ヒストリー・オブ・バイオレンス / ヴィゴ・モーテンセン
ヒストリー・オブ・バイオレンス
/デビッド・クローネンバーグ
平均評価点:
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全体の平均評価点: (5点満点)
(121)
解説・ストーリー
ある事件をきっかけに夫の過去を巡る黒い疑惑が浮上、平穏だった一家が暴力と罪の渦に呑み込まれていくさまを描いた衝撃のサスペンス・ドラマ。同名グラフィック・ノベルを鬼才D・クローネンバーグ監督が映画化。インディアナ州の田舎町で小さなダイナーを経営するトムは、妻と2人の子どもとともに穏やかな日々を送っていた。そんなある夜、彼の店を拳銃を持った2人組の強盗が襲撃する。しかしトムは一瞬にして2人を倒してしまう。一夜にして町のヒーローとなるトム。だが、彼の過去を知るギャングの男が店に現われたことで、トムの生活に暗雲が垂れこめ始める。
ある事件をきっかけに夫の過去を巡る黒い疑惑が浮上、平穏だった一家が暴力と罪の渦に呑み込まれていくさまを描いた衝撃のサスペンス・ドラマ。同名グラフィック・ノベルを鬼才D・クローネンバーグ監督が映画化。インディアナ州の田舎町で小さなダイナーを経営するトムは、妻と2人の子どもとともに穏やかな日々を送っていた。そんなある夜、彼の店を拳銃を持った2人組の強盗が襲撃する。しかしトムは一瞬にして2人を倒してしまう。一夜にして町のヒーローとなるトム。だが、彼の過去を知るギャングの男が店に現われたことで、トムの生活に暗雲が垂れこめ始める。
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「ヒストリー・オブ・バイオレンス」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
ある事件をきっかけに夫の過去を巡る黒い疑惑が浮上、平穏だった一家が暴力と罪の渦に呑み込まれていくさまを描いた衝撃のサスペンス・ドラマ。同名グラフィック・ノベルを鬼才D・クローネンバーグ監督が映画化。インディアナ州の田舎町で小さなダイナーを経営するトムは、妻と2人の子どもとともに穏やかな日々を送っていた。そんなある夜、彼の店を拳銃を持った2人組の強盗が襲撃する。しかしトムは一瞬にして2人を倒してしまう。一夜にして町のヒーローとなるトム。だが、彼の過去を知るギャングの男が店に現われたことで、トムの生活に暗雲が垂れこめ始める。
「ヒストリー・オブ・バイオレンス」 の作品情報
「ヒストリー・オブ・バイオレンス」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
ヒストリー・オブ・バイオレンスの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
96分 |
日本語印 |
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
R-15 |
NKDF2121 |
2006年09月08日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
19枚
|
0人
|
0人
|
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
ヒストリー・オブ・バイオレンスの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
96分 |
日本語印 |
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
R-15 |
NKDF2121 |
2006年09月08日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
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|
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
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ユーザーレビュー:121件
やはり傑作でしょう
田舎町で小さな食堂を営み、妻と二人の子供とともに静かに暮らす主人公トムに秘められた恐るべき暴力の履歴。
本作が凄いと思うのは、ヴィゴ・モーテンセン演じる主人公トムの過去がいっさい映像で語られないところ。
凡庸な監督であればおそらく回想シーンやフラッシュバックなどを使って描くだろうところを、強盗に相対したときの身のこなし、謎の男(エド・ハリス)の顔の傷、訳知り顔に訳知り話、そういうものを通しておぼろげに、そしてじわじわとトムの過去を浮かび上がらせる様は見事というしかありません。
贅肉のいっさい無い、まさに抜き身の刃のように鮮烈な一作です。
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
佳作!弱者の象徴である「小さな女の子」の伏線に不覚にも涙…
の、づるい(上手い)演出。観ている私たちに、その後を考えさせる。
インディーズ系ロードムービーのような見事な長回しシーンで映画が始まり、えっ?と思ったら「小さな女の子」に…悲鳴!の画面切り替わりの冒頭シーン。
イキナリの事件にイキナリの画面切替。
(ギャップの大きさにかなり動揺しました)
この映画、必要以上の暴力描写と嗜好のセックス描写があります。
(映倫R-15指定)
私の観ているデヴィッド・クローネンバーグ監督はアカデミーで特殊メイク賞受賞の『ザ・フライ』(1986)や脳味噌爆破人気シリーズ『スキャナーズ』が記憶にある程度。
なので、設定が奇抜なスプラッター系で楽しませるホラー映画監督だと思っていましたが、この作品で私の評価は急上昇しました。
その後を考えさせる、ラストの余韻がたまらない映画です。
(深く考させる描写がないのですが…)
<ネタバレ>
クローネンバーグ監督は『裸のランチ』(1991)以降の作品で娘カサンドラを助監督に起用して映画を撮っているそうです。
(だから、娘を持つ親を泣かせるツボは押さえている?)
冒頭、モーテルの事務所の強盗殺人。犯人は一度しゃがんで「小さな女の子」の視点になる。(助ける話か…)と思ったとたん、引き金を引き「キャー」。
画面が、いきなりベットの上で悲鳴を上げる「小さな女の子」。影のお化けの悪夢に怯えていた主人公トム(ヴィゴ・モーテンセン)の娘を家族みんなで元気づけるシーン。
そして、一夜明けた朝の明るい食卓へ続く…。
弱者の象徴「小さな女の子」を伏線とした食卓対比ラスト。
黙って家を出て、家族を守り、家族に戻りたいために最後の暴力(殺人)を終えた父。
暗い表情で食卓の壁によりかかり、沈黙し続ける父。
(沈黙のシーンが、とてもとても長く感じられた)
娘が黙って皿を持ってきて、空いていた食卓の父の席に並べる。
(父の分の食器も用意されていた…あー良かった。優しい娘だねぇ。私は涙)
そして、息子も料理の皿を差し出し、妻は夫をしっかり見つめ、かすかに口を動かす。(何てつぶやいたんだろう…)
全てを知って、その「苦境を乗り越えてこそ、今まで以上の絆で結ばれ、本当の家族になれる」と信じたい気持ちを、打ち消すような何とも言えない表情の父のアップで終わり。
人間の本性である、セックスと暴力を、目的の違う見せ方で描写しての葛藤。
働く善良な人を殺すなよ。優しいお兄ちゃんをいじめるなよ。と映画を観る。
そんな奴、殺っちまえー、叩きのめせー。と映画を観る。
(どちらも同じ暴力。暴力にも善し悪しがある…)
妻の嗜好の「コスプレ」セックス。
夫(過去)の嗜好の「犯す」セックス。
(どちらも同じセックス。セックスにも善し悪しがある…)
(私は、どちらにも深い愛情を感じたが…)
そして、ラストの余韻。
暴力封印の本当に良い人間に変わることができるかどうか?
人殺しであった家族と人殺しとなったの家族が絆を取り戻せるのかどうか?
ただ、余韻のテーマを考えさせる終わり方なら、ジョーイとはどんな人間で、トムになったきっかけを教えてくれなければ、深く考えようがない。一人の人間が、目をえぐるほどの暴力的な人間たった理由、そんな人間が幸せな家庭を持ちたいと思った心の変化は何だったのか?
妻に「(3年前に)君に出会ったからさ」のセリフだけでは、私も妻と同じく不安になるだけ。謎とする部分とは別に主人公の「人間」の深さがわかるエピソードを、もう少し語って欲しかった。(上映時間もう少し長くても充分引き込めた作品)
つっこみ所も以外に多かった。
エド・ハリスたちが自宅に来たとき、妻は家に逃げ込み窓からの傍観者。即、親友の警察に連絡じゃないのかな。パトカーが駆けつける演出でもあれば…。
エド・ハリスもウィリアム・ハートも、大物マフィアで用心深いはずなんですが、主人公が危険な男だとわかっているのに、わざわざ近づいてから撃ったり…。
(どうも、シリアスな絵づくりの割に間抜けな悪役たち…)
もっと凄腕の部下を側近にしておくべきだし、屋敷の大きさの割に護衛の数が少なすぎると思うよ。
(コミック原作の限界を上手く料理してよ…)
などど感じた部分もあったのですギリギリ許容範囲。
泣けてしまったので、佳作!
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
愛と暴力の表裏一体感。
銃による皮膚の裂け具合とかがクローネンバーグ節だなとか思いながら内容に関してもスパイダーのときも思ったけれど展開が良い。
ガキっぽい感じがなく、大人の鑑賞に堪えられるのという点で。
そもそもビジュアル面をクローズアップされ、独自の世界観を持ち、変人的魅力がすべてと思われていた部分がある人で、言い換えれば純粋に突き進んでいるが故のカルトな人気であったり、逆に嘲笑の対象でもあった。
洗練されてしまってつまらなくなったという意見もある人だけど、この映画に関してはエド・ハリスやウィリアム・ハートの怪演にも文句が少なそうで評価が高いですよね。
ヴィゴ・モーテンセン演じるトム・ストールの過去の悪行はマフィアの回想するセリフでしか知りえないので善人として感情移入できる点がいいんだろうね。
善だの悪だのは考えなくっていいやって感じw
気に入りました。この映画。
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善良な家庭人である男には、押し隠した獣性があった!
田舎町で食堂を経営するトムは、弁護士の妻・エディ、高校生の息子・ジャック、
幼い娘・サラと穏やかに暮らしていた。
ある夜、トムは、彼の店を襲った強盗殺人犯を瞬殺したことで、一躍ヒーローとなる。
数日後、トムの店に、剣呑な雰囲気をたたえた男・カールが、手下たちとやって来た。
彼は、トムに『ジョーイ』と呼びかけるのだった…
十字架のネックレスを常に身に着け、善良な家庭人、市民であろうとするトム。
しかし、カール達ギャングに家庭を脅かされるにつれ、トムの獣性が爆発する。
カールと会話をしているトムの表情が、次第に人殺しの表情になっていく。怖い!
本当は、人殺しが好きなんじゃないのかと疑ってしまった…
トムの「殺しの才能」が凄すぎるからだ…
この才能は、彼の息子・ジャックに受け継がれている気がしてならない。
抑制的だったジャックが豹変し同級生を叩きのめすシーンは、トムを思い出さずにいられない。
トムは、異常者とか変質者とかでは全然ないんだけど、
害意を感知すると体が動いちゃうっていうか、うーん、やっぱり獣っぽいんですよね…
トムの獣性に気づいた妻・エディ(マリア・ベロ)が見せる、嫌悪と愛情に揺れる演技も良かった。
この人が、今後、どのように生きていくのか興味が湧いた。
デヴィッド・クローネンバーグ監督だけあって、砕けてちぎれかけた顎、つぶれて穴状になった
鼻から血液がドクドク出てくるとか、泣きそうになるシーンもありますのでご注意ください。
しかし、とても面白かったです。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
強すぎる男
投稿日:2012/06/13
レビュアー:やまやま
ヴィゴお目当てに鑑賞。 カッコイイ♪ 期待を裏切らない、それ以上のカッコ良さです。 普段は物静かな善良な一般市民なのに、自分や家族の命を狙う殺人者に対しては一変、驚異の身体能力と銃の腕前であっという間に相手を倒してしまうのです。す、すごすぎる。その身のこなしの軽さ、速さにビックリです。奥さんは彼を「二重人格なの!!」と非難していましたが、この映画の主題は「自分の中に潜むもう一人の自分」ということですか? 普段はいじめられている息子の中にもいざとなったら相手に暴力で立ち向かったり、銃の引き金を引く「もう一人の自分」がいるし、貞淑な奥さんの中にも激しい「もう一人の自分」がいますね。 それにしても、次々と現れる敵に対してヴィゴ扮する男の強いこと強いこと。あっけにとられてしまいました。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
やはり傑作でしょう
投稿日
2010/07/10
レビュアー
ぶわつ
田舎町で小さな食堂を営み、妻と二人の子供とともに静かに暮らす主人公トムに秘められた恐るべき暴力の履歴。
本作が凄いと思うのは、ヴィゴ・モーテンセン演じる主人公トムの過去がいっさい映像で語られないところ。
凡庸な監督であればおそらく回想シーンやフラッシュバックなどを使って描くだろうところを、強盗に相対したときの身のこなし、謎の男(エド・ハリス)の顔の傷、訳知り顔に訳知り話、そういうものを通しておぼろげに、そしてじわじわとトムの過去を浮かび上がらせる様は見事というしかありません。
贅肉のいっさい無い、まさに抜き身の刃のように鮮烈な一作です。
佳作!弱者の象徴である「小さな女の子」の伏線に不覚にも涙…
投稿日
2007/11/12
レビュアー
ひらり
の、づるい(上手い)演出。観ている私たちに、その後を考えさせる。
インディーズ系ロードムービーのような見事な長回しシーンで映画が始まり、えっ?と思ったら「小さな女の子」に…悲鳴!の画面切り替わりの冒頭シーン。
イキナリの事件にイキナリの画面切替。
(ギャップの大きさにかなり動揺しました)
この映画、必要以上の暴力描写と嗜好のセックス描写があります。
(映倫R-15指定)
私の観ているデヴィッド・クローネンバーグ監督はアカデミーで特殊メイク賞受賞の『ザ・フライ』(1986)や脳味噌爆破人気シリーズ『スキャナーズ』が記憶にある程度。
なので、設定が奇抜なスプラッター系で楽しませるホラー映画監督だと思っていましたが、この作品で私の評価は急上昇しました。
その後を考えさせる、ラストの余韻がたまらない映画です。
(深く考させる描写がないのですが…)
<ネタバレ>
クローネンバーグ監督は『裸のランチ』(1991)以降の作品で娘カサンドラを助監督に起用して映画を撮っているそうです。
(だから、娘を持つ親を泣かせるツボは押さえている?)
冒頭、モーテルの事務所の強盗殺人。犯人は一度しゃがんで「小さな女の子」の視点になる。(助ける話か…)と思ったとたん、引き金を引き「キャー」。
画面が、いきなりベットの上で悲鳴を上げる「小さな女の子」。影のお化けの悪夢に怯えていた主人公トム(ヴィゴ・モーテンセン)の娘を家族みんなで元気づけるシーン。
そして、一夜明けた朝の明るい食卓へ続く…。
弱者の象徴「小さな女の子」を伏線とした食卓対比ラスト。
黙って家を出て、家族を守り、家族に戻りたいために最後の暴力(殺人)を終えた父。
暗い表情で食卓の壁によりかかり、沈黙し続ける父。
(沈黙のシーンが、とてもとても長く感じられた)
娘が黙って皿を持ってきて、空いていた食卓の父の席に並べる。
(父の分の食器も用意されていた…あー良かった。優しい娘だねぇ。私は涙)
そして、息子も料理の皿を差し出し、妻は夫をしっかり見つめ、かすかに口を動かす。(何てつぶやいたんだろう…)
全てを知って、その「苦境を乗り越えてこそ、今まで以上の絆で結ばれ、本当の家族になれる」と信じたい気持ちを、打ち消すような何とも言えない表情の父のアップで終わり。
人間の本性である、セックスと暴力を、目的の違う見せ方で描写しての葛藤。
働く善良な人を殺すなよ。優しいお兄ちゃんをいじめるなよ。と映画を観る。
そんな奴、殺っちまえー、叩きのめせー。と映画を観る。
(どちらも同じ暴力。暴力にも善し悪しがある…)
妻の嗜好の「コスプレ」セックス。
夫(過去)の嗜好の「犯す」セックス。
(どちらも同じセックス。セックスにも善し悪しがある…)
(私は、どちらにも深い愛情を感じたが…)
そして、ラストの余韻。
暴力封印の本当に良い人間に変わることができるかどうか?
人殺しであった家族と人殺しとなったの家族が絆を取り戻せるのかどうか?
ただ、余韻のテーマを考えさせる終わり方なら、ジョーイとはどんな人間で、トムになったきっかけを教えてくれなければ、深く考えようがない。一人の人間が、目をえぐるほどの暴力的な人間たった理由、そんな人間が幸せな家庭を持ちたいと思った心の変化は何だったのか?
妻に「(3年前に)君に出会ったからさ」のセリフだけでは、私も妻と同じく不安になるだけ。謎とする部分とは別に主人公の「人間」の深さがわかるエピソードを、もう少し語って欲しかった。(上映時間もう少し長くても充分引き込めた作品)
つっこみ所も以外に多かった。
エド・ハリスたちが自宅に来たとき、妻は家に逃げ込み窓からの傍観者。即、親友の警察に連絡じゃないのかな。パトカーが駆けつける演出でもあれば…。
エド・ハリスもウィリアム・ハートも、大物マフィアで用心深いはずなんですが、主人公が危険な男だとわかっているのに、わざわざ近づいてから撃ったり…。
(どうも、シリアスな絵づくりの割に間抜けな悪役たち…)
もっと凄腕の部下を側近にしておくべきだし、屋敷の大きさの割に護衛の数が少なすぎると思うよ。
(コミック原作の限界を上手く料理してよ…)
などど感じた部分もあったのですギリギリ許容範囲。
泣けてしまったので、佳作!
愛と暴力の表裏一体感。
投稿日
2006/12/07
レビュアー
もっち
銃による皮膚の裂け具合とかがクローネンバーグ節だなとか思いながら内容に関してもスパイダーのときも思ったけれど展開が良い。
ガキっぽい感じがなく、大人の鑑賞に堪えられるのという点で。
そもそもビジュアル面をクローズアップされ、独自の世界観を持ち、変人的魅力がすべてと思われていた部分がある人で、言い換えれば純粋に突き進んでいるが故のカルトな人気であったり、逆に嘲笑の対象でもあった。
洗練されてしまってつまらなくなったという意見もある人だけど、この映画に関してはエド・ハリスやウィリアム・ハートの怪演にも文句が少なそうで評価が高いですよね。
ヴィゴ・モーテンセン演じるトム・ストールの過去の悪行はマフィアの回想するセリフでしか知りえないので善人として感情移入できる点がいいんだろうね。
善だの悪だのは考えなくっていいやって感じw
気に入りました。この映画。
善良な家庭人である男には、押し隠した獣性があった!
投稿日
2019/02/27
レビュアー
コタロウ(!)
田舎町で食堂を経営するトムは、弁護士の妻・エディ、高校生の息子・ジャック、
幼い娘・サラと穏やかに暮らしていた。
ある夜、トムは、彼の店を襲った強盗殺人犯を瞬殺したことで、一躍ヒーローとなる。
数日後、トムの店に、剣呑な雰囲気をたたえた男・カールが、手下たちとやって来た。
彼は、トムに『ジョーイ』と呼びかけるのだった…
十字架のネックレスを常に身に着け、善良な家庭人、市民であろうとするトム。
しかし、カール達ギャングに家庭を脅かされるにつれ、トムの獣性が爆発する。
カールと会話をしているトムの表情が、次第に人殺しの表情になっていく。怖い!
本当は、人殺しが好きなんじゃないのかと疑ってしまった…
トムの「殺しの才能」が凄すぎるからだ…
この才能は、彼の息子・ジャックに受け継がれている気がしてならない。
抑制的だったジャックが豹変し同級生を叩きのめすシーンは、トムを思い出さずにいられない。
トムは、異常者とか変質者とかでは全然ないんだけど、
害意を感知すると体が動いちゃうっていうか、うーん、やっぱり獣っぽいんですよね…
トムの獣性に気づいた妻・エディ(マリア・ベロ)が見せる、嫌悪と愛情に揺れる演技も良かった。
この人が、今後、どのように生きていくのか興味が湧いた。
デヴィッド・クローネンバーグ監督だけあって、砕けてちぎれかけた顎、つぶれて穴状になった
鼻から血液がドクドク出てくるとか、泣きそうになるシーンもありますのでご注意ください。
しかし、とても面白かったです。
強すぎる男
投稿日
2012/06/13
レビュアー
やまやま
ヴィゴお目当てに鑑賞。 カッコイイ♪ 期待を裏切らない、それ以上のカッコ良さです。 普段は物静かな善良な一般市民なのに、自分や家族の命を狙う殺人者に対しては一変、驚異の身体能力と銃の腕前であっという間に相手を倒してしまうのです。す、すごすぎる。その身のこなしの軽さ、速さにビックリです。奥さんは彼を「二重人格なの!!」と非難していましたが、この映画の主題は「自分の中に潜むもう一人の自分」ということですか? 普段はいじめられている息子の中にもいざとなったら相手に暴力で立ち向かったり、銃の引き金を引く「もう一人の自分」がいるし、貞淑な奥さんの中にも激しい「もう一人の自分」がいますね。 それにしても、次々と現れる敵に対してヴィゴ扮する男の強いこと強いこと。あっけにとられてしまいました。
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ヒストリー・オブ・バイオレンス
(C)MMV NEW LINE PRODUCTIONS, INC.(C)MMIV NEW LINE HOME ENTERTAINMENT, INC. ALL RIGHTS RESERVED ※こちらはイメージ画像になります。