夜の診察室

昔はこの映画も性の悩み相談的な意味があったと思いますが、現代では単なるコメディーでしかありません。でも、それが懐かしかったりして楽しめる部分もあります。当時は、ミニスカート全盛の時代であったらしく、松坂さんを含めみんな結構短いミニスカートです。松坂さんは、今のイメージと違ってキャピキャピ娘で、女性はホント変身するもんだなって感じです。おまけの当時製作された映画の宣伝ビデオ（高橋恵子さん中心）は必見です。

本作品が初の主演映画となる松坂慶子さん。
当時19歳ということで、”紫頭巾”として颯爽と悪と闘ったり、
レオタード姿で妖艶に『愛の水中花』を歌っているお姿とは異なりますが、
まぶしいぐらい若々しくピチピチとした美少女ぶりを堪能することができます！

彼女の役どころは、医学博士である父が開業している性相談室を手伝っている
可憐で、好奇心の強い女子大生役。

性相談室には夜の営みに悩む様々な人々が訪ねてきます。
悩みに悩みあぐねた結果、妻がリビングから呆れて退室（！）してしまうぐらいの
暴挙も出てきますが、
嫌みなくさわやかにコメディタッチで描かれていること、
さらには真面目に根底には双方の愛情が大切であることをしっかり押さえてあるので、
敬遠することなくおススメしたい作品です。

何よりも松坂慶子さんがとってもキュートなんです！(*⌒∇⌒*)

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意外にもいやらしい描写ではなく、全体的に清潔感のある作品。

もっと刺激的で個性的な性の悩みを期待していたが
今となっては案外、平凡な悩みばかりで少々がっかり。
悩みを持ちかけるのが、既婚者ばかりというのも時代を感じる。
講義みたいのと、そこで配布されたと思われる教科書みたいのは少し笑えた。

松坂慶子が爽やか。
私としては、今のまんまる熟女の松坂慶子もチャーミングだと思う。

ロケシーンもあるので昔の日本の風景も楽しめます。
なんだか日本なのに異国文化を感じてしまいます。

駄作。若い松坂慶子が魅力的だけど・・・

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比較的真面目なアプローチで性を取り扱った、境界曖昧の三話オムニバス。
おみ足の美しさがふんだんに披露される程度のたいへん健康的な仕上がり。
それでも、当時の性意識か、性描写のパターンなのか、少々乱暴な扱われ方をしているかも、というシーンもあり。

それにしても松坂慶子が可愛い！美しい！健康そのもの！
背伸びした振る舞いも可憐で、果敢に大人の領域に踏み込んでます。
「御年始回り」なる用語、小生は知らなかった。一つお勉強。

大映末期で必然的にＢ級扱いされやすいお色気映画の一角ではあるが、どうしてどうして、関根恵子主演作もそうだけど、レモン・セックス映画は丁寧な作り方をされていると思うよ。