ブライズメイズ　史上最悪のウェディングプラン

洋画コメディなので少しドキドキしながら見たら、やはり嘔吐。
私は薬の副作用で週に何度も吐いてしまってるのでもらい嘔吐しないよう早送りした。
でも、それ以外は共感する。結婚などで長い友人関係は変わってしまう。自分の続けた仕事が続けるのができないこともある。
でも、変わるのは仕方ない。同じ日々が続くことはないと気づくとこれまでの自分の仕事のファンや、変わった友人関係も出たりする。

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すごく脚本がよくできている。

主人公のアニーは性格に少し問題があり、男にも恵まれず、仕事もうまくいかない。
大の親友が結婚することになり、ブライズメイドを頼まれるが、度重なるトラブルで、親友にも切り捨てられ、どん底に陥る。

ここで、今まで一番ヘンな人だと思われていた友達のひとりが、多少型破りなだけで実はかなり立派な人で、主人公を救いに現れるのだ。
ここからガラッとこの映画は180度変わる。

アニーのどん底も、実はひとりの「悪役」によって仕組まれたもので、アニーはただ自分の感情に振り回される性格を持て余して貧乏くじを引いていただけだったことがわかる。

意地悪されてる本人にはあからさまだが、まわりのキャラクターたちや、観客のわれわれはそれに気がつかない。
でも唯一の親友くらいは気がついてほしかっただろうに、親友は自分を切り捨て、その「悪者」を選んでしまうのだ。
アニーはよく我慢してニコニコとパーティーに出席したものだと思う。

そしてトドメのあの仕打ち。
キレるのは当然だろう。

そして最後は目覚ましい大逆転。
びっくりした。

こんな巧みなミスリード、なかなかないんじゃなかろうか。
前半、アニーの性格に焦点をあてて、問題の本質をぼやかしているところもうまいし、またこの映画がコメディであることを逆手にとって、観客が問題の本質にいちいち触れるのを回避しているところがすごい。

例えばパーティーでのアニーのキレっぷり。
そのシーンを見ている最中は「やっちゃった」感がハンパないが、アニーはただ感情を抑えきれない性格というだけで、キレるだけの正当な理由があったのだと後になって気がつかされる。

また、飛行機での大失態。
コメディ映画だと思ってこちらは笑って見てるだけで、睡眠薬とスコッチウイスキーを同時に勧めるなどというあからさまな悪意がそこにあったことにわれわれは気がつかない。

本当はIQが高いのに、クライマックスの手前までバカのふりして観客を騙し通し、それが見事に成功している。
しかもヒントはすべて与えられているのに、だ。

そしてラストに至っては、驚異のハッピーエンドで一気に溜飲を下げるテクニックは神業級。

恐れいった傑作だ。

女性版ハングオーバーと言われてるらしいけど、
たいしたハプニングも起きないばかりか、
アメリカ特有の笑いのセンスにハマれず、終始、退屈でした。

…というか、いつになったら本題が始まるのかなと思ってたら、終わっちゃった感じ。(,, ﾟДﾟ)

しかも、とにかく下品で、嫌悪感ばかりがつのります。

ターゲット層もちょっと上なのかな…？
登場人物の境遇にも全く共感もできなかった。(;´Д｀)

お下劣だけど笑えます！

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下品な部分が多くて、ちょっと胸やけって感じです。。

やんなきゃ良いのに・・・って思うところが多くて、映画だとわかっていてもなんだか見るのがつらくなりました。


最後の方は友情＆恋のことが出てきて、ホッとしました。
それまでがちょっと長いかな。。。