サンシャイン・クリーニング

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高校時代はチアリーダーで、みんなの憧れであったローズ（エイミー・アダムス）だが、今はハウスクリーニングをしている未婚の母。
自分を振って同級生と結婚したマックとはいまだに不倫関係。
妹ノラ（エミリー・ブラント）は、バイトをしてもすぐに辞めてしまい定職がない。

そんな二人が、「いい金になる」ただそれだけの理由で始めた自殺や殺害現場の後処理。
何の知識も資格も持たないドシロウトの二人にアドバイスをしてくれるのが、清掃業者向けの店を経営しているウィンストン（クリフトン・コリンズJr.）。
このウィンストンがいい人なのだ。
愛想が特別いいわけではないが、必要なことは余計なことを言わなくてもしてくれるし、こちらの気持ちも察してくれる。

がんばり過ぎてしまう姉ローズは見方によってはイタイんだけど、それは子供の頃のある事件をきっかけに、がんばらざるを得なかったから。
甘える事もできず、ただがんばってきた結果。
でも自分だけでなく、自分の一風変わった家族全員を認めてくれたウィンストンに出会ってローズは変わっていく。
自分を本当に認めてくれる人と出会えるのは奇跡に近い。

　高校時代はトップチアリーダー。学校中の憧れの的だったのに、今やしがない掃除婦として１人の息子を育てるシングルマザーのローズ。
　それだけで物語の土台としては十分に成立しているのに、よっぽど自信がなかったんでしょうね。。。感動させるためのエピソードをこれでもか、これでもかと投入してきます。

　やっぱり目指しているのは『リトル・ミス・サンシャイン』なんでしょうか？
　それなら、目指す方向を完全に誤ったんじゃないかと思う。あの作品は、家族１人１人の個性やそれぞれが抱える問題こそがそのまま物語の軸だったから成り立っていたんです。
　それに比べ、本作は“事件現場のハウスクリーニングを始める２姉妹”なんて、ものすごく強烈なインパクトのある設定を物語の軸に据えているのだから、その他のこまごました伏線なんてのはある程度そぎ落としてしまっても良かったと思う。
　私の中では、息子が持つ一風変わったクセとか、２人の姉妹が抱える母親の死に関するトラウマ、取ってつけたような（アラン・アーキン演じる）父親のエビの事業失敗なんて、全部バッサリカットしてもよいのでは？と思えました。ウィンストンの片腕がないという設定も、なぜそうしたのか？いまいち狙いがぼやけてましたし。

　何事も「過ぎたるは及ばざるがごとし」といいます。
　５分おきにくる“感動させます”ウェーブに、途中からいいかげん胸やけを感じました。尺も短尺なんだし、ベビーシャワーに火事、これ一発でずいぶん面白い話にできそうだったけど。

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高校時代はチアリーダーできっと
もてたんでしょうね・・・。
それが今はシングルママで
仕事もうまくいかない・・・・。
高校時代の友達のベビーシャワーに
どうしても行きたかった気持ち・・
わかるな〜。
人が嫌がる仕事をはじめはお金の為だったけれど
やっているうちのやりがいを感じていきましたね・・。

妹も幼い頃母を亡くして同じ境遇の友達とわかりあいたかったのに
見事に拒否されちゃって・・・
かわいそうでした・・・。

息子ははじめ変な癖をもったいじけた子でしたが
おばさんが誕生日プレゼントに（bastard)の
タトーシールをもらって誇らしげに腕に貼ってから
キット、これからは明るく生きていくんだな・・・
って思いました。

おじいちゃんも変わっているけど
ちゃんと娘、孫のことを考えて愛しています。

ショップの片腕の男の人も
これから支えてくれるでしょう・・・。

無線で死んだ母と会話するシーンは涙が出ました・・・。

なんか、私も頑張ろうって思えた映画でした。

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流れる様に観てしまった。
「あっクロエだ！」
私が一番盛り上がったのはそこだったというオチでした(^^;)
皆さん「リトル・ミス・サンシャイン」と比較していらっしゃいますが、私は未見です。これはタイトルに惹かれてレンタルしました。だって「サンシャイン・クリーニング」って素敵でしょ？

なんていうか、なんかどうも先読みしちゃうんで、
”何をやってもうまくいかないローズとノラが始めたハウスクリーニング業”がだんだんうまく行き始めた時に、なんとなーくその後の展開が予想できてしまいまして、いまいち入り込む事ができないまま終わってしまいました。
なんかこういう映画を、もっと素直に観る事ができたら良いんだけどな。家族の暖かさとか絆とか。

ただ、最後に死んだお母さんの出演したTVドラマを見れたシーンは良かった。それだけがなぜか心に残った私なのでした。

よかったのは、エミリー・ブラントのとっぽい(古!)ネエチャン
ぶりと、アラン・アーキンのベトナム戦争後、誰も信じられなく
なったような、いつものじいさんぶりのみ。
子役の人選、失敗！