銀河ヒッチハイク・ガイド

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けっこー好きなんだよなぁこのくだらなさ。
まずモス・デフが大好きだし！主役の男は全然誰だか知らんけど
一度目はモス・デフ狙いで借りたら
意外とおもしろかった。

サム・ロックウェルもクセのある俳優ですきだなぁ。ビル・ナイもスキ。

一番初めに見た時はバックアップ、っていう発想がすごい面白いなぁと思った。
世界の絶景の場所とか、不可思議な場所、すんばらしい世界遺産もこの人たちが造ったと想像するのも楽しい。

バックアップに頼らず地球を大事にしなければ！

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　と言っても正確には半分だけジョン・ブルと言う方が適切でしょうか。なにせこの映画自体はアメリカ映画なので。
　映画化は２１世紀に入ってからになりましたが、元のラジオドラマは１９７８年、それが人気が出てノベライゼイションとなり、その紹介が載ったＳＦマガジンを読んだレヴュアーが原書を注文して辞書を片手に挑戦していたのも遥か昔の話であります。（結局、その後、翻訳された日本語版を買ったので、原書は押入れの隅に放り込まれたのでありますが。）
　英国流のユーモアというのは『空飛ぶモンティ・パイソン』の頃から付かず離れず見てきましたが、その特徴として、底意地の悪さとひねくれていることが挙げられるように思います。先の『モンティ・パイソン』にしてもレヴュアーがげらげら笑ってみているのを配偶者や娘はやや引いて見ていたという図があります。以前にレヴューした『ホット・ファズ／俺たちスーパーポリスメン』にしても不道徳なユーモアがてんこ盛りで、どうも英国流のユーモアというのはアクが強いので万人向きではありません。（悪趣味と言われることもあります。）
　この物語も、冒頭で地球が消滅することになるのですが、それが地球が銀河バイパスの建設用地の上にあったというのが原因というまったくもって人を喰った理由なのです。そして唯一人、生き延びたイギリス人アーサー・デントとその道連れ、フォード・プリフェクト（昔、フォード社の製品で同じ名前の車があったそうです。）実はフォードは「銀河ヒッチハイクガイド」の編集者のペテルギウス人で、地球人のふりをしていたのです。
　彼らはヒッチハイクで旅をしようとするのですが、彼らが拾われたのが宇宙一、性格の悪いヴォゴン人の宇宙船、しかも、ヴォゴン人は地球を破壊した張本人だったのです。あっけなく宇宙船から放り出されるアーサーとフォード、彼らの運命やいかに・・・。
　とまあ、こういう調子で様々な異星人と出会いながら二人は宇宙をうろつく羽目になるのです。この後、二人と関わることになるのが不可能性ドライブという珍妙なエンジンを積んだ宇宙船とそれを盗んだ元銀河帝国大統領、ザフォッド・ピープルブロックスとその仲間であります。この宇宙船は周りの空間でありえないことが起こる確率を高めて動くとかいう奇天烈な原理で飛んでいるので、航行するだけである星の衛星軌道に鯨が浮かんでいたりする訳です。
　俳優も芸達者な人が揃っていますが、皆、嬉々として怪演を楽しんでいるのが分かります。それとイントロダクションのキャストには出ていませんが、我が娘の贔屓のアラン・リックマンが鬱病のロボット（？）マーヴィンの声で出演しています。おかげで、この作品だけは引かれずに済みました。このロボットがシンプルなデザインなのに妙に可笑しくて、我が家ではマーヴィンの話題でしばらく盛り上がりました。
　まぁ、この作品は監督がアメリカ人なので毒気も本家より少し薄まっていますので、（それでもかなりのモノですが。）比較的、ご家庭でも楽しめるのではないでしょうか。でも趣味に合わなくても怒らないで下さいね。

今回クイズから始めます、犬、猫、猿、牛、馬、ロバ、ヤギ、羊のうちで、オナラが一番臭うのは？（答は最後に）

朝起きてみると、主人公アーサー・デントの家が取り壊されるハメに。
高速道路のバイパス建設の為で、一年前から告示されてるという話。
しかし、それは役所の鍵の掛かった地下室の、鍵の掛かった引出しの中に「公開」されていたらしい。
お役所仕事なんて所詮こんなもの、地方行政に無関心な住民の責任だと言う。
しかしその地球も１２分後にあっけなく消滅する、銀河ハイウェイ建設の為だ。
そこで銀河ヒッチハイク・ガイド片手に、アーサーのハチャメチャな冒険が始まる…。
このガイドブックの表紙にこう書いてある「Don't panic!!　――あわてるな」
コレ原作読んだけど、元はラジオドラマだったんですね。
PCのアドベンチャー・ゲームにもなってました、文字ばっかりですけど（全部英語）。

登場人物もハチャメチャ。
やる気の無いロボットやロック・ミュージシャンの銀河大統領、一つの疑問に答えるまで７５０万年掛かるコンピューター、タメ息をつくドア。
コメディなんだけど、笑える所はそれ程多くない、原作の方がハチャメチャだった気がする。
一番笑ったのは、アーサーがワープゲートに飛び込んだ場面、ここで笑わないと笑う所有りませんよ。
あとはハエ叩きみたいに、ピシャリとやられる所。

価値観転換銃は「どうして私の気持ちをわかってくれないの？」という時に、相手に向かって撃つと自分の心境が伝わるという便利な物。
これが有れば世の男性諸氏に、女性の気持ちを理解させる事ができる。
しかし女には効かない、銀河怒れる妻の会が依頼して作らせた物だからだ。

人間は地球で三番目に賢いという、二番目は勿論イルカだ、そして一番は後に明かされる。
「マグラシアへようこそ」の看板が崩れかけてるのは、ハリウッドの看板をパロった？
地球のクローズ・アップで何故か日本列島が大写しになる。
それにしても、惑星を形成する時って、まるで大道具を作っていくみたい。
今回の隠れポイント：ナレーターはクジラだったんですね、エンド・ロ−ルまでしっかり観てないと気付きませんよ〜。

アーサーが仮装パーティで扮したリビングストンとは：
リビングストン博士（1813―73）、白人初のアフリカ大陸横断を果たした。
６６年探検に出て行方不明となるが、捜しに来たスタンリーと７１年劇的な対面をする。
その時のスタンリーの言葉Dr. Livingston, I presume!（リビングストン博士とお見受けしますが）は有名。
ハインラインの小説に「ドクター・リビングストン・アイ・プリジューム」という名前の猫が出て来るぐらい。
（長過ぎて呼びづらいと思うんだけど）

空気や地球は有るのが当り前過ぎて、普段そのありがたさを意識していない。
しかし、それが無くなった時、その大切さに気が付く。
人間は自分達の手で地球を汚染し、二酸化炭素を排出して、そのツケを子孫に残そうとしている。
負の遺産だ。
怒りまくった子孫が、タイムマシーンでターミネーターを送り込んで復讐されないように、しないとね。
まずタバコのポイ捨てや、道にゴミを捨てないように心がけて行きたいものです。
データによれば、吸殻が捨てられてると、他のゴミも捨てられ、落書きが増えて、窓や塀が壊され、やがては引ったくりや通り魔に発展していくという。
世界一危険な街ニューヨークもブロークン・ウィンドウ（割れ窓）理論を駆使して、壊れた窓ガラスをそのままにして置かず、マメに修理したら、随分と犯罪が減ったという。
落書きやゴミぐらい、と見逃さず、コマメに手入れする事がもっと大きな犯罪の予防に役立つんですね。
「犯罪はポイ捨てから始まる」

私的評価　（・ω・）　シ〜ン　⇒　地球はかけがえのない物だと感じさせてくれました。

参考：私的評価の目安　[５段階]
（★ｏ★）　キラ〜ン　⇒　何を置いても見るべき、見なきゃ損。
ｖ（＾ｏ＾）ｖ　イェィ　⇒　面白い、楽しめる。
（・ω・）　シ〜ン　　⇒　良くも悪くもない、普通。
（ ●｀ε´●）　ブ〜　⇒　ツマラン、金と時間の無駄、止めた方がいい。
（ｘ⊥ｘ）＼（∂⊥∂）　バシッ　⇒　ぬゎんなんだ、こりぃは

これにその他のマークが付加される事も有る。
注）評価欄以外の顔文字は気分で使ってるので、私的評価とは無関係です。

答：猿、猿のは臭せぇ（猿の惑星）

Ｂ級映画という評価だったため、あんまり期待せずに見た。確かにＢ級な映画だったが、なかなかどうして、よく出来ている。

イルカの歌に始まり、そして美しい地球で終わる。いい映画じゃないですか。哲学的なところもまたいい。小難しい内容を下手なギャクを交えて作った映画、アメリカでは作れないでしょうねぇ、もちろん日本でも。

これが全米一位になっているところも面白いですねぇ。アメリカ人的には見てガッカリだったのか、それとも・・・日本ではあんまり話題にもならなかったのが残念です。

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期待して見ちゃいました。いつものごとく他のDVDの前宣で。
やられました・・・
ちくそーっ！！です。

B級と分かっていて借りたのですが、はっきり言って出来が甘甘。

いわゆる宇宙世界の「ミシュランガイドブック」。そんな本を中心に何が起こっていくの？？ワクワクどきどき！タイトルにもある「ヒッチハイク」をいかしたストーリー展開になると思いきや。。。。
何よ？関係ないじゃんヒッチハイク。

宇宙のガイドブックに、宇宙間バイパス建築。
惑星制作会社に宇宙の大統領。
ネタはまちがってないのになんでか面白さが続かない。

あれも入れよう！こっちも入れちゃえ！
詰めこみすぎてて折角の面白いネタが全然生かされてない。

地球のスペア惑星を作ってるシーンくらいかな、感心したの。

それにしてもB級専門？サム・ロックウェル。
どの映画見ても全く同じ演技なのは何でだろう・・・・
彼が出てるギャラクシークエストは最高だったのになあ〜〜

久々面白くないSF映画。借りて損した感満々です。
☆きびしく２つです！