ウェディング・クラッシャーズ

アメリカで大ヒットしたというコメディ映画。主役のコメディ俳優二人の作品は色々観ているのですが、どれもなかなか面白く（外れもあるけどね）、アメリカで人気ということもあってものすごく期待したいのですが・・・あれ・・・始めの方の結婚式潜入あたりの話はなかなか面白かったのに、そこからが全然。結婚式ってバカなことのオンパレードなんで、そこをうまく焦点あててやってくれるのかと思ったのですが、よくあるウソつき恋愛モノになっていきました。

ウソつき恋愛ものってそこに芯がないと成立しないのですが、元々はコメディタッチでスタートしているので、そこがうまくいかず。なんでこの二人（四人か・・・）（が最終的にうまくいくの？？と疑問をもってしまうとやっぱりダメですね。

でもね、コメディ好きとしてはウィル･フェレルが物語の後半に出てきて、非常にいい感じでやってくれたのが楽しかったです。やっぱり、彼、いいね。彼が絡んでいるところだけは、面白かったです。

イントロダクションより「全米で２億ドルを超えるメガヒットを
記録した日本劇場未公開の痛快ラブコメディ」

これメガヒットだったんだ・・・。
たしかに日本では大ヒットしないだろうなー

オーウェン・ウィルソンをこぞって予約を入れてたので
オーウェン目的で見ましたがそこそこ面白かったです。
爆笑とまではいきませんがいつものオーウェン。

それより「お買い物中毒なわたし！」のIsla Fisherが出演していて
彼女のはじけっぷりが面白かった。サシャ・バロン・コーエン(Sacha Baron Cohen)の
奥さんとだけあってコメディをしっかり演じてました。
コメディでも嫌味がなくおもしろいです。きれいだし。

オーウェンが好きになるクレアの婚約者・ザカリー（ブラッドレイ・クーパー）
の友人がドラマ「ゴースト」のメリンダの旦那様でした。
メリンダの旦那のときは素敵な人なのに・・・。

深く考えないで見れますので重い映画の後や特に見たい映画ない
時などオススメします。

にしても、向こうの結婚式は誰でも参加してOKなんすね。
‘祝儀’的なものもないみたいだし、タダ酒、タダ飯なんて
お金持ちの式だけなのかな？？

アメリカではヒット、なのに日本では未公開。コメデイ映画のへの思いがアメリカと日本ではこんなに違うんだとこの映画を観れば良く分かる。僕自身は、主人公の二人組にあまりに都合のよい展開なので、途中で飽きてしまった。

まぁまぁでした。
そんなに大笑いするシーンもなかったし。

最初にタイトルを見た時は、依頼されて結婚式をブチ壊す、
「別れさせ屋」みたいなものかと思ったら、違った。

実際は他人の結婚式に紛れ込み、タダで飲み食い、
気に入った女性も食ってしまう、という内容。
しかもそれは趣味であって、仕事ではない。
仕事してる様子は全くなかったなぁ・・・最初だけだった。
マイレージも離婚時の財産分与の対象になるのか！？
何か笑えた・・・

アメリカだから成立する話。
日本の文化、結婚式のカタチでは、あり得ない。
だから日本では劇場公開されなかったのかな？
それは、正解だったと思う。
家でＤＶＤで１度観れば十分。その程度のコメディーです。

２人は結婚式をクラッシュするどころか、盛り上げていたと思う。
ダンスも楽しそうだし、子供にも優しいし（笑）
ジョンの話術もなかなかだったと思う。
招待されてない結婚式で、あそこまで堂々と出来るのか？
しかも自ら財務長官に近づくって・・・スゴイ自信だ！
スピーチもなかなか良い台詞考えてるし・・・
でも、自暴自棄になったジョンは本当に結婚式をブチ壊してた。

訳アリな財務長官ファミリーの中で
必死に耐えてるジェレミーがツボ（笑）
ジョンは自分の事に精一杯で助けてくれないし。

アメリカ文化を知るのにも一役買うかも。