竜二 / 金子正次
全体の平均評価点: (5点満点)
(24)
解説・ストーリー
妻と娘のために足を洗って堅気になった男の焦燥と葛藤を描いたヤクザ映画。自身ヤクザの世界に身を置いたことのある金子正次が脚本(鈴木明夫は彼のペンネーム)・主演をこなしたが、本作完成直後にガンのため亡くなった。新宿にシマを持つ三東会の幹部、花城竜二。3年前に拘置所に入れられて以来、妻と娘には会っていない。どうしても妻と娘と暮らしたい竜二は足を洗い堅気の世界へ踏み込み、妻と娘とともに新たな人生を歩み始めるが……。
妻と娘のために足を洗って堅気になった男の焦燥と葛藤を描いたヤクザ映画。自身ヤクザの世界に身を置いたことのある金子正次が脚本(鈴木明夫は彼のペンネーム)・主演をこなしたが、本作完成直後にガンのため亡くなった。新宿にシマを持つ三東会の幹部、花城竜二。3年前に拘置所に入れられて以来、妻と娘には会っていない。どうしても妻と娘と暮らしたい竜二は足を洗い堅気の世界へ踏み込み、妻と娘とともに新たな人生を歩み始めるが……。
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「竜二」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
妻と娘のために足を洗って堅気になった男の焦燥と葛藤を描いたヤクザ映画。自身ヤクザの世界に身を置いたことのある金子正次が脚本(鈴木明夫は彼のペンネーム)・主演をこなしたが、本作完成直後にガンのため亡くなった。新宿にシマを持つ三東会の幹部、花城竜二。3年前に拘置所に入れられて以来、妻と娘には会っていない。どうしても妻と娘と暮らしたい竜二は足を洗い堅気の世界へ踏み込み、妻と娘とともに新たな人生を歩み始めるが……。
「竜二」 の作品情報
「竜二」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
「竜二」 のシリーズ作品
竜二の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
92分 |
|
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
ASBX2244 |
2003年07月08日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
10枚
|
1人
|
1人
|
竜二の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
92分 |
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1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
ASBX2244 |
2003年07月08日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
10枚
|
1人
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1人
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ユーザーレビュー:24件
記録よりも記憶に残る役者【金子正次】!
【金子正次】 私の故郷松山の出身で 記録よりも記憶に残る役者!
250本目のメモリアルレビューは この映画に決めていました。
本作の冒頭でこんなテロップが流れます。
「主演の金子正次は、昭和58年11月6日未明他界しました。金子正次の『竜二』は、永遠に不滅です。」
このテロップを見ただけで 私は涙が溢れてきます。
金波銀波のネオンの下で 煌びやかな男を売るヤクザ世界 喧嘩がめっぽう強く 度胸もあって女にもてる。
ヤクザ組織の中で 誰からも一目置かれ慕われる存在。
見かけとは裏腹に彼は孤独でした。
その後ろ姿には哀愁が立ち込めていて まるで背中が咽び泣いているようでした。
そんな彼が本当に愛していたのは 別居中の妻と娘だけ…。
新宿でヤクザ稼業をしていた彼が 足を洗って妻と娘とのカタギの暮らしを始めるが その生活に溶け込めず 再びヤクザ世界に戻ってしまうまでを描いた作品です。
詳しくは 作品を見て感じてください。
本作には グイグイ引き込まれてしまうような強い力を感じます。
妻役の永島暎子、娘役は金子さんの実の娘です。
子分役の北 公次さんと桜 金造さんも熱演しています。
時代が移り行き リメイクされようとも金子正次の『竜二』が輝きを失うことはなく 見たひとの心を揺さぶり続けているということは その竜二の生き方に共感し アウトローの世界に憧れる人がいるということで そうした竜二のような生き方もまた【永遠に不滅】なのでしょう。
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14人の会員が気に入ったと投稿しています
子煩悩なヤクザがいてもいいじゃないか
投稿日:2007/10/06
レビュアー:ハチロー
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
「悪魔の手毬唄」でフォーリーブスの北公次が出ており、はて彼って映画に出る人だっけ?と思い検索して見ました。
こういう機能はDISCASの良さですね。
「竜二」ああ思い出した竜二の舎弟役で出ていたっけ。
かなり記憶に残る印象深い映画でした(そのくせ北公次は忘れている)。
ヤクザはハイリスク・ハイリターンな世界、適正がかなり要求されます。
気の弱い人やお人よしは決して幹部になれません(うんサラリーマンも一緒か?)、鉄砲玉にされ本懐を遂げず殺されてしまいますからヤクザになるのは止めましょうね。
その点、竜二は器量よし、ヤクザになるため生まれたような男です。(痩せていてよわっちそうに見えるのですが、それはおいて置きましょう。)
舎弟を二人引き連れ自分の事務所を持ちますが、稼ぎ頭は兄貴の竜二、舎弟は二人とも頼りないです。
桜金造はダメヤクザ、シャブに溺れ身を持ち崩してしまいますね。
北公次は竜二の教えを守り幹部にまで上り詰めます。
竜二は娘を溺愛してとうとうヤクザを辞めます。
ヤクザって辞められるの?
指落とさなくてもいいの?
殺されちゃうんじゃないかな?
でも優秀なヤクザは可能なようです。
だって竜二のシマは金のなる木、それを解放してくれるんだから喜ぶヤクザはあっても、困るヤクザはいないでしょう。
ただ舎弟たちは心細いですよね。
トップ・セールス・マンが辞めるときも同僚は喜びますよ。
ヤクザ時代には「しのぎ」を払っていた酒屋に就職します。
酒屋の主人もちょうどいい用心棒代わりですから、へんなヤクザが来ても竜二はにらみを利かすと思ったんでしょう。
朝早く出勤して配達の仕事で汗を流し夕方には自宅で汗を流し飲むビールのなんて美味いこと。
家族3人そろっての団欒、女房は喜びます。
竜二も小さな幸せをかみ締めますが・・・
残り火があったのでしょう。
世間はそんな幸せを長くは浸らせてくれません。
酒屋の同僚、かつての舎弟たちの浮き沈み。
竜二の残り火がくすぶりだします。
結局はかたぎで収まる男では無かったのです。
エンディングで流れる「ララバイ」って歌へたくそですね。
金子正次が歌ったのでしょうか。
今でも子煩悩振りをうかがわせるこの歌耳に残っていて好きです。
主演・脚本、彼が長生きしていたら日本のシルベスタ・スタローンになっていたかもしれませんね。
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6人の会員が気に入ったと投稿しています
妙
これぞですね。
これぞですよ。
なんなんですか、この良さ。
よくわからないです。
何が良いんでしょうか。
言い表せません。
だけど「良い」です。
なんか良いです。
たまらん気分です。
これぞ「妙」なのではないでしょうか。
冷静に考えてみれば
どうしよもないヤクザもんなんです。
だけど、なんか良いんです。
惹かれるんです。
魅力的なんです。
得体の知れないその魅力に。
セリフが良いですねぇ。
以前、フジで放送していた「〇〇な話」の中で
千原ジュニアがこの作品の良さを力説していましたが
それも納得の良さでした。
特に、ベビーベッドのくだり
これは「イカしたセリフ」史上に残る傑作のセリフでした。
なんだろう・・・
胸に残ります。
マネしたくなります。
つくづく80年代っていいなぁって思える作品でした。
その時代の空気、雰囲気、匂いまで
自分の記憶を呼び起こしてくれます。
その記憶が作品と混ざり合って、たまらない気分。
音楽も「これぞ!!」ってぐらいグッドチョイスというか・・
同じような気持ちにさせてくれる作品は
「あぶない刑事」のテレビシリーズです。
作品としてのもろもろの技術などは色々劣ってると思いますが
そんなこたぁどーでもいいというか、
そこじゃねーんだよって感じです。
この作品を観た誰もがそうなるように
ボクも「竜二=金子正次」という答えが
胸に刻まれました。
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タンタンと綴られるヤクザの世界
投稿日:2012/08/06
レビュアー:しづちゃん
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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ヤクザに憧れて、その世界に入る人もいるようですが、そんな人は小さい頃にヤクザ映画を観て『格好いい』と感じた人なのではと思う。
私は、その逆で『怖い』と思いました。だから危なさそうな人を見ると上手に避ける事を学びました。
映画の主人公竜二は、そんなヤクザに憧れて自分からなったのだと思う。また性格も切れ易く、暴力的なのだと思う。そして冷酷。
それなのに、お友達関係がないと生きていけないような寂しがり屋のような性格に思えました。
折角、堅気になりながら、結局ヤクザ仲間を捨てきれずに戻ってしまった竜二。それには理由があるように思う。
酒屋の配達と言う重労働で、みっともない感じの仕事にちょっと嫌気がさしてきていた竜二。そこへ昔の弟分が遊びに来る。
今や、兄貴として子分も居る。そんな元弟分を見て女房が呟く一言…『格好いいね』
彼女は何気なく呟いたつもりでも竜二の心に、その言葉は深く突き刺さったように私は思う。そして元の世界へ戻る竜二。
堅気になることの大変さ、そしてヤクザになる人は心の弱い人が多い…と聴きます。確かにこの映画を観ると、そうなのだろうなと頷ける作品でした。
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手作りヤクザ映画
投稿日:2012/07/01
レビュアー:港のマリー
無駄話を延々と話しかけてくるウザイ相手の掌に、煙草の火を押しつけて瞬時に黙らせる。
コートの隠しに右手を差し込めば、渋っていた相手は顔色を変え、そそくさと札束を差し出す。
「野菜が高いわねえ」などと言いながら、レシートを並べ家計簿を付ける女房を、「うるせえ」と一喝する。子どもは可愛いけれど、許してくれ、オレには堅気のくらしは無理だ。
…なんてこと、やってみたい、言ってみたいと、秘かに憧れる男性は多いのでしょうね。
高倉健、鶴田浩二、池部良の任侠の美学も、仁義なき実録もののパワーも、しょせん、銀幕の上でのまぼろし、違う世界の出来事、でも本作「竜二はオレだ!」と、肩を抱きたくなるような、いじらしくも切ない妙にリアルな極道者の生き方が、情緒たっぷりに語られます。ショーケンの「ララバイ」がまた泣かせる。
「中学生日記」ならぬ「竜二のヤクザ日記」とでも言うべき手作り感いっぱいの、主人公に親密な感情(共感するにせよ反感を覚えるにせよ)を抱かせる他にないヤクザ映画でした。私はちょっと、ナルシズムが鼻につきましたが。
それにしてもゲートボールに興じる老人たちを見つめる金子正次の視線が深い。
自分は決して老人にはなることはないと、既に確信している。かといって、あんなふうなじいさんになるのはイヤだなと嫌っているわけでもない。
ただ自然に、自分には無縁の老人たちの世界を眺めている。肉屋のセールに並ぶ妻子を、遠くから見つめる視線と同じ。
運命を悟ったような澄んだまなざしには、ドキリとしました。
でもまあ、そう生き急ぐこともないのに。お父さんの真似をして、眉間にしわを寄せる顔が可愛いあやちゃん役は実のお嬢さんで、今はラジオのパーソナリティ、ナレーターとして活躍されているそうです。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
記録よりも記憶に残る役者【金子正次】!
投稿日
2007/06/07
レビュアー
徒然蜜柑白書
【金子正次】 私の故郷松山の出身で 記録よりも記憶に残る役者!
250本目のメモリアルレビューは この映画に決めていました。
本作の冒頭でこんなテロップが流れます。
「主演の金子正次は、昭和58年11月6日未明他界しました。金子正次の『竜二』は、永遠に不滅です。」
このテロップを見ただけで 私は涙が溢れてきます。
金波銀波のネオンの下で 煌びやかな男を売るヤクザ世界 喧嘩がめっぽう強く 度胸もあって女にもてる。
ヤクザ組織の中で 誰からも一目置かれ慕われる存在。
見かけとは裏腹に彼は孤独でした。
その後ろ姿には哀愁が立ち込めていて まるで背中が咽び泣いているようでした。
そんな彼が本当に愛していたのは 別居中の妻と娘だけ…。
新宿でヤクザ稼業をしていた彼が 足を洗って妻と娘とのカタギの暮らしを始めるが その生活に溶け込めず 再びヤクザ世界に戻ってしまうまでを描いた作品です。
詳しくは 作品を見て感じてください。
本作には グイグイ引き込まれてしまうような強い力を感じます。
妻役の永島暎子、娘役は金子さんの実の娘です。
子分役の北 公次さんと桜 金造さんも熱演しています。
時代が移り行き リメイクされようとも金子正次の『竜二』が輝きを失うことはなく 見たひとの心を揺さぶり続けているということは その竜二の生き方に共感し アウトローの世界に憧れる人がいるということで そうした竜二のような生き方もまた【永遠に不滅】なのでしょう。
子煩悩なヤクザがいてもいいじゃないか
投稿日
2007/10/06
レビュアー
ハチロー
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
「悪魔の手毬唄」でフォーリーブスの北公次が出ており、はて彼って映画に出る人だっけ?と思い検索して見ました。
こういう機能はDISCASの良さですね。
「竜二」ああ思い出した竜二の舎弟役で出ていたっけ。
かなり記憶に残る印象深い映画でした(そのくせ北公次は忘れている)。
ヤクザはハイリスク・ハイリターンな世界、適正がかなり要求されます。
気の弱い人やお人よしは決して幹部になれません(うんサラリーマンも一緒か?)、鉄砲玉にされ本懐を遂げず殺されてしまいますからヤクザになるのは止めましょうね。
その点、竜二は器量よし、ヤクザになるため生まれたような男です。(痩せていてよわっちそうに見えるのですが、それはおいて置きましょう。)
舎弟を二人引き連れ自分の事務所を持ちますが、稼ぎ頭は兄貴の竜二、舎弟は二人とも頼りないです。
桜金造はダメヤクザ、シャブに溺れ身を持ち崩してしまいますね。
北公次は竜二の教えを守り幹部にまで上り詰めます。
竜二は娘を溺愛してとうとうヤクザを辞めます。
ヤクザって辞められるの?
指落とさなくてもいいの?
殺されちゃうんじゃないかな?
でも優秀なヤクザは可能なようです。
だって竜二のシマは金のなる木、それを解放してくれるんだから喜ぶヤクザはあっても、困るヤクザはいないでしょう。
ただ舎弟たちは心細いですよね。
トップ・セールス・マンが辞めるときも同僚は喜びますよ。
ヤクザ時代には「しのぎ」を払っていた酒屋に就職します。
酒屋の主人もちょうどいい用心棒代わりですから、へんなヤクザが来ても竜二はにらみを利かすと思ったんでしょう。
朝早く出勤して配達の仕事で汗を流し夕方には自宅で汗を流し飲むビールのなんて美味いこと。
家族3人そろっての団欒、女房は喜びます。
竜二も小さな幸せをかみ締めますが・・・
残り火があったのでしょう。
世間はそんな幸せを長くは浸らせてくれません。
酒屋の同僚、かつての舎弟たちの浮き沈み。
竜二の残り火がくすぶりだします。
結局はかたぎで収まる男では無かったのです。
エンディングで流れる「ララバイ」って歌へたくそですね。
金子正次が歌ったのでしょうか。
今でも子煩悩振りをうかがわせるこの歌耳に残っていて好きです。
主演・脚本、彼が長生きしていたら日本のシルベスタ・スタローンになっていたかもしれませんね。
妙
投稿日
2014/05/25
レビュアー
ビンス
これぞですね。
これぞですよ。
なんなんですか、この良さ。
よくわからないです。
何が良いんでしょうか。
言い表せません。
だけど「良い」です。
なんか良いです。
たまらん気分です。
これぞ「妙」なのではないでしょうか。
冷静に考えてみれば
どうしよもないヤクザもんなんです。
だけど、なんか良いんです。
惹かれるんです。
魅力的なんです。
得体の知れないその魅力に。
セリフが良いですねぇ。
以前、フジで放送していた「〇〇な話」の中で
千原ジュニアがこの作品の良さを力説していましたが
それも納得の良さでした。
特に、ベビーベッドのくだり
これは「イカしたセリフ」史上に残る傑作のセリフでした。
なんだろう・・・
胸に残ります。
マネしたくなります。
つくづく80年代っていいなぁって思える作品でした。
その時代の空気、雰囲気、匂いまで
自分の記憶を呼び起こしてくれます。
その記憶が作品と混ざり合って、たまらない気分。
音楽も「これぞ!!」ってぐらいグッドチョイスというか・・
同じような気持ちにさせてくれる作品は
「あぶない刑事」のテレビシリーズです。
作品としてのもろもろの技術などは色々劣ってると思いますが
そんなこたぁどーでもいいというか、
そこじゃねーんだよって感じです。
この作品を観た誰もがそうなるように
ボクも「竜二=金子正次」という答えが
胸に刻まれました。
タンタンと綴られるヤクザの世界
投稿日
2012/08/06
レビュアー
しづちゃん
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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ヤクザに憧れて、その世界に入る人もいるようですが、そんな人は小さい頃にヤクザ映画を観て『格好いい』と感じた人なのではと思う。
私は、その逆で『怖い』と思いました。だから危なさそうな人を見ると上手に避ける事を学びました。
映画の主人公竜二は、そんなヤクザに憧れて自分からなったのだと思う。また性格も切れ易く、暴力的なのだと思う。そして冷酷。
それなのに、お友達関係がないと生きていけないような寂しがり屋のような性格に思えました。
折角、堅気になりながら、結局ヤクザ仲間を捨てきれずに戻ってしまった竜二。それには理由があるように思う。
酒屋の配達と言う重労働で、みっともない感じの仕事にちょっと嫌気がさしてきていた竜二。そこへ昔の弟分が遊びに来る。
今や、兄貴として子分も居る。そんな元弟分を見て女房が呟く一言…『格好いいね』
彼女は何気なく呟いたつもりでも竜二の心に、その言葉は深く突き刺さったように私は思う。そして元の世界へ戻る竜二。
堅気になることの大変さ、そしてヤクザになる人は心の弱い人が多い…と聴きます。確かにこの映画を観ると、そうなのだろうなと頷ける作品でした。
手作りヤクザ映画
投稿日
2012/07/01
レビュアー
港のマリー
無駄話を延々と話しかけてくるウザイ相手の掌に、煙草の火を押しつけて瞬時に黙らせる。
コートの隠しに右手を差し込めば、渋っていた相手は顔色を変え、そそくさと札束を差し出す。
「野菜が高いわねえ」などと言いながら、レシートを並べ家計簿を付ける女房を、「うるせえ」と一喝する。子どもは可愛いけれど、許してくれ、オレには堅気のくらしは無理だ。
…なんてこと、やってみたい、言ってみたいと、秘かに憧れる男性は多いのでしょうね。
高倉健、鶴田浩二、池部良の任侠の美学も、仁義なき実録もののパワーも、しょせん、銀幕の上でのまぼろし、違う世界の出来事、でも本作「竜二はオレだ!」と、肩を抱きたくなるような、いじらしくも切ない妙にリアルな極道者の生き方が、情緒たっぷりに語られます。ショーケンの「ララバイ」がまた泣かせる。
「中学生日記」ならぬ「竜二のヤクザ日記」とでも言うべき手作り感いっぱいの、主人公に親密な感情(共感するにせよ反感を覚えるにせよ)を抱かせる他にないヤクザ映画でした。私はちょっと、ナルシズムが鼻につきましたが。
それにしてもゲートボールに興じる老人たちを見つめる金子正次の視線が深い。
自分は決して老人にはなることはないと、既に確信している。かといって、あんなふうなじいさんになるのはイヤだなと嫌っているわけでもない。
ただ自然に、自分には無縁の老人たちの世界を眺めている。肉屋のセールに並ぶ妻子を、遠くから見つめる視線と同じ。
運命を悟ったような澄んだまなざしには、ドキリとしました。
でもまあ、そう生き急ぐこともないのに。お父さんの真似をして、眉間にしわを寄せる顔が可愛いあやちゃん役は実のお嬢さんで、今はラジオのパーソナリティ、ナレーターとして活躍されているそうです。
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竜二