殺人遊戯

ハードボイルドシリーズを確立させるに至る一作だと思います。

松田優作ファンなら、大絶賛かもしれないが、
そうでない一般人にはイマイチ。
あまり　テンポ　もないし、　ひねり　もない。
映画として　ギリギリ　合格点内という感じ。

松田優作は、タッパがあり画面映えする、やっぱり逸材。
でも、ストーリーが稚拙で、優作のキャラもイマイチわからん。
４４マグナムは、ダーティーハリーの影響か？

それにしても、日本って警察がいない国家だっけ？

「中島ゆたか」や「竹田かおり」のビーチクが拝めるのはオマケか？（当時は、十分なウリだったはず、、、）


６８点

いい女だなぁ、最近の女優さんには無い色気だよなぁ。竹田かほりさんも子供の頃から好きなんだけど、なんか安いんだよね。

遊戯シリーズ第二弾
もちろん主人公は鳴海
今回も人を喰ったような
とぼけたコミカル鳴海と
ニヒルでシリアスな鳴海の完全二部制
相変わらずそれほど面白くなく
相変わらずアクションもイマイチですが
相変わらず存在感アリまくる松田さんが拝めます。
松田さんはボソボソとセリフを言う役が多く
そのボソボソをよ〜〜く聞くと
ボソボソ話してる時のほうが面白い事言ってるので
技術や機材の発達した現代で活躍してたら
どうなったんだろうなぁと想像したりします。

冒頭、鳴海が港で行う女とのやりとり
そのやりとりをラストでも同じようにやってくれたら・・
そしたらもっと印象的で切なくて
面白かったんじゃないかなぁと思います。

しかし鳴海は、というか松田さんは
なんという鋭い眼光で「好意」を伝えるんでしょうね（笑）
殺さんばかりのアイビームでした。
鳴海という役は逆男というか
やってることの裏を読まないとダメというか
そういう面倒くさい男です。

一作目では刑事役だった阿藤海（この時代は快ではなく海）さんが
鳴海を慕うウザい弟分的な役で出演
相変わらず鬱陶しい（笑）
そしてなんと佐藤蛾次郎さんが
全く似合ってないシリアスモードのヤクザ役（笑）
さらに「あぶ刑事」でタカとユージに苦労させられる先輩刑事
パパさん役が印象的な（というかそれが全て！いい意味で！）山西 道広さんが
極悪ヤクザで登場（パパさんが最高なのでこういう役では観たくない）と
以外なキャスティングが多かった。
（と言っても山内さんは、こっち系の役も多いようです）
そういえば一作目の「最も危険な遊戯」には
内田裕也さんや柴田恭兵さんもチラっと登場してたり
昔の作品は現在の大御所たちの意外な役どころも楽しめますね。

今回も素晴らしい音楽をありがとう大野さん！！
サイコーです！
シビれます！

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コミカルとハードボイルドは紙一重（爆！？
銃撃シーンではドアの裏に仕掛けた火薬の配線が丸見え（笑）！
予算が無くて撮りなおしできなかったのしょうね〜
村川透監督はワンカットを長く撮るので有名だったようで〜
想定外にドアが開いて内側の配線が映ってしまったのでしょう！？
今では考えられないですが〜(~_~)