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男はつらいよ 寅次郎子守唄 【第14作】
男はつらいよ 寅次郎子守唄 【第14作】
男はつらいよ 寅次郎子守唄 【第14作】 / 渥美清
男はつらいよ 寅次郎子守唄 【第14作】
/山田洋次
平均評価点:
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全体の平均評価点: (5点満点)
(11)
解説・ストーリー
人気シリーズ劇場版第14弾。旅先で赤ん坊を押し付けられた寅次郎が帰郷、結局は一家が育てることに。熱を出した赤ん坊を連れて行った病院には美しく親切な看護婦がおり、例によって寅次郎は一目惚れしてしまう。
人気シリーズ劇場版第14弾。旅先で赤ん坊を押し付けられた寅次郎が帰郷、結局は一家が育てることに。熱を出した赤ん坊を連れて行った病院には美しく親切な看護婦がおり、例によって寅次郎は一目惚れしてしまう。
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「男はつらいよ 寅次郎子守唄 【第14作】」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
人気シリーズ劇場版第14弾。旅先で赤ん坊を押し付けられた寅次郎が帰郷、結局は一家が育てることに。熱を出した赤ん坊を連れて行った病院には美しく親切な看護婦がおり、例によって寅次郎は一目惚れしてしまう。
「男はつらいよ 寅次郎子守唄 【第14作】」 の作品情報
「男はつらいよ 寅次郎子守唄 【第14作】」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
「男はつらいよ 寅次郎子守唄 【第14作】」 のシリーズ作品
最新巻情報
男はつらいよ 寅次郎子守唄 【第14作】のシリーズ商品
男はつらいよ 寅次郎子守唄
人気シリーズ劇場版第14弾。旅先で赤ん坊を押し付けられた寅次郎が帰郷、結局は一家が育てることに。熱を出した赤ん坊を連れて行った病院には美しく親切な看護婦がおり、例によって寅次郎は一目惚れしてしまう。
収録時間: |
字幕: |
音声: |
104分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DA9514 |
2004年10月23日 |
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
9枚 |
1人 |
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男はつらいよ 寅次郎子守唄 HDリマスター版 【第14作】
国民的人気シリーズ「男はつらいよ」の第14弾がデジタルリマスター版で復活。旅先で赤ん坊を押し付けられた寅次郎が帰郷、結局は一家が育てることに。熱を出した赤ん坊を連れて行った病院には美しい看護婦がおり、またも寅次郎は一目惚れしてしまう。
収録時間: |
字幕: |
音声: |
104分 |
日本語英語 |
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語 2:ドルビーデジタル/モノラル/日(音声ガイド)
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DB8514 |
2008年11月27日 |
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
1枚 |
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男はつらいよ 寅次郎子守唄 【第14作】のシリーズ商品
男はつらいよ 寅次郎子守唄
作品詳細を開く
- 収録時間:
104分
- 字幕:
日本語
- 音声:
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
- レイティング:
- 記番:
DA9514
- レンタル開始日:
2004年10月23日
- 在庫枚数
9枚
- 1位登録者:
1人
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1人
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人気シリーズ劇場版第14弾。旅先で赤ん坊を押し付けられた寅次郎が帰郷、結局は一家が育てることに。熱を出した赤ん坊を連れて行った病院には美しく親切な看護婦がおり、例によって寅次郎は一目惚れしてしまう。
男はつらいよ 寅次郎子守唄 HDリマスター版 【第14作】
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- 収録時間:
104分
- 字幕:
日本語英語
- 音声:
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
2:ドルビーデジタル/モノラル/日(音声ガイド)
- レイティング:
- 記番:
DB8514
- レンタル開始日:
2008年11月27日
- 在庫枚数
1枚
- 1位登録者:
0人
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0人
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国民的人気シリーズ「男はつらいよ」の第14弾がデジタルリマスター版で復活。旅先で赤ん坊を押し付けられた寅次郎が帰郷、結局は一家が育てることに。熱を出した赤ん坊を連れて行った病院には美しい看護婦がおり、またも寅次郎は一目惚れしてしまう。
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ユーザーレビュー:11件
第14作
投稿日:2007/11/17
レビュアー:ケチケチ
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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コインロッカー・ベイビーという世相を前半のモチーフとして描く第14作です。テーマ的には前作「恋やつれ」同様に、「人の情」といったところでしょうか。しかし前作以上にテーマへの踏み込みは浅く、全くモチーフに留まっていています。
マドンナ・京子(十朱幸代)と恋敵・大川(上條恒彦)との間を取り持つ寅は、自らの恋心を忘れたかのように大川への思いやりを見せます。しかしそれも冷やかし半分で、いかにも軽薄で寅らしいお馬鹿な一面ですが、心の底に内在する人間本来の思いやりの噴出とも取れなくもありません。そこにカタルシスを覚えるかどうかという作品ですね。
しかしそれも「そう考えられなくもない」という程度のもので、そのために映画は物語を綴るわけでもなく、ディティールにしか過ぎません。全体的にはすべてがバラバラのバラエティコメディで、月亭八方の登場などがなおいっそうその色合いを濃くしています。
金を掛けてドラマになどする必要のない内容の薄さですね。
10点。
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6人の会員が気に入ったと投稿しています
三代目おいちゃん(下條正巳さん)初登場
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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中年関西人の僕にとってはツボな落語家(?)月亭八方さん演じる女房に逃げられた男が本作前半のキーパーソン。…と言っても寅さんに赤ん坊を預けて失踪し、後で春川ますみさん演じるストリップの踊り子と二人で赤ん坊を引き取りに来るだけですけどね。
それにしてもシリーズ中何度か出演なさっている春川ますみさんは毎回イイ演技をされておりますねぇ。赤ん坊にすっかり情が移ったおばちゃん(三崎千恵子さん)からその子を引き取るときに、春川さんが赤ん坊に話しかける言葉が背景で目頭を押さえる車つねさんの姿と重なって、観てるこちらまで泣けてきます。おばちゃん(つねさん)は子供を生んだことがないんですよね。
マドンナの木谷京子役の十朱幸代さんも可愛くてとてもイイですが、春川さんもちょっと出の役ながら存在感は負けてないですね。
恋敵(?)となる大川弥太郎役の上條恒彦さんは寅さんに気に入られて恋愛指南を受けたりして、第1作の博さん、第10作の岡倉助教授に続く3人目の弟子になりますが、1作の博さん同様に不器用だけど真心あるところが功を奏して思いは遂げられます。(第15作では冒頭寅次郎夢のシーン「キャプテン・タイガー」で海賊船の船員役で再登場します)
そしていつものごとく冬空の中を去ってゆく寅さんに僕は泣かされるのですね…。
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
八方師匠若いっすね〜!
冴えない不精な男にどうせモテナイ男だろうと告白をけしかけるが、それが成功して自ら墓穴。これが寅さんの運命なのか?
とにかくふられ続けなくてはシリーズも続かない。本当は喜劇じゃなく切ない恋愛ドラマなのかも。
しかし十朱幸代さんにはビックリだ。最近TVで見かけたがこの頃とあまり変わっていない。彼女は魔女なのかも??
若さを保つのにはお金がかかると聞くが、金をかけているにしても若すぎる。
月亭八方さんも登場。ロン毛の師匠の方は時代を感じた。今の八光よりいい男かも?
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
こどものこども――たぶん 12.6km地点
先日、久しぶりに民放を見ていたら、リチャード・ギア(たぶん)が寅さんに扮したCMを観た。どうやらフランス産炭酸飲料のCMらしい。美人の挨拶に勘違いする様子が実に“寅さん”ぽくて笑ってしまった。うまい脚本だ。一瞬の面白さを切り取っている。大物スターの起用だから2〜3本は撮らないと合わないだろうなぁ。もしかしたらストーリー仕立てかも知れない。R.ギアは、あっさりとした日本人にウケのいい俳優サンだから、日本の国民的なキャラクタを演じても反感がない。膨大なリサーチの結果だろう。わずか数十秒に命をかけるこの業界のスゴさを感じた。
さて、本作品は、子供のような寅さんが赤ん坊を押し付けられて右往左往するお話し。
昭和49年の公開だから1974年になる。この頃、映画界はパニック映画ブームの真っ只中。『大地震』『エアポート'75』『タワーリング・インフェルノ』と、落ち目と言われたハリウッドが底力を見せつけた年だった。一方、『エクソシスト』のヒットでオカルト映画が異常に盛り上がっていた頃でもある。観客は皆、邦画に見向きもしなかった。特に若年層は、邦画なんてダサいじゃんと思っていた。かく言う私も、そうだった。新聞屋がくれる寅さんのチケットを何度ムダにしたことだろう。勿体ないことをしたものである。
だから、本作品は、お年寄りと子供しか観に行かなかったのではないかと思う。そうでなければ、本作品はもう少し評価されていても良いはずだ。それくらい山田洋次監督の演出は冴え、カメラは進歩を遂げていた。
実際、本作品から十年後、映画界には“赤ちゃん”ブームが訪れる。先鞭をつけたのは前田陽一監督の『神様がくれた赤ん坊(79)』だろう。やがて、『赤ちゃんに乾杯!(85)』『スリーメン&ベビー(87)』『赤ちゃん泥棒(87)』『赤ちゃんはトップレディがお好き(87)』『ベイビー・トーク(89)』と陸続と封切られることになる。本作品は、そんな作品群の要素をちょっとづつ兼ね備えていた。
九州で、女房に逃げられ、赤ん坊を抱えた男と知り合いになった寅さん。泣き止まない赤ん坊を叱る男を見かねて酒宴に誘うが、一夜明けると、男は赤ん坊と書き置きを残していなくなっていた。赤ん坊を持て余した寅さんは、仕方なく柴又に帰ることに……。
導入部で博の労災も描かれるが、看護士の木谷(十朱幸代)さんを登場させるためのエピソードなので、ここでは割愛。(笑) 以前、寅さんの見合い相手として出演した春川ますみさんが、今度はストリップ小屋の女主人として登場。赤ん坊と寅さんを結びつける役割りを果たす。また、後半部にも登場して紛糾した事態をまとめたりもする。ストーリー上の重要なキャラクタを嬉々として演じているのが印象に残った。
突然、赤ん坊を抱えて帰って来た寅さんに“とらや”は「隠し子か?!」と大騒ぎ。しかし、事情が分かれば何ということもない。子供に恵まれなかったおばちゃんは、喜んで赤ん坊の面倒をみはじめる。しかし、その夜、旅の疲れからか赤ん坊が熱を出してしまう。さくら達が病院に連れて行くことにするが、寅さんも心配だから付いて行くと言う。しかし、美人の看護士と遭わせるわけにはいかない。さくら達は寅さんを煙に巻いて赤ん坊を病院に連れて行く……。
マドンナを演じるのは、十朱幸代さん。可愛らしい話し方をする一方で、言葉のはしはしに気の強さが見え隠れする看護士を演じている。適役だった。(笑) 珍しいことに、本作品では、マドンナと寅さんの心の交流は描かれない。寅さんが一方的に気を引こうと悪戦苦闘する姿を、山田洋次監督はコミカルに描写してみせた。ある意味、独り相撲だ。赤ん坊が、かまって欲しくて泣くのと同じ。――でも、いくら泣いても誰もかまってくれないこともある。寅さんは、働いている彼女の姿を遠目に見ながら、それを予感していたかも知れない。複雑で繊細なシナリオだった。
ただ、赤ん坊をさくらから取り上げたり押し付けたりしているのを観て、何だかヒヤヒヤした。首も座っていない赤ん坊を「あんなに乱暴に扱って良いの?」と心配してしまった。いまは許されないだろうなぁ。そういう時代だったのだ。
考えてみれば、子供のような寅さんが赤ん坊の世話をしなければならなくなるのは、シチュエーション・コメディの典型だ。だから、寅さんが赤ん坊に情を寄せることはない。なかなか奥深いものを感じた。
本作品もオススメ!
このレビューは気に入りましたか?
2人の会員が気に入ったと投稿しています
さらなる新境地
この作品は、いつもとちょっと違う。
実験的な試みと言っていいかどうかわからないが、いわゆるストーリーらしいストーリーがない。
登場人物が置かれている状況になにも変化がおこらない。
しかし、それがどんな状況なのかが、次第に明らかになってくる。
世の中にそういう映画はいくらもあるが、山田洋次監督の作品では珍しいと思う。
起承転結を無視した作り方だが、それはそれで面白ければかまわない。
この作品は面白い。いつにもまして面白い。
だから、これはきっと成功作だ。
このレビューは気に入りましたか?
2人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
第14作
投稿日
2007/11/17
レビュアー
ケチケチ
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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コインロッカー・ベイビーという世相を前半のモチーフとして描く第14作です。テーマ的には前作「恋やつれ」同様に、「人の情」といったところでしょうか。しかし前作以上にテーマへの踏み込みは浅く、全くモチーフに留まっていています。
マドンナ・京子(十朱幸代)と恋敵・大川(上條恒彦)との間を取り持つ寅は、自らの恋心を忘れたかのように大川への思いやりを見せます。しかしそれも冷やかし半分で、いかにも軽薄で寅らしいお馬鹿な一面ですが、心の底に内在する人間本来の思いやりの噴出とも取れなくもありません。そこにカタルシスを覚えるかどうかという作品ですね。
しかしそれも「そう考えられなくもない」という程度のもので、そのために映画は物語を綴るわけでもなく、ディティールにしか過ぎません。全体的にはすべてがバラバラのバラエティコメディで、月亭八方の登場などがなおいっそうその色合いを濃くしています。
金を掛けてドラマになどする必要のない内容の薄さですね。
10点。
三代目おいちゃん(下條正巳さん)初登場
投稿日
2006/10/22
レビュアー
KUBOCHIN
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
中年関西人の僕にとってはツボな落語家(?)月亭八方さん演じる女房に逃げられた男が本作前半のキーパーソン。…と言っても寅さんに赤ん坊を預けて失踪し、後で春川ますみさん演じるストリップの踊り子と二人で赤ん坊を引き取りに来るだけですけどね。
それにしてもシリーズ中何度か出演なさっている春川ますみさんは毎回イイ演技をされておりますねぇ。赤ん坊にすっかり情が移ったおばちゃん(三崎千恵子さん)からその子を引き取るときに、春川さんが赤ん坊に話しかける言葉が背景で目頭を押さえる車つねさんの姿と重なって、観てるこちらまで泣けてきます。おばちゃん(つねさん)は子供を生んだことがないんですよね。
マドンナの木谷京子役の十朱幸代さんも可愛くてとてもイイですが、春川さんもちょっと出の役ながら存在感は負けてないですね。
恋敵(?)となる大川弥太郎役の上條恒彦さんは寅さんに気に入られて恋愛指南を受けたりして、第1作の博さん、第10作の岡倉助教授に続く3人目の弟子になりますが、1作の博さん同様に不器用だけど真心あるところが功を奏して思いは遂げられます。(第15作では冒頭寅次郎夢のシーン「キャプテン・タイガー」で海賊船の船員役で再登場します)
そしていつものごとく冬空の中を去ってゆく寅さんに僕は泣かされるのですね…。
八方師匠若いっすね〜!
投稿日
2013/07/06
レビュアー
涼風マヨネーズ
冴えない不精な男にどうせモテナイ男だろうと告白をけしかけるが、それが成功して自ら墓穴。これが寅さんの運命なのか?
とにかくふられ続けなくてはシリーズも続かない。本当は喜劇じゃなく切ない恋愛ドラマなのかも。
しかし十朱幸代さんにはビックリだ。最近TVで見かけたがこの頃とあまり変わっていない。彼女は魔女なのかも??
若さを保つのにはお金がかかると聞くが、金をかけているにしても若すぎる。
月亭八方さんも登場。ロン毛の師匠の方は時代を感じた。今の八光よりいい男かも?
こどものこども――たぶん 12.6km地点
投稿日
2012/04/11
レビュアー
みなさん(退会)
先日、久しぶりに民放を見ていたら、リチャード・ギア(たぶん)が寅さんに扮したCMを観た。どうやらフランス産炭酸飲料のCMらしい。美人の挨拶に勘違いする様子が実に“寅さん”ぽくて笑ってしまった。うまい脚本だ。一瞬の面白さを切り取っている。大物スターの起用だから2〜3本は撮らないと合わないだろうなぁ。もしかしたらストーリー仕立てかも知れない。R.ギアは、あっさりとした日本人にウケのいい俳優サンだから、日本の国民的なキャラクタを演じても反感がない。膨大なリサーチの結果だろう。わずか数十秒に命をかけるこの業界のスゴさを感じた。
さて、本作品は、子供のような寅さんが赤ん坊を押し付けられて右往左往するお話し。
昭和49年の公開だから1974年になる。この頃、映画界はパニック映画ブームの真っ只中。『大地震』『エアポート'75』『タワーリング・インフェルノ』と、落ち目と言われたハリウッドが底力を見せつけた年だった。一方、『エクソシスト』のヒットでオカルト映画が異常に盛り上がっていた頃でもある。観客は皆、邦画に見向きもしなかった。特に若年層は、邦画なんてダサいじゃんと思っていた。かく言う私も、そうだった。新聞屋がくれる寅さんのチケットを何度ムダにしたことだろう。勿体ないことをしたものである。
だから、本作品は、お年寄りと子供しか観に行かなかったのではないかと思う。そうでなければ、本作品はもう少し評価されていても良いはずだ。それくらい山田洋次監督の演出は冴え、カメラは進歩を遂げていた。
実際、本作品から十年後、映画界には“赤ちゃん”ブームが訪れる。先鞭をつけたのは前田陽一監督の『神様がくれた赤ん坊(79)』だろう。やがて、『赤ちゃんに乾杯!(85)』『スリーメン&ベビー(87)』『赤ちゃん泥棒(87)』『赤ちゃんはトップレディがお好き(87)』『ベイビー・トーク(89)』と陸続と封切られることになる。本作品は、そんな作品群の要素をちょっとづつ兼ね備えていた。
九州で、女房に逃げられ、赤ん坊を抱えた男と知り合いになった寅さん。泣き止まない赤ん坊を叱る男を見かねて酒宴に誘うが、一夜明けると、男は赤ん坊と書き置きを残していなくなっていた。赤ん坊を持て余した寅さんは、仕方なく柴又に帰ることに……。
導入部で博の労災も描かれるが、看護士の木谷(十朱幸代)さんを登場させるためのエピソードなので、ここでは割愛。(笑) 以前、寅さんの見合い相手として出演した春川ますみさんが、今度はストリップ小屋の女主人として登場。赤ん坊と寅さんを結びつける役割りを果たす。また、後半部にも登場して紛糾した事態をまとめたりもする。ストーリー上の重要なキャラクタを嬉々として演じているのが印象に残った。
突然、赤ん坊を抱えて帰って来た寅さんに“とらや”は「隠し子か?!」と大騒ぎ。しかし、事情が分かれば何ということもない。子供に恵まれなかったおばちゃんは、喜んで赤ん坊の面倒をみはじめる。しかし、その夜、旅の疲れからか赤ん坊が熱を出してしまう。さくら達が病院に連れて行くことにするが、寅さんも心配だから付いて行くと言う。しかし、美人の看護士と遭わせるわけにはいかない。さくら達は寅さんを煙に巻いて赤ん坊を病院に連れて行く……。
マドンナを演じるのは、十朱幸代さん。可愛らしい話し方をする一方で、言葉のはしはしに気の強さが見え隠れする看護士を演じている。適役だった。(笑) 珍しいことに、本作品では、マドンナと寅さんの心の交流は描かれない。寅さんが一方的に気を引こうと悪戦苦闘する姿を、山田洋次監督はコミカルに描写してみせた。ある意味、独り相撲だ。赤ん坊が、かまって欲しくて泣くのと同じ。――でも、いくら泣いても誰もかまってくれないこともある。寅さんは、働いている彼女の姿を遠目に見ながら、それを予感していたかも知れない。複雑で繊細なシナリオだった。
ただ、赤ん坊をさくらから取り上げたり押し付けたりしているのを観て、何だかヒヤヒヤした。首も座っていない赤ん坊を「あんなに乱暴に扱って良いの?」と心配してしまった。いまは許されないだろうなぁ。そういう時代だったのだ。
考えてみれば、子供のような寅さんが赤ん坊の世話をしなければならなくなるのは、シチュエーション・コメディの典型だ。だから、寅さんが赤ん坊に情を寄せることはない。なかなか奥深いものを感じた。
本作品もオススメ!
さらなる新境地
投稿日
2008/10/01
レビュアー
skd007
この作品は、いつもとちょっと違う。
実験的な試みと言っていいかどうかわからないが、いわゆるストーリーらしいストーリーがない。
登場人物が置かれている状況になにも変化がおこらない。
しかし、それがどんな状況なのかが、次第に明らかになってくる。
世の中にそういう映画はいくらもあるが、山田洋次監督の作品では珍しいと思う。
起承転結を無視した作り方だが、それはそれで面白ければかまわない。
この作品は面白い。いつにもまして面白い。
だから、これはきっと成功作だ。
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男はつらいよ 寅次郎子守唄 【第14作】