経験が両作品群に影響を与えている。
作品としては、当時ではかなり画期的なアニメーションだったが今見るとさすがに古臭い。ただ大友克洋が「幻魔大戦」への参加がきっかけとなり、その後もアニメーション制作に関わって行きその後の「AKIRA」などが出来たことを考えれば、ジャパニメーションのマイルストーン的な価値は高いのかも知れない。ただそれは史料価値という意味で作品の面白さ云々とはまた別の話だ。
この原作は「デューン」に匹敵する一大叙事詩だと私自身は思っている。続編というカタチでもかまわないし、実写版でもかまわないが是非原作の魅力を活かした映像化が行われることを期待している。
サイオニクス戦士・全身から出るオーラ!なつかしぃ〜(笑)
投稿日
2005/03/04
レビュアー
RUSH
僕が高校最後の年に確か公開になった作品です。今見るとさすがに古くささを感じますが、当時はアニメーションの最新鋭技術を取り入れて制作された作品です。そして角川映画初のアニメ作品だったはずです。初のアニメという事で角川春樹が大盛り上がりしていた記憶が残っています(笑)。原作は石森章太郎(その後、石ノ森章太郎に改名)と平井和正です。個人的には平井氏の小説の方がお馴染みなのですが、そもそもこの「幻魔大戦」は少年マガジンに連載されていた漫画でした。このアニメはその連載されていた漫画の部分をアニメ化したものなのです。
小説では第1巻〜第3巻(文庫本)にあたります。その後、平井氏は小説でその続きを書き上げ初め、「幻魔大戦」18巻(文庫)、「真幻魔大戦」8巻(文庫)を執筆されました。当時、僕は大学受験が終わって高校へ暇つぶしに出かけて授業中、「幻魔大戦」を夢中で読みまくっていた記憶が蘇ってきます。当時僕のバイブルでした。小説は4巻以降、哲学書のような内容に変化します。姿形が決まっていない幻魔と東丈を中心とした超能力者の戦いが続いていくのです。本来の幻魔大戦の良さは実はこの作品にあるのではなくこの作品の後を描いている原作の4巻以降にあるのです。
そしてなんと言ってもキャラクターデザインを「童夢」「AKIRA」「スチームボーイ」でお馴染みの大友克洋が担当している事も話題になっていました。東丈を見れば大友克洋のデザインだとすぐにわかります。そして当時のアニメとしてはその背景描写が非情に細かい事が話題にあがっていました。ネオン街の様子やポルノ映画館の看板など妙にリアルに細部に渡って精巧に描かれているからです。実際に絵を見てみれば良くわかると思います。今ではさすがに驚きはしませんがこの作品の5年後に登場した「AKIRA」と見比べても背景描写の細かさは負けていません。また、音楽はキース・エマーソンを起用しとても素晴らしいサウンドトラックに仕上がっています。主題歌は「汚れた英雄」でもお馴染みのローズマリー・バトラーです。
当時、「サイオニクサー」とか「オーラ」という言葉がこの作品によって流行っていました(ちょっと自信ないけど(^^ゞ)。角川春樹も「オーラが見える!」と結構大騒ぎしていました(笑)。僕には青春時代の思い出の残る作品となっています。
いわゆる、“角川アニメ第一弾”です
投稿日
2005/04/06
レビュアー
ぶわつ
角川アニメ第一弾。
大友克洋がはじめてアニメ製作(といってもキャラデザイン)に関わった作品でもあります。
原作自体ははっきり言って、小説だからこそ成り立つようなストーリーなので、これを映画化する試みっていうのは今思うにちょっと無謀だったかなとも思います。
とはいえ、映画前半、主人公東丈が超能力者として覚醒するくだりはかなりいい。ベガのデザインも好きだ。
そして怒涛のクライマックスはまさに“エスパー戦隊ハルマゲドン”。どのへんが幻魔大戦なんだか・・・。これはこれで楽しんで観れるんですけど。
余談ですが、このクライマックスでのエスパーたちが飛び回る場面が、飛ぶというより画面に貼り付いているようにしか見えないことに、大友克洋が腹を立てて、あの傑作「童夢」を描いたというまことしやかな話を聞いたことがあります。ことの真偽はじっさいどうなのかわかりませんが、妙に納得してしまえるところが何ともいえません。
検索でヒットしたのが・・・・・
投稿日
2009/08/07
レビュアー
エロエロ大魔神
「帝都大戦」と検索したがヒットせず!もう20年も前の映画だからしかたがないのか?ちなみに本編と関係ないが、帝都大戦で野沢直子がバカなセリフをいってから撃たれて即死!思わず笑ってしまいました!
記念すべき?角川アニメの第一作
投稿日
2009/07/23
レビュアー
まーらん
当時日本映画界を席巻していた「角川映画」が製作し、大ヒットした角川アニメ第一作です。
原作は「平井和正」の長編小説ですが、どだいそれを131分に纏めるのは不可能なので、超能力によるバトルシーン中心に(て、言うかほぼ「それのみ」)作られた作品なので、原作ファンの方はおそらく不満の残る作品でしょう。
しかし、原作を読んだ事もない人であれば楽しめると思います。
スタッフも監督に「銀河鉄道999シリーズ」を成功させた「りんたろう」、キャラクターデザインに当時新進気鋭の漫画家として注目を集め始めていた「大友克洋」、音楽もシンセサイザーを使って斬新な楽曲を発表していた「キース・エマーソン」、そして主題歌は同じ角川映画の「汚れた英雄」でもパンチのある歌声を披露していた「ローズマリー・バトラー」。
正に当時の角川映画の勢いを現す豪華な布陣です。
そして声優陣も古谷徹、 小山茉美、 池田昌子 、潘恵子等一流の人達を起用しており、(本職ではないが、三輪明宏、江守徹も素晴らしいの一言。原田知世は「あれれ?」でしたが)正に当時考えうる「最高の声優陣」で製作されております。
映像も原色を多用したバトルシーン、細部まで描写された商店街等の町並・・・当時としてはとても新鮮に感じました。
特に、サイオニクサー達から立ち上るオーラの演出は秀逸です。この作品以降、この手法はアニメのみならず漫画でも多用される事になります。
確かにストーリーは前述のように「壮大な原作の一部分を抽出した」為にキャラクターそれぞれのバックボーンを描ききれてなく、少々薄っぺらい感じは否めませんし、ラストに向かっての演出はちょっと急ぎすぎの印象ですが、時間的な制限がある映画ではそれは仕方ないでしょう。
今回の評価
キャスト(声優):★★★★☆
演出:★★★☆☆
脚本:★★★☆☆
尺:★★★☆☆
映像:★★★★★
総合:★★★★☆
この作品のヒットに味をしめたせいか?この後も「少年ケニヤ」「時空の旅人」「迷宮物語」等、製作される事になりますが、いずれも今作品のようなヒットはせず、次第に実写映画でも角川作品は「左前」の状態になって行きます。
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