1. DVDレンタルTOP
  2. すべてのジャンル
  3. 洋画のDVDレンタル
  4. アクションのDVDレンタル
  5. ディレクターズカット/ワイルドバンチ 特別版 (両面Disc)

ディレクターズカット/ワイルドバンチ 特別版 (両面Disc)

ディレクターズカット/ワイルドバンチ 特別版 (両面Disc)の画像・ジャケット写真

ディレクターズカット/ワイルドバンチ 特別版 (両面Disc) / ウィリアム・ホールデン

ディレクターズカット/ワイルドバンチ 特別版 (両面Disc) /サム・ペキンパー

平均評価点: 

予告編を検索

全体の平均評価点: (5点満点)

49

DVD

旧作

お届け率:100%

解説・ストーリー

1913年の動乱のメキシコ。パイクをリーダーとする5人のアウトローたちが、革命派の将軍マパッチから米政府の輸送列車の襲撃を依頼される。パイクたちは見事、列車から武器弾薬の強奪に成功するが、マパッチは約束の金の代わりにパイクたちに襲いかかる。100人を超える軍隊を相手にゝ人は死闘を展開する……。S・ペキンパー独特の、スローモーションによる暴力描写が映える、彼の最高作の一つに未公開シーンを加えた完全版。<BR><BR>※こちらのタイトルは両面Discでございます。

DVD

旧作

お届け率:100%

ジャンル :

新規ご登録はこちら

新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を

14日間無料お試し!
  • ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@Aのいずれかに該当する方に限ります。
  • @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
  • A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
  • 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。
  • 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。

「ディレクターズカット/ワイルドバンチ 特別版 (両面Disc)」 の解説・あらすじ・ストーリー

解説・ストーリー

1913年の動乱のメキシコ。パイクをリーダーとする5人のアウトローたちが、革命派の将軍マパッチから米政府の輸送列車の襲撃を依頼される。パイクたちは見事、列車から武器弾薬の強奪に成功するが、マパッチは約束の金の代わりにパイクたちに襲いかかる。100人を超える軍隊を相手にゝ人は死闘を展開する……。S・ペキンパー独特の、スローモーションによる暴力描写が映える、彼の最高作の一つに未公開シーンを加えた完全版。<BR><BR>※こちらのタイトルは両面Discでございます。

「ディレクターズカット/ワイルドバンチ 特別版 (両面Disc)」 の作品情報

作品情報

製作年:

1969年

製作国:

アメリカ

原題:

THE WILD BUNCH

「ディレクターズカット/ワイルドバンチ 特別版 (両面Disc)」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

TSUTAYAだから可能な圧倒的作品数!!

TSUTAYAだから可能な圧倒的作品数!!

洋画・邦画

35,500
タイトル以上

国内ドラマも一部含まれております

国内・海外ドラマ

5,400
タイトル以上

アニメ

9,200
タイトル以上

R-18

210,000
タイトル以上

CD

250,000
タイトル以上

※2022年2月 現在のタイトル数

新規ご登録はこちら

新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を

14日間無料お試し!
  • ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@Aのいずれかに該当する方に限ります。
  • @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
  • A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
  • 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。
  • 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。

関連作品

関連作品

サンセット大通り/アラバマ物語

第十七捕虜収容所

西部番外地

わらの犬

マーティ

ユーザーレビュー:49件

入力内容に誤りがあります。

内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。

  • 入力内容に誤りがあります。

この作品に関するあなたの感想や意見を書いてみませんか?

1〜 5件 / 全49件

これぞ、男の為の名作(いや、女性でも見れますよ) ネタバレ

投稿日:2007/09/20 レビュアー:こんちゃん

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

 私は、古い映画が良いとばかりは思わないのです。たしかに昔の映画には素晴らしい物も多いのですが、やはり最新の映像テクニックが駆使された今の映画には及ばない部分も多いのでは無いかと思うのですが、これは別格です。
 数少ないながら、素晴らしいレビュアーさんたちがこぞって絶賛するのも当然でしょう。
 なんというか、日本の仁侠映画にも相通ずる、男の美学、滅びの美学ともいうべき最後の西部劇ですね。

 スローモーションと短いカッティング編集を駆使した“デス・バレー”とも呼ばれるクライマックスの大銃撃戦は、これは今でも通用する名シーンであり、ジョン・ウーを始め多くの映画人に多大な影響を与えたのでしょう。「マトリックス」もある意味、そうじゃないかしら?
 クライマックスに向けての、老境にさし掛かった枯れた男たちの生き急ぎ、死に急ぐ様と、西部への挽歌が秀逸です。

 残酷で激しいアクションシーンが売りのように思えますが、実はそうでもなくて、列車襲撃のシーンなどは、とても静かで、映画に素晴らしいメリハリをつけています。列車内にいるアメリカ兵たちに気づかれないように列車を乗っ取るために、銃も撃たず、見張りのアメリカ兵たちを降参させていくのですが、だからこそクライマックスの銃撃シーンも生きるのでしょう。
 静と動のバランスが絶妙で、素晴らしい緊張感を持った作品です。
 噂では、リメイクされるようですが、どんな作品になるのか楽しみであると同時に、これを越えるのは難しいんじゃないかとも思うのです。

 実は、これ若い頃に観たきりなんですが、とても印象深く残って居るんですね。たまたまKItty Walkerさんのレビューを見て、DVDになっていることを知り、是非借りてみようと思いつつ、先にレビューを書いてしまってます。
 内容に関しては、よふかしさんや勝王さんや先達レビュアーが素晴らしいレビューを書いておられるので、まかせます。

  *******************************

 ところでKitty Walkerさん、以前、「恐怖のメロディー」のレビューでお声がけをしておきながら、そのお返事を見逃しておりまして失礼しました。おそらく、同年代の方であろうと思ったのでお声がけしたのですが、妙にバタバタしておりまして、鑑賞したもののレビューを投稿するのが精一杯で、他のレビュアーさんのレビューにあまり目を通しておりませんでした。

 先日、mixiにおける「ラヴァーズのDISCASな日々」の関東周辺のメンバーでオフ会なる物を開きました。DISCASレビューで、素晴らしい見識を披露されている勝王さんが幹事となり、代表の(そんなえらいもんでもないけど・・失礼!)裸足のラヴァーズ様たちとも、生で語り合うことが出来、大変有意義でした。今週末には、関西オフ会も開催されます。
 DISCASでレビューを読んで、
「あ、この人の感性、好きだな」
などと思って、レビューでお声がけしたり(ラヴァさんやパロさんが始めたのかな?)してますが、どうしても一方通行になってしまいます。そういったことを補完できればと言う意味で始まったことなので、映画好きであればどなたでも参加していただけます。メンバーのプライバシーを守るために(結構、よそでは言えないことを書いちゃったりもしますので)非公開・承認制になってますけど、ラヴァ様に申請すれば、基本的に「来る者は拒まず」ですから。
 エイちゃんさんやよふかしさんには、以前から参加していただきたいなと思っておりますし、私がKitty Walkerさんに注目したのも、mixiのコミュの中でのラヴァ様の書き込みがきっかけなんですね。もし、興味があるようでしたら、是非mixiの「ラヴァーズのDISCASな日々」にも遊びに来て下さい。
 あ、peroleさんもよくおっしゃってますが、Kitty Walkerさんに限らず、すべての映画好きの人に呼びかけております。映画好きの人たちの情報交換の場として、非常に有意義であると思いますので、皆さん、是非参加して下さい。
 ちなみにmixiでは、私は「スティーヴィー」です。

このレビューは気に入りましたか? 18人の会員が気に入ったと投稿しています

ただのヴァイオレンス映画ではないよ ネタバレ

投稿日:2006/07/10 レビュアー:よふかし

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

 この前作の『ダンディー少佐』でいろいろあって、三年ほどホサれていたペキンパーが復活した作品。『ダンディー少佐』は切り刻まれる前の版が今ではDVDで観られ、二作続けて観ると、失敗作あっての傑作『ワイルドバンチ』なのだということがよく分かりました。本作は『ケーブルホーグ』や『戦争のはらわた』などをおしのけて、やはりペキンパーのベストと言っていいでしょう。
 つい、派手な暴力描写に目が行ってしまいますが、そればかりの映画ではありません。
 たとえば、意外なほど多い子供の描写はどうでしょうか。冒頭、サソリを蟻の群れに放り込んで遊ぶ子供たち。銀行襲撃の銃撃戦のど真ん中で抱き合う男の子と女の子。メキシコの村の子供たち。ラスト、パイク(ウィリアム・ホールデン)を背後から撃つ少年兵。第一次大戦前のメキシコ国境、自動車が登場し、時代に合わなくなっていく無法者たちの末路を、新しい世代である子供たちは物語のあちこちで、静かに見つめ続けています。
 また、一味唯一のメキシコ人エンジェルの恋人は、彼を裏切りマパッチ将軍の愛人となります。将軍の砦でエンジェルと再会した彼女の、泣き笑い、愛と嘲笑の入り混じった表情は実に素晴らしいと思います。
 ですから、けして「男」ばかりの作品ではないと思うのです。
 もちろん、アクション・シーンはすごい。冒頭の銀行襲撃・大銃撃戦は何度観ても惚れ惚れしてしまいます。パイク一味、追手のソーントン(ロバート・ライアン)一味、何も知らない市民の行進の三者の動きでじりじりとサスペンスを盛り上げ、銃撃戦ではスローモーションなど異なるスピードのカットを短くつないで、緊張感を持続させたまま、戦いのあちこちの様相を次々と観客に提示します。そのため、観る者はこの大混乱に自分も巻き込まれているような気さえしてしまいます。
 ラストの「殴りこみ」も、登場人物たちが多弁ではないため、さまざまに動機を解釈することができそうです。捕まったエンジェルへの友情や、男気などと美しく感じる方もいるかもしれませんが、僕はそんなロマンチックではないような気がします。彼らはただ、自分たちのために自分たちのやり方でいろんなことにカタを付けにいったのでしょう。だから、逮捕され誇りを失ったソーントンは、わが身を振り返って、立ち尽くすしかなかったのだと思います。ああ、やっぱり書きつくせない。95点。

このレビューは気に入りましたか? 18人の会員が気に入ったと投稿しています

生きるために死地へと赴く男達

投稿日:2008/04/13 レビュアー:JUCE

このレビューは気に入りましたか? 16人の会員が気に入ったと投稿しています

美学を拒否することで浮かび上がる美学・・・どこにでも美は存在する ネタバレ

投稿日:2010/10/11 レビュアー:KASPAR

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

えーっと、まぁ勿論観たことがあるんすけど、なかなか面白かったかな?というぐらいの記憶しかなかったので、『午前十時の映画祭』でスクリーンでサム・ペキンパーの名作『ワイルドバンチ』観てきました(°∀°)b

ふむふむ(・〜・)そーいえばこういう映画やったなー♪全てを否定して全てを肯定するこんなもんやん映画の極地ш(`∇´*)ш

悪人映画なんやけど、悪人しか出てこないので究極的には普通の人間映画ともいえる作品やね((φ(・д・。)

□■□■□

"男の美学"とか"滅びの美学"とか言われてる映画なんすけど、個人的にはちょっとこの言い方には違和感があるんすよね〜・・・この映画に関しては、それまでの"美学"の拒否に作品のアイデンティティーがあると思うんで、"美学を拒否する美学"もしくは"美学を否定した後に残る美学"というイメージなんすよねー・・・((φ(・д・。)

その部分(否定、拒否)を除いて"美学"といってしまうとなんか違和感あるんすよねー・・・(・〜・)

まぁ、それがどーしてん?っつーたら別になんでもないんすけどねш(`∇´*)шま、どーでも良い個人的な宣言ですw

【ここからネタバレします。ラストに触れます】

よふかしさんとちょい被るんすけど、ラストに関しては、友情の為とか、死に場所探しとか、人間としての尊厳とか、そういうロマンチックなものには感じなかったですねー((φ(・д・。)

それまでの主人公達への感情移入によって、ラストの行動の理由付けをロマンチックなものにしたくなるんすけど、もっと短絡的なバカ理由の行動に感じました(´艸`)

ゆーならば、コイツむかつくねん!レベルの話のようなш(`∇´*)ш

オレ個人の気持ちの問題で決着を付けにいった感じ、ある意味自分さえ良ければ(納得すれば)良いという感じ(´艸`)

美学を否定して、非常に人間らしい自己愛の行動を描いたら、結果としてそこに美が生まれてしまったという感じ煤i・д・ノ)ノここにも美があったのか!?

□■□■□

個人的に、この映画は、男の映画とは思っていません(←これもよふかしさんと被るけどw)

男も、女も、子供も、全て等しく"人間"として描いた映画やと思ってます♪

全て悪人ですけど、全て平等に人間として描いた映画やと思います♪

せやから、この"善"の無い世界に"美"が生まれたやんやと思ってます(°∀°)b

個人的満足度 80点! オススメ度 80点!

このレビューは気に入りましたか? 12人の会員が気に入ったと投稿しています

ウエスタンの名作

投稿日:2007/06/01 レビュアー:勝王

このレビューは気に入りましたか? 10人の会員が気に入ったと投稿しています

1〜 5件 / 全49件

ユーザーレビュー

入力内容に誤りがあります。

内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。

  • 入力内容に誤りがあります。

ユーザーレビュー:49件

これぞ、男の為の名作(いや、女性でも見れますよ)

投稿日

2007/09/20

レビュアー

こんちゃん

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

 私は、古い映画が良いとばかりは思わないのです。たしかに昔の映画には素晴らしい物も多いのですが、やはり最新の映像テクニックが駆使された今の映画には及ばない部分も多いのでは無いかと思うのですが、これは別格です。
 数少ないながら、素晴らしいレビュアーさんたちがこぞって絶賛するのも当然でしょう。
 なんというか、日本の仁侠映画にも相通ずる、男の美学、滅びの美学ともいうべき最後の西部劇ですね。

 スローモーションと短いカッティング編集を駆使した“デス・バレー”とも呼ばれるクライマックスの大銃撃戦は、これは今でも通用する名シーンであり、ジョン・ウーを始め多くの映画人に多大な影響を与えたのでしょう。「マトリックス」もある意味、そうじゃないかしら?
 クライマックスに向けての、老境にさし掛かった枯れた男たちの生き急ぎ、死に急ぐ様と、西部への挽歌が秀逸です。

 残酷で激しいアクションシーンが売りのように思えますが、実はそうでもなくて、列車襲撃のシーンなどは、とても静かで、映画に素晴らしいメリハリをつけています。列車内にいるアメリカ兵たちに気づかれないように列車を乗っ取るために、銃も撃たず、見張りのアメリカ兵たちを降参させていくのですが、だからこそクライマックスの銃撃シーンも生きるのでしょう。
 静と動のバランスが絶妙で、素晴らしい緊張感を持った作品です。
 噂では、リメイクされるようですが、どんな作品になるのか楽しみであると同時に、これを越えるのは難しいんじゃないかとも思うのです。

 実は、これ若い頃に観たきりなんですが、とても印象深く残って居るんですね。たまたまKItty Walkerさんのレビューを見て、DVDになっていることを知り、是非借りてみようと思いつつ、先にレビューを書いてしまってます。
 内容に関しては、よふかしさんや勝王さんや先達レビュアーが素晴らしいレビューを書いておられるので、まかせます。

  *******************************

 ところでKitty Walkerさん、以前、「恐怖のメロディー」のレビューでお声がけをしておきながら、そのお返事を見逃しておりまして失礼しました。おそらく、同年代の方であろうと思ったのでお声がけしたのですが、妙にバタバタしておりまして、鑑賞したもののレビューを投稿するのが精一杯で、他のレビュアーさんのレビューにあまり目を通しておりませんでした。

 先日、mixiにおける「ラヴァーズのDISCASな日々」の関東周辺のメンバーでオフ会なる物を開きました。DISCASレビューで、素晴らしい見識を披露されている勝王さんが幹事となり、代表の(そんなえらいもんでもないけど・・失礼!)裸足のラヴァーズ様たちとも、生で語り合うことが出来、大変有意義でした。今週末には、関西オフ会も開催されます。
 DISCASでレビューを読んで、
「あ、この人の感性、好きだな」
などと思って、レビューでお声がけしたり(ラヴァさんやパロさんが始めたのかな?)してますが、どうしても一方通行になってしまいます。そういったことを補完できればと言う意味で始まったことなので、映画好きであればどなたでも参加していただけます。メンバーのプライバシーを守るために(結構、よそでは言えないことを書いちゃったりもしますので)非公開・承認制になってますけど、ラヴァ様に申請すれば、基本的に「来る者は拒まず」ですから。
 エイちゃんさんやよふかしさんには、以前から参加していただきたいなと思っておりますし、私がKitty Walkerさんに注目したのも、mixiのコミュの中でのラヴァ様の書き込みがきっかけなんですね。もし、興味があるようでしたら、是非mixiの「ラヴァーズのDISCASな日々」にも遊びに来て下さい。
 あ、peroleさんもよくおっしゃってますが、Kitty Walkerさんに限らず、すべての映画好きの人に呼びかけております。映画好きの人たちの情報交換の場として、非常に有意義であると思いますので、皆さん、是非参加して下さい。
 ちなみにmixiでは、私は「スティーヴィー」です。

ただのヴァイオレンス映画ではないよ

投稿日

2006/07/10

レビュアー

よふかし

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

 この前作の『ダンディー少佐』でいろいろあって、三年ほどホサれていたペキンパーが復活した作品。『ダンディー少佐』は切り刻まれる前の版が今ではDVDで観られ、二作続けて観ると、失敗作あっての傑作『ワイルドバンチ』なのだということがよく分かりました。本作は『ケーブルホーグ』や『戦争のはらわた』などをおしのけて、やはりペキンパーのベストと言っていいでしょう。
 つい、派手な暴力描写に目が行ってしまいますが、そればかりの映画ではありません。
 たとえば、意外なほど多い子供の描写はどうでしょうか。冒頭、サソリを蟻の群れに放り込んで遊ぶ子供たち。銀行襲撃の銃撃戦のど真ん中で抱き合う男の子と女の子。メキシコの村の子供たち。ラスト、パイク(ウィリアム・ホールデン)を背後から撃つ少年兵。第一次大戦前のメキシコ国境、自動車が登場し、時代に合わなくなっていく無法者たちの末路を、新しい世代である子供たちは物語のあちこちで、静かに見つめ続けています。
 また、一味唯一のメキシコ人エンジェルの恋人は、彼を裏切りマパッチ将軍の愛人となります。将軍の砦でエンジェルと再会した彼女の、泣き笑い、愛と嘲笑の入り混じった表情は実に素晴らしいと思います。
 ですから、けして「男」ばかりの作品ではないと思うのです。
 もちろん、アクション・シーンはすごい。冒頭の銀行襲撃・大銃撃戦は何度観ても惚れ惚れしてしまいます。パイク一味、追手のソーントン(ロバート・ライアン)一味、何も知らない市民の行進の三者の動きでじりじりとサスペンスを盛り上げ、銃撃戦ではスローモーションなど異なるスピードのカットを短くつないで、緊張感を持続させたまま、戦いのあちこちの様相を次々と観客に提示します。そのため、観る者はこの大混乱に自分も巻き込まれているような気さえしてしまいます。
 ラストの「殴りこみ」も、登場人物たちが多弁ではないため、さまざまに動機を解釈することができそうです。捕まったエンジェルへの友情や、男気などと美しく感じる方もいるかもしれませんが、僕はそんなロマンチックではないような気がします。彼らはただ、自分たちのために自分たちのやり方でいろんなことにカタを付けにいったのでしょう。だから、逮捕され誇りを失ったソーントンは、わが身を振り返って、立ち尽くすしかなかったのだと思います。ああ、やっぱり書きつくせない。95点。

生きるために死地へと赴く男達

投稿日

2008/04/13

レビュアー

JUCE

美学を拒否することで浮かび上がる美学・・・どこにでも美は存在する

投稿日

2010/10/11

レビュアー

KASPAR

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

えーっと、まぁ勿論観たことがあるんすけど、なかなか面白かったかな?というぐらいの記憶しかなかったので、『午前十時の映画祭』でスクリーンでサム・ペキンパーの名作『ワイルドバンチ』観てきました(°∀°)b

ふむふむ(・〜・)そーいえばこういう映画やったなー♪全てを否定して全てを肯定するこんなもんやん映画の極地ш(`∇´*)ш

悪人映画なんやけど、悪人しか出てこないので究極的には普通の人間映画ともいえる作品やね((φ(・д・。)

□■□■□

"男の美学"とか"滅びの美学"とか言われてる映画なんすけど、個人的にはちょっとこの言い方には違和感があるんすよね〜・・・この映画に関しては、それまでの"美学"の拒否に作品のアイデンティティーがあると思うんで、"美学を拒否する美学"もしくは"美学を否定した後に残る美学"というイメージなんすよねー・・・((φ(・д・。)

その部分(否定、拒否)を除いて"美学"といってしまうとなんか違和感あるんすよねー・・・(・〜・)

まぁ、それがどーしてん?っつーたら別になんでもないんすけどねш(`∇´*)шま、どーでも良い個人的な宣言ですw

【ここからネタバレします。ラストに触れます】

よふかしさんとちょい被るんすけど、ラストに関しては、友情の為とか、死に場所探しとか、人間としての尊厳とか、そういうロマンチックなものには感じなかったですねー((φ(・д・。)

それまでの主人公達への感情移入によって、ラストの行動の理由付けをロマンチックなものにしたくなるんすけど、もっと短絡的なバカ理由の行動に感じました(´艸`)

ゆーならば、コイツむかつくねん!レベルの話のようなш(`∇´*)ш

オレ個人の気持ちの問題で決着を付けにいった感じ、ある意味自分さえ良ければ(納得すれば)良いという感じ(´艸`)

美学を否定して、非常に人間らしい自己愛の行動を描いたら、結果としてそこに美が生まれてしまったという感じ煤i・д・ノ)ノここにも美があったのか!?

□■□■□

個人的に、この映画は、男の映画とは思っていません(←これもよふかしさんと被るけどw)

男も、女も、子供も、全て等しく"人間"として描いた映画やと思ってます♪

全て悪人ですけど、全て平等に人間として描いた映画やと思います♪

せやから、この"善"の無い世界に"美"が生まれたやんやと思ってます(°∀°)b

個人的満足度 80点! オススメ度 80点!

ウエスタンの名作

投稿日

2007/06/01

レビュアー

勝王

1〜 5件 / 全49件

新規ご登録はこちら

新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を

14日間無料お試し!
  • ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@Aのいずれかに該当する方に限ります。
  • @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
  • A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
  • 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。
  • 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。

ご利用の流れ

ご利用の流れ

@ 会員登録

申し込みフォームへ記入

申し込みフォームへ記入したら登録完了!

A 作品をレンタル

作品をレンタル

借りたい作品をリストアップするだけ!
発送可能な商品を自宅にお届けします。

B ポストに返却

ポストに返却

商品をポストに投函すればOK!

よくあるご質問

よくあるご質問

もちろん無料お試し期間中に退会することも可能です。 また、その場合は料金は一切かかりません。

無料お試し中も、都度レンタルは、有料でご利用いただくことができます。
また、無料お試し中に解約され、何らかの理由でレンタル商品を期日までにご返却いただけなかった場合に、追加料金が発生する場合がございます。

定額プランは1つの封筒に2枚入り、お届けいたします。
届いた往復封筒でポストへご投函いただき、当社配送センターにてご返却を確認できましたら次の封筒を発送致します。繰り返しでご登録のプラン枚数までご利用いただけます。

各プランはこちら

各プランはこちら

  • 宅配レンタル 定額8プラン
    月額2,052円税込
    • 「新作・準新作」が定額で月8枚レンタルできる!※1借り放題付き※2
    新規登録する
  • 宅配レンタル 定額4プラン
    月額1,026円税込
    • DVD/CDが定額で月4枚レンタルできる!※1
    新規登録する
  • 都度課金 プラン
    無料会員 月額0円税込 ※都度レンタル時の費用は発生します
    • 月額無料で単品レンタルを楽しみたい方におすすめ!
    新規登録する

※1 無料お試し期間中の「新作」レンタルは対象外です。

※2 借り放題はDVD「旧作」、CD「新作・準新作・旧作」が対象です。

ディレクターズカット/ワイルドバンチ 特別版 (両面Disc)