サード / 永島敏行
全体の平均評価点: (5点満点)
(12)
解説・ストーリー
ふとしたことから少年院に入ることになった少年が、そこでさまざまな経験を通じて少しずつ大人へと成長していく姿を描いた青春映画の秀作。高校野球の3塁手として活躍していたサード。友人の?Bと女の子ふたりで、“どこか大きな町へ行こう”と話し合う。そのためにはお金が必要だと4人は売春を始める。が、ある日ヤクザにつかまったサードは傷害事件を起こしてしまい少年院へ入れられてしまう……。大人になりきれない少年の焦りや苛立ちを、朴訥ながら永島敏行がみごとに演じている。
ふとしたことから少年院に入ることになった少年が、そこでさまざまな経験を通じて少しずつ大人へと成長していく姿を描いた青春映画の秀作。高校野球の3塁手として活躍していたサード。友人の?Bと女の子ふたりで、“どこか大きな町へ行こう”と話し合う。そのためにはお金が必要だと4人は売春を始める。が、ある日ヤクザにつかまったサードは傷害事件を起こしてしまい少年院へ入れられてしまう……。大人になりきれない少年の焦りや苛立ちを、朴訥ながら永島敏行がみごとに演じている。
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「サード」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
ふとしたことから少年院に入ることになった少年が、そこでさまざまな経験を通じて少しずつ大人へと成長していく姿を描いた青春映画の秀作。高校野球の3塁手として活躍していたサード。友人の?Bと女の子ふたりで、“どこか大きな町へ行こう”と話し合う。そのためにはお金が必要だと4人は売春を始める。が、ある日ヤクザにつかまったサードは傷害事件を起こしてしまい少年院へ入れられてしまう……。大人になりきれない少年の焦りや苛立ちを、朴訥ながら永島敏行がみごとに演じている。
「サード」 の作品情報
「サード」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
サードの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
102分 |
|
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
GNBR1567 |
2002年10月31日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
7枚
|
0人
|
0人
|
サードの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
102分 |
|
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
GNBR1567 |
2002年10月31日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
7枚
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0人
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ユーザーレビュー:12件
★★★★ ホームを探し続ける少年たち
投稿日:2011/01/14
レビュアー:ガラリーナ
東陽一監督が久しぶりにメガホンを取ったということで、懐かしいこの作品を再観賞。脚本は寺山修司だったんだね。田舎の街を出て東京に行きたい高校球児と秀才のふたりの高校生が資金稼ぎのため「何となく」始めた売春斡旋で人生の坂を転がり落ちてしまうというお話。
以前見たときは少年院で行き場のないモヤモヤを心に溜めるサードに心奪われていたけど、今回際立ったのは、売春を始めるふたりの少女の空虚感。「あたしたちの体を売ればいいじゃん。」喫茶店でコーヒーを飲みながら、あどけない顔の森下愛子が言う。それをサードはこう述懐する。「まるで大根を売るみたいだった」と。そして、少年院にいるサードは知る。事件後、彼女たちは東京には出ずに田舎で普通に結婚したと。
何となく体を売り、それが駄目になったら、何となく誰かと結婚する。きっと、彼女たちは何となく子供を産み、何となく年を経ていくのだろう。彼女みたいな子たちは現代にもいっぱいいる。最近の映画「蛇とピアス」や「M」にも同じような女が出てくる。どんなに社会が変わっても空虚な女はいつの時代にもいる。
ところが、女たちが何となく自分の居場所に着地するのに対し、サードたち男どもは帰るべき場所を持たない。ただひたすらに黙々と少年院のグラウンドをランニングする。一塁ベースを踏み、二塁、三塁と回り、ホームに辿り着くが、グラウンドにはホームベースが置かれていない。見えないホームベースを蹴って、また一塁、二塁、三塁と、どこまでもランニングは続けられる。彼らには帰るべきホームがない。帰るあてのない、少年たちの寂しさを表現したとても印象的なシークエンス。
さて、永島敏行と森下愛子の若手俳優陣が光る中、異彩を放つ脇役が島倉千代子。「溺愛する母」と「反抗する息子」の組み合わせは、この時代の日本映画によく登場してくるモチーフなのだが、風呂上がりに上半身裸で出てくる息子に対して、「あら、いやだよ。母さんだって女なんだから」と猫なで声で言うシーンが大変気味悪くて背筋がぞぞっとしてしまう。こうした息子依存女もまた、現代に脈々と受け継がれているんだよね。ヤクザの峰岸徹も存在感を放つ。懐かしい俳優の若い頃の生き生きとした演技を見るのも古い日本映画を観る楽しさのひとつだね。
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7人の会員が気に入ったと投稿しています
おすすめ作品です
投稿日:2003/08/25
レビュアー:くろ太郎
私が高校生の頃、18禁の映画ではなかったのになぜかドキドキしながら見た作品で、再び見ることが出来て感激しました。
永島敏行さんが難しい役どころを見事に演じており、現吉田拓郎夫人の森下愛子さんも、惜しげもなくオールヌードを披露しています。また、永島敏行の母親役に島倉千代子さん、殺されるヤクザ役に峰岸徹さん、そして、刑務所の慰問に訪れる女性の役に、当時日活で活躍していた片桐夕子さんなど、豪華キャストで演出されています。是非ご覧ください。
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メーカ在庫切れ表示でもレンタルできました
投稿日:2004/08/13
レビュアー:ふじよし
メーカ在庫切れ表示がずっと続いていましたが
リクエスト投稿しつつも予約リスト上位に登録しておいたら
レンタルできました
このレビュー書き込み中も表示に変化がないようですが???
どうしてももう一度見たい作品だったので願いが通じたかの感がありました
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4人の会員が気に入ったと投稿しています
「女子高生」というブランド
投稿日:2008/04/05
レビュアー:ミッチー
長いこと待たされた。
半年以上待って、やっと「サード」を見ることができた。
いい作品なのに在庫枚数が33枚というのは少な過ぎやしないか。
この映画のテーマは「女子高生売春」と「少年院」である。
何をするにも金が必要だということで、
「私たちのカラダ売ればいいんじゃない?」
まるでダイコンでも売るように、軽い気持ちで女の子たちが提案し、男子たちは、その客引きをする。
客が「本当に女子高生?」と確かめたり、「どうしてこんなことするの?」と尋ねたりするのが面白い。
「女子高生」というブランドにこだわるのはなぜか。
この映画では、少年院の中がリアルに描かれているようだ。
これが少年院の実態なのであろうか。
規則正しい生活と優しい教官、親身になって心配してくれる裁判官がいたりと、思ったより居心地がよさそうだ(入りたいとは思わないが)。
サードの相棒のUBを演じる吉田次昭を久しぶりに見た。
マグマ大使で「ガム」をやっていた人だ。
いい俳優だと思うが、もう何年も見ていない。
いまごろどうしているのだろうか。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
森下愛子の歌うガンバロウが時代を感じる
どういう経緯で寺山修司がATGのホンを書くことになったのかは知らないけど、両者の感覚がマッチしたいい作品だと思います。少年、母、性といった寺山先生のモチーフが別の監督の手によって、アングラさもソフトになって見やすくなっているんじゃないでしょうか。殺人の原因にいたる過程は今となってはたいした露出ではないんだけど、それだけにただのエロビデオ見るよりも、生生しさを感じます。
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ユーザーレビュー
★★★★ ホームを探し続ける少年たち
投稿日
2011/01/14
レビュアー
ガラリーナ
東陽一監督が久しぶりにメガホンを取ったということで、懐かしいこの作品を再観賞。脚本は寺山修司だったんだね。田舎の街を出て東京に行きたい高校球児と秀才のふたりの高校生が資金稼ぎのため「何となく」始めた売春斡旋で人生の坂を転がり落ちてしまうというお話。
以前見たときは少年院で行き場のないモヤモヤを心に溜めるサードに心奪われていたけど、今回際立ったのは、売春を始めるふたりの少女の空虚感。「あたしたちの体を売ればいいじゃん。」喫茶店でコーヒーを飲みながら、あどけない顔の森下愛子が言う。それをサードはこう述懐する。「まるで大根を売るみたいだった」と。そして、少年院にいるサードは知る。事件後、彼女たちは東京には出ずに田舎で普通に結婚したと。
何となく体を売り、それが駄目になったら、何となく誰かと結婚する。きっと、彼女たちは何となく子供を産み、何となく年を経ていくのだろう。彼女みたいな子たちは現代にもいっぱいいる。最近の映画「蛇とピアス」や「M」にも同じような女が出てくる。どんなに社会が変わっても空虚な女はいつの時代にもいる。
ところが、女たちが何となく自分の居場所に着地するのに対し、サードたち男どもは帰るべき場所を持たない。ただひたすらに黙々と少年院のグラウンドをランニングする。一塁ベースを踏み、二塁、三塁と回り、ホームに辿り着くが、グラウンドにはホームベースが置かれていない。見えないホームベースを蹴って、また一塁、二塁、三塁と、どこまでもランニングは続けられる。彼らには帰るべきホームがない。帰るあてのない、少年たちの寂しさを表現したとても印象的なシークエンス。
さて、永島敏行と森下愛子の若手俳優陣が光る中、異彩を放つ脇役が島倉千代子。「溺愛する母」と「反抗する息子」の組み合わせは、この時代の日本映画によく登場してくるモチーフなのだが、風呂上がりに上半身裸で出てくる息子に対して、「あら、いやだよ。母さんだって女なんだから」と猫なで声で言うシーンが大変気味悪くて背筋がぞぞっとしてしまう。こうした息子依存女もまた、現代に脈々と受け継がれているんだよね。ヤクザの峰岸徹も存在感を放つ。懐かしい俳優の若い頃の生き生きとした演技を見るのも古い日本映画を観る楽しさのひとつだね。
おすすめ作品です
投稿日
2003/08/25
レビュアー
くろ太郎
私が高校生の頃、18禁の映画ではなかったのになぜかドキドキしながら見た作品で、再び見ることが出来て感激しました。
永島敏行さんが難しい役どころを見事に演じており、現吉田拓郎夫人の森下愛子さんも、惜しげもなくオールヌードを披露しています。また、永島敏行の母親役に島倉千代子さん、殺されるヤクザ役に峰岸徹さん、そして、刑務所の慰問に訪れる女性の役に、当時日活で活躍していた片桐夕子さんなど、豪華キャストで演出されています。是非ご覧ください。
メーカ在庫切れ表示でもレンタルできました
投稿日
2004/08/13
レビュアー
ふじよし
メーカ在庫切れ表示がずっと続いていましたが
リクエスト投稿しつつも予約リスト上位に登録しておいたら
レンタルできました
このレビュー書き込み中も表示に変化がないようですが???
どうしてももう一度見たい作品だったので願いが通じたかの感がありました
「女子高生」というブランド
投稿日
2008/04/05
レビュアー
ミッチー
長いこと待たされた。
半年以上待って、やっと「サード」を見ることができた。
いい作品なのに在庫枚数が33枚というのは少な過ぎやしないか。
この映画のテーマは「女子高生売春」と「少年院」である。
何をするにも金が必要だということで、
「私たちのカラダ売ればいいんじゃない?」
まるでダイコンでも売るように、軽い気持ちで女の子たちが提案し、男子たちは、その客引きをする。
客が「本当に女子高生?」と確かめたり、「どうしてこんなことするの?」と尋ねたりするのが面白い。
「女子高生」というブランドにこだわるのはなぜか。
この映画では、少年院の中がリアルに描かれているようだ。
これが少年院の実態なのであろうか。
規則正しい生活と優しい教官、親身になって心配してくれる裁判官がいたりと、思ったより居心地がよさそうだ(入りたいとは思わないが)。
サードの相棒のUBを演じる吉田次昭を久しぶりに見た。
マグマ大使で「ガム」をやっていた人だ。
いい俳優だと思うが、もう何年も見ていない。
いまごろどうしているのだろうか。
森下愛子の歌うガンバロウが時代を感じる
投稿日
2006/07/21
レビュアー
peropero
どういう経緯で寺山修司がATGのホンを書くことになったのかは知らないけど、両者の感覚がマッチしたいい作品だと思います。少年、母、性といった寺山先生のモチーフが別の監督の手によって、アングラさもソフトになって見やすくなっているんじゃないでしょうか。殺人の原因にいたる過程は今となってはたいした露出ではないんだけど、それだけにただのエロビデオ見るよりも、生生しさを感じます。
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