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マドンナに真野響子、特別ゲストで大御所・嵐寛寿郎が出演。例によって“とらや”の面々とケンカをして寅次郎は愛媛へ。墓参りの美しい未亡人と出会って慕情が募る。そこへ、大洲城18代目の城主だというヘンな老人も登場して…。
マドンナに真野響子、特別ゲストで大御所・嵐寛寿郎が出演。例によって“とらや”の面々とケンカをして寅次郎は愛媛へ。墓参りの美しい未亡人と出会って慕情が募る。そこへ、大洲城18代目の城主だというヘンな老人も登場して…。
製作年: |
1977年 |
---|---|
製作国: |
日本 |
シリーズ: |
男はつらいよ 【第1作】 |
---|
1〜 2件 / 全2件
マドンナに真野響子、特別ゲストで大御所・嵐寛寿郎が出演。例によって“とらや”の面々とケンカをして寅次郎は愛媛へ。墓参りの美しい未亡人と出会って慕情が募る。そこへ、大洲城18代目の城主だというヘンな老人も登場して…。
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
99分 | 日本語 | 1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
DA9519 | 2004年11月25日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
6枚 | 0人 | 0人 |
国民的人気シリーズ「男はつらいよ」の第19弾がデジタルリマスター版で復活。例によって“とらや”の面々とケンカをした寅次郎は愛媛へ。そこで墓参りをする美しい未亡人と出会い慕情が募る。そこへ大洲城18代目の城主だというヘンな老人が登場し…。
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
99分 | 日本語英語 | 1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語 2:ドルビーデジタル/モノラル/日(音声ガイド) |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
DB8519 | 2008年11月27日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
2枚 | 1人 | 1人 |
1〜 2件 / 全2件
DVD
1〜 2件 / 全2件
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ロッキード事件に揺れる世相を受けてか、本編中には「民主主義」の真の意味を問う台詞も散在しますし、弱きを助け強きを挫く「思い遣り」をテーマにした作品ですね。
オープニングのお馴染みの夢のシーンも、スーパーゲスト嵐寛寿郎に因んでの「鞍馬天狗」です。サイレント時代から映画や、そしてテレビ番組として続いた「鞍馬天狗」は、「男はつらいよ」と同様に長寿を誇るシリーズですし、その中でも鞍馬天狗といえば嵐寛寿郎というほど40作以上に主演した当たり役ですから、この引用もいつもにも増して強力に作用します。また、その中で虎が演じる鞍馬天狗は、モモヒキをはいているんですね。これが単なるユーモアだけじゃなく、本編中に登場する老いた嵐寛寿郎にも繋がり、ラストカットのサッカーをする少年たちとも意味深く繋がっていきます。
映画前半は、主に大洲藩十八代目当主・藤堂宗清(嵐寛寿郎)と執事(三木のり平)を絡め、時代がかったナンセンス・コメディが展開されますが、宗清(嵐寛寿郎)の痴呆がかった役柄も含めて、これが後半への大きな伏線となっていくんですね。
宗清が探し求めた息子の嫁であるマドンナ・鞠子(真野響子)と再会し、手を引かれてよぼよぼと夕景の江戸川の土手を歩く姿は叙情深く印象的でした。
もしこのカットでドラマの全てが収束していたなら高く評価した作品だと思うのですが、残念ながら作品の出来はそれほど良くありません。
今回は宗清(嵐寛寿郎)の描写に時間を割く分、マドンナ・鞠子(真野響子)の描写は非情に薄いんですね。脚本の流れ的には、マドンナなど登場させるよりも、鞍馬天狗に引っかけて杉作を連想させるような登場人物を展開させる方が自然だと思うのですが、そこはシリーズとしての型がある悲しさです。またマドンナの人間描写が表には現れない裏での描写になってしまう分、前作の京マチ子のように、香り立つような個性が感じられる演技が欲しいところですが、真野響子では荷が重い感がありますね。
ドラマはいつものように寅とマドンナの関係によって収束に向かいますが、前半の展開ほど重みを持った感覚はなくなってしまいます。
それでも最後の盛り上げを見せる、『あの人と結婚する男は、死んだ亭主のことでヤキモチなんか焼かねぇだろうな』『でも、ほんとにそんな男っているのかな』なんていう台詞は人間の本質を突いて泣かせてくれますね。それも、いつもなら寅とさくらの別れのシーンで描写する台詞を、さくらの背中だけで語ってしまう所など、いかにも山田洋次演出です。おそらく大きく好き嫌いが分かれる演出だと思いますが、「思い遣り」を念頭に置いた、これも演出の技には違いないですね。
50点。
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♪東山三十六峰静かに眠る丑三つ時、突如沸き起こる剣戟の響きィ〜♪ いつもの劇中劇、鞍馬天狗の夢のシーンも印象的な第19作。
渥美さんが記者会見でも「師匠」と讃えたほどに嵐(アラカン)さんは渥美さんにとって憧れの「スター」だったとか。
本作はメインディッシュ前の前菜部分も秀逸で、甥を思う「鯉のぼり」のお土産と、お寺の源ちゃんが「トラ」と名づけたノラ犬が「とらや」に居ついてたことから巻き起こる騒動は、観る人の記憶に強く残ることでしょう。
そんな前菜の喧嘩騒動部分からいつものように旅に出た寅さんは愛媛県まで流れていきます。
礼儀作法に縛られないいつもの寅さんながら、大洲の殿様の十八代目藤堂宗清に自分のお金(札)を拾ってもらったお礼にラムネをご馳走しちゃうところからして、なんとなく殿様をタテル雰囲気がありますね。
そしていつものように寅次郎は女性には「ちゃっかり」してて、殿様の息子の嫁だった鞠子との出会いのシーンでもイイ男ぶった散財をしちゃうんですが、後ですぐ後悔するあたり「愚かなる」寅次郎は相変わらずです。
東京で「鞠子を探してみせる」と殿様に対してイイ加減な口約束をするあたりも愚かさ全開で「なんでそんな安請け合いをするかなぁ?」と見る側を呆れさせもしますが、これも良く解釈してあげれば「寅さん独特のサービス精神」なのでしょうね。
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まだ渥美さんも元気です。とらやの階段から、しっかり滑り落ちてくれます。
話は四国。大洲城18代目の城主だというヘンな老人(嵐寛寿郎)とひょんな事で知り合う寅次郎。
話を聞いてみれば、自分が許さず、勘当した息子の結婚相手の鞠子(真野響子)と一目会って詫びたいとのこと。息子はすでに死んでいるのだ。
旅先で偶然隣の部屋だった鞠子。
いつもの通り、東京で寅と逢う。
そして恋をする寅次郎。
恋をする寅さんは可愛いです。
オープニングは嵐寛寿郎にちなんで鞍馬天狗です。
日本の喜劇の原点ですね。
三木のり平が良い味を出してます。(新しくなるとこの辺の役は柄本明がやるのですが・・・)
今やお父さん役や日本映画で大活躍の寺尾聰がちょい役のお巡りさんで出てます。そんなのを発見するのも楽しいですね。この頃の寺尾さんは好きですw今は上手いだろうって芝居するからなぁ。ヘタなのにw75点
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ユーザーレビュー:12件
投稿日
2007/11/21
レビュアー
ケチケチ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
ロッキード事件に揺れる世相を受けてか、本編中には「民主主義」の真の意味を問う台詞も散在しますし、弱きを助け強きを挫く「思い遣り」をテーマにした作品ですね。
オープニングのお馴染みの夢のシーンも、スーパーゲスト嵐寛寿郎に因んでの「鞍馬天狗」です。サイレント時代から映画や、そしてテレビ番組として続いた「鞍馬天狗」は、「男はつらいよ」と同様に長寿を誇るシリーズですし、その中でも鞍馬天狗といえば嵐寛寿郎というほど40作以上に主演した当たり役ですから、この引用もいつもにも増して強力に作用します。また、その中で虎が演じる鞍馬天狗は、モモヒキをはいているんですね。これが単なるユーモアだけじゃなく、本編中に登場する老いた嵐寛寿郎にも繋がり、ラストカットのサッカーをする少年たちとも意味深く繋がっていきます。
映画前半は、主に大洲藩十八代目当主・藤堂宗清(嵐寛寿郎)と執事(三木のり平)を絡め、時代がかったナンセンス・コメディが展開されますが、宗清(嵐寛寿郎)の痴呆がかった役柄も含めて、これが後半への大きな伏線となっていくんですね。
宗清が探し求めた息子の嫁であるマドンナ・鞠子(真野響子)と再会し、手を引かれてよぼよぼと夕景の江戸川の土手を歩く姿は叙情深く印象的でした。
もしこのカットでドラマの全てが収束していたなら高く評価した作品だと思うのですが、残念ながら作品の出来はそれほど良くありません。
今回は宗清(嵐寛寿郎)の描写に時間を割く分、マドンナ・鞠子(真野響子)の描写は非情に薄いんですね。脚本の流れ的には、マドンナなど登場させるよりも、鞍馬天狗に引っかけて杉作を連想させるような登場人物を展開させる方が自然だと思うのですが、そこはシリーズとしての型がある悲しさです。またマドンナの人間描写が表には現れない裏での描写になってしまう分、前作の京マチ子のように、香り立つような個性が感じられる演技が欲しいところですが、真野響子では荷が重い感がありますね。
ドラマはいつものように寅とマドンナの関係によって収束に向かいますが、前半の展開ほど重みを持った感覚はなくなってしまいます。
それでも最後の盛り上げを見せる、『あの人と結婚する男は、死んだ亭主のことでヤキモチなんか焼かねぇだろうな』『でも、ほんとにそんな男っているのかな』なんていう台詞は人間の本質を突いて泣かせてくれますね。それも、いつもなら寅とさくらの別れのシーンで描写する台詞を、さくらの背中だけで語ってしまう所など、いかにも山田洋次演出です。おそらく大きく好き嫌いが分かれる演出だと思いますが、「思い遣り」を念頭に置いた、これも演出の技には違いないですね。
50点。
投稿日
2006/10/23
レビュアー
KUBOCHIN※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
♪東山三十六峰静かに眠る丑三つ時、突如沸き起こる剣戟の響きィ〜♪ いつもの劇中劇、鞍馬天狗の夢のシーンも印象的な第19作。
渥美さんが記者会見でも「師匠」と讃えたほどに嵐(アラカン)さんは渥美さんにとって憧れの「スター」だったとか。
本作はメインディッシュ前の前菜部分も秀逸で、甥を思う「鯉のぼり」のお土産と、お寺の源ちゃんが「トラ」と名づけたノラ犬が「とらや」に居ついてたことから巻き起こる騒動は、観る人の記憶に強く残ることでしょう。
そんな前菜の喧嘩騒動部分からいつものように旅に出た寅さんは愛媛県まで流れていきます。
礼儀作法に縛られないいつもの寅さんながら、大洲の殿様の十八代目藤堂宗清に自分のお金(札)を拾ってもらったお礼にラムネをご馳走しちゃうところからして、なんとなく殿様をタテル雰囲気がありますね。
そしていつものように寅次郎は女性には「ちゃっかり」してて、殿様の息子の嫁だった鞠子との出会いのシーンでもイイ男ぶった散財をしちゃうんですが、後ですぐ後悔するあたり「愚かなる」寅次郎は相変わらずです。
東京で「鞠子を探してみせる」と殿様に対してイイ加減な口約束をするあたりも愚かさ全開で「なんでそんな安請け合いをするかなぁ?」と見る側を呆れさせもしますが、これも良く解釈してあげれば「寅さん独特のサービス精神」なのでしょうね。
投稿日
2007/03/15
レビュアー
ホワイト※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
まだ渥美さんも元気です。とらやの階段から、しっかり滑り落ちてくれます。
話は四国。大洲城18代目の城主だというヘンな老人(嵐寛寿郎)とひょんな事で知り合う寅次郎。
話を聞いてみれば、自分が許さず、勘当した息子の結婚相手の鞠子(真野響子)と一目会って詫びたいとのこと。息子はすでに死んでいるのだ。
旅先で偶然隣の部屋だった鞠子。
いつもの通り、東京で寅と逢う。
そして恋をする寅次郎。
恋をする寅さんは可愛いです。
オープニングは嵐寛寿郎にちなんで鞍馬天狗です。
日本の喜劇の原点ですね。
三木のり平が良い味を出してます。(新しくなるとこの辺の役は柄本明がやるのですが・・・)
今やお父さん役や日本映画で大活躍の寺尾聰がちょい役のお巡りさんで出てます。そんなのを発見するのも楽しいですね。この頃の寺尾さんは好きですw今は上手いだろうって芝居するからなぁ。ヘタなのにw75点
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男はつらいよ 寅次郎と殿様 【第19作】