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蒲田行進曲 / 松坂慶子

蒲田行進曲 /深作欣二

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DVD

旧作

お届け率:100%

解説・ストーリー

撮影所を舞台に、スターと大部屋俳優の男、そして落ち目の女優の奇妙な人間関係を軸に、撮影所の舞台裏を織り交ぜて描いたちょっと辛口の大ヒット人情喜劇。時代劇のメッカ、京都撮影所。人情に篤いが激情家なのが玉にキズの大スター銀ちゃんと、その銀ちゃんに憧れる大部屋俳優のヤス。ある日、ヤスのアパートに銀ちゃんが女優の小夏を連れてやって来た。銀ちゃんの子を身ごもった小夏をスキャンダルになるからとヤスに押し付けに来たのだった……。

作品情報

製作年:

1982年

製作国:

日本

キャスト・スタッフ

DVD

旧作

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ジャンル :

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「蒲田行進曲」 の解説・あらすじ・ストーリー

解説・ストーリー

撮影所を舞台に、スターと大部屋俳優の男、そして落ち目の女優の奇妙な人間関係を軸に、撮影所の舞台裏を織り交ぜて描いたちょっと辛口の大ヒット人情喜劇。時代劇のメッカ、京都撮影所。人情に篤いが激情家なのが玉にキズの大スター銀ちゃんと、その銀ちゃんに憧れる大部屋俳優のヤス。ある日、ヤスのアパートに銀ちゃんが女優の小夏を連れてやって来た。銀ちゃんの子を身ごもった小夏をスキャンダルになるからとヤスに押し付けに来たのだった……。

「蒲田行進曲」 の作品情報

作品情報

製作年:

1982年

製作国:

日本

「蒲田行進曲」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

キャスト・スタッフ

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1〜 5件 / 全40件

面白いです。単純に ネタバレ

投稿日:2007/05/30 レビュアー:こんちゃん

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 でもね。う〜ん・・・。この作品を何故映画にしたんでしょう?ご存じの通り、つかこうへいが直木賞を取ったこの小説は、舞台で演じることを前提としていたと思うのですよ。
 現在の日本映画の凋落を嘆き、どうにかしなくちゃいかんと思っている映画関係者達のドラマ。スターと大部屋役者との関わり合い。それが、舞台上で展開されたときにシニカルな笑いが産まれ、感動にまで昇華していったと思うのですが、映画になってしまうと、「楽屋オチ」のような印象が漂ってしまうのですねぇ〜。それは承知の上で深作監督は作っていったのでしょうが、ラヴァさんがおっしゃるように、ある意味では深作監督の最低作であるでしょうし、新たな面を模索してはいても、深作ワールドが終焉を迎えていたことを暗示させるのかも知れません。

 そもそも、東映の看板監督である深作欣二が、松竹キネマに関する映画を撮るというのも、実際のその撮影場所が東映京都撮影所であったことも、なんか妙な違和感がありますしね。銀ちゃんは時代劇のスターなので、京都。この「鎌田行進曲」は現代劇なので蒲田が舞台と言うことでしょうけど・・。角川氏は、この作品の主役に松田優作をと考えていたそうです(笑)
 数年後に、松竹のエース、山田洋二が蒲田撮影所を舞台にした「キネマの天地」を作りました。松竹の意地と行ったところでしょうが、出来映えは今ひとつだったようです。

 つかこうへいの原作は文句なく面白いので、そのままでも舞台でも、そして映画でも(脚本は、本人が担当しています)おそらくは、充分楽しんで鑑賞できると思います。当時の日本アカデミーも総なめにしていますから。
 当時、舞台俳優を目指していたじじいの郷愁かも知れませんが、この作品は映画にして欲しくなかったのです・・・。

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つかこうへいが描こうとしたもの。 深作欣二が描いたもの。 ネタバレ

投稿日:2010/07/12 レビュアー:ロキュータス

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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またナメちゃんに死の商人と揶揄されるかもしれませんが(笑)追悼レビューです。

つかこうへいさんが亡くなった。 映画に比べ演劇をあまり観ない人間なので、氏自身が演出された舞台を実際観たのは30年以上も前でしょうか、『熱海殺人事件』の京都公演のみ。 
あとは活字やテレビドラマ、そして映画では本作品などです。

といっても、本作は、つかこうへい作品というよりも、濃厚に深作欣ニ作品です。
深作監督は録音テープを繰り返し聞いたものの、つかさんの原作舞台は観ていないと言いますし、銀ちゃんに切られた後ヤスが階段を這い登るシーンは、つかこうへいの脚本にはなく深作監督が追加したもの。

「あの映画がヒットしたのは、原作にあった差別の構図を薄めてヤスの映画にしたからなんだ。“ 階段落ち “じゃなくて” 階段登り “の映画にしたんだよ」
笑って最後には泣ける人情話にした。それが大ヒットにつながったのは否定できない事実でしょうね。

深作監督はつかさんが怒ると思ったが、「映画は深作監督のもの」と理解を示し喜んだという。
ただし後に書くようにヤスに同情が集まってしまったことに、「これはいかん。 この作品は決して人情話ではない。 オレは女を押しつけられた男よりも、押しつける男の方にこそ悲劇性を探していたはずだ。」

追悼報道の中で触れることが少ないのであえて申しますが、つかさんは『娘に語る祖国』でご自身書かれたように、日本で生まれ育った在日韓国人二世です。 語る際には、やはりこのことは避けて通れない。

『熱海殺人事件』とは、熱海の海岸で殺されるには絵にならない「ブス殺し」を犯した犯人・大山金太郎(「工員風情が熱海に行く?」と侮られる)の話。
『広島に原爆を落す日』をはじめ、支配・被支配、差別・被差別の関係は作品に色濃く出てくるので、それを従来の構図で見ようとすれば、むしろ容易です。
『蒲田行進曲』の銀ちゃんとヤスの関係も、ヤスが演じた時代に散った浪人の情念も、「階段」も、見ようとすればそう見えてしまう。

しかし在日を逆手に取れば芥川賞・直木賞でも取れるだろうが、そういう獲り方はプライドが許さない、と受賞前には公表しなかったように、安易な構図に乗っかるのはとことん拒否した人だと思う。
在日メディアにはむしろ「民族には目覚めてねえぞオレは」と言い放ち、また安易なものわかりのよさを示してわかったつもりでいたい日本人の知識人やメディアへの反骨精神、ダンディズムがあった人だと思います。(わかったふうなことを言うという意味で自爆)

図式とか固定観念への挑戦。
それは口立て芝居で初日と最終日でまったく違うというライブ感覚に顕著で、常に視点を変えて、ありのままの人の心を映し出そうとされたのでしょう。
そのライブ感覚ゆえに、寺山修司や蜷川幸雄とは違い、自身では映画は撮られず、演劇の人でした。

「私たちは、母親による子殺しや、覚醒剤でどうこうという事件には、もう驚きもしなくなりましたる
どう物語をつくっても、事実という重さには勝てない時代です。
この映画の誇るべきところはドキュメントでもなく、ノンフィクションでもなく、ただのつくりものだと言うことです。
久しぶりに、嘘にみちた映画らしい映画です。」
本作に寄せた、つかさんの言葉ですが、虚構に託して真を描こうとされた方らしい。

つかさんはビリー・ワイルダーの『サンセット大通り』をヒントに、松竹の蒲田撮影所を舞台に書き始めたものの、東映太秦を舞台にした『太秦ラプソディ』のようなものになったと書いています。
その東映太秦をよく知る深作演出は、泥臭く、露悪的で、アナクロささえ感じさせますが、ラストが象徴的なように、それこそが嘘に満ちた映画でありながら私たちを納得させる生命感を持たせていると思います。

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素晴らしい

投稿日:2007/01/20 レビュアー:MonPetit

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日本映画の5本の指に入る作品! ネタバレ

投稿日:2006/10/08 レビュアー:ホワイト

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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当時、「つかこうへい事務所」というプロデュース集団があった。もちろん、岸田戯曲賞、直木賞と取った、「つかこうへい」氏がプロデュースしているのだが、出ている人たちは同じで、
毎回、ドキドキしながら、新宿紀伊國屋ホールに並んだものだ。
ストーリーは強烈な映画へのオマージュが込められている。
落ち目になっていく映画スター「銀ちゃん」(舞台では「銀ちゃんのこと」というのが最初でその時は柄本明さんが演じてました)が、自分の取り巻きの「ヤス」に落ちぶれたスターの松坂慶子を押しつける。銀ちゃんのために自分は生きていると思いこもうとしているヤスはそれでも女を受け入れ、屈折したマゾヒズムの中生きていくしかない。最後は松坂慶子もヤスの心を受け入れ、
「あんた〜!」と叫ぶ中、死ぬかもしれない「階段落ち」にヤス挑戦する。カメラマン役の蟹江敬三さんも良い味出してます。(娘さんは文学座の女優さんなんですよ!名前は・・・秘密。)
見所はつかこうへいさんの「前向きなマゾヒズム」である。
舞台では紀伊國屋ホールの階段まで演劇ファンで連日満員。
その時のヒロインは、根岸としえさんが演じていた。(実は私は映画よりこの舞台の方が好きです)風間杜夫さんが憎らしいほど素敵な、傲慢な映画スターを好演してました。映画でもそうです。
つかこうへい事務所総出演。今では脚本家の長谷川康夫さんも取り巻き役で、「世界の車窓から」のナレーションの石丸謙二郎さんも大部屋役、と、つかこうへいファンなら必見です。ラストシーンは「この映画さえ映画だった」という落ちになっているのですが、私としてはちょっと疑問です。深作監督の切り口も原作に忠実で、素晴らしい出来でした。必見100点。

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☆ふたつ

投稿日:2005/03/07 レビュアー:裸足のラヴァース

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1〜 5件 / 全40件

ユーザーレビュー

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面白いです。単純に

投稿日

2007/05/30

レビュアー

こんちゃん

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 でもね。う〜ん・・・。この作品を何故映画にしたんでしょう?ご存じの通り、つかこうへいが直木賞を取ったこの小説は、舞台で演じることを前提としていたと思うのですよ。
 現在の日本映画の凋落を嘆き、どうにかしなくちゃいかんと思っている映画関係者達のドラマ。スターと大部屋役者との関わり合い。それが、舞台上で展開されたときにシニカルな笑いが産まれ、感動にまで昇華していったと思うのですが、映画になってしまうと、「楽屋オチ」のような印象が漂ってしまうのですねぇ〜。それは承知の上で深作監督は作っていったのでしょうが、ラヴァさんがおっしゃるように、ある意味では深作監督の最低作であるでしょうし、新たな面を模索してはいても、深作ワールドが終焉を迎えていたことを暗示させるのかも知れません。

 そもそも、東映の看板監督である深作欣二が、松竹キネマに関する映画を撮るというのも、実際のその撮影場所が東映京都撮影所であったことも、なんか妙な違和感がありますしね。銀ちゃんは時代劇のスターなので、京都。この「鎌田行進曲」は現代劇なので蒲田が舞台と言うことでしょうけど・・。角川氏は、この作品の主役に松田優作をと考えていたそうです(笑)
 数年後に、松竹のエース、山田洋二が蒲田撮影所を舞台にした「キネマの天地」を作りました。松竹の意地と行ったところでしょうが、出来映えは今ひとつだったようです。

 つかこうへいの原作は文句なく面白いので、そのままでも舞台でも、そして映画でも(脚本は、本人が担当しています)おそらくは、充分楽しんで鑑賞できると思います。当時の日本アカデミーも総なめにしていますから。
 当時、舞台俳優を目指していたじじいの郷愁かも知れませんが、この作品は映画にして欲しくなかったのです・・・。

つかこうへいが描こうとしたもの。 深作欣二が描いたもの。

投稿日

2010/07/12

レビュアー

ロキュータス

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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またナメちゃんに死の商人と揶揄されるかもしれませんが(笑)追悼レビューです。

つかこうへいさんが亡くなった。 映画に比べ演劇をあまり観ない人間なので、氏自身が演出された舞台を実際観たのは30年以上も前でしょうか、『熱海殺人事件』の京都公演のみ。 
あとは活字やテレビドラマ、そして映画では本作品などです。

といっても、本作は、つかこうへい作品というよりも、濃厚に深作欣ニ作品です。
深作監督は録音テープを繰り返し聞いたものの、つかさんの原作舞台は観ていないと言いますし、銀ちゃんに切られた後ヤスが階段を這い登るシーンは、つかこうへいの脚本にはなく深作監督が追加したもの。

「あの映画がヒットしたのは、原作にあった差別の構図を薄めてヤスの映画にしたからなんだ。“ 階段落ち “じゃなくて” 階段登り “の映画にしたんだよ」
笑って最後には泣ける人情話にした。それが大ヒットにつながったのは否定できない事実でしょうね。

深作監督はつかさんが怒ると思ったが、「映画は深作監督のもの」と理解を示し喜んだという。
ただし後に書くようにヤスに同情が集まってしまったことに、「これはいかん。 この作品は決して人情話ではない。 オレは女を押しつけられた男よりも、押しつける男の方にこそ悲劇性を探していたはずだ。」

追悼報道の中で触れることが少ないのであえて申しますが、つかさんは『娘に語る祖国』でご自身書かれたように、日本で生まれ育った在日韓国人二世です。 語る際には、やはりこのことは避けて通れない。

『熱海殺人事件』とは、熱海の海岸で殺されるには絵にならない「ブス殺し」を犯した犯人・大山金太郎(「工員風情が熱海に行く?」と侮られる)の話。
『広島に原爆を落す日』をはじめ、支配・被支配、差別・被差別の関係は作品に色濃く出てくるので、それを従来の構図で見ようとすれば、むしろ容易です。
『蒲田行進曲』の銀ちゃんとヤスの関係も、ヤスが演じた時代に散った浪人の情念も、「階段」も、見ようとすればそう見えてしまう。

しかし在日を逆手に取れば芥川賞・直木賞でも取れるだろうが、そういう獲り方はプライドが許さない、と受賞前には公表しなかったように、安易な構図に乗っかるのはとことん拒否した人だと思う。
在日メディアにはむしろ「民族には目覚めてねえぞオレは」と言い放ち、また安易なものわかりのよさを示してわかったつもりでいたい日本人の知識人やメディアへの反骨精神、ダンディズムがあった人だと思います。(わかったふうなことを言うという意味で自爆)

図式とか固定観念への挑戦。
それは口立て芝居で初日と最終日でまったく違うというライブ感覚に顕著で、常に視点を変えて、ありのままの人の心を映し出そうとされたのでしょう。
そのライブ感覚ゆえに、寺山修司や蜷川幸雄とは違い、自身では映画は撮られず、演劇の人でした。

「私たちは、母親による子殺しや、覚醒剤でどうこうという事件には、もう驚きもしなくなりましたる
どう物語をつくっても、事実という重さには勝てない時代です。
この映画の誇るべきところはドキュメントでもなく、ノンフィクションでもなく、ただのつくりものだと言うことです。
久しぶりに、嘘にみちた映画らしい映画です。」
本作に寄せた、つかさんの言葉ですが、虚構に託して真を描こうとされた方らしい。

つかさんはビリー・ワイルダーの『サンセット大通り』をヒントに、松竹の蒲田撮影所を舞台に書き始めたものの、東映太秦を舞台にした『太秦ラプソディ』のようなものになったと書いています。
その東映太秦をよく知る深作演出は、泥臭く、露悪的で、アナクロささえ感じさせますが、ラストが象徴的なように、それこそが嘘に満ちた映画でありながら私たちを納得させる生命感を持たせていると思います。

素晴らしい

投稿日

2007/01/20

レビュアー

MonPetit

日本映画の5本の指に入る作品!

投稿日

2006/10/08

レビュアー

ホワイト

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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当時、「つかこうへい事務所」というプロデュース集団があった。もちろん、岸田戯曲賞、直木賞と取った、「つかこうへい」氏がプロデュースしているのだが、出ている人たちは同じで、
毎回、ドキドキしながら、新宿紀伊國屋ホールに並んだものだ。
ストーリーは強烈な映画へのオマージュが込められている。
落ち目になっていく映画スター「銀ちゃん」(舞台では「銀ちゃんのこと」というのが最初でその時は柄本明さんが演じてました)が、自分の取り巻きの「ヤス」に落ちぶれたスターの松坂慶子を押しつける。銀ちゃんのために自分は生きていると思いこもうとしているヤスはそれでも女を受け入れ、屈折したマゾヒズムの中生きていくしかない。最後は松坂慶子もヤスの心を受け入れ、
「あんた〜!」と叫ぶ中、死ぬかもしれない「階段落ち」にヤス挑戦する。カメラマン役の蟹江敬三さんも良い味出してます。(娘さんは文学座の女優さんなんですよ!名前は・・・秘密。)
見所はつかこうへいさんの「前向きなマゾヒズム」である。
舞台では紀伊國屋ホールの階段まで演劇ファンで連日満員。
その時のヒロインは、根岸としえさんが演じていた。(実は私は映画よりこの舞台の方が好きです)風間杜夫さんが憎らしいほど素敵な、傲慢な映画スターを好演してました。映画でもそうです。
つかこうへい事務所総出演。今では脚本家の長谷川康夫さんも取り巻き役で、「世界の車窓から」のナレーションの石丸謙二郎さんも大部屋役、と、つかこうへいファンなら必見です。ラストシーンは「この映画さえ映画だった」という落ちになっているのですが、私としてはちょっと疑問です。深作監督の切り口も原作に忠実で、素晴らしい出来でした。必見100点。

☆ふたつ

投稿日

2005/03/07

レビュアー

裸足のラヴァース

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