犬とオオカミの時間

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　辛い過去を背負っていても、才気にあふれ、国家情報院のスーパールーキーであったイ・スヒョン。
　宿敵を目の当たりにしたことで、復讐の為に我を忘れてしまい、情報院を追われてしまうスヒョン。
　人生を掛けた目的のため、失われた未来をとりもどすため、潜入捜査員となったスヒョンことケイ。
　スヒョンであることを忘れてしまったケイ。
　そして、ケイとして存在したまま、過去の記憶を取り戻したスヒョン。
　これらを見事に演じ分けたイ・ジュンギさん。
　スヒョンであるときも、ケイであるときも、そのときの場所で、そして対する相手で、微妙に変化するこころの動きが、本当によく伝わってきた気がいたします。

　そして、やはり忘れてならないのは、ミンギ君の存在ですね。
　純粋で優しく思いやりがあって、とても一途で、ここぞというときは芯が強くて。
　この人のおかげて、ヒロイン・ジウの存在が少しかすんでしまったようです。
　最後は、幸せになってくれて本当によかった。ミンギ君のような人が幸せになれない世の中は間違っていますよね。

　そうは言っても、やはりヒロイン。
　ジウが、スヒョンの為に流す涙はとても美しくて、心を打つものがありました。

　心を打つといえば、スヒョン、ミンギ、そしてジウの父親たちの、それぞれの立場で、子供たちを慈しむ姿も感動的でした。　
　ミンギとそして、スヒョンにとってもまさに本当の父だったカン室長。
　ふたりを陰て支え続けた「おじさん」ことドンソク。
　ジウの養父、ソ会長。
　そして、ジウの実父であり、ケイを「俺の息子」と呼んだマオ。
　皆、こころに秘めたそれぞれの思いがあって、子供たちを大切に思う気持ちが美しくてせつなくて、とても素敵に写りました。

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運命に翻弄されたイ・スヒョンの心も身体も傷だらけの人生に
ドラマ観終わった後もあとひくこの何ともいえない感じはなに？
ストーリーとってもよくできてて最初からラストまで、もう釘付けでした
最近のドラマの中では群を抜いて良かった

イ・ジュンギさんの激しく情熱的な荒々しさとその反面、引き取られた家族での落ち着いた優しい幸せな笑顔にこのまま幸せになってほしいと願うもそれは許されない事でした
神のいたずらというか、切れない因縁というか。。。

彼の宿命にはひたすら涙。。。

ムエタイやヤクザとの乱闘シーンにもうどきどきでした

幼い時に孤児となった彼は引き取られた家族の中で兄弟を得、
父を尊敬する二人は国家情報院の職務につくのですが
この過酷なアンダーカバーという任務を遂行するスヒョンから目を離せなかった


また、このドラマで特に良かったのは兄弟のように育てられたミンギとスヒョンの友情
ジュンギさんのドラマ中見せるあの変貌ぶり
心の叫びがこっちまで、ビシバシ、伝わってくるほどでした
過酷な状況の中激しい葛藤と闘って苦しむスヒョンの姿は特に印象に残り、胸が切ないどころじゃないです、もう。
これでも彼の魅力が満載で、最高に楽しめました

この二人の男の友情がとっても素敵でした

そして、アリの父親　マオ役のチェ・ジェソンさん
裏社会に生きてながら家族を愛し娘に対してはとても愛情深い面を見せるます
これがあるから憎みきれないのかも。。。
そしてドンとしてのあの迫力、出演者のおじさんたちの中で飛び切りカッコ良く見えました

スヒョンがアンダーカバーになってからはー
特に嵌ってしまい、ラストまで夢中で観てしまいました
夜更かししちゃいましたーーー

おもしろい作品でした。
復讐劇としての内容は単純（わかりやすい）だけど、そこに切ない恋愛や葛藤が盛り込まれていて先が気になります。
最後の最後に『ん・ん・ん・・・・？』ってなる場面がありましたが、笑わせてもらったのでヨシかな？
同じ復讐モノとしては「復活」の方が考えさせられる作りになってると思います。（ちょっと古いかな）

それにしても韓ドラって同一人物が全くの別人になる（なりすます）って設定多いですね＾＾；
今まで見たドラマでいくつこの設定があったらやら。
あ、でもいちゃもん付けたい訳ではなくて、そういうのも含めて韓ドラ大好きです＾＾

３話まではイマイチなかんじだったのですが
そこからのはまり具合は半端じゃなかったです

次が気になって気になって届くのがほんとに待ち遠しかったです

見てて悲しいやら切ないやらで涙が止まらないし
はらはら感やドキドキ感もとまりませんでした

ミンギは最初いい加減なしつこい人って感じでしたがどんどんいい人になってどんなに思ってもかなわない恋にかわいそうに思いました

イジュンギはスヒョンの時はスヒョンにみえるしケイの時はホントにケイにみえてしまいました

ギリギリまでハラハラでしたが最後の最後はなんだかあっけないような・・・

愛護の日本のシーンはいらないかもっておもってしまいましたが。。

ラストの
夕暮れの時
すべてが紅に染まり近づくシルエットが
自分の飼い犬か自分を襲うオオカミなのか
見分けがつかない時間
このときは
善も悪もすべてが赤く染まる

っていうことばなんだかぐっときました


次々に大事な人をなくしながら
１つ１つ知っていく皮肉な現実

途中で頼むからもう幸せにしてあげてって思っちゃいました

すごくはまりましたが
あまりにせつなすぎるのでもう１度はみれないかもです

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緻密な計算された「魔王」の復讐と違った復讐ドラマが見れると思います。やっぱり「魔王」と同様復讐ほど悲しいものはないなと感じるドラマでした。復讐心があったからこそ生きてこれたのかもしれませんが。。。

主要キャストのこのドラマへの力の入れようが１話を見るだけでもわかると思います。イメージチェンジを図ったイ・ジュンギはもちろん、「ごめん、愛してる」では頼りなかったチョン・ギョンホの演技の迫力がスゴイです！！さすが韓国で高視聴率を取っただけあります。

迫力あるカーチェイスや銃の撃ち合いなどスリル満点でした。ナム・サンミちゃんの涙のシーンは胸が締め付けられます。美しい人は泣いてもキレイ！！

最後のマオとケイのシーンは号泣でした。ただ一点残念なのは、終わり方。あの終わり方は私としては、ないと思いました。その前までは良かっただけあって余計がっくりって感じでした。

見て損はないドラマだと思います。どんどん引き込まれていくと思いますよ。