最前線物語 / リー・マービン
最前線物語
/サミュエル・フラー
平均評価点:
予告編を検索
全体の平均評価点: (5点満点)
(27)
解説・ストーリー
第二次大戦下のヨーロッパを舞台に、古参の軍曹と4人の若年兵の分隊の行動を描く。北アフリカ戦線に始まって各地を転々と移動して行く中、彼等が出会う数々のエピソードは、兵士にとって“戦争”は結局個人の問題でしかない事を痛烈に物語る。長年のブランクの後、映画作家フラーが自身の体験を反映させた、悲しく愉快で、美しく感動的な戦争ドラマの傑作。
第二次大戦下のヨーロッパを舞台に、古参の軍曹と4人の若年兵の分隊の行動を描く。北アフリカ戦線に始まって各地を転々と移動して行く中、彼等が出会う数々のエピソードは、兵士にとって“戦争”は結局個人の問題でしかない事を痛烈に物語る。長年のブランクの後、映画作家フラーが自身の体験を反映させた、悲しく愉快で、美しく感動的な戦争ドラマの傑作。
もっと見る▼
最新巻情報
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@Aのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
「最前線物語」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
第二次大戦下のヨーロッパを舞台に、古参の軍曹と4人の若年兵の分隊の行動を描く。北アフリカ戦線に始まって各地を転々と移動して行く中、彼等が出会う数々のエピソードは、兵士にとって“戦争”は結局個人の問題でしかない事を痛烈に物語る。長年のブランクの後、映画作家フラーが自身の体験を反映させた、悲しく愉快で、美しく感動的な戦争ドラマの傑作。
「最前線物語」 の作品情報
「最前線物語」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
最新巻情報
最前線物語のシリーズ商品
最前線物語
第二次大戦下のヨーロッパを舞台に、古参の軍曹と4人の若年兵の分隊の行動を描く。北アフリカ戦線に始まって各地を転々と移動して行く中、彼等が出会う数々のエピソードは、兵士にとって“戦争”は結局個人の問題でしかない事を痛烈に物語る。長年のブランクの後、映画作家フラーが自身の体験を反映させた、悲しく愉快で、美しく感動的な戦争ドラマの傑作。
収録時間: |
字幕: |
音声: |
113分 |
日本語・英語 |
1:ドルビーデジタル/サラウンド/英語 |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DLR00939 |
2002年10月31日 |
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
9枚 |
0人 |
1人 |
商品の詳細を表示する
最前線物語 ザ・リコンストラクション
第二次大戦下のヨーロッパを舞台に、古参の軍曹と4人の若年兵の分隊の行動を描く。北アフリカ戦線に始まって各地を転々と移動して行く中、彼等が出会う数々のエピソードは、兵士にとって“戦争”は結局個人の問題でしかない事を痛烈に物語る。長年のブランクの後、映画作家フラーが自身の体験を反映させた、悲しく愉快で、美しく感動的な戦争ドラマの傑作。<BR><BR>★このタイトルは特典映像を含んでおります。
収録時間: |
字幕: |
音声: |
163分 |
日本語・英語・音声解説用字幕 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/英語/(音声解説) |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DLWR00939 |
2005年09月22日 |
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
24枚 |
0人 |
1人 |
商品の詳細を表示する
最前線物語のシリーズ商品
最前線物語
作品詳細を開く
- 収録時間:
113分
- 字幕:
日本語・英語
- 音声:
1:ドルビーデジタル/サラウンド/英語
- レイティング:
- 記番:
DLR00939
- レンタル開始日:
2002年10月31日
- 在庫枚数
9枚
- 1位登録者:
0人
- 2位登録者:
1人
最前線物語 ザ・リコンストラクション
作品詳細を開く
- 収録時間:
163分
- 字幕:
日本語・英語・音声解説用字幕
- 音声:
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/英語/(音声解説)
- レイティング:
- 記番:
DLWR00939
- レンタル開始日:
2005年09月22日
- 在庫枚数
24枚
- 1位登録者:
0人
- 2位登録者:
1人
TSUTAYAだから可能な圧倒的作品数!!
洋画・邦画
約35,500
タイトル以上
国内ドラマも一部含まれております
※2022年2月 現在のタイトル数
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@Aのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
ユーザーレビュー:27件
おいおいおいおい
みなさ〜ん目をさましてくださ〜い (小川直也)!
サミュエル・フラーの傑作中の傑作やで
これよりプライベート・ライアンのほうがすごいと思ってる君
修行がたらんよ リー・マーヴィンと小僧のトム・ハンクスでは
役者の格が違うデ それだけでも映画に差が出来るのよ
これが映画!なんですよ
このレビューは気に入りましたか?
24人の会員が気に入ったと投稿しています
サミュエル・フラーがギッシリ。
投稿日:2008/04/10
レビュアー:JUCE
最近、「鬼軍曹ザック」から始まって「拾った女」「四十挺の拳銃」「戦火の傷跡」「ショック集団」「裸のキッス」「ストリート・オブ・ノー・リターン」とフラー作品を鑑賞していたのですが、この「最前線物語」はこうしたフラー作品の中のエッセンスがそこかしこに散りばめられた集大成のような作品となっています。これらのフラー作品がDISCASではレンタルできないのはちょっと残念です。「ショック集団」「裸のキッス」は特に面白い作品ですので機会があれば是非ご覧下さい。
テーマとしては同じく戦争物である「鬼軍曹ザック」との類似が多いようで、低予算ながら面白かった「鬼軍曹ザック」をさらにスケールアップし、「生き残る」その一点に的を絞った戦争ロードムービーとなっています。「鬼軍曹ザック」と同じくダイ・ハードな鬼軍曹を今回はリー・マービンが演じていますが、彼とその部下4人が軍内部で伝説となるほど死なないのは決して超人的だからでは無く、人間として臆病さも持ち、生き残るための勘どころを心得ているからに他なりません。「生き残る」術を心得たリー・マービンは時に鬼軍曹とも恐れられるのですが、それは彼らが「生き残る」ために必要性から生まれた厳しさなのです。平時の鬼軍曹の人柄を偲ばせる逸話が何度も出てきます。死体を運ぶ少年とのエピソードや戦車内での出産などで戦争が無ければ、彼が子どもに好かれる好々爺であることが良く分かります。「鬼軍曹ザック」を髣髴とさせる少年との出会いと別れは胸を熱くする良いシーンですね。
フラー作品はスムーズに繋がっていくというものは少ないです。突発的な暴力や出来事に不意に移行する。おそらく物語や画面での繋がりよりも、その場の「エモーションの高まり」をフラー監督は重視しているためにそうした一見つながりの悪いと思えるような流れになることもあるのでしょう。頭の回転の早い人が思いついたまま話をすると話が飛びまくっているように感じる、そんな雰囲気なのかもしれません。
第1次大戦で「生き残る」ために行った(本能的)行為によって、リー・マーヴィンにはそのことがトラウマとなって戦争が終わっても、彼の中での戦争は終わっていなかったのだと思います。ようやく第2次世界大戦終結で同じような場面に遭遇しながらも、過去を払拭する行為によって鬼軍曹の戦争が終わるのです。スケールの大きなお話ではないでしょうか。
このレビューは気に入りましたか?
22人の会員が気に入ったと投稿しています
長いけれど退屈しません
投稿日:2006/07/03
レビュアー:吟遊旅人
いやぁ〜、長かった。サミュエル・フラー監督亡き後、劇場公開時にカットされた1時間を追加して再編集されたのがこのバージョン。だから「リコンストラクション」版、というわけ。DVDには製作者ジーン・コーマンの音声解説付きバージョンがあって、それがなかなか面白い。時間があれば本編鑑賞後にそれも全部見たいと思ったのだが、最初の10分ほど見ただけだ、残念。
4日がかりで見終わった本作は、確かに長いけれど、決して飽きない。第1次世界大戦の終わりをモノクロで写す巻頭から、第2次大戦(ヨーロッパ戦線の)終結を写すラストまで、戦闘の最前線を転戦する5人の男たちを描く。
彼らは或るときは最前線を求めて転進し、或るときは後方に移動したと思った彼らの居場所が突然前線になってしまったり。とにかく常に軍曹と4人の若者たちの行く先々は血みどろの戦闘ばかりだ。
映画の進行役は若き作家であるグリフ。彼の独白で物語は展開する。最近のド派手な戦争映画を見慣れた目には、この映画は地味だし、淡々としていて、盛り上がりに欠けるのだが、次々と戦場の場面が変わっていくなかで、「これが戦争だ」ということをいくつもの場面で実感させてくれる。そう、戦争ほど馬鹿馬鹿しくも人の運命が翻弄されるものはない。
そして、この映画に描かれた戦争は多面体であり、悲劇や惨劇だけではなく、シュールな笑いにまぶした「戦争の非人間的」な側面も描いている。何よりも強烈に響いてくるメッセージはこれにつきるだろう、「殺人が英雄的行為なのが戦争で、戦争が終わればただの人殺し」。
ルーク・スカイウォーカーことマーク・ハミルがなかなか好演してます。もちろん、リー・マーヴィンはすごく渋い。渋すぎて眉毛が伸び垂れてるし(笑)。
このレビューは気に入りましたか?
15人の会員が気に入ったと投稿しています
間違いない大傑作
数多くの映画の題材とされているノルマンディー上陸作戦が舞台と
なっているのだが、この作品には例えば『史上最大の作戦』にある
ような荘厳さも雄大さもない。リー・マーヴィンが指揮する落ちこ
ぼれ部隊が戦闘を続けていくのだが、上陸時に一人ずつ特攻し間抜
けな声を上げて死んでいく様や、戦場で出くわした妊婦の出産を戦
車の中で助ける場面など緊張感のかけらもない喜劇的なシーンが繰
り広げられる。ユダヤ人を焼却した炉の中で隠れていたドイツ兵を
発見するクライマックスとも言えるシーンでも、叫び声や憎しみに
歪む表情のアップもなく淡々とドイツ兵を撃ち続けだけなのだが、
こうした乾いた、乾ききった演出が見る者の心を深く撃つ。怒声や
アップ、激しい画面の動き等わかりやすい要素に依らずとも、深く
多くのものを伝えることができることの手本として、『最前線物語』
は文字通り教科書的なものだと言えるだろう。
このレビューは気に入りましたか?
14人の会員が気に入ったと投稿しています
長いけど、それでもやっぱり傑作です
吟遊旅人さん、コメントを頂きありがとうございます。いつか私もコメントさせていただきたと思っていたので、良いきっかけを頂きました。私以外にも毎度毎度長いコメントを書かれている方がいることに興味と感心(関心)を覚え、実はHPの方も拝見させていただいておりました。で、質量そしてデザインも素晴らしいページに、こりゃあわたくしと同類などと思ったのは失礼なことだったと恥じ入った次第です、ハイ(^_^;。その上、デリダなどという恐ろしい名前までが出てくるとは・・・。こんな危険な固有名詞が出てくるのはラヴァ様くらいかと思っていたのですが、世の中狭いものですね。ちなみに、私のハンドルの由来はデリダじゃなくて、ソシュール、いやロラン・バルト・・・いや、私の息子の名前が由来です(マジ)(^_^;。
さて『最前線物語』の話ですが、オリジナル版にもレビューを書いていますが、まずは誰がなんと言おうと戦争物の大傑作だと断言できます。ミリタリー・オタクの私が言うのですから間違いありません(もうヤケクソ)。でも、だからと言って、この作品に、ミリタリー・オタク魂をくすぐられるものを期待してはいけません。デコンストラクション・・・じゃなくて(^_^;、リコンストラクション版では主に戦闘シーンの部分が追加されていますが、それでもそんなシーン自体はこの作品にとって刺身のツマのようなもので、この作品の神髄はコメディー的な要素による「「戦争の非人間的」な側面」の表出にあるのですから。もしど派手な戦闘シーンが観たいのだったら、『プライベート・ライアン』だとか『シン・レッド・ライン』なんかの方が良いでしょう。それぞれ「文学的」な要素もまぶしてありますから、戦争マニアだけじゃなくても楽しめるでしょうしね。もっとも、私個人としては積極的に肯定的な評価はしませんけれど。
ちなみにこの作品のセル版には、オリジナル版との異同やリコンストラクション版作成の経緯を語ったドキュメンタリーや、サミュエル・フラーに関するドキュメンタリーが収録された特典ディスクが付いていますので、とてもお得です。サムのファン必携のアイテムです。
このレビューは気に入りましたか?
13人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
おいおいおいおい
投稿日
2004/03/02
レビュアー
裸足のラヴァース
みなさ〜ん目をさましてくださ〜い (小川直也)!
サミュエル・フラーの傑作中の傑作やで
これよりプライベート・ライアンのほうがすごいと思ってる君
修行がたらんよ リー・マーヴィンと小僧のトム・ハンクスでは
役者の格が違うデ それだけでも映画に差が出来るのよ
これが映画!なんですよ
サミュエル・フラーがギッシリ。
投稿日
2008/04/10
レビュアー
JUCE
最近、「鬼軍曹ザック」から始まって「拾った女」「四十挺の拳銃」「戦火の傷跡」「ショック集団」「裸のキッス」「ストリート・オブ・ノー・リターン」とフラー作品を鑑賞していたのですが、この「最前線物語」はこうしたフラー作品の中のエッセンスがそこかしこに散りばめられた集大成のような作品となっています。これらのフラー作品がDISCASではレンタルできないのはちょっと残念です。「ショック集団」「裸のキッス」は特に面白い作品ですので機会があれば是非ご覧下さい。
テーマとしては同じく戦争物である「鬼軍曹ザック」との類似が多いようで、低予算ながら面白かった「鬼軍曹ザック」をさらにスケールアップし、「生き残る」その一点に的を絞った戦争ロードムービーとなっています。「鬼軍曹ザック」と同じくダイ・ハードな鬼軍曹を今回はリー・マービンが演じていますが、彼とその部下4人が軍内部で伝説となるほど死なないのは決して超人的だからでは無く、人間として臆病さも持ち、生き残るための勘どころを心得ているからに他なりません。「生き残る」術を心得たリー・マービンは時に鬼軍曹とも恐れられるのですが、それは彼らが「生き残る」ために必要性から生まれた厳しさなのです。平時の鬼軍曹の人柄を偲ばせる逸話が何度も出てきます。死体を運ぶ少年とのエピソードや戦車内での出産などで戦争が無ければ、彼が子どもに好かれる好々爺であることが良く分かります。「鬼軍曹ザック」を髣髴とさせる少年との出会いと別れは胸を熱くする良いシーンですね。
フラー作品はスムーズに繋がっていくというものは少ないです。突発的な暴力や出来事に不意に移行する。おそらく物語や画面での繋がりよりも、その場の「エモーションの高まり」をフラー監督は重視しているためにそうした一見つながりの悪いと思えるような流れになることもあるのでしょう。頭の回転の早い人が思いついたまま話をすると話が飛びまくっているように感じる、そんな雰囲気なのかもしれません。
第1次大戦で「生き残る」ために行った(本能的)行為によって、リー・マーヴィンにはそのことがトラウマとなって戦争が終わっても、彼の中での戦争は終わっていなかったのだと思います。ようやく第2次世界大戦終結で同じような場面に遭遇しながらも、過去を払拭する行為によって鬼軍曹の戦争が終わるのです。スケールの大きなお話ではないでしょうか。
長いけれど退屈しません
投稿日
2006/07/03
レビュアー
吟遊旅人
いやぁ〜、長かった。サミュエル・フラー監督亡き後、劇場公開時にカットされた1時間を追加して再編集されたのがこのバージョン。だから「リコンストラクション」版、というわけ。DVDには製作者ジーン・コーマンの音声解説付きバージョンがあって、それがなかなか面白い。時間があれば本編鑑賞後にそれも全部見たいと思ったのだが、最初の10分ほど見ただけだ、残念。
4日がかりで見終わった本作は、確かに長いけれど、決して飽きない。第1次世界大戦の終わりをモノクロで写す巻頭から、第2次大戦(ヨーロッパ戦線の)終結を写すラストまで、戦闘の最前線を転戦する5人の男たちを描く。
彼らは或るときは最前線を求めて転進し、或るときは後方に移動したと思った彼らの居場所が突然前線になってしまったり。とにかく常に軍曹と4人の若者たちの行く先々は血みどろの戦闘ばかりだ。
映画の進行役は若き作家であるグリフ。彼の独白で物語は展開する。最近のド派手な戦争映画を見慣れた目には、この映画は地味だし、淡々としていて、盛り上がりに欠けるのだが、次々と戦場の場面が変わっていくなかで、「これが戦争だ」ということをいくつもの場面で実感させてくれる。そう、戦争ほど馬鹿馬鹿しくも人の運命が翻弄されるものはない。
そして、この映画に描かれた戦争は多面体であり、悲劇や惨劇だけではなく、シュールな笑いにまぶした「戦争の非人間的」な側面も描いている。何よりも強烈に響いてくるメッセージはこれにつきるだろう、「殺人が英雄的行為なのが戦争で、戦争が終わればただの人殺し」。
ルーク・スカイウォーカーことマーク・ハミルがなかなか好演してます。もちろん、リー・マーヴィンはすごく渋い。渋すぎて眉毛が伸び垂れてるし(笑)。
間違いない大傑作
投稿日
2004/12/21
レビュアー
parole
数多くの映画の題材とされているノルマンディー上陸作戦が舞台と
なっているのだが、この作品には例えば『史上最大の作戦』にある
ような荘厳さも雄大さもない。リー・マーヴィンが指揮する落ちこ
ぼれ部隊が戦闘を続けていくのだが、上陸時に一人ずつ特攻し間抜
けな声を上げて死んでいく様や、戦場で出くわした妊婦の出産を戦
車の中で助ける場面など緊張感のかけらもない喜劇的なシーンが繰
り広げられる。ユダヤ人を焼却した炉の中で隠れていたドイツ兵を
発見するクライマックスとも言えるシーンでも、叫び声や憎しみに
歪む表情のアップもなく淡々とドイツ兵を撃ち続けだけなのだが、
こうした乾いた、乾ききった演出が見る者の心を深く撃つ。怒声や
アップ、激しい画面の動き等わかりやすい要素に依らずとも、深く
多くのものを伝えることができることの手本として、『最前線物語』
は文字通り教科書的なものだと言えるだろう。
長いけど、それでもやっぱり傑作です
投稿日
2006/07/31
レビュアー
parole
吟遊旅人さん、コメントを頂きありがとうございます。いつか私もコメントさせていただきたと思っていたので、良いきっかけを頂きました。私以外にも毎度毎度長いコメントを書かれている方がいることに興味と感心(関心)を覚え、実はHPの方も拝見させていただいておりました。で、質量そしてデザインも素晴らしいページに、こりゃあわたくしと同類などと思ったのは失礼なことだったと恥じ入った次第です、ハイ(^_^;。その上、デリダなどという恐ろしい名前までが出てくるとは・・・。こんな危険な固有名詞が出てくるのはラヴァ様くらいかと思っていたのですが、世の中狭いものですね。ちなみに、私のハンドルの由来はデリダじゃなくて、ソシュール、いやロラン・バルト・・・いや、私の息子の名前が由来です(マジ)(^_^;。
さて『最前線物語』の話ですが、オリジナル版にもレビューを書いていますが、まずは誰がなんと言おうと戦争物の大傑作だと断言できます。ミリタリー・オタクの私が言うのですから間違いありません(もうヤケクソ)。でも、だからと言って、この作品に、ミリタリー・オタク魂をくすぐられるものを期待してはいけません。デコンストラクション・・・じゃなくて(^_^;、リコンストラクション版では主に戦闘シーンの部分が追加されていますが、それでもそんなシーン自体はこの作品にとって刺身のツマのようなもので、この作品の神髄はコメディー的な要素による「「戦争の非人間的」な側面」の表出にあるのですから。もしど派手な戦闘シーンが観たいのだったら、『プライベート・ライアン』だとか『シン・レッド・ライン』なんかの方が良いでしょう。それぞれ「文学的」な要素もまぶしてありますから、戦争マニアだけじゃなくても楽しめるでしょうしね。もっとも、私個人としては積極的に肯定的な評価はしませんけれど。
ちなみにこの作品のセル版には、オリジナル版との異同やリコンストラクション版作成の経緯を語ったドキュメンタリーや、サミュエル・フラーに関するドキュメンタリーが収録された特典ディスクが付いていますので、とてもお得です。サムのファン必携のアイテムです。
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@Aのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
ご利用の流れ
@ 会員登録
申し込みフォームへ記入したら登録完了!
A 作品をレンタル
借りたい作品をリストアップするだけ!
発送可能な商品を自宅にお届けします。
B ポストに返却
商品をポストに投函すればOK!
各プランはこちら
-
- 宅配レンタル 定額8プラン

-
- 「新作・準新作」が定額で月8枚レンタルできる!※1借り放題付き※2
- 新規登録する
-
- 宅配レンタル 定額4プラン

-
- 新規登録する
-
- 都度課金 プラン

-
- 新規登録する
※1 無料お試し期間中の「新作」レンタルは対象外です。
※2 借り放題はDVD「旧作」、CD「新作・準新作・旧作」が対象です。
最前線物語