大脱出

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脱出不可能な刑務所を脱走するという夢のある設定は良いけれど、その設定の前の
設定が、得体のしれない「陰の世界」では。
だから刑務所長のホブスが、キレが無い、単なる威張り散らすマゾにしか見えず、
ブレスリンとロットマイヤーの堂々たる会話のシーンが目立つのに何もせず。
結局は何の正義の為に何人も死ぬ必要が有ったのか、スタローンの力技の脱出劇。
見せ場のほとんどなかったシュワツネッガーのどんでん返し的主役昇格のエンディング。

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映画館で見た映画。

直訳より、邦題の方がいいね。

スタローンとシュワルツネッガーの夢の共演。
これまでも、二人が共演することを話題にする映画はあったが、
本作は、この二人のための映画であって、
これまでとは違う。

スタローンが、脱獄のプロ。
セキュリティの会社で、実際に投獄されて、脱獄し、
その刑務所の弱点を指摘する仕事。

そんなとき、CIAから、とある、資本家が投資していて、
裁判を経ていないテロリストなどの凶悪犯を投獄している、
民間刑務所に入って、脱獄し、弱点を洗い出してくれるように依頼される。

しかし、それは、ほんとうに投獄される罠だった。
入ると、シュワルツネッガー演じる、インテリ筋肉男が、近づいてくる。
二人は、この刑務所を脱獄しようと、画策し始める。

という話。

感想がネタバレになるので、
見るつもりの人は、読まないでほしいが・・・・























どうも、最後助けにくるところあたりは、特になんだが、
話が、ご都合主義すぎる。
発想は、とても面白いと思うだけに、
その辺りが、結果ありきの脚本であり、とても残念。
実は、投獄されているところは、海上のタンカーの中にできた、
民間刑務所で、
ヘリで助けにくるのだが、いわゆる、スタローン、シュワルツネッガーには、
敵の銃弾は当たらないが、こちらは、簡単に当たるという形。
助けにくるヘリもかなり、１機だけで、かなりしょぼく、
これだけで、助かるのも、なんか、腑に落ちない。

さらに、銃を奪ったり、とても、ご都合主義にできている。

最後、どんでん返し的なことがあるが、予想してなくても、
それほど、驚かない。
あまり、ストーリーに関係ないから・・・
というわけで、ストーリーは、穴だらけなんだけど、
じゃ、面白くないかというと、そこそこは楽しめる。

それは、やはり、着想の面白さから来ているとは思うし、
じじいではあるが、二人のネームバリューも、楽しいとは思う。

脱出ものとして見るより、
二人のこれまでの実績もふまえた総合力で見る映画といえるだろうね。

う〜ん、『アルカトラズからの脱出（1979）』を思い出しますね。全体的にその改変版というイメージ。
でも、あの傑作のおもしろさにはまったく及ばない。脱出プランがあまりにも凝りすぎていて現実味がない。「脱獄できることを証明した」って、それ誰にでもできることじゃねえだろ？それに、Ｓ・スタローンはシャーロック・ホームズのような科学情報分析型にはとても見えない。全編を通して不自然さが目立ちますね。
それと２大スターのＷ主演かと思いきや、シュワちゃんは助演の立場で、主役はスタローンに位置づけされている。これはシュワちゃんの起用がもったいないと思いますね。シュワちゃんの役柄を前半から伏線的にうまく織り込んで、２大スター競演の味をもっと引き出してほしかった。この内容なら、スタローンの相手役は他の男優でもよかったのではないでしょうか。シュワちゃんの起用は客寄せのための看板だったようにも思えてしまう...
『エクスペンダブルズ』シリーズで活躍してるものの、この二人は今俳優として難しい立場にありますよね。二人とも政府の高官や大企業の重役など似合うはずもなく、また若手人気俳優の助演役も引き受けにくいはず。なんせアクションスターの大御所で、ずっとトップを張ってきたんですからね。う〜ん...現代劇ではなく、歴史的な大作などならうってつけのハマリ役があるかもしれない。アクション系に限らず、なにかもう一つドーンと大きく魅せてくれると期待しているのですが...

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脱獄のプロであるレイ・ブレスリン（シルヴェスタ・スタローン）は、刑務所に囚人として潜入、頭脳を駆使し脱獄する。警備の弱点をチェックする敏腕調査員です。
今回はCIAからの依頼を受け、重犯罪者専用の極秘刑務所に潜入することになった。いつも通り発信機を首筋に埋め込み、退避コードを覚えニューオリンズの街に・・・。
すると、イキナリ数人の男に車に押し込められ、発信機を外され意識を失う。目覚めると、そこは今まで見たこともない四方ガラス張りの蜂の巣のような刑務所だったのです。
”一度は入れば二度と出ることが出来ない”と言われる巨大な監獄だったのです。その後、監獄は、大西洋に浮かぶ巨大なタンカーであることを知るのです。
一体ここは何処なのか・・・。自分は何らかの罠に嵌められたのか、それとも陰謀に巻き込まれたのか・・・。
その後、囚人のリーダー格的な存在のエミル・ロットマイヤー（アーノルド・シュワルツェネッガー）と出会い手を組み脱獄に挑みます。
しかし、ここは洋上に浮かぶ巨大なタンカーの上です。果たして、脱出することが出来るのでしょうか。そして、ラストに待っていたのは・・・。

完璧なアクションとストーリーそしてなんと言っても世界の２大アクションスターの共演と言う事で最高でした。
スタローン＆シュワちゃんの安心して観てられる（絶対死なないだろうなと思うような）エンターテイメントなアクション映画でした(^▽^;)
ちなみに、髭面のシュワちゃんがとても素敵でした(#^.^#)

ストーリーにひねりがない。見始めて直ぐに、ストーリーが読めた。