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気の弱い男がある日、愛人の隠し子を押し付けられ、動転して親とは思えない行動に出てしまうさまを描いたサスペンス・タッチの人間ドラマ。松本清張の原作を野村芳太郎監督が映画化した問題作。印刷屋を営む竹下宗吉と妻のお梅。ある日、宗吉の愛人が3人の隠し子を宗吉に押し付けて失踪した。妻のお梅は子どもたちに辛く当たり、やがて、末っ子の赤ん坊が不慮の事故で死んでしまう。お梅が故意に仕組んだと察した宗吉は残る2人も何とかしなければと追い詰められて……。
気の弱い男がある日、愛人の隠し子を押し付けられ、動転して親とは思えない行動に出てしまうさまを描いたサスペンス・タッチの人間ドラマ。松本清張の原作を野村芳太郎監督が映画化した問題作。印刷屋を営む竹下宗吉と妻のお梅。ある日、宗吉の愛人が3人の隠し子を宗吉に押し付けて失踪した。妻のお梅は子どもたちに辛く当たり、やがて、末っ子の赤ん坊が不慮の事故で死んでしまう。お梅が故意に仕組んだと察した宗吉は残る2人も何とかしなければと追い詰められて……。
製作年: |
1978年 |
---|---|
製作国: |
日本 |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
110分 | 1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語 |
|
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
DA9778 | 2005年11月26日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
12枚 | 1人 | 1人 |
収録時間:
110分
字幕:
音声:
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
レイティング:
記番:
DA9778
レンタル開始日:
2005年11月26日
在庫枚数
12枚
1位登録者:
1人
2位登録者:
1人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
110分 | 1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語 |
|
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
DA9778 | 2005年11月26日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
12枚 | 1人 | 1人 |
収録時間:
110分
字幕:
音声:
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
レイティング:
記番:
DA9778
レンタル開始日:
2005年11月26日
在庫枚数
12枚
1位登録者:
1人
2位登録者:
1人
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nekoさんのレビューで思い出し、引っぱり出して再鑑賞しました。
巷では、連日、幼児虐待や自分の子供を殺してしまったというニュースが流れます。父親としては、いたたまれない気持ちになる時代ですけど、そんな時代が来る事を予見していたかと思えてしまう、野村芳太郎監督の昭和53年度作、今から29年前の作品です。同時期に「事件」前年には「八つ墓村」をリメイク(更に後年、市川昆がリメイクします)もっと前には「砂の器」と社会の暗部をえぐるような作品を作ってますね。
商業主義でありながら、今に充分通用する作品であることは間違いなく、当時の邦画のレベルの高さを痛感します。
緒形拳、岩下志麻、小川真由美の演技合戦と言うべきストーリーは、ちょっと恐ろしいモノがあります。女性二人に至っては、実生活でもこうなんじゃないかと思わせる、鬼気迫るものです。(失礼!)
緒形拳は、さすがなのですが、オドオドしたどうしようもない親父という意味合いでは、後年、火曜サスペンスで同じ役を演じた北野武の方が似合っていましたね。たけしは、ダメな男や犯罪者を演じると、これ以上ないくらいはまりますから。緒形拳は、どうしても存在感がありすぎるというか、ダメな男を演じていても、男の強さのようなものを醸し出しちゃいますね。
長女を置き去りにして、立ち去ろうとする緒形拳の後ろで、照明が点灯した瞬間の東京タワーの妖艶さ朋言うべき美しさ。これぞ映画という感じで、背筋がぞぞぞっとしました。
ついに長男の利一を始末しようとしたストーリーでは、さまざまなドラマが見えます。能登(だったかな?)の旅館で、酒を飲みながら自分の生い立ちを語る緒形拳は、切なくなるほどでした。そして、実行・・・。
死んではいなかった長男を見た瞬間に、目を伏せて、怯えの表情を見せる緒形拳。まさに死刑判決を待つ被告のような気分だったのでしょう。しかし、利一は
「父ちゃんじゃないよ、知らない人」と言います。あくまで父親を庇おうとしたんでしょうか。こんな鬼畜のような父親を。その瞬間、緒形拳の目からは涙が溢れだしました。同時に私の目からも涙がこぼれました。
鬼畜というのは、誰しもの心に住み着いていて、様々なきっかけによって育ち、発現するものなのでしょう。誰しもが持っている可能性を思わせるから、恐ろしいと感じるのです。サスペンスドラマでありながら、ホラーと思わせる怖さがあります。
黒澤明の助監督を務め、山田洋次らの門下生を持つ野村芳太郎監督。あくまでも商業的な作品を作り続け、松竹の繁栄のまっただ中にいた人なので、好き嫌いがはっきりするところだと思います。
しかし、日本映画発展の功労者であることは間違い無いと思います。一昨年、他界されましたが、ご冥福を祈りつつ、今の時代にこそ観るべき監督の作品をいくつか観てみようと思います。
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気の弱い、人のよさそうな宗吉(緒形拳)。
そんな人の心の中に鬼が宿る。
怖い映画です。
悪いのは全て大人たち。子供たちに全く罪はない。
なのに、追い詰められていく夫婦の気持ちが何となく分かってしまう・・・そんな怖さ。観終わった後、ふと鬼畜って誰のこと?と考えてしまいました。
愛人から子供を押し付けられる宗吉。
突然愛人と子供の存在を知るお梅。
キリキリ状態の小さな印刷屋。
仕事はどんどん減っていく・・・手のかかる子供・・・・
小さな家の中のギリギリな様子がじりじりと伝わってきます。
悪いのは勝手な大人たち。そんな事は分かっているけど、画面を通じて伝わってくる大人たちの追いつめられる様にふと鬼畜が何のことか分からなくなる。そんな怖さを合わせもっている映画でした。ラストの男の子の言葉に、悲しくて情けなくて泣けてきました。強くならざるを得なかった子供と、あまりにも弱々しい大人。なんて映画でしょうか。言葉を失うくらい見入りました。
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妾の子だった父に虐待されて育った印刷工の松本清張の自伝的作品よね。子役がいいわ。最後の子役の「父親の否定」は、父親からの決別と父親を庇う気持ちが交錯して、涙なしでは見られないわ。
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ユーザーレビュー:54件
投稿日
2007/08/03
レビュアー
こんちゃん※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
nekoさんのレビューで思い出し、引っぱり出して再鑑賞しました。
巷では、連日、幼児虐待や自分の子供を殺してしまったというニュースが流れます。父親としては、いたたまれない気持ちになる時代ですけど、そんな時代が来る事を予見していたかと思えてしまう、野村芳太郎監督の昭和53年度作、今から29年前の作品です。同時期に「事件」前年には「八つ墓村」をリメイク(更に後年、市川昆がリメイクします)もっと前には「砂の器」と社会の暗部をえぐるような作品を作ってますね。
商業主義でありながら、今に充分通用する作品であることは間違いなく、当時の邦画のレベルの高さを痛感します。
緒形拳、岩下志麻、小川真由美の演技合戦と言うべきストーリーは、ちょっと恐ろしいモノがあります。女性二人に至っては、実生活でもこうなんじゃないかと思わせる、鬼気迫るものです。(失礼!)
緒形拳は、さすがなのですが、オドオドしたどうしようもない親父という意味合いでは、後年、火曜サスペンスで同じ役を演じた北野武の方が似合っていましたね。たけしは、ダメな男や犯罪者を演じると、これ以上ないくらいはまりますから。緒形拳は、どうしても存在感がありすぎるというか、ダメな男を演じていても、男の強さのようなものを醸し出しちゃいますね。
長女を置き去りにして、立ち去ろうとする緒形拳の後ろで、照明が点灯した瞬間の東京タワーの妖艶さ朋言うべき美しさ。これぞ映画という感じで、背筋がぞぞぞっとしました。
ついに長男の利一を始末しようとしたストーリーでは、さまざまなドラマが見えます。能登(だったかな?)の旅館で、酒を飲みながら自分の生い立ちを語る緒形拳は、切なくなるほどでした。そして、実行・・・。
死んではいなかった長男を見た瞬間に、目を伏せて、怯えの表情を見せる緒形拳。まさに死刑判決を待つ被告のような気分だったのでしょう。しかし、利一は
「父ちゃんじゃないよ、知らない人」と言います。あくまで父親を庇おうとしたんでしょうか。こんな鬼畜のような父親を。その瞬間、緒形拳の目からは涙が溢れだしました。同時に私の目からも涙がこぼれました。
鬼畜というのは、誰しもの心に住み着いていて、様々なきっかけによって育ち、発現するものなのでしょう。誰しもが持っている可能性を思わせるから、恐ろしいと感じるのです。サスペンスドラマでありながら、ホラーと思わせる怖さがあります。
黒澤明の助監督を務め、山田洋次らの門下生を持つ野村芳太郎監督。あくまでも商業的な作品を作り続け、松竹の繁栄のまっただ中にいた人なので、好き嫌いがはっきりするところだと思います。
しかし、日本映画発展の功労者であることは間違い無いと思います。一昨年、他界されましたが、ご冥福を祈りつつ、今の時代にこそ観るべき監督の作品をいくつか観てみようと思います。
投稿日
2007/08/02
レビュアー
neko※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
気の弱い、人のよさそうな宗吉(緒形拳)。
そんな人の心の中に鬼が宿る。
怖い映画です。
悪いのは全て大人たち。子供たちに全く罪はない。
なのに、追い詰められていく夫婦の気持ちが何となく分かってしまう・・・そんな怖さ。観終わった後、ふと鬼畜って誰のこと?と考えてしまいました。
愛人から子供を押し付けられる宗吉。
突然愛人と子供の存在を知るお梅。
キリキリ状態の小さな印刷屋。
仕事はどんどん減っていく・・・手のかかる子供・・・・
小さな家の中のギリギリな様子がじりじりと伝わってきます。
悪いのは勝手な大人たち。そんな事は分かっているけど、画面を通じて伝わってくる大人たちの追いつめられる様にふと鬼畜が何のことか分からなくなる。そんな怖さを合わせもっている映画でした。ラストの男の子の言葉に、悲しくて情けなくて泣けてきました。強くならざるを得なかった子供と、あまりにも弱々しい大人。なんて映画でしょうか。言葉を失うくらい見入りました。
投稿日
2007/01/17
レビュアー
綾部まりな※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
妾の子だった父に虐待されて育った印刷工の松本清張の自伝的作品よね。子役がいいわ。最後の子役の「父親の否定」は、父親からの決別と父親を庇う気持ちが交錯して、涙なしでは見られないわ。
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