太陽人　イ・ジェマ　〜韓国医学の父〜

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全１５巻のうち、まだ４巻目でこんな波乱万丈でいいのでしょうか？
劇薬のヒ素を処方された子どもの患者は回復し、みんな安堵しますが、次なる問題が起きます。

師匠の留守中、運び込まれた食あたりの患者２人。同じ薬を処方して飲ませたところ、１人は息を引き取ってしまいます。
「（医療事故だ）誤診だ」と亡くなった患者の親は怒り、同じ薬で１人は助かり、１人は死亡した原因を体質にあると考えたジェマは事を大きくして、師匠は疑われて牢獄に連行されます。

これまでの診療簿に改善を訴え、ウニョンの協力を得るジェマ。
師匠が無事に解放されて間もなく、ウニョンの軽い嫉妬からソリは雨に打たれて高熱で倒れ、診療所に運ばれます。同時期にやはり高熱の女性患者が運ばれます。２人とも従来の解熱剤は効きません。

体質を考えて、劇薬「附子（ブス）」の処方を考えるジェマ。
母や妻を附子の処方で亡くしたウニョンと師匠は反対、兄弟子のサンウクも定石通りでない処方に反対しますが、命懸けで人体実験を志願したソリのお蔭で２人とも助かります。

ジェマは、実家がボンスの陰謀で屋敷を取られて父は重病とも知らないままに、評判を高め、同様の高熱の大監の息子の診察に呼ばれます。ソリと同じ体質の患者に「ブス」を処方しますが、明らかに
ジェマに嫉妬したサンウクは、陰で薬材を抜こうとしていないか？

高熱から助かったソリにも、また陰険なボンスの悪魔の手が近寄ります。ジェマが立派な一人前の医者になって安心させてくれるのは
一体いつになることなのでしょうね

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これはまた、色々な人に転機が訪れましたね。
診療所の先生から治すのが困難な持病があるので、武科は無理と宣告されます。
「人を救うために武科が必要」というジェマに「医学でも人を救える」と諭す先生。
新しい道が開けて大喜びのジェマは、『ホジュン』でもお馴染み、
「水も大事な専用の水」を知らずに追い出されてそうになります。

まだ気性の荒いジェマは強引な方法で居座りますが、先生の留守に
うっかりミスで兄弟子に、またも追放されます。
探しに来て再会できた「若君ジェマ様命」のドギョンは激怒。
同じく探しに来て、瀕死の母を見つけたジェマは、母を助けながら医学とか何かを知り始めます。

そこに絡むのは、同じく涙の再会を果たしたソリ。
そんなことに気をとられていたら、こちらも『ホジュン』でお馴染み、ヒ素を使わざる得ない重病人の子どもが．．．

秀才ぶりを発揮して努力もあって着々と医学の道を歩むジェマですが師匠に何かあったらどうするのでしょう？

そして、義賊の正体を知られてしまった親友ムナンは？

きましたよ〜。いよいよジェマが医学への道へ足を踏み入れましたよ。待ってました。面白くなってきましたよ。なまじ頭がいいだけにとっても高ピーな態度があるんだけど、その時の自慢気な顔がやんちゃ坊主みたいでかわゆいね。やっと弟子にしてもらったのに、弟子入りした先生がとんでもない医療ミス？？？　早く次を観なくっちゃ。
一つ気になるんだけど、エンディングで場面がストップモーションになるのは定番でいいんだけど、ジェマは次の場面がいきなりまったく別の場面から始まるので、前の回とのつながりがつかみにくいなあ。

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故郷のハマンでは、イ家の正妻が墓の気の乱れの原因はソリの家、ということで、使用人を使って放火させます。ソリはあやうく死ぬところで、ソリの母は激怒。

ジェマもイ家の正妻に抗議しますが、そんな間に両班のバカ息子ボンスが、ジェマによって怪我させられたと訴えため、あやうく捕まりそうになります。
ボンス親子に両班の品位がないと思ったら、お金で「系譜」（身分）を買い、体裁を整えた、元は偽・貴族。
イ家の祖父や父が嫌ったわけですね。

ジェマの父は漢陽の友人に当てた手紙と代々の刀を渡し、ハマンを離れるように言います。

同じ頃、ソリもボンスから逃れるため、ジェマの親友ムナンに伝言を託し、漢陽に向かい、ムナンもまた同様に旅立ちます。

ジェマもソリも、苦難が２人の再会を邪魔します。
家門再興をかけたジェマですが、苦難の原因の一つは治療法がはっきりしない、心因性もあると思われる、食道のケイレンと腕や足が麻痺して力が入らなくなる病気。
ソリの苦難の原因の一つは、母親の博打好きな今の連れ合い。

行き倒れかけたジェマを助けたのは名医の娘ウニョン。かなり活発で跳ね返っりなところもありますが、ジェマの看病をするうちに情が移った？感もあり、医師の弟子にして兄同様＆恋心も？のサンウクは、今一つ歓迎しないムードになってきました。

目指す武官の科挙は持病のため断念さざる得ないような雰囲気のジェマですが、このまま故郷に帰れるはずもなく、どうするのでしょうね？

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冒頭から衝撃的シーンでした。
韓国ドラマではお馴染み、河辺の風景。大違いは、時代は近代、そこを上って来たのは異国の大砲を備えた蒸気船！！
防衛する朝鮮の軍も民も倒れて行き、医官に、民が瀕死の者の助けを求めるが救えない。そこへ現れ、救ったのが旅姿のイ・ジェマ。「私と同じ太陽人だから助かった」と。
「太陽人とは、太陽みたいに明るい人、ではなかった！」と驚きました。

数十年前、イ家は没落し、現当主は仕官も跡継ぎも出来ず、酒に酔い、生活の為に妾になれるように母親から仕組まれた知的とは言えない娘と一夜を過ごしてしまった結果、庶子ジェマが誕生。

家門再興の夢を託され、実母と離され「若君」として立派に育ち
ながら、正妻には病弱ながら「嫡子」が誕生。兄弟仲は良かったのに事故で弟が亡くなると、身重な正妻は怒り、出生の秘密は暴かれ、ジェマは下働きとして耐える毎日を送ります。
でも、巫女の娘「ソリ」とは、青年になっても恋人同士。
「ソリ」も『商道』にも出てきましたが、高官しか持てない「金貫子」を持ち、何か曰く有り気です。（女優も同じキム・ユミ）

イ家の正妻は２人目の子も寝たきりで、ソリの家を災いの源と恨み、因縁深い両班のバカ息子も横恋慕して狙っています。

そして、なぜか爽やかそうなのに胡散臭い人物は誰？昔、腐敗してる村長以下の有力者の宴会に矢を放った義賊軍？らしいが、正体は不明で、１巻目から気になります！
そして、これも見始めてしまうのです．．．