こちらの作品もおすすめ
こちらの作品もおすすめ
製作費2000万ドルをかけたSF戦争スペクタクル。1980年。ハワイ沖を航行していた原子力空母ミニッツは、突然、閃光に襲われ1941年の真珠湾攻撃直前の太平洋にタイムスリップ。<BR>まさに日本軍が真珠湾に奇襲をかける寸前だと知る乗組員たちは最新鋭戦闘機F14によるゼロ戦との戦闘に突入する。
製作年: |
1980年 |
---|---|
製作国: |
アメリカ |
原題: |
THE FINAL COUNTDOWN |
監督: |
ドン・テイラー |
---|---|
製作総指揮: |
リチャード・R・セント・ジョンズ |
出演: |
カーク・ダグラス 、 ジェームス・ファレンチノ 、 マーティン・シーン 、 キャサリン・ロス 、 ロン・オニール 、 チャールズ・ダーニング 、 スン・テック・オー 、 ロイド・カウフマン 、 ピーター・ダグラス 、 ジェームズ・ファレンティノ 、 スン・テック・オー |
脚本: |
デヴィッド・アンブローズ 、 トーマス・ハンター 、 デヴィッド・アンブローズ 、 ジェリー・デイヴィス[脚本] 、 ピーター ハウエル |
撮影: |
ヴィクター・J・ケンパー |
音楽: |
ジョン・スコット 、 ジョン・スコット 、 アラン パワーズ |
製作費2000万ドルをかけたSF戦争スペクタクル。1980年。ハワイ沖を航行していた原子力空母ミニッツは、突然、閃光に襲われ1941年の真珠湾攻撃直前の太平洋にタイムスリップ。<BR>まさに日本軍が真珠湾に奇襲をかける寸前だと知る乗組員たちは最新鋭戦闘機F14によるゼロ戦との戦闘に突入する。
製作年: |
1980年 |
---|---|
製作国: |
アメリカ |
原題: |
THE FINAL COUNTDOWN |
監督: |
ドン・テイラー |
---|---|
製作総指揮: |
リチャード・R・セント・ジョンズ |
出演: |
カーク・ダグラス 、 ジェームス・ファレンチノ 、 マーティン・シーン 、 キャサリン・ロス 、 ロン・オニール 、 チャールズ・ダーニング 、 スン・テック・オー 、 ロイド・カウフマン 、 ピーター・ダグラス 、 ジェームズ・ファレンティノ 、 スン・テック・オー |
脚本: |
デヴィッド・アンブローズ 、 トーマス・ハンター 、 デヴィッド・アンブローズ 、 ジェリー・デイヴィス[脚本] 、 ピーター ハウエル |
---|---|
撮影: |
ヴィクター・J・ケンパー |
音楽: |
ジョン・スコット 、 ジョン・スコット 、 アラン パワーズ |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
99分 | 日本語 | 1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
VMSR26 | 2003年07月08日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
5枚 | 0人 | 1人 |
収録時間:
99分
字幕:
日本語
音声:
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語
レイティング:
記番:
VMSR26
レンタル開始日:
2003年07月08日
在庫枚数
5枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
1人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
99分 | 日本語 | 1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
VMSR26 | 2003年07月08日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
5枚 | 0人 | 1人 |
収録時間:
99分
字幕:
日本語
音声:
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語
レイティング:
記番:
VMSR26
レンタル開始日:
2003年07月08日
在庫枚数
5枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
1人
約35,500
タイトル以上
国内ドラマも一部含まれております
約5,400
タイトル以上
約9,200
タイトル以上
約210,000
タイトル以上
約250,000
タイトル以上
※2022年2月 現在のタイトル数
入力内容に誤りがあります。
内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。
この作品に関するあなたの感想や意見を書いてみませんか?
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
以前、「ゴールデン洋画劇場」か「日曜洋画劇場」で見たことがあり、懐かしくなりレンタルした。もう30年も前の作品ではあるが、私の年代ではさほど古いとは感じない。
なんといってもあのゼロ戦とトムキャットの空中戦という、およそ現実にはあり得ない映画ならではのシチュエーションが斬新で、印象に残った作品である。まあクラシックなレシプロ戦闘機と最新鋭(当時)の超音速ジェット戦闘機F−14では勝負にもならないが、時代を超えた二種類の飛行機が同じ空を飛んでいる様はそれだけで忘れ難いものだ。
当時実際に就航していた原子力空母「ニミッツ」や派手な海賊マークのVF−84・「ジョリーロジャース」航空戦隊など、米海軍が撮影協力している点も、いかにもアメリカらしい。そのため航空機の離着艦シーンや空中給油のシーンなどリアルな映像が見られ、ファンには嬉しいのではないだろうか?。しかし日本側の飛行機には幾つか違和感を感じた。
その1
ゼロ戦をはじめ当時の日本の戦闘機は離陸後はキャノビーは閉めているものだが、ここでは戦闘中も開いたままである。その方が俳優の顔がよく見えるという演出なのかも知れないが。
その2
ゼロ戦の補助タンクは戦闘開始前に切り離し投棄されるのだが、ここでは戦闘中も付けたままである。「トラ・トラ・トラ」でも同様の場面があった。
その3
ラスト近くの真珠湾攻撃に向かう日本の攻撃機隊、おそらく97式艦攻と思われるが胴体部分の日の丸が「あけぼのソーセージ」のマークのような日の丸だったのが興醒め。
その4
当時の日本軍機は主翼の付け根から3分の1ぐらいまでの前縁は黄色く塗られていた筈だがソレがされていない。
まあこれらの事柄をあまり気にし過ぎると映画全体の面白さが半減してしまうのでこだわらないようにしてみていたのだが。あの捕虜になった日本人パイロットも気になった。当時の日本兵なら捕虜になる前に自決していただろう。おそらく映画を面白くするための演出と思われる。それにしてもあの日本語の言い回しの不自然さは別の意味で面白かった。
「ゆっくり歩く。どうでも変に動いたら撃つ!」
「要求条件は、無電送信機の単独自由操作!」
「よく聞け!もう一度変な“ト・リ・ッ・ク”を使ったらこの女を殺す!」
その上、妙にリキみ過ぎた喋り方だ。しかし、ニミッツに乗り組んでいた日系人、ディック・カジマ大尉役の俳優のいかにも外人風イントネーションの日本語に比べると、このパイロット役の俳優の日本語の方がまだ聞き取り易い。
そしてタイムスリップもので問題になるタイムパラドックスの矛盾点なども話題になっているが、結局ニミッツは日本軍機動部隊を攻撃する前にまたあの異常現象により現代に戻るのでありその点、「戦国自衛隊」や「ジパング」ほど歴史に介入することは無かった。
しかし、最後のあのオチには多少矛盾を感じた。タイドマン氏が実はオーエンス中佐だったというものだが、だとすればニミッツがタイムスリップする前には、同時代に同一人物が二人いたことになる。と、書いているうちに頭が混乱してきたのでコレくらいで止めにする。いろいろと突っ込みどころはあるのだろうが、結局はSF映画なのであり見ていて楽しめることが第一なのだ。その点では充分に楽しめた映画である。
最後にこの映画唯一の出演女優、キャサリン・ロス。「卒業」のエレーン役の時はまだ少女の面影が残っていたが、この映画ではすっかり大人の女性に成長しており感慨深いものがあった。
このレビューは気に入りましたか? 10人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
懐かしい映画です。1980年公開作品。僕がまだ中学生の頃の作品ですが今でもはっきりと内容を覚えています。アメリカ海軍空母ニミッツがタイムスリップし真珠湾攻撃直前の時代に現れるという内容。この映画が公開される1年ほど前に邦画「戦国自衛隊」が公開されており、パクリじゃないか?との疑いがかけられていたのを思い出します。どちらも軍隊がタイムスリップする内容だったからでしょう。それとラストに流れてくる聞き覚えのあるメロディ・・。そう、昔ヒットした岩崎宏美が歌った「聖女たちのララバイ」です。この曲はこの映画から盗用、つまりパクったものです。作曲家が発売元に殴り込みをかけたという逸話はあまりに有名(笑)。と、作品とは全く関係のないことも思い出される何とも思いで深い作品です(^^;。
この作品を久しぶりに見ようと思ったのはかわぐちかいじ氏の「ジパング」という漫画を読んだからです。自衛隊のイージス艦が太平洋戦争の時代にタイムスリップするという、戦国自衛隊よりもこの作品に近い設定ということもあってこの作品を思い出したからです。僕は歴史好きですし、ミリタリーも好きなのでこの手のタイムスリップものには目がないのです(^^;。ミリタリーファンなら当時絶対に見た作品だと思います。僕も戦闘機が好きだったのでF14トムキャットvsゼロ戦という構図に我を忘れて興奮したものです。戦力、火力、性能を比べれば全く相手にならない構図ですがワクワクしたものです。それだけに見終わった後の失望感は大きなものとなって僕を襲いました(^^;。戦国自衛隊の様に軍隊規模の小ささを最新兵器でカバーしながらの闘いと補給なしというサバイバル的要素がこの作品には全く欠落しており、緊迫感はありません。それどころか冒頭に登場するタイドマンという謎の人物の正体が最後にわかるというオチまでついており、戦国自衛隊のように歴史が自己補正を行い、間違って迷い込んでしまった現代人を抹殺するという高尚な考えなどどこにもなく、タイムスリップして日本帝国軍と戦う直前に現代に帰ってくるというハリウッドらしい内容になっています。全く肩透かしもいいところです(笑)。当時はそれが悔しくてかなり頭にきた記憶が今でも残っています。
今ではもう退役になった戦闘機が元気よくそれへ飛び立っていく姿は何とも格好いいものです。特に大飯喰らいのどら猫(F14トムキャット)が空母から飛び立っていく姿はやっぱり格好いいです。年代でしょうか、僕は同じくF14を使った映画「トップガン」よりもF14といえばこの作品を思い出さずにはいられないのです。当時中学生だった僕は戦闘機の動いている映像など見たこともありませんでしたから、この映画を見たときの驚きと衝撃は未だに忘れられません。F14戦闘機がゼロ戦を驚かすシーン、攻撃するシーンはやっぱりしっかりと記憶していました。そのシーンがあったからこそ僕は空母ニミッツが真珠湾攻撃を阻止するんだと完全に思いこんでいたんです(笑)。それが肩透かしを食らったので頭にきちゃったんですねぇ。あの頃は僕も若かったということですかね(^^;。
あれから27年ほど経ってこの作品を見ると時代の変化を感じざるを得ません。古い戦闘機しかり、出演している俳優陣しかり、特殊効果技術レベルしかりです。おもしろいのは作中、捕虜となる日本兵がいますがどう聞いてもカタコトの日本語を話すのです。アクセントもおかしいですし、すらすらと話せていないのです。彼は日系でもない東洋人らしく、そのためにしゃべり方がおかしくなっているようです。現在なら日本人俳優が出演していたかもしれませんね(^^;。
古き良き時代のSFミリタリー映画。ミリタリーファン必見です。
このレビューは気に入りましたか? 8人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
最新鋭(当時)の原子力空母が時空のひずみを通って、真珠湾攻撃前のハワイ沖に現れるという、タイムスリップもの。
公開当時の宣伝文句は「原子力空母ニミッツVS零戦」なんて言葉が踊って、ミリタリーファンにとってはよだれものだ。
出てくる空母や航空隊も、さすがアメリカ海軍の全面協力によって、実に素晴らしく、かっこいい!
まるで、アメリカ海軍の広報ビデオみたいだ。
内容は、意外にしっかりしたタイムスリップもので、過去でしたことが未来に影響するという「タイムパラドックス」も描かれている。
ゼロ戦2機がハワイ沖でバカンスを楽しんでいた上院議員たちを襲うものの、偵察飛行中のトムキャットに撃墜される。
が、歴史上ではこの上院議員と女秘書は1941年のこの日にハワイ沖で行方不明になっているはずだった。
このまま彼は有力な大統領候補で、生きているとルーズベルト大統領の死後、トルーマンにかわり大統領になり歴史はその姿を大きく変えていくかもしれない。
原子力空母に介入された歴史は、はたしてどうなってしまうのであろうか!
ところで、ミリタリーファンがもっとも期待していただろう日本機動部隊との決戦は?と言えば、その直前にまた磁気嵐が発生。
迫り来る日本軍攻撃隊を迎撃しようとしていた航空隊も、急遽、帰投してしまい尻すぼみに。
あぁ、もうちょっと!もうちょっとだけ待ってくれ〜!
肝心要がばっさりと切り捨てられてしまい、実に残念。
話はそれるが太平洋戦争のタイムスリップものと言えば、頭に浮かぶのが、かわぐちかいじの漫画「ジパング」。
あちらは自衛隊のイージス艦がミッドウェー開戦前の海域にタイムスリップするというもの。
両方を見て、「あぁ、日本とアメリカではタイムスリップさせたい時期にこんな違いがあるのだなぁ」
アメリカ人にとって、修正したい歴史は真珠湾攻撃なんだ。
「ジパング」のタイムスリップした自衛隊は、両軍の死傷者をできるだけ少なくするため歴史に介入することを決める。
だけど、この映画のアメリカ軍は、何のためらいもなく日本軍の殲滅を決定する。
「いつの時代でも我々はアメリカ海軍なのだ!」と、空母の艦長の言葉。
・・・・・・・・。
ふっ、さすが、正義の国アメリカだ。
このレビューは気に入りましたか? 6人の会員が気に入ったと投稿しています
入力内容に誤りがあります。
内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。
ユーザーレビュー:40件
投稿日
2009/10/15
レビュアー
にしやん※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
以前、「ゴールデン洋画劇場」か「日曜洋画劇場」で見たことがあり、懐かしくなりレンタルした。もう30年も前の作品ではあるが、私の年代ではさほど古いとは感じない。
なんといってもあのゼロ戦とトムキャットの空中戦という、およそ現実にはあり得ない映画ならではのシチュエーションが斬新で、印象に残った作品である。まあクラシックなレシプロ戦闘機と最新鋭(当時)の超音速ジェット戦闘機F−14では勝負にもならないが、時代を超えた二種類の飛行機が同じ空を飛んでいる様はそれだけで忘れ難いものだ。
当時実際に就航していた原子力空母「ニミッツ」や派手な海賊マークのVF−84・「ジョリーロジャース」航空戦隊など、米海軍が撮影協力している点も、いかにもアメリカらしい。そのため航空機の離着艦シーンや空中給油のシーンなどリアルな映像が見られ、ファンには嬉しいのではないだろうか?。しかし日本側の飛行機には幾つか違和感を感じた。
その1
ゼロ戦をはじめ当時の日本の戦闘機は離陸後はキャノビーは閉めているものだが、ここでは戦闘中も開いたままである。その方が俳優の顔がよく見えるという演出なのかも知れないが。
その2
ゼロ戦の補助タンクは戦闘開始前に切り離し投棄されるのだが、ここでは戦闘中も付けたままである。「トラ・トラ・トラ」でも同様の場面があった。
その3
ラスト近くの真珠湾攻撃に向かう日本の攻撃機隊、おそらく97式艦攻と思われるが胴体部分の日の丸が「あけぼのソーセージ」のマークのような日の丸だったのが興醒め。
その4
当時の日本軍機は主翼の付け根から3分の1ぐらいまでの前縁は黄色く塗られていた筈だがソレがされていない。
まあこれらの事柄をあまり気にし過ぎると映画全体の面白さが半減してしまうのでこだわらないようにしてみていたのだが。あの捕虜になった日本人パイロットも気になった。当時の日本兵なら捕虜になる前に自決していただろう。おそらく映画を面白くするための演出と思われる。それにしてもあの日本語の言い回しの不自然さは別の意味で面白かった。
「ゆっくり歩く。どうでも変に動いたら撃つ!」
「要求条件は、無電送信機の単独自由操作!」
「よく聞け!もう一度変な“ト・リ・ッ・ク”を使ったらこの女を殺す!」
その上、妙にリキみ過ぎた喋り方だ。しかし、ニミッツに乗り組んでいた日系人、ディック・カジマ大尉役の俳優のいかにも外人風イントネーションの日本語に比べると、このパイロット役の俳優の日本語の方がまだ聞き取り易い。
そしてタイムスリップもので問題になるタイムパラドックスの矛盾点なども話題になっているが、結局ニミッツは日本軍機動部隊を攻撃する前にまたあの異常現象により現代に戻るのでありその点、「戦国自衛隊」や「ジパング」ほど歴史に介入することは無かった。
しかし、最後のあのオチには多少矛盾を感じた。タイドマン氏が実はオーエンス中佐だったというものだが、だとすればニミッツがタイムスリップする前には、同時代に同一人物が二人いたことになる。と、書いているうちに頭が混乱してきたのでコレくらいで止めにする。いろいろと突っ込みどころはあるのだろうが、結局はSF映画なのであり見ていて楽しめることが第一なのだ。その点では充分に楽しめた映画である。
最後にこの映画唯一の出演女優、キャサリン・ロス。「卒業」のエレーン役の時はまだ少女の面影が残っていたが、この映画ではすっかり大人の女性に成長しており感慨深いものがあった。
投稿日
2007/07/16
レビュアー
RUSH※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
懐かしい映画です。1980年公開作品。僕がまだ中学生の頃の作品ですが今でもはっきりと内容を覚えています。アメリカ海軍空母ニミッツがタイムスリップし真珠湾攻撃直前の時代に現れるという内容。この映画が公開される1年ほど前に邦画「戦国自衛隊」が公開されており、パクリじゃないか?との疑いがかけられていたのを思い出します。どちらも軍隊がタイムスリップする内容だったからでしょう。それとラストに流れてくる聞き覚えのあるメロディ・・。そう、昔ヒットした岩崎宏美が歌った「聖女たちのララバイ」です。この曲はこの映画から盗用、つまりパクったものです。作曲家が発売元に殴り込みをかけたという逸話はあまりに有名(笑)。と、作品とは全く関係のないことも思い出される何とも思いで深い作品です(^^;。
この作品を久しぶりに見ようと思ったのはかわぐちかいじ氏の「ジパング」という漫画を読んだからです。自衛隊のイージス艦が太平洋戦争の時代にタイムスリップするという、戦国自衛隊よりもこの作品に近い設定ということもあってこの作品を思い出したからです。僕は歴史好きですし、ミリタリーも好きなのでこの手のタイムスリップものには目がないのです(^^;。ミリタリーファンなら当時絶対に見た作品だと思います。僕も戦闘機が好きだったのでF14トムキャットvsゼロ戦という構図に我を忘れて興奮したものです。戦力、火力、性能を比べれば全く相手にならない構図ですがワクワクしたものです。それだけに見終わった後の失望感は大きなものとなって僕を襲いました(^^;。戦国自衛隊の様に軍隊規模の小ささを最新兵器でカバーしながらの闘いと補給なしというサバイバル的要素がこの作品には全く欠落しており、緊迫感はありません。それどころか冒頭に登場するタイドマンという謎の人物の正体が最後にわかるというオチまでついており、戦国自衛隊のように歴史が自己補正を行い、間違って迷い込んでしまった現代人を抹殺するという高尚な考えなどどこにもなく、タイムスリップして日本帝国軍と戦う直前に現代に帰ってくるというハリウッドらしい内容になっています。全く肩透かしもいいところです(笑)。当時はそれが悔しくてかなり頭にきた記憶が今でも残っています。
今ではもう退役になった戦闘機が元気よくそれへ飛び立っていく姿は何とも格好いいものです。特に大飯喰らいのどら猫(F14トムキャット)が空母から飛び立っていく姿はやっぱり格好いいです。年代でしょうか、僕は同じくF14を使った映画「トップガン」よりもF14といえばこの作品を思い出さずにはいられないのです。当時中学生だった僕は戦闘機の動いている映像など見たこともありませんでしたから、この映画を見たときの驚きと衝撃は未だに忘れられません。F14戦闘機がゼロ戦を驚かすシーン、攻撃するシーンはやっぱりしっかりと記憶していました。そのシーンがあったからこそ僕は空母ニミッツが真珠湾攻撃を阻止するんだと完全に思いこんでいたんです(笑)。それが肩透かしを食らったので頭にきちゃったんですねぇ。あの頃は僕も若かったということですかね(^^;。
あれから27年ほど経ってこの作品を見ると時代の変化を感じざるを得ません。古い戦闘機しかり、出演している俳優陣しかり、特殊効果技術レベルしかりです。おもしろいのは作中、捕虜となる日本兵がいますがどう聞いてもカタコトの日本語を話すのです。アクセントもおかしいですし、すらすらと話せていないのです。彼は日系でもない東洋人らしく、そのためにしゃべり方がおかしくなっているようです。現在なら日本人俳優が出演していたかもしれませんね(^^;。
古き良き時代のSFミリタリー映画。ミリタリーファン必見です。
投稿日
2006/10/04
レビュアー
初等※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
最新鋭(当時)の原子力空母が時空のひずみを通って、真珠湾攻撃前のハワイ沖に現れるという、タイムスリップもの。
公開当時の宣伝文句は「原子力空母ニミッツVS零戦」なんて言葉が踊って、ミリタリーファンにとってはよだれものだ。
出てくる空母や航空隊も、さすがアメリカ海軍の全面協力によって、実に素晴らしく、かっこいい!
まるで、アメリカ海軍の広報ビデオみたいだ。
内容は、意外にしっかりしたタイムスリップもので、過去でしたことが未来に影響するという「タイムパラドックス」も描かれている。
ゼロ戦2機がハワイ沖でバカンスを楽しんでいた上院議員たちを襲うものの、偵察飛行中のトムキャットに撃墜される。
が、歴史上ではこの上院議員と女秘書は1941年のこの日にハワイ沖で行方不明になっているはずだった。
このまま彼は有力な大統領候補で、生きているとルーズベルト大統領の死後、トルーマンにかわり大統領になり歴史はその姿を大きく変えていくかもしれない。
原子力空母に介入された歴史は、はたしてどうなってしまうのであろうか!
ところで、ミリタリーファンがもっとも期待していただろう日本機動部隊との決戦は?と言えば、その直前にまた磁気嵐が発生。
迫り来る日本軍攻撃隊を迎撃しようとしていた航空隊も、急遽、帰投してしまい尻すぼみに。
あぁ、もうちょっと!もうちょっとだけ待ってくれ〜!
肝心要がばっさりと切り捨てられてしまい、実に残念。
話はそれるが太平洋戦争のタイムスリップものと言えば、頭に浮かぶのが、かわぐちかいじの漫画「ジパング」。
あちらは自衛隊のイージス艦がミッドウェー開戦前の海域にタイムスリップするというもの。
両方を見て、「あぁ、日本とアメリカではタイムスリップさせたい時期にこんな違いがあるのだなぁ」
アメリカ人にとって、修正したい歴史は真珠湾攻撃なんだ。
「ジパング」のタイムスリップした自衛隊は、両軍の死傷者をできるだけ少なくするため歴史に介入することを決める。
だけど、この映画のアメリカ軍は、何のためらいもなく日本軍の殲滅を決定する。
「いつの時代でも我々はアメリカ海軍なのだ!」と、空母の艦長の言葉。
・・・・・・・・。
ふっ、さすが、正義の国アメリカだ。
申し込みフォームへ記入したら登録完了!
借りたい作品をリストアップするだけ!
発送可能な商品を自宅にお届けします。
商品をポストに投函すればOK!
もちろん無料お試し期間中に退会することも可能です。 また、その場合は料金は一切かかりません。
無料お試し中も、都度レンタルは、有料でご利用いただくことができます。
また、無料お試し中に解約され、何らかの理由でレンタル商品を期日までにご返却いただけなかった場合に、追加料金が発生する場合がございます。
定額プランは1つの封筒に2枚入り、お届けいたします。
届いた往復封筒でポストへご投函いただき、当社配送センターにてご返却を確認できましたら次の封筒を発送致します。繰り返しでご登録のプラン枚数までご利用いただけます。
※1 無料お試し期間中の「新作」レンタルは対象外です。
※2 借り放題はDVD「旧作」、CD「新作・準新作・旧作」が対象です。
ファイナル・カウントダウン
(C)1990 Polyc International BV. All Rights Reserved ※ジャケットデザインは変更になる場合がございます。