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人気シリーズ第8弾。さくらの夫・博の父親である老哲学者から「一家の団らんこそ真の幸福である」と諭された寅次郎だが、柴又帝釈天前に開店した喫茶店の未亡人ママに惚れてしまう。未亡人の気を引くために、寅次郎はある行動に出る。
人気シリーズ第8弾。さくらの夫・博の父親である老哲学者から「一家の団らんこそ真の幸福である」と諭された寅次郎だが、柴又帝釈天前に開店した喫茶店の未亡人ママに惚れてしまう。未亡人の気を引くために、寅次郎はある行動に出る。
製作年: |
1971年 |
---|---|
製作国: |
日本 |
シリーズ: |
男はつらいよ 【第1作】 |
---|
1〜 2件 / 全2件
人気シリーズ第8弾。さくらの夫・博の父親である老哲学者から「一家の団らんこそ真の幸福である」と諭された寅次郎だが、柴又帝釈天前に開店した喫茶店の未亡人ママに惚れてしまう。未亡人の気を引くために、寅次郎はある行動に出る。
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
114分 | 日本語 | 1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
DA9508 | 2004年10月23日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
7枚 | 0人 | 0人 |
国民的人気シリーズ「男はつらいよ」の第8弾がデジタルリマスター版で復活。さくらの夫・博の父親である老哲学者から「一家の団らんこそ真の幸福である」と諭された寅次郎だが、柴又帝釈天前に開店した喫茶店の未亡人ママに惚れてしまう。
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
114分 | 日本語英語 | 1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語 2:ドルビーデジタル/モノラル/日(音声ガイド) |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
DB8508 | 2008年11月27日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
4枚 | 0人 | 0人 |
1〜 2件 / 全2件
DVD
1〜 2件 / 全2件
1〜 2件 / 全2件
約35,500
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「 男はつらいよ 」シリーズ 一本一本の積み重ねが結果として26年48作からなる一本の映画、寅次郎とさくらを中心としたある家族の物語となったとも言える日本映画史上の金字塔。
その8作目、71年と72年にまたがる正月映画に昇格し初めて動員100万人を超えた記念すべき作品。
初代おいちゃん、森川信さんは本作公開4ヶ月に亡くなりました。 まだ60歳でした。
そして源公(佐藤餓次郎)が交通事故のため、出演していない唯一の作品
「 男はつらいよ 」は家族を失ったからこそ強く家族のことを思う物語とも言えるが。その代表的な例。
博の母が亡くなり、一人残された博の父(志村喬 第一作以来の出演 寡黙だがなんと父の存在を思わせる名演でしょうか。)をなぐさめようと居候する寅だったが、逆に家庭を持たないと孤独な人生となると諭される。
そこで場面が柴又に変わったところで、御前様(笠智衆)があいさつをかわし、振り返る美人が今回のマドンナ、池内淳子。 (笠智衆さんは、今回2シーンのみでセリフもあいさつのみで無いに等しい。
山田組の一員という信頼関係があればこそのぜいたくな起用法 )
池内淳子さんの役どころは、喫茶店を女手一人で経営する子持ちの後家さん。
失礼ながら、きれいな人だけれども、浅丘ルリ子、吉永小百合、松坂慶子、大原麗子といったスターのオーラを放つマドンナたちと比べるとそのキャラクターは控えめ。
声も甲高くなく低め、和服が似合うがグラマラスというのでもない、含羞ある目元と笑顔、細腕ながら決して周囲に甘えることもなく、誠実にひたむきに生きる女性、外見の華やかさよりもむしろ内面からのたおやかさが魅力の女優さんでした。
さすがによろめき女優と言われることとなった「日々の背信」は知りませんが「女と味噌汁」「国盗り物語」「つくし誰の子」「渡る世間は鬼ばかり」などで、ぼくらの世代にもなじみの女優さんでした。
さる9月26日亡くなられました。 ご冥福をお祈りします。
本作のモチーフになっている花はりんどう。
バラや百合、ひまわりといった花に比べると派手さはないが、野山に自生し群れることなく単独で美しく咲く花。
池内さんにふさわしい花だろう。
寅とマドンナと言えば、身の程知らずの片思いをし、マドンナにはふさわしい男が表れて恋が破れ落ち込み、おいちゃんに「バカだねー」と言われる道化でした。
本作の寅も、彼女が店の経営に苦しむのを知ってもどうしようもない自らの甲斐性のなさを思い知り、そっと身を引きます。
しかし、寅がかけるせいいっぱいの励ましの言葉が、彼女を勇気づけ生きていく力を与えます。
りんどうの花言葉はは「悲しんでいるあなたを愛す」
寅次郎のダンディズムに心打たれる名作でした。
このレビューは気に入りましたか? 9人の会員が気に入ったと投稿しています
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家族という存在を見つめ直し、寅の生き方をも肯定する第8作です。
これまでもフーテン暮らしの寅の生き様を捉えて、その末路などを憂う回はありましたが、今回は、堅実に生きること、そのために器用に生きることが出来ない寅の生き方も、一人の男としてのありようだと讃えてさえいると思います。
物語は、博の母の死から急を告げます。何と言ってもこの回は、自らの妻の死を見つめてしみじみと自分の人生を振り返る博の父(志村喬)の言葉が印象的です。信州安曇野の農家の前を通りかかった時のエピソード、『家族が揃い、みんなで食卓を囲む。茶の間を照らす電気の光。庭先に咲くリンドウの花。これが本来の人間の営みというものではないだろうか。早く気づかねばならない。』極めて堅実で堅物そのものに見える博の父も、何の苦労もなく暖かい家族を築いたわけではなく、そこには苦労もあったんですね。また寅には無い器用さがあればこそ、そんな幸せを築けたのだと思います。
ちょっと調べてみると、リンドウは長野県の県花なんですね。花は群生することはなく1本ずつ咲くそうです。また花言葉は「悲しんでいるあなたを愛する」です。
たびたびこのリンドウの花が本作では引用されますが、それぞれが独立していてもたれ合うことのない家族の姿、そして独立しているからこそ他者を愛すことが出来る家族の姿を象徴しているのだと思います。
このテーマが本作を貫いていて、寅とマドンナ・貴子(池内淳子)の恋愛シチュエーションの転がり出しで多少脚本がモタモタするものの、それ以外の箇所はシリーズの束縛がある中でもテーマに向かって収束する完成度の高い出来に仕上がっています。
寅の失恋も恋敵の登場によるお決まりの失恋などではありません。ライフスタイルの違い、生き方の違いが寅に決定的なショックを与えたんですよね。これはある程度人生を歩んできた男にとっては、恋敵の登場などということよりも如何ともしがたい事実を突きつけられたショックだと思います。
本作は、前作「奮闘篇」が題材としていた「独立」と言う点で非情に似通っていますが、人間の捉え方という面ではまるで大人と子供ほどに差があると思います。この時期、山田洋次は寅さんを撮る傍ら、「家族」(1970年)「故郷」(1972年)と似通ったテーマを扱っていますが、本作は寅の生き方を優しく見つめる目が心地よい作品だと思います。
この寅さんはお奨めです。
80点。
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シリーズも8作を迎えて、博さんが柴又で寅さんを迎える姿に愛情がにじみます。そしてこのあと何年も続く物語の種がいくつか落ちている良い作品だと思います。勿論マドンナの池内淳子さんの品のある艶っぽさも見所です。
第1幕では旅回りの坂東鶴八郎一座との出会い。吉田義夫さん演じる座長と岡本茉利さん演じるその娘大空小百合とはシリーズ第37作幸せの青い鳥まで縁がつづきます。
そして、城下町、備中高梁での第2幕の情景は博さんが愛していたお母さんのお葬式でした。志村喬さん演じる博さんの父「諏訪飃一郎」とその長兄(梅野春靖さん)、次兄(穂積隆信さん)たちとも
第32作口笛を吹く寅次郎まで縁がつづきます。
博が家族の前で父に人生を尽くしてなくなった母を悼むシーンが良いですね。
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ユーザーレビュー:16件
投稿日
2010/10/03
レビュアー
ロキュータス※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
「 男はつらいよ 」シリーズ 一本一本の積み重ねが結果として26年48作からなる一本の映画、寅次郎とさくらを中心としたある家族の物語となったとも言える日本映画史上の金字塔。
その8作目、71年と72年にまたがる正月映画に昇格し初めて動員100万人を超えた記念すべき作品。
初代おいちゃん、森川信さんは本作公開4ヶ月に亡くなりました。 まだ60歳でした。
そして源公(佐藤餓次郎)が交通事故のため、出演していない唯一の作品
「 男はつらいよ 」は家族を失ったからこそ強く家族のことを思う物語とも言えるが。その代表的な例。
博の母が亡くなり、一人残された博の父(志村喬 第一作以来の出演 寡黙だがなんと父の存在を思わせる名演でしょうか。)をなぐさめようと居候する寅だったが、逆に家庭を持たないと孤独な人生となると諭される。
そこで場面が柴又に変わったところで、御前様(笠智衆)があいさつをかわし、振り返る美人が今回のマドンナ、池内淳子。 (笠智衆さんは、今回2シーンのみでセリフもあいさつのみで無いに等しい。
山田組の一員という信頼関係があればこそのぜいたくな起用法 )
池内淳子さんの役どころは、喫茶店を女手一人で経営する子持ちの後家さん。
失礼ながら、きれいな人だけれども、浅丘ルリ子、吉永小百合、松坂慶子、大原麗子といったスターのオーラを放つマドンナたちと比べるとそのキャラクターは控えめ。
声も甲高くなく低め、和服が似合うがグラマラスというのでもない、含羞ある目元と笑顔、細腕ながら決して周囲に甘えることもなく、誠実にひたむきに生きる女性、外見の華やかさよりもむしろ内面からのたおやかさが魅力の女優さんでした。
さすがによろめき女優と言われることとなった「日々の背信」は知りませんが「女と味噌汁」「国盗り物語」「つくし誰の子」「渡る世間は鬼ばかり」などで、ぼくらの世代にもなじみの女優さんでした。
さる9月26日亡くなられました。 ご冥福をお祈りします。
本作のモチーフになっている花はりんどう。
バラや百合、ひまわりといった花に比べると派手さはないが、野山に自生し群れることなく単独で美しく咲く花。
池内さんにふさわしい花だろう。
寅とマドンナと言えば、身の程知らずの片思いをし、マドンナにはふさわしい男が表れて恋が破れ落ち込み、おいちゃんに「バカだねー」と言われる道化でした。
本作の寅も、彼女が店の経営に苦しむのを知ってもどうしようもない自らの甲斐性のなさを思い知り、そっと身を引きます。
しかし、寅がかけるせいいっぱいの励ましの言葉が、彼女を勇気づけ生きていく力を与えます。
りんどうの花言葉はは「悲しんでいるあなたを愛す」
寅次郎のダンディズムに心打たれる名作でした。
投稿日
2007/11/15
レビュアー
ケチケチ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
家族という存在を見つめ直し、寅の生き方をも肯定する第8作です。
これまでもフーテン暮らしの寅の生き様を捉えて、その末路などを憂う回はありましたが、今回は、堅実に生きること、そのために器用に生きることが出来ない寅の生き方も、一人の男としてのありようだと讃えてさえいると思います。
物語は、博の母の死から急を告げます。何と言ってもこの回は、自らの妻の死を見つめてしみじみと自分の人生を振り返る博の父(志村喬)の言葉が印象的です。信州安曇野の農家の前を通りかかった時のエピソード、『家族が揃い、みんなで食卓を囲む。茶の間を照らす電気の光。庭先に咲くリンドウの花。これが本来の人間の営みというものではないだろうか。早く気づかねばならない。』極めて堅実で堅物そのものに見える博の父も、何の苦労もなく暖かい家族を築いたわけではなく、そこには苦労もあったんですね。また寅には無い器用さがあればこそ、そんな幸せを築けたのだと思います。
ちょっと調べてみると、リンドウは長野県の県花なんですね。花は群生することはなく1本ずつ咲くそうです。また花言葉は「悲しんでいるあなたを愛する」です。
たびたびこのリンドウの花が本作では引用されますが、それぞれが独立していてもたれ合うことのない家族の姿、そして独立しているからこそ他者を愛すことが出来る家族の姿を象徴しているのだと思います。
このテーマが本作を貫いていて、寅とマドンナ・貴子(池内淳子)の恋愛シチュエーションの転がり出しで多少脚本がモタモタするものの、それ以外の箇所はシリーズの束縛がある中でもテーマに向かって収束する完成度の高い出来に仕上がっています。
寅の失恋も恋敵の登場によるお決まりの失恋などではありません。ライフスタイルの違い、生き方の違いが寅に決定的なショックを与えたんですよね。これはある程度人生を歩んできた男にとっては、恋敵の登場などということよりも如何ともしがたい事実を突きつけられたショックだと思います。
本作は、前作「奮闘篇」が題材としていた「独立」と言う点で非情に似通っていますが、人間の捉え方という面ではまるで大人と子供ほどに差があると思います。この時期、山田洋次は寅さんを撮る傍ら、「家族」(1970年)「故郷」(1972年)と似通ったテーマを扱っていますが、本作は寅の生き方を優しく見つめる目が心地よい作品だと思います。
この寅さんはお奨めです。
80点。
投稿日
2006/05/07
レビュアー
KUBOCHIN※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
シリーズも8作を迎えて、博さんが柴又で寅さんを迎える姿に愛情がにじみます。そしてこのあと何年も続く物語の種がいくつか落ちている良い作品だと思います。勿論マドンナの池内淳子さんの品のある艶っぽさも見所です。
第1幕では旅回りの坂東鶴八郎一座との出会い。吉田義夫さん演じる座長と岡本茉利さん演じるその娘大空小百合とはシリーズ第37作幸せの青い鳥まで縁がつづきます。
そして、城下町、備中高梁での第2幕の情景は博さんが愛していたお母さんのお葬式でした。志村喬さん演じる博さんの父「諏訪飃一郎」とその長兄(梅野春靖さん)、次兄(穂積隆信さん)たちとも
第32作口笛を吹く寅次郎まで縁がつづきます。
博が家族の前で父に人生を尽くしてなくなった母を悼むシーンが良いですね。
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