用心棒 / 三船敏郎
全体の平均評価点: (5点満点)
(86)
解説・ストーリー
やくざと元締めが対立するさびれた宿場町。そこへ一人の浪人者がやってくる。立ち寄った居酒屋のあるじに、早くこの町を出ていった方がいいと言われるが、その男は自分を用心棒として売り込み始める。やがて男をめぐって、二つの勢力は対立を深めていく……。ハメットの「血の収穫」を翻案、時代劇に西部劇の要素を取り込んだ娯楽活劇。桑畑三十郎が名前を変えて活躍する姉妹篇『椿三十郎』も製作されている。
やくざと元締めが対立するさびれた宿場町。そこへ一人の浪人者がやってくる。立ち寄った居酒屋のあるじに、早くこの町を出ていった方がいいと言われるが、その男は自分を用心棒として売り込み始める。やがて男をめぐって、二つの勢力は対立を深めていく……。ハメットの「血の収穫」を翻案、時代劇に西部劇の要素を取り込んだ娯楽活劇。桑畑三十郎が名前を変えて活躍する姉妹篇『椿三十郎』も製作されている。
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「用心棒」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
やくざと元締めが対立するさびれた宿場町。そこへ一人の浪人者がやってくる。立ち寄った居酒屋のあるじに、早くこの町を出ていった方がいいと言われるが、その男は自分を用心棒として売り込み始める。やがて男をめぐって、二つの勢力は対立を深めていく……。ハメットの「血の収穫」を翻案、時代劇に西部劇の要素を取り込んだ娯楽活劇。桑畑三十郎が名前を変えて活躍する姉妹篇『椿三十郎』も製作されている。
「用心棒」 の作品情報
「用心棒」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
用心棒の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
110分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
TDV2802R |
2004年04月09日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
26枚
|
1人
|
1人
|
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
用心棒の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
110分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
TDV2802R |
2004年04月09日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
26枚
|
1人
|
1人
|
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
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ユーザーレビュー:86件
用心棒もリメイク...ヤメテクレー
投稿日:2007/10/16
レビュアー:シンチャコ
椿三十朗を織田裕二タラいう勘違いも甚だしいジャリタレ主演でリメイクの上この「用心棒」もリメイクされると聞いてこの場を借り
て再び怒りの一言
「用心棒」「椿三十朗」は「黒澤監督作品の中でも傑出した作品。ではこの作品はなにが傑出しているのか
@この映画のテンポ、各カット(シーン)の妙は現在でも
少しの古さも感じさせないもので当時、橋蔵や錦之助に
代表される時代劇がまだ全盛期にあっては革命的な演出
で、ハリウッド映画にも多大な影響を与えている
A主演の三船敏郎はおそらく100年に1人出るか出ないかの
個性的で傑出した俳優でありなおかつ彼の全盛時代の作品
で以後彼の出現により観客受けする時代劇のヒーロのスタ
イルを大きく変えている
B特に「用心棒」「椿三十朗」は黒澤全盛期の卓越した演出
と三船の強烈な個性とで成り立っている作品でどちらか1
人が欠けても有り得なかった作品で以後、現在に至るまで
この分野の日本映画においては越えることはおろかな並ぶ
ことさえ出来る作品は出現していない。
Cこの映画は黒澤が三船の強烈な個性そのものを前提として
丹精込めて製作した作品で三船の存在そのものがこの映画
の存在であること。
監督は「作りたくも無い映画」を「使いたくも無い俳優」
を使い 限られた期間と限られた制作費で製作している現
在の日本映画のモノズクリとは根本的に違う
以上の点だが、さらに
現在の日本の男優のなかには当時の三船や仲代の様なたたき
あげで強烈な個性と存在感、演技力を合わせ持った俳優が誰
1人として存在しない。又育ってない。育てようとしていない
もしもギリギリ三船の代わりとして考えられる俳優をあげるとすれば演技力、個性、存在感、ユーモア感の点においては40代前半ころの緒方拳くらいだろうか。それにしても三船の持つあの独特のニヒリズムと男臭さには到底及ばない。(注:この三船作品においての
ことで緒方拳は彼なりに三船と違った彼独特の個性ある俳優)
ましてやそのいずれの持ち合わせも無く、力みや気負った演技、振る舞いが個性とカンチガイしている織田裕二なんぞのガキタレが世界の三船を演ずるなぞこの作品や日本映画に対する冒涜以外の何も
のでもナイ!!身の程をシレ!!
百歩譲って「役所広司」か「渡辺謙」ならまだシブシブ納得か
故黒澤監督が生前であればおそらく大反対したでしょう
(これを読まれて賛同される方、清き一票をお願いします)
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用心棒といえば・・・
投稿日:2006/03/18
レビュアー:よふかし
80年代の初め、僕が当時住んでいた町の映画館は、日活ロマンポルノの三本立てばかりやっていた。
だから、普通の映画をみたいときは、電車で他の町へ行ったし、高校生の僕にとってその映画館はないも同然だった(本当はロマンポルノに興味がなかったわけじゃなくて、小さい町だから入りにくかったのだけど)。
もう寒さが増してきた秋のある日、部活の帰り道で電柱に『用心棒』のポスターがかけられているのに気づいた。
へえ、あの映画館がまもなく閉館するんだ。最後の一週間、『用心棒』『椿三十郎』の二本立てをやるんだ。
次の土曜日、たぶん閉館の前の日、やっぱり部活の帰り道にY君を誘って観にいった。
たしか僕は二本とも、(『影武者』の制作費か宣伝の関係だと思うけど)突如ゴールデン洋画劇場が黒澤作品を連続放映したときに、観てしまっていた。Y君は観ていないと言った。
初めて入ったその映画館は、古くて汚かった。緞帳は変色していたし、壊れている座席も少なくなかった。そして土曜の午後だというのに、お客さんは僕らのほかに一人しかいなかった。ここが満員になったこともあったのかな。
二階があるみたいだったので、上っていくと、そこは靴を脱いであがる座敷席になっていた。隅に座布団が積んである。
Y君と二人、座布団を並べてごろりと横になって、桑畑三十郎と椿まもなく四十郎の活躍を低い手すり越しに眺めた。途中で寒くなったので、座布団を布団のように身体にかけた。
場内が明るくなると、お客さんはひとり増えていた。映画館の出口で、経営者らしいおじさんが「ありがとうございました」と頭を下げた。「面白かったです」とY君が言った。
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リメイク不可能?
投稿日:2004/04/20
レビュアー:RUSH
生まれる前の映画なのに古さをみじんも感じさせない作品だと思いました。先に「椿三十郎」を見てしまっていたのですが「桑畑」、「椿」いずれの三十郎もとてもおもしろかったです。どちらがいいのかとよく議論されるらしいですが甲乙つけがたいと思います。どちらも楽しめる作品です。三十郎演じる三船さんはすばらしいですね。今の時代に三船さんのような役者はいないのではないでしょうか?この作品以外にも出演されていますがこの三十郎を演じている三船さんが一番好きです。今、この作品のリメイクは不可能なのではないか?何故なら三船さんのかわりなんてこの世にいないからです。この作品のような映画は今後出てこないでしょう。CG処理大流行の現代ではこの作品のようなダイナミックな迫力は絶対に出せないと思います。お気に入りの一本になりました(^○^)。
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「七人の侍」よりも娯楽性の高い痛快時代劇。世代を超えて楽しめる
投稿日:2006/09/19
レビュアー:吟遊旅人
三船敏郎はこの時、41歳。機敏な殺陣は中年とは思えないスピード感があり、さすがと思わせる。思えば、昔の時代劇の殺陣は速かったねぇ〜。勝新太郎の座頭市の居合抜きも目にも留まらぬ速さだったし、三船の殺陣もあっと驚く速さ。刀の振りが速いだけではなくて、足が速いのだ、足が。アテネ五輪に出場してもらったらよかったのに。
ちなみに、うちの長男は三十郎の刀の差し方を見て、目ざとく「あれは居合抜きの持ち方やな」と言っていた。
黒澤の作品は完全な娯楽作でも手抜きせずに時代背景を説明したりするところが憎い。冒頭に、農家の女が絹織物を織る場面を映して、当時の生産力がどの程度だったのか、この町の周りの農村が農業だけではなく副業で成り立っていることを説明していて、経済発展の度合いをさりげなく見せる。桑畑が一面に広がる光景もその様子を傍証する映像だ。
生産力という下部構造をさりげなく描いたあとは、主体的力量の描写だ。対立するヤクザに手を焼く町の人々は手をこまねいているだけで、役人もヤクザ達に丸め込まれたり殺されたりと、何の役にも立たない。どこからともなくやってきた薄汚いヒーロー三十郎の手を借りなければ悪は放逐できないのだ。しかも、三十郎は誰に頼まれたわけでもなく、本人は何も得することもなく、また町を去っていく。こういうかっこよさは時代を超えて支持されるだろう。ま、要するに主体的力量は熟していないという解釈ですね。
黒澤監督のカメラアングルのうまさには舌を巻く。相変わらず黒澤さんはローアングルの使い方がうまい。「七人の侍」のときは騎馬戦の迫力を低い位置からのカメラで存分に発揮したが、ここではコミカルな味を出していて、感服いたしました。火の見櫓の上に座る三十郎の目線からの鳥瞰図もおもしろいし、アクションシーンの角度の変化のつけ方が絶妙なのだ。この作品の撮影監督は「羅生門」以来、11年ぶりの宮川さん。この人はモノクロ映像の陰影の見せ方が実にうまい。黒澤組の仕事の確かさを満喫できる作品だ。
古い黒澤作品はどれもこれも台詞が聞き取りづらいので、日本語字幕を ON にすることお勧めします。
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一番を決めろと言われたら しょの2
それは「坊ちゃん」あいけねえ 漱石れした
やっぱ用心棒やね 子供の頃リアル・タイムでみたので そのド迫力が忘れがたい
そのとき悩んだのが 果たしてこれは芸術なのか娯楽なのか?
や ませたガキやね われながら
これはまた 吹きすさぶ風の映画 スクリーンから本当に風が襲ってくるので ホーム・シアターなんてケチなものでは味わえないぞ この魅力は
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ユーザーレビュー
用心棒もリメイク...ヤメテクレー
投稿日
2007/10/16
レビュアー
シンチャコ
椿三十朗を織田裕二タラいう勘違いも甚だしいジャリタレ主演でリメイクの上この「用心棒」もリメイクされると聞いてこの場を借り
て再び怒りの一言
「用心棒」「椿三十朗」は「黒澤監督作品の中でも傑出した作品。ではこの作品はなにが傑出しているのか
@この映画のテンポ、各カット(シーン)の妙は現在でも
少しの古さも感じさせないもので当時、橋蔵や錦之助に
代表される時代劇がまだ全盛期にあっては革命的な演出
で、ハリウッド映画にも多大な影響を与えている
A主演の三船敏郎はおそらく100年に1人出るか出ないかの
個性的で傑出した俳優でありなおかつ彼の全盛時代の作品
で以後彼の出現により観客受けする時代劇のヒーロのスタ
イルを大きく変えている
B特に「用心棒」「椿三十朗」は黒澤全盛期の卓越した演出
と三船の強烈な個性とで成り立っている作品でどちらか1
人が欠けても有り得なかった作品で以後、現在に至るまで
この分野の日本映画においては越えることはおろかな並ぶ
ことさえ出来る作品は出現していない。
Cこの映画は黒澤が三船の強烈な個性そのものを前提として
丹精込めて製作した作品で三船の存在そのものがこの映画
の存在であること。
監督は「作りたくも無い映画」を「使いたくも無い俳優」
を使い 限られた期間と限られた制作費で製作している現
在の日本映画のモノズクリとは根本的に違う
以上の点だが、さらに
現在の日本の男優のなかには当時の三船や仲代の様なたたき
あげで強烈な個性と存在感、演技力を合わせ持った俳優が誰
1人として存在しない。又育ってない。育てようとしていない
もしもギリギリ三船の代わりとして考えられる俳優をあげるとすれば演技力、個性、存在感、ユーモア感の点においては40代前半ころの緒方拳くらいだろうか。それにしても三船の持つあの独特のニヒリズムと男臭さには到底及ばない。(注:この三船作品においての
ことで緒方拳は彼なりに三船と違った彼独特の個性ある俳優)
ましてやそのいずれの持ち合わせも無く、力みや気負った演技、振る舞いが個性とカンチガイしている織田裕二なんぞのガキタレが世界の三船を演ずるなぞこの作品や日本映画に対する冒涜以外の何も
のでもナイ!!身の程をシレ!!
百歩譲って「役所広司」か「渡辺謙」ならまだシブシブ納得か
故黒澤監督が生前であればおそらく大反対したでしょう
(これを読まれて賛同される方、清き一票をお願いします)
用心棒といえば・・・
投稿日
2006/03/18
レビュアー
よふかし
80年代の初め、僕が当時住んでいた町の映画館は、日活ロマンポルノの三本立てばかりやっていた。
だから、普通の映画をみたいときは、電車で他の町へ行ったし、高校生の僕にとってその映画館はないも同然だった(本当はロマンポルノに興味がなかったわけじゃなくて、小さい町だから入りにくかったのだけど)。
もう寒さが増してきた秋のある日、部活の帰り道で電柱に『用心棒』のポスターがかけられているのに気づいた。
へえ、あの映画館がまもなく閉館するんだ。最後の一週間、『用心棒』『椿三十郎』の二本立てをやるんだ。
次の土曜日、たぶん閉館の前の日、やっぱり部活の帰り道にY君を誘って観にいった。
たしか僕は二本とも、(『影武者』の制作費か宣伝の関係だと思うけど)突如ゴールデン洋画劇場が黒澤作品を連続放映したときに、観てしまっていた。Y君は観ていないと言った。
初めて入ったその映画館は、古くて汚かった。緞帳は変色していたし、壊れている座席も少なくなかった。そして土曜の午後だというのに、お客さんは僕らのほかに一人しかいなかった。ここが満員になったこともあったのかな。
二階があるみたいだったので、上っていくと、そこは靴を脱いであがる座敷席になっていた。隅に座布団が積んである。
Y君と二人、座布団を並べてごろりと横になって、桑畑三十郎と椿まもなく四十郎の活躍を低い手すり越しに眺めた。途中で寒くなったので、座布団を布団のように身体にかけた。
場内が明るくなると、お客さんはひとり増えていた。映画館の出口で、経営者らしいおじさんが「ありがとうございました」と頭を下げた。「面白かったです」とY君が言った。
リメイク不可能?
投稿日
2004/04/20
レビュアー
RUSH
生まれる前の映画なのに古さをみじんも感じさせない作品だと思いました。先に「椿三十郎」を見てしまっていたのですが「桑畑」、「椿」いずれの三十郎もとてもおもしろかったです。どちらがいいのかとよく議論されるらしいですが甲乙つけがたいと思います。どちらも楽しめる作品です。三十郎演じる三船さんはすばらしいですね。今の時代に三船さんのような役者はいないのではないでしょうか?この作品以外にも出演されていますがこの三十郎を演じている三船さんが一番好きです。今、この作品のリメイクは不可能なのではないか?何故なら三船さんのかわりなんてこの世にいないからです。この作品のような映画は今後出てこないでしょう。CG処理大流行の現代ではこの作品のようなダイナミックな迫力は絶対に出せないと思います。お気に入りの一本になりました(^○^)。
「七人の侍」よりも娯楽性の高い痛快時代劇。世代を超えて楽しめる
投稿日
2006/09/19
レビュアー
吟遊旅人
三船敏郎はこの時、41歳。機敏な殺陣は中年とは思えないスピード感があり、さすがと思わせる。思えば、昔の時代劇の殺陣は速かったねぇ〜。勝新太郎の座頭市の居合抜きも目にも留まらぬ速さだったし、三船の殺陣もあっと驚く速さ。刀の振りが速いだけではなくて、足が速いのだ、足が。アテネ五輪に出場してもらったらよかったのに。
ちなみに、うちの長男は三十郎の刀の差し方を見て、目ざとく「あれは居合抜きの持ち方やな」と言っていた。
黒澤の作品は完全な娯楽作でも手抜きせずに時代背景を説明したりするところが憎い。冒頭に、農家の女が絹織物を織る場面を映して、当時の生産力がどの程度だったのか、この町の周りの農村が農業だけではなく副業で成り立っていることを説明していて、経済発展の度合いをさりげなく見せる。桑畑が一面に広がる光景もその様子を傍証する映像だ。
生産力という下部構造をさりげなく描いたあとは、主体的力量の描写だ。対立するヤクザに手を焼く町の人々は手をこまねいているだけで、役人もヤクザ達に丸め込まれたり殺されたりと、何の役にも立たない。どこからともなくやってきた薄汚いヒーロー三十郎の手を借りなければ悪は放逐できないのだ。しかも、三十郎は誰に頼まれたわけでもなく、本人は何も得することもなく、また町を去っていく。こういうかっこよさは時代を超えて支持されるだろう。ま、要するに主体的力量は熟していないという解釈ですね。
黒澤監督のカメラアングルのうまさには舌を巻く。相変わらず黒澤さんはローアングルの使い方がうまい。「七人の侍」のときは騎馬戦の迫力を低い位置からのカメラで存分に発揮したが、ここではコミカルな味を出していて、感服いたしました。火の見櫓の上に座る三十郎の目線からの鳥瞰図もおもしろいし、アクションシーンの角度の変化のつけ方が絶妙なのだ。この作品の撮影監督は「羅生門」以来、11年ぶりの宮川さん。この人はモノクロ映像の陰影の見せ方が実にうまい。黒澤組の仕事の確かさを満喫できる作品だ。
古い黒澤作品はどれもこれも台詞が聞き取りづらいので、日本語字幕を ON にすることお勧めします。
一番を決めろと言われたら しょの2
投稿日
2004/04/18
レビュアー
裸足のラヴァース
それは「坊ちゃん」あいけねえ 漱石れした
やっぱ用心棒やね 子供の頃リアル・タイムでみたので そのド迫力が忘れがたい
そのとき悩んだのが 果たしてこれは芸術なのか娯楽なのか?
や ませたガキやね われながら
これはまた 吹きすさぶ風の映画 スクリーンから本当に風が襲ってくるので ホーム・シアターなんてケチなものでは味わえないぞ この魅力は
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